まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
以前に、【1265】の投稿で49鍵盤のキーボードケースが完成していました。
61鍵盤では横幅が不足で49鍵盤用に対応というものになりました。
1m強あっても61鍵盤が無理ということが、いかにキーボードも横に長いアイテムであることが分かりますね。
そして、その後、【1277】投稿をもって、61鍵盤用のすべてのキーボードケースセットが揃ったのです。
そこで、今回は、以前の製作の49鍵盤用も内袋だけは製作しておいて、現実的に喜んでご使用いただけるものにしようと思いました。
ということで、このたびは、49鍵盤用の内袋の製作となります。
ふんわり素材であるフリースの利用と朴訥とした素材感に洒落を効かせる両端切替テクニック
以前、61鍵盤用の時にもお話させていただきましたが、この両端巾着デザインがキーボードをスライドさせて入れるときに有効であることや、持ち運び時の左右の重さのバランスを均一にする効果があります。
実は、この切替の両端の花柄は、本体のキーボードケースの表地と同じ。
そして、5cmのダイヤキルトをかけて真っ二つにカットして両端に設置したのです。
巾着紐も共布ですので、全体のコントラストとすっきり感があります。
裏地に素敵なワイン色のサテンをコーデしてみました。
たまには、差し色で赤が登場するのもモノトーンには効果的な例です。
最後の巾着ホールのステッチの際に、こうしたサテン地はしわが寄りやすいので、待ち針が必須です。
しかも、細かめに打っていくと、均等にしわが配分される方向へ行きやすいです。
何かのご参考になればと思います。
キャンディ型は愛嬌がありますね。
あとがき
前に作ったものでも、後からその後の学びがあって、61鍵盤用を作った後で、もう一度49鍵盤用を振り返ってのこの度の内袋の製作でした。
楽器ケースでは、内袋はかなり有難いものだと実感しています。
ケースも隙間があるので、そこから楽器が丸見えよりも、内袋によっておおわれている方が安心感が高まります。
よく書いていますが、製作したお品というのは、その見映えだけでなく、その「心地良さ」も大きな割合を占めるのだと思います(^-^)。