まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
私自身が好みの方向である黒コーデというのは、こうしたネット発信では結構難しいです。
いかに、カラフルな明るいカラーが人の目を引くのかということを実感します。
しかしながら、伝えたいものは、「暗い色の美しさ」だったりすることも多く、こういったことをうまく伝えるにはどうすればよいのだろうなどと考えます。
とにかく、目立つということを中心にし過ぎずに、本当に自分が伝えたいことを中心に置くことはブレずにいたいと思っています。
そんな暗い色の素材でお作りしましたのが、今回のモノトーン巾着袋です。
黒のタオル地の表地とモカグレーの木の実柄の裏地のコンビ
裏地は、写真で写すと茶色がかって映りますが、実際は、もっとグレー寄りで、これほど赤みは実際に目に映る時には感じられません。
しかし、映像でそう映るということは、糸の色の中に赤みが入っているのかな。
黒と表地との相性はモノトーンコーデみたいによく合うと私は思っています。
まだ、ループエンドが未着でして、お付けしていないですが、すずらんループエンドが後日取り付けられます。
この裏地、意外なのですが、とろみ生地とは言え、扱いやすかったです。
薄手だと三つ折りしにくかったりしますが、結構ちゃんとした目の詰まった生地だったのです。
これは、作りながら分かることで、こうしたことをお伝えできること製作者ならではの情報で、とても貴重です(^-^)。
1つこの巾着袋の使い方のご提案
旅行はお好きですか。
1泊以上の旅行時には、着替えを携帯しますね。
その時に、ブラジャーなど、特にふんわりとキープしたいものを直接大きなバッグに入れるのではなくて、更なるお部屋として、こういった巾着袋のご利用どうでしょうか。
このマチ15cmというのは、コンパクトながら十分な広さであり、ブラジャーを片方反対にへこませて2つ折りに丁寧にカップの山をキープしながら畳みまして、その他のインナーショーツなどと一緒に入れる入れ物としての働きもしてくれそうです。
話がいろいろ飛びますが、旅行バッグもきちんとした鍵付きのものでなくても、国内の近場ならば、トートバッグなどの大きめでも、使わない時の収納がかえってしやすいですね。
トートバッグも入り口が気の利いたものでなくとも、こうして、内側にバッグinすれば、何か気持ち的にはホッとして、余計な気がかりを解消できるかと。
今、シリーズで製作中の「インテリア収納袋:大、中、小、ミニ」はお部屋で保管用に使用するコンセプトですが、移動の際の持ち運びにおおざっぱな入口空きっぱなしのバッグの中であっても、お部屋としてお使いいただけそうで、互いにそのビッグバッグも、この巾着袋も相乗効果で用途が広がるということになります。
あとがき
「〇〇入れ」と使う目的を限定することにも分かりやすいメリットがありますし、何かマーケティングで、ターゲットを絞るみたいなことで、あえて提供者側が提示するというのも分かるのですが、フレキシブルなタイプの古典的なこういった巾着袋もその使い方が飽きたときには有効です。
飽きたらその役目を降りるのではなくて、また別の使い方で引き続きお使いいただけるかもしれません。
そうしたことの積み重ねで、結局は、5年、10年と使ってもらえる可能性を考えると、やはり、きちんと良いお品を今この時点で私がお作りしておくことがキーになってくるかと思います。
その一瞬のかっこよさで、何かを取り付けても早いうちに外れ落ちてしまったり、劣化したりしてしまっては永続的なものではないです。
なぜ、シンプルなのかというのもそこに1つ答えがあるかと思います。
洋服で例えると、「これがなければずっと着れそうなのに、このいかにも流行を象徴するようなパーツが。。。」と思うことがあるのと似ています。
私自身がシンプルなデザインに価値を感じる方なので、自然と同じようなものが出来上がってくるのも当然ですね(^_^;)。