まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在製作週間にしております「スーツに合うエコバッグ」。
こちらも後半に入ってきました。
今回使用の生地と残り2生地を終えたら、集めた生地が終了します。
スーツに合うということでいうと、このたびの生地はなかなかコーデの範囲が広い無地となります。
やっとここで登場の初の「完全無地」
よく考えましたら、これまで、ジャガードやストライプなど柄入り生地を使ってばかりでした。
このたびは、バイカラーの切り替えもしない、完全無地1色で作ります。
色は、「グレージュ」などと呼ばれるような色です、「モカグレー」とも呼べますかね。
この色はなかなか便利な色です。
黒にも合う、茶色にも合うといった中間色で、とてもクール。
そして上品さもあります。
そこへ、カーテン地のボコボコした織り目が「エモい♪」です。
マチにほどこすラッピングのテクニックを修行中
ラッピングは、ここ最近多く機会を得ていて大変勉強になります。
はっきり言って難易度は高めです。
技術が必要ですが、技術と言ってもたくさんのコツの集まりなので、それを見つけて1つ1つ忠実にそのコツを全うしていけば上手くできるものでもあります。
確かに単純なものではないかもしれませんが、この機会にたくさん経験して得意分野とまでになればと思います。
ただ、後の「再考案」では、そもそも地縫い自体を縫い代1.5cmではなく縫い代側に寄った7.5mm程度に行い、完全に地縫いを隠せる位置にした方が確実と判断。
ここからも仕様が今後発展して改良されていきます。
ラッピングの幅が変わらないことで、地縫いを7.5mm程度に改良したことの効果が出そう。
完全に地縫いがラッピングによって隠されるのです。
この突き出しの意味は、地縫いの線が見えないようかぶせる役割。
ということで、できあがりが今一つなマチのラッピングでしたが、それだけ完璧に行うことに注意が必要な部分なのです。
しかし、今回の学びは大変有難いこと。
本などには決して書いていないこと。理論通りにやっても、生地によっては通用しない場合があったわけです。
確かに私も最後の方引っ張ったりもしていたし、目視もしていなかったので、この辺りをきちんとどの素材であっても行っていきます。
例えば、幅が表裏でずれがちなら、最初から反対方向へずらしておくとちょうどになるなど、
「職人技」の粋でコツを得ていきたいと思っております。
見えない部分と言えばそうですが、見ようと思えば、見ることが可能な部分ではあるわけですので、美しく仕上げたいです。
あとがき
すでに上述しましたが、ラッピングのある場所の地縫いは、ラッピング幅よりも半分くらいに完全に隠れるように設定しておくと、その後のラッピングに集中できます。
これまでのように地縫いを1.5cm、ラッピングを1.5cmとしてしまうとラッピングの際に地縫いが見えないように気を付けることも加わり注意点が多すぎて苦労し過ぎます。
苦労するところは、どうしても必要なこと以外は解消し工夫してその悩みを消していくことも結果美しく仕上げるコツだと思いました。
このお品は、後に見本としてコンテンツにまとめ、作り方販売をしていきたいので、この時点で徹底的にメソッドを確立したいのです。
是非出来上がった暁には、コンテンツでじっくりご覧いただけると嬉しいです。
販売しますので有料なのですが、それ以上に腕をあげていく、他のバッグにも応用できるなどのたくさんの結果が出るようなお力添えを精一杯してまいります(^-^)。