まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
宝石類のお花のモチーフはクセのある形だということをよく記事でお話させていただいております。
けれど、それ以上にかわいらしさ、芸術的な美しさがとても魅力であり、一癖ある組み合わせの悩みや困難を上回ることがあります。
お花がたくさん集まったブーケリング、パステルカラーのマルチサファイアが文句無しの素敵なリングをご紹介したいと思います。
指への着け心地抜群のフィット感の正体は融通の利くチェーン繋ぎにある
お花リングもいろいろ見つけてまいりましたが、それぞれが「唯一のもの」であるように、特徴が際立ったものを選りすぐっています。
今回は、まあるい形のお花が集まったパステルカラーのブーケリング。
優しいカラーで可愛くて、サファイアで勢ぞろいしているところに「元は同じコランダムという透明の原石だったのだ」という「歴史と哲学」が入ります。
パステルカラーを作る天然石は、ダイヤモンドとサファイア。
透明がダイヤ、残りのカラーはすべてサファイアという構造で、色が優しくて気分が涼しくなります。
少し前の記事で、100点満点を付けたいというお話のボタニカルなフラワーリングをご紹介しましたが、今回のこちらも100点満点です。
はめ心地も心地よく、お花の連結部分がチェーンのような構造で柔軟性があります。
横から見るとわずかに楕円形のような円の形に映ります。
このことが、指に心地よくフィットすることの正体です。
このリングを中心にして他のジュエリーを決めていくセッティングの仕方が決まりやすいです。
何もスタートはペンダントからでもないのです。
このたびの3点セットのキーワードは「丸/ラウンド」です。
ペンダントトップのチェーンのラウンドチェーンとブレスのラウンドチェーンはサイズが違いますが同じ種類のチェーンです。
余計なフォルムを入れずにきっちりと意識して可愛い雰囲気を作ってみたところが工夫した点です。
あとがき
お花リングは、うっとり眺めてしまうような芸術的なものもあります。
身に付けて装うことができるところが、観賞のための美術品とは違うジュエリーの機能的な点です。
前述にもあります、クセのあるという点は注意しなければなりません。
同じお花同士でも、花びらの形が少し違うだけで別の2種のモチーフが同じ1場面に存在し、カオスに映ってしまいがちなこと。
そう考えるとこのたびのフラワーリング、他のジュエリーとの組み合わせは決して簡単ではありません。
そんな難しい所が私の出番だと思っております。
このリングを私が付けてお出かけすることはありません。
お客様がうっとり眺めながら楽しんで付けていただくためのお仕事をしております。
「本物志向のレンタルジュエリー」どうぞよろしくお願いします(^-^)。