まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ワードローブの中で1つ悩むことがありました。
それは、素敵ながらも難しい色のボトムの色と柄でした。
これに合わせる「トップス」がなかなか見つかりませんでした。
そこで、白のフレンチスリーブブラウスを持ってくるところまでは進みました。
その続きの工夫をこの度ご紹介したいと思います。
ここまで上下がそろったら、後は小物ということになりまして、蝶ネクタイを自作していくことに決めました。
とはいえ、クラシックな装いではなくカジュアル感を出していきたいと、その出来上がりのリボンにチェーンを通したペンダントにしようというアイデアなのでした。
このたびは、型紙をご紹介するとともに、蝶ネクタイを今すぐお求めだったり、「演劇や舞台用」などであればハンドメイドの方が舞台を作り上げる意味も深まると思いますので、是非。
暑い季節には、スカーフやネクタイに対して気持ちが乗らない場合の、「蝶ネクタイペンダント」のご提案
スカーフやストールも襟元にアクセントとして活用できますが、特に暑い夏に向くアレンジとなります。
そんなことを考えた結果、スカーフと同等な存在感も可能な蝶ネクタイのペンダントを思いつきました。
本格的な蝶ネクタイだと、スタンド襟の所にベルトを通してきゅっと襟元をしめる着け方なので、とてもクラシックで、お出かけ用にシーンが特別になりそう。
そこで、日常向けにでも蝶ネクタイのモチーフだけを引用させていただく、本来の蝶ネクタイの製作過程のベルト部分を省略したものです。
ベルト部分というのはリボンの真ん中のパーツではなく、首周りに取り付ける時の長いベルトのことですので、これは省略しますが、「真ん中:ノット部分」は専用の型紙を作り合体していきます。
通常ペンダントトップはここまで大きなものではないので、お好みで小さくもできますが、いかにも蝶ネクタイを着崩しているかのような面白さがあるのではないかと考えました。
よって、ほぼ基本的な蝶ネクタイのサイズでいきます。
右のループは6.5cm四方、とても単純です。
それで、一応地の目の向きはこのように型紙は作りましたが、ネクタイのようにバイヤス向きに裁断したい場合、柄がストライプを斜めにかっこよく出したい場合にこの小さめの型紙の向きの角度を変えることでそれが実現できます。
小さな面積ではありますが、こういったものは柄の出方は重要なので、拘りに合った向きで裁断されたら良いかと思います。
型紙はとりあえず、ストレート裁ち用にノーマルな向きにしてあります。
この度の実際の完成品は、実は自前のものなので、ある1点の出来上がりの古着ネクタイを解体してリメイクして作ったものでした。
よって、「著作権の遵守」の為に完成品を写すことを控えさせていただきました(^-^)。
ただ、それでは、とても残念過ぎますので、後日、新品のはぎれで別で作ったサテン地の花柄生地のお写真をこの後掲載します。
次の【1006】という番号のブログ記事で作り方一式をご紹介します時にも出てきますが、とりあえずここでその完成品のお写真を先に掲載したいと思います↓。
あとがき
コーデは本当に楽しいですが、難しい局面もあります。
特に古着であると、代わりのアイテムがなかなか見つかりにくくて困難な場合がありますが、そこをクリアしていったときの喜びがあってこそ熱が入ります。
そんな難しい局面こそが、ニーズだと思っておりますので、時間がかかったり躓いて悩んだことこそ是非お伝えしたいと思います。
いくら、「着崩す」と言っても、元の蝶ネクタイの本来の上品さやクラシックさは残す方がかえって意味があると思っておりますので、そんな「着崩し過ぎないバランス」を伝えできればと思います(^-^)。