まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
短い期間での生地の在庫の一掃を兼ね、「インテリア収納袋」というトート型や巾着袋を連続製作中です。
この度の製作は、サイズ4種の中の「小」、マチは15cmあり、中に物をしっかり入れられるたくましい「小」です。
素敵な生地で思いっきり製作したいという願望も叶えています。
なぜ「小」になってしまったのかの切ないエピソードと美しい完成の姿
もともと「中」を製作する予定でしたが、あるミスを起こしてしまいました。
というのは、このたび使用の柄の向きの特殊さにあります。
この柄、よく見ますと、茎や葉っぱの向きが一方方向だと分かります。
最初、正面から見た時に片面がこの向き、もう片面を反対に「中」で裁断してしまいました。
「中」が1つ裁断できるところにはそういった意味では価値があったわけで、いかに、「中」の面積と「小」の差があるかも分かります。
お花柄は、向きが特にないものも多いのですが、もともとこの生地製造にもこだわりがあるようでした。
地の目が縦向きに柄が配置されることがほとんどですが、この生地は、横向き。
今映っている正面から見たときに地の目が横向きという特殊さです。
そして、パリッとした硬さがあるものですから、おそらくいろいろ擦れたりする中での傷みが起きやすい生地だと思います。
せっかくの素敵な柄ですので短命な「使う」タイプよりは、入れ物に徹する「使わない」タイプの方が長持ちすると思います。
さて、この裏地の黒色ですが、とってもユニークです。
質感は、紙を燃やした時に舞い上がる軽くて薄っぺらい灰のよう。
しかしそのイメージを覆すような、とってもしっかりと織られた生地で、大絶賛です。
こちらの生地屋様は、「ヤフーショッピング」様の「サラサ」様、2020年12月に出会った生地です。
この時くらいから、「コロナ禍」のお出かけ購入を控える環境の影響で、ネットの生地屋様にお店が結構あるということを知りました。
大手ポータルサイトの中で探すだけではなく、自社ホームページで直接販売されているようなお店もどんどん探していったのでした(画像からの検索の仕方です)。
あとがき
まだ、「ミニ」というサイズが登場していませんが、現在は、生地を余すところなく使うということで、ほぼ縦40cm以上の生地のストックを巾なりで持ち備えているために、「大・中」中心の製作です。
せっかく素敵な生地を調達したのだからと小さめを複数作る考え方もありますが、こうして体験してみると、たった1点のみであっても、できるだけたっぷりのサイズで柄を大きく広げて使う「価値」をすごく感じています。
せっかくの広幅で素敵な生地があったなら、是非大きなバッグを作ることをまず考えるお勧めをしたいです(^-^)。