まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
この度読ませていただいております、「彫金-手づくりジュエリー-の技法と知識:秋山勝義・飯野一朗 著」から、ジュエリーについて知識を深めております。
ありがとうございます<m(__)m>。
このたびは、ジュエリーに使われるストーンの中では、有名で豊富な「アメジスト」の高貴さたっぷりの雰囲気を認めつつ、同じ紫色の他のストーンもあるということをお伝えしてまいります。
アメジスト以外の天然石が目立たない存在であったところへパワーストーンブームのおかげで知ることができた他の素敵なストーンのご紹介
紫色の天然石として有名なのは、アメジストです。地金のゴールドのカラーともシルバーのカラーとも組み合わせられているようで、出番の多い天然石です。
しかし、アメジストだけでなくて、パープル色の天然石は他にもまだあるのです。
1つはチャロアイト。
ストーンのレベルとしては普遍的と言われてはいたものの、ここ近年その価値が希少になったとの話を耳にしました。
一度くり抜きバングルでチャロアイトを手にしています。
なかなかチャロアイトのみでの採掘は難しいのか、こんな素敵なマーブルのミックスされたものをチャロアイトとして購入しました。
かえってこの方がマルチカラーのようで親しみやすいかもしれませんが、チャロアイトのみよりも価値は下がるのだと思います。
そして、このチャロアイトと似ているのですが、もっとレベルが高いと言われている「スギライト」です。
スギライトだと地金の18金と組み合わされていることも時々あり、ジュエリーの分野にも食い込んでいるようですが、ストーンはむき出しで、台がしっかり付いたタイプはあまり見たことがありません。
そして、「スティヒタイト」です。
お写真が残っていないのですが、一度手にしたことがあるという記憶だけをたどります。
台湾から輸入の「マクラメ」という紐に包まれたペンダントトップのビッグサイズのもので間違いなく2010年代前半頃に入手しました。
さらに、「レピドライト」というストーンもあります。
これがかなりピンク寄りになったペールカラーだと思います。
もしかして、この下の写真がレピドライトだったかな?ちょっと自信がないですが、一応載せておきます↓。
ここまで来ると、パープルから色が少し離れていきますね。
上記の「チャロアイト」「スギライト」「スティヒタイト」「レピドライト」はおそらく名前もなかなか聞きなれず、横に並べて初めて色の微妙な違いや質感の違いが分かるかもしれません。
と、そこへ、よく知るアメジストを並べると、すでに5種もの紫寄りなストーンが見つかるのです。
あとがき
あとがき
ストーンが数えきれないほど多く存在していても、「貴石」「半貴石」などという区別がされて、地金と共にジュエリーに取り入れられるものはおなじみのものになっているように見えます。
ジュエリーになっていくには、強靭性に欠けていて柔らか過ぎるから、製造の途中で破損するリスクと無駄の回避から、ジュエリーになりにくいということもあるのかもしれません。
ただ、すべてのストーンが装えたらとても素敵なのに。。と思えて仕方がありません。
そうすると、比較的柔らかくても成り立つ、「連のネックレス」などの出番があるのかもしれません。
ただ、連になるにもある形に削る作業の段階は必ずありますので、その時に破損が起こりやすく、知られていない存在のままになることが多いのでしょう。
地球にある自然体の鉱物は「デリケート」なものも多いのだということですかね(^-^)。