まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
レンタルジュエリーの事業をさせていただいております。
picturesqueのレンタルジュエリーにも真珠のセットが10セット程あります。
その中には、フェイクパールというのは1アイテムさえ入れていません。
すべて本真珠になります。
ここ最近思うのは、真珠の採取高が少ないのかな、、、ということ。
そして、古き良きお品である真珠も以前より見つけにくくなったことです。
しかし、真珠というのは、冠婚葬祭に定番のジュエリーですので、必ずニーズは一定にあったりするので、人気というかそれを求める人というのは、この世にセレモニーがある限り不動のものだと思います。
今回、素敵なデザインのパールブレスを入手しまして、それを例に、本真珠の見分け方をつかんだことで、早速、その決め手の点を2点のみの確実な点でご紹介したいと思います。
いろんな可能性がある中、これが確実といった2点の見どころ
本真珠の見分け方につきましては、真珠をお取り扱いされているプロの宝石商の方々がたっくさんYOUTUBEなどでその見分け方を発信されています。
私もいくつか参考にさせていただき、視聴させていただきました。
どうもありがとうございます<m(__)m>。
そのいくつかの見分け方のコツの中には、こうだと本真珠の可能性が高いというものもあれば、確実であるというのが混在しています。
そこで、宝石鑑定の資格などを一切持っていない私が、ただただ真珠が好きでたくさんの真珠を見て、持ってきた経験も含めて、今回決定的になった2点のみをお伝えします。
こちらの下の写真、実は、本真珠ではないブレスレットになります。
購入させていただいた販売者様も全く分からないということで事前情報はありません。
自分の目で見て判断することになりました。大変良い機会を得たということになります。

まず、1点は、「重さ」です。同じくらいのボリュームの本真珠と比べてはるかに軽い。
比べなかったとしても、ずっしりとした重工感が本真珠にはあるものです。
そう考えたときに軽いということを感じました。
ただ、このブレス。かなりその辺りが良く考えられています。
重さをアップするためと思われる、クラスプのパールの飾りの数が8個もあります。
このことは裏を返せば、本真珠にはせいぜい1粒を真ん中に飾る程度の飾りであるということ。
ただ、それは可能性の範囲内なので、今回の決めての2点には入りません。
そして、2点目です。
真珠をこすり合わせたときの、ざらざら感や引っ掛かり、これがあるのが本真珠だというのです。
このブレスは、ツルツルでしたが、手持ちの本真珠はどれもこれとは異なるざらざら感、引っかかり感がしっかり感じられました。
ということで、①重みがあることと、②こすり合わせたときのざらざら感、引っかか感があることこの2点が確実性の高い決め手だと私は思いました。
よく見分けるポイントの中に出てくる、SILVERの刻印がクラスプにあるというのも、あてにはなりませんでした。
このブレスにはしっかりと刻印があったからです。
もし、もう1点い決め手となる点を入れるとすると、珠の穴のくり抜き具合が、綺麗にくり抜かれているか、割れたりいびつだったりしていないか、この綺麗な方が本真珠だとのこと。
これは、すべての穴がいびつだったり、ヒビが入っていたりしたのを見ました。
しかし、比べる相手の本真珠の方が、ぎゅっとしっかりとつなげて間にクッションも入っていたので無理矢理引っ張ることをしたくなくて、比べておりませんので、今回③には入れませんでしたが、これもおそらく大きな決め手になるかと思います。
②のこすり合わせも強くやるとキズの原因なので、優しくやるということが注意点です。
易しくこするだけで分かりますので。
あとがき
と、こんな感じで、鑑定士でもない私が、この2点は確実に見分けられる点だと思った本真珠の見抜き方でした。
とても嬉しかったです。
本当は、このブレスも本真珠であれば嬉しいところですが、そうそう、この様相で本真珠が見つけられるということはないということですね。
このフェイクパールのブレスは、実は、珠の糸が切れていますので、自分でつなぎ直して、コスチュームジュエリーのように、自分使いをしていこうかと思います。
今まで、真珠が好きで、とにかく本真珠ということで、本真珠ばかりを見てきました。
そうすると、見分け方という点では疎かったと思うんです。
やはり、その反対のフェイクパールも手にしてみて、見比べてその違いがどの点なのかなどを研究したことが一切なかったので、本真珠を持ちながら見分ける力はなかったのですね。
けれども今回とても良い学びになりまして、今後はしっかり見分けていけそうです。
そして、フェイクパールであっても、今回のようにすぐに本真珠ではないと見抜けないほどの良い作りの物も多いということです。ちゃんとシルバークラスプが立派に据えられて、オシャレ度も高い。
珠の間に糸の結び目も丁寧に入れられて手間がかけられたお品なのです。
ということで、コスチュームジュエリーと言えども、良い作りであるというところは見どころであると思いました。
素材が天然であればそれは良いお品だという判断がいかに簡単すぎる判断であるかということを考えさせられる今回の経験でした。
