まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
古着がいかにも古着であるその年代がイメージできてしまい過ぎると、本当に古い物に映ってしまいます。
それはファッションとしてはかっこよくないのです。
古着をうまく装っておられるおしゃれな方というのはこのバランスが上手、古き良き味わいに新しい息吹を必ず吹き込んでおられるのです。
なぜそのように映るのかの視覚的な分かりやすい例として1つがボタンのデザインです。
このようなボタンは、たとえ良い物であっても「昭和」のにおいがするのです↓。
ということで、古着のワンピースを新しい着方にするための単純なリフォームとしては「ボタンの付け替え」があります。
実際の20年来のストックのボタンはいろんな事情から保管してあったものでして、古着の付け替えに役立つことがあります。
このたびは、ストックの仕方の工夫と実際に使い切ったボタンまでをご紹介してまいりたいと思います。
古着から取り外した大量のボタンストックの整理整頓、同じ種類をそれぞれチャック袋にまとめる方法がピンポイントで探しやすくなる
ここからは、何かに付いていた同じ金ボタンが多数余っていて、同じボタンを4点ものワンピースに付け替えてすべて消化し切ったという例になります。
ここまで共通に使用したということで、いかにそのボタンが素敵だったかということになりますし、金ボタン自体の存在感を見ることができます↓。
お洋服の様々な色や柄によって同じ金ボタンの存在が少しずつ違うのもこれだけの数の金ボタンを複数に付けてみて分かったことです。
とても楽しいものです。
どれも古着なのに、新しい装い方への第一歩がボタンだけで踏み出せるような気がしてくる、ボタンの存在感がどれほどのものかということなのです。
あとがき
やはり、こうして見てみると、黒コーデ主流スタイルをしていきますと、黒のボタンを多く利用する傾向にありました。
上述のすべて使い切ったゴールドボタンも黒ベースに対しては「差し色」なのです。
こんな感じで、敬遠しがちな古いモデルのお洋服がボタンのおかげでガラリと雰囲気が変わり親しみやすいものになることがあるという「ポテンシャル」について綴りました。
そうして、古くても良質なもったいないお洋服をうまく掘り出せればそれはとても素敵なことだと思います。
ところで、廃棄服や古着から取り外した元のボタンはどうなるのか。。
これについては、現在ストック中ですが、1つ案があります。
「古着テイスト」というカテゴリーです。
古着がもっと価値を置かれ、大半の方に当たり前に愛でられるようになった時代になっていくとより効果的なのかもしれません。
例えば、ファストファッションの行方に困った場合が考えられますが、あえて、古着のボタンを付けることで、がらりと雰囲気が変わる可能性です。
ボツになった昭和時代のボタンも何らかの形で使える方法を今後考えていこうと思います(^-^)。