キーボードバッグに加えて更に追加製作したキャンディ型の内袋、重い楽器を左右どちらからも出し入れ可能で、外から見えない安心感を得た【1273】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびの記事は、前回の【1272】の記事で一度外袋が完成したキーボードバッグに対して、まだ残る不安のような心地を解消していく更なる続きです。

【1272】では、61鍵盤用キーボードケースがデニム生地のパッチワーク素材で出来上がっていました。

ところが、キーボードが入り口から見えてむき出し感があったことの心地悪さを感じ、解決したいと思いました。

そこで、更なる「内袋」でキーボード全体を覆うことを考えたのがこのたびの製作品になります。

左右が巾着のキャンディーみたいな袋、アシンメトリーなアンバランスを均一にでき、持ち運びが安定することと出し入れの方向が自由

ここへ、更なるキーボードを包み込めるような内袋を作ろうということになりました。

この発想は、かつてヘルメットバッグを製作した際に、そのままヘルメットを入れるのではなく、いったん収納袋(ヘルメット購入時にもらえることもある)へ入れ、さらにバッグに入れるという二重のプロテクトが効果的だという経験がヒント。

キーボードバッグの上に置いたキーボード内袋:二重仕立て。実際に61鍵盤のキーボードが入っている状態です。

裏地付きの巾着袋の仕様をそのまま素直にアレンジした両サイド巾着機能の実現です。

巾着紐を裏地の残布の薔薇柄でコントラストを効かせながら巾着紐に作りました。

内袋の素材は、麻/ポリの土のような色で、共布の裏地付きで製作。

温かみはあるカラーですが、やはりそれだけではカジュアル過ぎて粗いイメージ、コントラスト効果を出しながら巾着ひもを柄にしたのです。

結果はかわいいキャンディーみたいで、見た目も良くなりました。

元のバッグ自体はゆとりがあり過ぎましたので、内袋の左右の巾着部分の出っ張りによって場所をとることで、隙間を解消するところへ踏み出すことができたのだと思います。

内袋に入れる時は両サイドの巾着紐が解かれ、スライドさせて入れられます。
内袋のもう1つの効果:キーボードのむき出し感の解消です。内袋に包まれ持ち運び時も収納時も安心できます。

このびの巾着両サイド型は、様々な製作品に引用できそうです、是非イメージしてみてくださいませ。

あとがき

不思議なもので、今まで何点もの巾着袋を作ってきたにもかかわらず、このキャンディ型の考案はこのたびが初めてです。

やはり、どうしてもそうしたいという究極の場面にならないとこういった新しいデザインやひらめきがなかなか生まれないのかもしれません。

安定的に、今までのよくあるデザインを作っているだけでは到底気づかなかったことでした。

たまたまキーボードをケースに入れたいという1つの「願望」が出てきたことで、その実現に向かう中で今までなかったデザインや機能が生まれたのです。

ということはです!。

「夢や願い」というものを持つことが最初のアクションであり、すべてそこからゴールにつながっていくということ。

そして、夢や願望を「聞き入れる」ことということこそが便利で価値ある物が生まれるきっかけになるのだと言えます(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

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