まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。
日々ジュエリーに触れていますと、これまで気づかなかったような新しい発見があり、大変良き学びをいただいております。
このたびは、「同じ」ということがジュエリーの組み合わせにおいて、「全くのお揃い」と「類似」を比較、特に「類似」の良さの方にスポットを当てました。
「お揃い」というぴったりの全く一緒である価値ももちろんあります。
しかし、希少性あるジュエリーでは頻繁にお揃いは難しいこともあります。
「全く同じ」よりも少し寛大な「類似」であることが、かえって複数の共通点が重なった楽しいミラクルもありますので、このたびはこちらの豊富な可能性に注目してみたいと思います。
全く同じであるよりもかえってマッチすることがある、「色」「形」「素材」をポイントに複数の共通点を見つけたジュエリー同士の相性
当レンタルジュエリーでお取り扱いのジュエリーは新品ももちろんありますが、古き良き味わいのヴィンテージ物も多いです。
古いのか新しいのかなどはあまり意識せず良い状態であることだけを確認し、その時のインスピレーションで変な先入観を持たず、お品を見た感じで決めます。
その結果、昔のモデルか最近のモデルかというだけですが、ジュエリーは地金の価格の影響を大いに受け、製造やデザインの違いに表れることも確か。
もうここ15年くらいのものだと薄っぺらいデザインが大半で、地金をふんだんに使ったボリュームあるジュエリーというのはもっと昔のものになります。
あまりに使い古した傷だらけはさすがにヴィンテージといっても価値は半減、そこは厳しくジャッジ。
お洋服でもそうですが、ヴィンテージ好きだからこそ、眠っていた綺麗な状態の物を探す醍醐味があって、ジュエリーも同じ考え方です。
このたび、そのヴィンテージジュエリー中でとても興味深い発見がありました。
先に、一番上のネックレスと同じデザインの一番下のブレスを見つけていました。
なかなか同じ物がない中、デザインが全く同じのミラクルのすばらしさにまずは感動。
当初「同じ」というミラクルに価値を置いたものの、ネックレスの場合、K18YGとPT850のコンビなマイルドさがあることに対しては、同じデザインのチェーンなのに、ブレスレットの方はK18YGだけなのでやや浮き気味です。
その後登場の同じような配分の交互に金銀が並ぶ、全く異なる種類のチェーンのブレスが真ん中。
これは、あずきチェーンを集めて固めたデザイン、全く違う種類のチェーンです。
しかしながら、チェーンの種類の違いよりも、カラーのなじみ具合の方が勝ったのです。
このようにバイカラーのリングが登場したことで、おのずとK18YGだけできたブレスはこの組み合わせから外れていきました。
全く同じデザインでありながら「カラーの共通点の良さ」が際立った瞬間でした。
あとがき
お洋服に対しても同様に考えられると思います。
スーツを上下セットで着なければいけない固定観念や縛りを取っ払い別であることの良さもあるのです。
ただ、スーツである良さというのももちろんありまして、全くのお揃いの上下であるスーツだからこそのかっこよさもあるのです。
まとめると、「ナンバーワンのかっこよさ」ということを目標にした時に、どの組み合わせが一番なのかということを広い目でジャッジすることの大切さをお伝えしたいというわけです。
たまたま、同じデザインがそろったことがかっこよいのか、違うデザインでも色が相性が良くてむしろそちらの方が素敵になるなど、目指す地点は結局たった1つのゴール「一番」という点なのです(^-^)。