まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび、5日間の期間を要した1点のリュックが完成しました。
多いと6-7日かかることもあり、5日間は早かったケースになります。
3種の生地を組み合わせたコーデをしながらのリュックの製作という見方で、ショルダーの生地不足というハプニングを裏地のネイティブ柄で代用しながら完成しました様子をご紹介してこの回の製作を締めくくりたいと思います。
取り外し式ショルダーは本来は表地、不足の場合には裏地でも別布でも対応可能な融通
表地のラメ入りシーチングプリントという生地は幅が110cm。
それほどは十分にない幅であったこともあり、ショルダーのパーツが不足していました。
そうして、ちょうど余っていた裏地のネイティブ柄をショルダーに使うことを決意。
表地に対して裏地が薄手であることはよくあるケース、その他裏地をニットで設置の場合もこの伸び止めテープの対策をすれば素材としては引用可能です。
自己評価してみてもかなり良い出来でした。
あとがき
次回は、柄物を表地に持ってきた製作を同じモデルで考えています。
。。とここまでが、当初このブログ記事を綴った2022.01.25の投稿でした。
このおよそ3年後に当ブログ記事の「手直し」の順番で、今、正にこの部分を追記しています。
実は、この自分が納得したこのたびの完成をもってその後このモデル「餅巾着」を作っていないのです。
せっかく次の製作用に準備した柄物があったのですが、大花柄でフクレジャガードニットのその生地は、2023年の最初に巾着袋を製作して別で使ってしまったのでした。
もし、大花のフクレジャガードに同じようにダイヤキルトをかけてしまうと間違いなく柄がつぶれると思う引っ掛かりがあり、なかなか手を付けられずにいましたので、もうこのリュックでは製作しなかったのでした(なんたること)。
では、リュックはもう作っていかないのか。。については、実は2023年からは、「ナップサック」へ製作モデルを移行し、ショルダーを取り外し無し、調節機能無しのミニマムスタイルに変えた製作に移ったのでした。
そして、そのナップサックも、ここ2024年では、従来の2wayだったトートバッグとの兼用を廃止。
ナップサック特化の1wayのみで、しかも楕円底にすることで、ダイヤキルトの柄が合わない問題を回避。
ナップサックの途中で改良していった本体そのままを巾着ホールにするのでは全ての生地に対応できません。
よって、別で巾着ホールタブを付けることでどんな厚手の生地でも作って行けるような万能な仕様のリュックを目指す方向へ変えようとしています。
そして、更に、まだ実現できていないのですが、そのナップサックの丸底デザインも「コンテンツ制作」にまとめたいと思うようになり、2024年では試作品を複数作りながら完成したモデルにしていくことを目標にするようになりました。
もう、自分だけで製作することの限界を感じ、その手法などを広めたいと思い始めたのです。
3年も経過すると随分、「気持ち」「志」が変わるものであり、これこそが「発展」なのではないかとおぼろげながらに感じています。
もし、ずっとそのままフクレジャガードで相変わらず「餅巾着」を作っていたら。。という予想は、このナップサックの方向にすら行かなかったでしょう。
今やっている2024年1年で今までのブログすべてを「手直し」することを完了するという目標、後半の2024.07.15現在まで順調に実行できています。
そして、この作業の中で今とても不思議な体験をしています。
過去に考えていることと、3年経過の今では非常に変化していたことに改めて気づいたことです。
こんな振り返り方など今までしたことも無かったのでした。
この初めての感覚は、驚きと共に、「過去というものは、未来からやってくるのではないか」という信じてもいなかった流れに妙に納得しています。