まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグのバニティ型の製作に集中し、1点のデザインの質を高めていく期間と決めました。
裁断は6点程準備済み、同じバニティデザインで製作予定です。
バニティ型は「卵焼き」と名付けておりまして、親しみやすく日常的な使い方をイメージしたネーミングです。
バニティ型は、ファスナーが側面を向いているのでやや開閉がしにくいデザイン。
よって、旅先など急いでいる場面で使うようなシーンでは、中身がこぼれやすい心配があります。
ショルダーを付けない、ハンドバッグのみの台やテーブルに置いて開閉するようなインテリア使いのシーンの方が向くと思っております。
このたびは、バニティバッグの取っ手の部分を高めていきます。
均等に美しく設置するための徹底事項を導き出すことを製作の中で見つけてまいります。
たった1つの取っ手こそが重要、正確に取り付けるための六角形タブデザインにも目印がある
通常はハード薄芯も貼るのですが、ゴブラン織りは特別。
省略して縫いやすさを優先しました。
蓋を持ち上げる時の変形防止も兼ね、ハード厚芯はマストです。
このまっすぐな線を楕円の縦と並行になるように視線を集中。
デザインでありながらも、目印というかものさしのような役割をしていただく六角タブなのです。
確実に六角パーツがハード厚芯上に乗るために、ハード厚芯の面積をもう1cmくらい広げた方が良さそうです。
早速ハード厚芯の型紙を広げる改良したいと思います。
どうしようもなかったのが、側面の長いパーツが足りなくてハギになったことです。
バニティの正面は柄がつながっていることがマストだとここから分かります。
ゴブランのような厚みがあり硬い生地なのによくここまで立体的に仕上がりました。
あとがき
バニティバッグは立体的ですので一見難しそうですが、職業用ミシンで可能です。
しかもゴブランでこのたびは完成できました。
冒頭では、インテリア使いのような使い方の方が向いているというお話を致しましたが、外出用が不可能ということもありません。
もしリュックにしたい場合は、斜めがけよりは比較的使いやすくなります。
それは左右のリュックショルダーのバランスがあるからです。
これらに支えてもらうおかげで、てっぺんの取っ手はよほどの臨時の場合に持つくらいの出番として使用場面が減るからかえって使いやすくなるのです。
サイズ感を大きく変え、縦を伸ばしたデザインは、ここ最近にリュックでも「筒形」タイプのようなモデルとして引用されているのをご存知かと思います。
最初に小さめの試作や研究品を製作しておいて、サイズを思い切って変えると、そのバッグを使うシーンが変わっていくことがあります。
このようなデザインの応用の仕方もあるのです(^-^)。