エコバッグをスタイリッシュに仕上げたい、左右等分に厚みを均等にならすための両サイドの三つ折りを倒す方向の徹底【228】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

連続でエコバッグ製作をしています、エコバッグ製作週間をもうけております。

たためるけれども丈夫さも追求したデザインでして、多種の生地で1点ずつ作っています。

レジ袋型はたっぷり容量に限界を感じておりまして、「トート型」を採用。

レジ袋というよりも「紙袋」の代わりのようなデザインです。

今回は、サイドの縫い代を利用して三つ折りする形の縫い代始末のパイピング部分と、底を共生地でラッピングするという2つの厚めの部分が重なり合った部分を追求します。

この部分をいかにすっきりとまとめるかという工夫において、ラッピング同士が重なる部分を平らにならす工夫を致します。

両サイドの三つ折りに関しては同じ面に向かって行う

まずは、両サイドを地縫い、三つ折りラッピングという手順で縫い代を隠します。

いきなり三つ折りラッピングはしておらず、地縫いを先に行っています。

三つ折りは同じ側で行う:2.5cmの縫い代を地縫いし、右端のように三つ折りにして縫いとじステッチ。

↑おおわくこのようなイメージですが、もっと近寄って詳しく見ていきます↓。

2.5cmのサイドの縫い代の地縫い:この2.5cmの箇所にステッチを入れてしまうことを後に見直しました。

2.5cmの縫い代のそのままではなく、半分以下の7mm程度にまずステッチを入れると、その見えたくないステッチが三つ折りの中に隠し込まれ、2本目の縫い閉じのステッチの後ステッチの跡が1本だけ見えてすっきり。

このやり方だと2本のステッチが不ぞろいで目に映るところに困難があり、そうであるならばと現在の「当ブログの手直し」の際にこうしてお伝えし直しております。

画像は改善前の画像なのでご了承下さいませ<m(__)m>。

サイドの地縫い後の三つ折りのスタート地点(上の方が底周辺)。
サイドの三つ折りステッチをかけています。
サイド三つ折り同士は同じ方向へ倒す:反対側もこちら側と同じ向きへ倒しています。
底部分のラッピングを倒す向き:先ほどのサイド部分と反対側に倒します。
すべての縫い代を縫い閉じた状態:Tの字の横がマチ、縦の細い方がサイドの三つ折り。

全く写せていませんが、画面には映っていない底のラッピング部分はこのサイドとは反対側の左側に倒れています。

出来るだけ平にすることで、マチのラッピングをしやすい状況を作って重ねたわけです。

縫製の順番は、サイドの三つ折り→底のラッピング→マチのラッピングということがマストです。

支柱の位置を外側寄り過ぎの間違いをしました・・・無くはないかな(^_^;)

ダイヤ型ピンドットジャカードのエコバッグ・・・赤い色が目を引きます。
底ベルトは裏面の赤ではなく、表面のピンドット生地を利用してなじませています。

実は、大きく間違えている点がありまして、支柱の位置が外側過ぎました。

もう5cm内側が正解。

しかし、一見気にならないという見方もありますが、仕様とはちがってしまいました(^_^;)。

今後の課題として思うことは、底ベルトがまっすぐに付いていないこと。

しっかり直線を引いてそれに忠実に縫い付ける必要があります。

もう1つ、以前のバイカラー仕様の際に底部分が混沌としていた理由として底ベルトまで無地の生地で仕立ててしたところをこのたに共布にしたことで、より支柱のアクセントがくっきりと美しくなりました。

これで腑に落ちています。

あとがき

今回は、赤色が登場しました。

スーツに合うということがテーマなので、ピンドットは、ネクタイを思わせるような雰囲気があります。

少々クセのある柄かもしれませんが、そんな柄も気軽に持てるところに、エコバッグの良さがあります。

常に持っているバッグではなく、時々出して使うだけのバッグならではです。

「繰り返しの柄」はメンズ小物のネクタイの「小紋柄:こもんがら」を彷彿とさせます。

ジャガードの当配列はきちんとした印象にもなりますので、スーツにもよくマッチしそうです。

まだまだエコバッグの製作続きます。

次回もまた新たなる生地が登場。お楽しみにどうぞ(^-^)。

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