アシンメトリーなデザインでありながら持つ人間の体の左右のバランスにも配慮、ワンショルダー使いとリュック使いの2通りが使い分けられるバッグ【1285】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「ワンショルダーバッグ」が完成しました。

ただ、今後の課題も見つかり、徐々に磨きをかけていきたいと思います。

ぱっと見はコンパクトですっきりとしたデザインになりまして、片方の肩で担ぐようなスタイルでありながら、もう1つの使い方としてリュックのように背負うこともできるという作りを入れ込みました。

ただ、2つの使い方を兼ねるデザインはどうしても片方が使いにくいものになるというどうにも仕方がない問題が起こります。

出来上がった本体の寸法のバランスの答えのようなものが、過去のヴィンテージのワンショルダーバッグにメッセージのように現れていたのでした。

リュックに背負う時のバランスは円形がダントツ均一的、過去のヴィンテージバッグには決まって筒形の円形底が多いワンショルダーバッグに学ぶ

リュックにもなるワンショルダーサック:<サイズ>縦34cmX横21/34cmXマチ15cm。

以前作ったのはワンショルダーのみの機能として考えていましたので、もっと横幅が広かったのですが、今度は狭めました。

そして、左サイドの部分を背中に当てた向きで、リュックにも使えることを考えていきました。

ただ、結果としましては、まだまだ配慮が足りなかったと反省しております。

マチ15cmという狭さは背中には不安定。思い切ったマチの分量で円形に寄っていく正方形底が正解なのだと。

まだ今後も、違う生地でこのデザインを改良して製作しますが、この1点目と同じマチが15cmでは足りないと思っています。

リュックとして背中に背負うには20cm以上のマチがあった方がよいこと、そもそも奥行き(正面からは横にあたる長さ)とマチが一致した底面が正方形であることが最低限であると解きました。

そうしますと、よくある、楕円底で側面が途切れることのない一繋ぎぐるり1周の方が、ハギ目がリュック仕様の時に人から見る背の真ん中に出ないというメリットがあります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2023.05.21からおよそ1年半後の2024.11.27にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

現在では、楕円底に落ち着いていまして、ワンショルダーそのものをやめています。

結局2つを兼ねることの1つずつのパンチの無さを見直し、1wayだけで勝負することにその後は決めたのでした。

とはいえ、この時のワンショルダーの経験は非常に良い過程でした。

特にワンショルダーのみにとどまらない内部構造は2024年にも引き継いでいますので、是非ご覧くださいませ↓。

<表地>エステルポプリン、ポリエステル/100%、日本製。<裏地>キュプラ裏地、キュプラ/100%、日本製。

裏地のドットはジャガードです。

水玉柄に関しても、プリント物よりもジャガードタイプの方が高級感に溢れます。

フラップを開けた時の様子:型玉縁風のスタイリッシュな隠しポケットが顔を出します。ジャケットみたいです。
「レンズストッパー」:「HMB教室:ハンドメイドバッグ教室」というカテでも作り方をご紹介の定番パーツ。

あとがき

この先は、このたびの底面の偏りを解消する円形に近い正方形底でいくつかワンショルダーバッグを作っていきまして、最終的にはこのモデルは終わりました。

終了ということも決して悪い意味ではなく、今後の発展のための重要なステップなのです。

そうして、現在の2024年の両肩のショルダーのナップサックの大きめサイズの楕円底に向かっていったのでした(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください