和風の王道「牡丹の花」が美しく彫られた小判型の18金ペンダント、一見洋風なブーケリングを加えた新しい解釈【496】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーにも、お洋服みたいに「和風」というテイストがあると思っています。

採点するならば、申し分のない100点満点の素敵な小判型ペンダントのご紹介です。

プラチナも一部混じりとても美しい和の世界観。

他のジュエリーアイテムとの同時付けに意外性を取り入れた新しい組み合わせとして行き着いたその経過も併せてご紹介したいと思います。

形の特徴をじっくりととらえると見えてくる他のジュエリーとの同時付けの案

K18YG/PT900コンビのペンダント:チェーンはあずき80cmのK18YG。

右上のPT900の小さなパーツはつぼみだと思われます。

細工がとても美しく、縦に入ったヘアラインのような筋が躍動感あふれます。

最初に考案した時のセットの組み合わせにはそれはそれは苦労しました。

もう何と組み合わせたらよいのか、てんで分かりませんでした。

最初の考案の3点セット:「和」を意識。七宝繋ぎの柄を取り入れたリングや葉っぱ部分とリンクのブレスで。

その後、リングの華奢さが気になりまして、ペンダントのずっしりとした重みに対しては不足を感じました。

もともとその不足を気にしてリングをダブル使いしていたのですが、1つのリングでもっと違うものを探すことに。

そうして、最終的に納得した組み合わせがこちら↓。

考案し直した3点セット:リングは洋風なのに和風のトップと合わせたところに固定観念を越えた解釈があります。

このリングは見たところ洋風ですが、あえてこの組み合わせを致しました。

ペンダントの葉っぱのギザギザがブレスのギザギザと、そして、リングのお花の外枠のギザギザと相性良くまとまったと思います。

常に装いの遠目から見た時をイメージしながら組み合わせております。

「和テイスト」に拘り過ぎていたとしたら、和風なリングを選んで、こうはならなかったと思います。

1つのアイテムだけのイメージがいかに固定観念だったかをこうして3点を組み合わせることで出来上がる雰囲気で知ることがあるのです。

ジュエリーが宝石のみでできているわけでは決してないということがありありと感じる和風ジュエリーです。

地金だけでも間違いなく素敵なジュエリーなのです。

そして、元々ジュエリー自体が地金が基本にあるものであるということもメッセージとしてお伝えできればと思います。

あとがき

もしかしたら、宝石が入らなくても地金だけでジュエリーが十分成り立つのではないかとさえ思わせてくれたこのたびのペンダント。

ただ、さりげなくダイヤモンドも埋め込まれていました。

それは、元々ペンダントトップだけだったこのペンダントがペンダントトップとして作られた「証:あかし」はその1粒のダイヤモンドに現れていると言えます。

見ているととてもかわいく思えてくる和柄ジュエリー。

「和」という言葉だけのイメージにとらわれず、見た目の率直な感想を大切にした結果生まれた新しい組み合わせ方でした(^-^)。

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