豊富なフラワーリングの「顔」の解釈、トリプルフラワーリングを見つめて出した1つの解答【542】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

フラワーが3つ連なり、マルチカラー。

ウキウキするほどの可愛さです。

ジュエリーデザインも良く、お花の形もキュンとくるような良いラインなのです。

このたびは、このトリプルフラワーがマルチカラーになったリングをご紹介したいと思います。

そして、最終的なその行方を一緒に追っていただけますでしょうか。

いろいろな変遷を経てある1つのジャッジをしています。

どうぞ興味深くご覧くださいませ。

豊富なお花リングもそれぞれ違う顔がある

K18YGの3つのお花リング:デザインのかわいらしさがあります。

お花は、カラーの色が花びらになることが多いです。

石のカットの仕方で花びらの形が決まる小花のデザインが最も多く、それでもちょっとしたカットの形の違いで随分と印象が変わるものです。

このお品の場合はまあるくほんわかした印象で、そのカットのラインがかわいさ、整然とした感じをうまく作ってくれています。

ただ、その後他ジュエリーとの組み合わせに迷走。

一度こんな風にオレンジの中に入れ込んでみました↓。

最初の案の3点セット(リングは2個):オレンジだけの中へマルチを入れてみました。
次の案の3点セット:その後の方向性の変化で地金入りのジュエリーらしさ溢れる組み合わせへ変更。

結局、このトリプルフラワー、1アイテムだけの場合の迫力が中間的でしかありませんでした。

とてもかわいく、個人で集めている範囲内だと十分でしたが、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップからは廃止となったのです。

もし、もっとボリュームがあったら、リング1個だけで、台と同じK18YGのネックレス、ブレスを地金だけで組み合わせる案を考えたでしょう。

そしてリングがこの中で浮き立つ主役的存在にしていたかもしれません。

という、最終的にはなんと「やめた」という結果でした。

あとがき

他にもこのタイプは類似品があり、1色だけのトリプルもありますし、別のカラーのマルチカラーもあるようです。

ただこの度の場合、なかなか相性の良いストーンでは見つからず、何かの1色の中へ飛び込むような形に行き着いて一度組み合わせをやっと考えたのでした。

それでも何か浮いた感じで撤退。。

ここがフラワーの難しいところです。

一癖あるので主役にならなければいけないことが多いのです。

そうしますと、ボリュームがあるという特徴など何かしら際立つものが欲しかったのです。

あれこれ考えましたが、不思議、1つだけ見ているとうっとりするほどの可愛さなのにセットで考えるとうまくいかなかったのです。

とはいえこれも貴重な体験です。

サイズをお直ししていただいてまで、元は小さかった8号を13号までにご無理を言ったリングです。

ジュエリーの良い所はその後どなたか気に入ってくださった方の手に渡ることになるかと思います。

価値観はそれぞれ、良き持ち主の所へ行かれますよう(^-^)。

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