まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ジュエリーの中でペンダントがありますが、ペンダントトップのみに注目されるものの、意外とチェーンが見落とされがちです。
既製品においても、大ぶりなトップに対して取って付けたような、いかにもバランスが考えられていない極細チェーンが当てられてしまっていることがとても多いです。
実は、チェーンこそ地金使いの割合が最も高いジュエリーアイテムであり、高額で当然であるべき地金の割合意外にも価値がある、とても影響力のあるアイテムだということをつくづく思います。
重さを測ってみますと、トップとチェーンとではチェーンが本来いかに重厚なものなのかが分かります。
↑とは言え、極細に作られているチェーンを測るのではなく、ペンダントトップに相応しい太さや丈夫さのチェーンという条件の場合です。
レンタルジュエリー業者でありまして、チェーンも1アイテムとして個別でじっくり選んでおります。
このたびは、ジュエリーチェーンの「長さの4種」をご紹介しますと共に、使い分けすることでの印象や効果などについて綴りたいと思います。
ネックレスチェーンの4種の長さとネーミングがある、それぞれの見た目への多大なる影響力
主に4種のネックレスの長さがあります。
オーダーメイドはかなり高額であり、やはり既成品で探すことが近道です。一般的な既製品の長さは次の4種の中に納まります。
では、短い順番い1つ1つご紹介です。
好みのカッコイイ長さだと思います。
視線がいち早くここに向くような際立つジュエリーになれると思います。
ただ、首の太さが人によってまちまち。
どちらかというと頑丈な方の首で、35cmはきつく36cm辺りかと。
40cm以上は、チョーカーの首に沿う良さが変わってしまうので、首のサイズは違えど、やはりめどとしては、40cm手前までという範囲でしょうか。
ロックっぽいという表現をさせていただきましたが、この強いアクセントとして映る姿が「とがったイメージ」を作ります。
お洋服による主張を強く表したい場合に更なる効果として「チョーカー」の出番があるかと。
ジュエリーが本来お出かけ用などの特別であることの象徴のようなクラシックさがあります。
機能としては、ネックレスが一番ゆったりと座るような着け方になります。
ただ、そうはいっても首に沿うことで、最初の「チョーカー」と同様、汗や汚れは起きやすい長さです。
過去のドレスを纏った貴族達の絵画にはネックレスも多く描かれてきました。
現在においても「皇室」のようなお立場の方々がお召しになるネックレスの長さはこのプリンセスレングスが最も豊富だと見ることができます。
ジュエリー好きで、ジュエリーを複数に展開するようになるとやっと長さを意識するようになるのかもしれません。
きっかけはタートルセーターの時にもゆったり付けられる長さを求めたというところからでした。
50cmくらいからセーターの上にも違和感なく装えるようになっていきます。
マチネレングスは、「万能」と呼べる長さだと言えます。
同じ範囲内におさまってはいますが、60cmになるともっとゆったりとして、「自由」のような心地が生まれます。
ジュエリーを余裕を持って楽しむ者がこの領域に目を付け始める長さだと言えます。
長くなれば、地金価格のグラム数にそって当然高額になっていくわけですが、ロングの魅力はつきません。
実は、ロング丈は大変好みであり、抜け感の演出にはとても効果を発揮するカジュアルな長さです。
この長さを持つこと自体がチェーンを意識する者の行動の証のようなもの。
拘りや個性の演出、そして遊び心をもった躍動感あふれるジュエリーを人目に披露するような存在です。
あとがき
いろいろな長さがあると使い分けも豊富で便利。
そして、一番には心の中の充足度が高まります。
物をコレクションすることは、心の中の豊かさを作ると思うからです。
ジュエリーを集めていく順番としては、自然にプリンセスのような普遍的な長さから始まることが多いのも、ジュエリーに対する「成長」のようなもの。
ですから、一番豊富な数があり基本的な「プリンセス」からのスタートというのはごく自然なことです。
ただレア感ある長さの「オペラ」や「チョーカー」は希少なので早めに入手が良いということも言えます。
「プリンセス」にはある程度接した次のステップとしてどの長さを選んでいくのか、それとも「プリンセス」のままで通し別のチェーンの種類を持っていくなども大変素敵な拘りの形だと思います。
順番など勧めるようなものでもないのですが、ジュエリーも出会いの時が勝負。
ピンときたときに早めが「その出会いをうまくものにする」ということになります(^-^)。