抽象的なスクエアライクなモチーフのネックレス、ブレスやリングとの組み合わせの変遷の様子【574】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ネックレス」と呼ばれるアイテムには様々な種類があります。

まずは、大きく見てみたときに、ペンダントチェーンに関しても、あのアイテム単独ではネックレスと呼びます。

その他装飾性のあるそれ1本で幅の広いタイプも「デザインネックレス」などと呼ばれ、ショート丈のプリンセスレングスのものが豊富です。

今回は、後者の装飾性のあるネックレスの中でも角のあるデザイン、どちらかというと丸っぽいより四角っぽいというようなデザインネックレスを見ながらその組み合わせをどう完成していくかという例をご紹介したいと思います。

もとは、祖母のものだった透かしの個性的なモチーフのツートンネックレス

祖母のものだった昭和時代の貴重なヴィンテージネックレスです。

当初このような組み合わせをしていました。
ブレスがネックレスと同じデザインのK18YGのみでできているミラクルにも感動したものです。

ギザギザ感のあるスクエアライクのモチーフとそろえて、リングも多角形やスクエアモチーフを選んだ組み合わせにしました。

ネックレスは、K18YGとPT850のコンビ。

リングの多角形の方が同じ金銀のバイカラーになっていて色がリンクします。

もともと金と銀は色ではとても違和感ある組み合わせですが、ジュエリーの場合だと「観念」というものがあって、「金属は金と銀しかない」と思われているため、ジュエリーでは受け入れられる色の組み合わせだと思っています。

こういった高級なアイテムでは、この「観念」は大切であると見ています。

その後、もっとこの組み合わせの意味や金と銀のカラーの美しさをうまく完成できないかと、金銀色を程よい50%ずつに配分したような組み合わせを作っていきました。

この組み合わせで現在腑に落ちています。

実は、この風変わりなのこぎりの刃のようなモチーフのネックレスは意外とヴィンテージ市場では見つけやすいです。

ある時期はちっとも見つかりませんでしたが、現在はネックレスはあと2本見つかっています。

ただ、細かく見るとこの金と銀の配置がどれも違いました。

この2連も片方が1つずつ交互、もう片方の下側は2つずつ交互ですよね。

全く同じ物2連ではないのです。驚きますよね。

他に見たものは、10個ずつの交互もありましたので、また見た感じが違って映り斬新。

ジュエリーというものがいかに全く同じ物が少ないかということを感じました。

1連を2連にアレンジしたことは華やかさを増す結果になりました。

そしてブレスは、K18YGとPT850のスクエアあずきチェーンが絡まってミックスして固定されたボリューミーなブレスです。ちょうど半分くらいずつ地金が使われていて、どちらかに寄った感じでない点がマイルドに映り美しいです。

そして、リボンリング。

リボンモチーフは一癖あり組み合わせが難しいのが常ですが、数あるリボンモチーフの中で感じが良くすっきりとして躍動感もある素敵なデザインでした。

リボンの部分は18金ですが、輪の部分はプラチナです。

こうして、全体で、ほぼ半分ずつの金と銀の色使いがされた1つのセットであるその見映えは、とてもマイルドで優しく映るというものに出来上がったのです。

あとがき

ジュエリーの前もってのコーデは、急いで装いを済ませたい時にとても有効です。

お洋服に着回しがあるように、ジュエリーも付け回しはあると思うのですが、優劣の差は出てきてしまいます。

その理由は、複数だから自然に一番があるというものです。

よく、「お気に入り」という言葉が使われますが、そのお気に入りこそが一番であり、その組み合わせをあらかじめ、ジュエリーボックスの中に一緒に保管しておくのです。

そうして、お洋服の最後にジュエリーをそのまま機械的に身に付ければ完成です。

あれこれ悩むことも醍醐味なのかもしれませんが、短い時間では一番最高の組み合わせを気持ちが散漫な中で決められないかもしれません。

ゆっくりと別の時間をかけてあらかじめ組み合わせを決めておくというこのジュエリーとの向き合い方を1つワードローブ充実の手法としてご紹介致しました(^-^)。

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