<出会い>同じ青味系のバイカラーの花柄リング、このリングに合うネックレスなどについて考案【796】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
色を大雑把に赤い感じと青い感じに分けてみます。
赤い感じというのは、色の明るさや華やかさも相まってジュエリーとしてはアクセントになりやすいです。
今回は、その対極のような青い感じのジュエリーをご紹介したいと思います。
巾広のお花リングスタートでネックレスやブレスを決めていく集め方
ネックレス、ブレス、リングという3つのアイテムの集める順番につきまして、よくやっているのが、ネックレスとリングを一番に決めること。
特に決まりがあるわけではないかと思いますが、ブレスが最後の調整のようになるのが結構集めやすく、ネックレスとリングをまず相性の良い組み合わせに考えることが多いです。
けれども、今回の場合少しだけ違いまして、リングを最初に決めました。
リング自体の巾広のボリューム感とか花柄の美しさがあったので、このリングを主人公にした物語を作っていくようなつもりで挑みます。
なかなかこの同じような偏った色の組み合わせというのがチャレンジされたストーンコーデ。
それがまた粋とも言えます。そんなところもいいなあと思った点です。
さて、これにネックレスとかブレスを合わせていくということを考えます。
現在1つ、これぞというネックレスに注目していますが、ネックレスには、これ以外の色が出てきますが、同じお花柄で考えています。
お花柄は意外と難しくて、同じ柄か、丸い形などでないと全体に混沌としてしまい、うるさくなりがちです。
シンプルに粋になるには、どこかで関連付いた部分があるとつながってまとまるので、やはり同じお花というところをポイントに考えています。
あとがき
よく、色々な色をカラフルに配置のマルチカラーがこういったリングの場合多そうですが、今回のように、色をある程度片寄せたような感じというのも、上手くコーデできれば個性ある素敵なアイテムになるかと思います。
リングだけであれこれ先のこともなんなのですが、意外と、焦げ茶のお洋服なんていうものに合いそうな感じがしています。
ペリドットのグリーンが入っているのでカーキ系の焦げ茶が良いかもしれません。
お洋服それ自体では地味過ぎて暗くて難しいようなアイテムかもしれませんが、お洋服を黒―ゼントの隅で眠らせずに活躍する機会をこのリングでご提供していけたらと思っています(^-^)。
豊富なフラワーリングの「顔」の解釈、トリプルフラワーリングを見つめて出した1つの解答【542】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
フラワーが3つ連なり、マルチカラー。
ウキウキするほどの可愛さです。
ジュエリーデザインも良く、お花の形もキュンとくるような良いラインなのです。
このたびは、このトリプルフラワーがマルチカラーになったリングをご紹介したいと思います。
そして、最終的なその行方を一緒に追っていただけますでしょうか。
いろいろな変遷を経てある1つのジャッジをしています。
どうぞ興味深くご覧くださいませ。
豊富なお花リングもそれぞれ違う顔がある
お花は、カラーの色が花びらになることが多いです。
石のカットの仕方で花びらの形が決まる小花のデザインが最も多く、それでもちょっとしたカットの形の違いで随分と印象が変わるものです。
このお品の場合はまあるくほんわかした印象で、そのカットのラインがかわいさ、整然とした感じをうまく作ってくれています。
ただ、その後他ジュエリーとの組み合わせに迷走。
一度こんな風にオレンジの中に入れ込んでみました↓。
結局、このトリプルフラワー、1アイテムだけの場合の迫力が中間的でしかありませんでした。
とてもかわいく、個人で集めている範囲内だと十分でしたが、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップからは廃止となったのです。
もし、もっとボリュームがあったら、リング1個だけで、台と同じK18YGのネックレス、ブレスを地金だけで組み合わせる案を考えたでしょう。
そしてリングがこの中で浮き立つ主役的存在にしていたかもしれません。
という、最終的にはなんと「やめた」という結果でした。
あとがき
他にもこのタイプは類似品があり、1色だけのトリプルもありますし、別のカラーのマルチカラーもあるようです。
ただこの度の場合、なかなか相性の良いストーンでは見つからず、何かの1色の中へ飛び込むような形に行き着いて一度組み合わせをやっと考えたのでした。
それでも何か浮いた感じで撤退。。
ここがフラワーの難しいところです。
一癖あるので主役にならなければいけないことが多いのです。
そうしますと、ボリュームがあるという特徴など何かしら際立つものが欲しかったのです。
あれこれ考えましたが、不思議、1つだけ見ているとうっとりするほどの可愛さなのにセットで考えるとうまくいかなかったのです。
とはいえこれも貴重な体験です。
サイズをお直ししていただいてまで、元は小さかった8号を13号までにご無理を言ったリングです。
ジュエリーの良い所はその後どなたか気に入ってくださった方の手に渡ることになるかと思います。
価値観はそれぞれ、良き持ち主の所へ行かれますよう(^-^)。
カラーストーンペンダントを他ジュエリーとのコンビネーションがしやすいマルチフラワーリングの存在が重要【553】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「マルチカラー」というのは装いには大変ありがたいカラーです。
色とりどりではなくても3色以上がマルチカラーの定義です。
たとえ〇〇系と色が偏っていてもそれは3色混じっていれば、それはマルチカラーなのです。
他の色が入りこむことでさらに別のアイテムとの組み合わせコーデの際にまとまりやすくなるのがカラーが豊富であることの融通だと思っています。
このたびは、1点のローズクォーツの淡い桜色に合わせた3アイテムの組み合わせでセットを作る際に取り入れたマルチカラーのリングに目を向けていきたいと思います。
ローズクォーツのミルキーな桜色ピンクの色自体が難しめの覚悟
そもそもローズクォーツがローズクォーツ同士以外のストーンと合わせることがまず難しいと言えます。
それでも同じストーンではないのに相性が良いことを実現するためには、「マルチカラー」に助けてもらえることがあります。
ブルーやピンクも入っているマルチフラワーリングがローズクォーツペンダントに合うと解釈して合わせました。
写真だと少しカラーが変わりますが、実物はもっと馴染み腑に落ちております。
とにかく、台はイエローゴールドで合わせておいた方が良いです。
台の色が違うことは、本当に注目したいマルチカラーとペンダントの相性に目線がなかなか行かなくなり、「ちぐはぐな組み合わせ」の印象になる危険性があるからです。
あとがき
このたびは一例としてマルチカラーの中に共通部分を見出すやり方です。
その他の方法も1つ。
ペンダントの表面のツルツル感の統一です。
例えば全く違う色のストーンのリングであっても、ピンクとは比較的相性の良い「スモーキークォーツ」のなどの茶色リングのストーン部分がつるつるでおなじ楕円形をしているという共通部分があれば合ってくる可能性があります。
この時も地金はイエローゴールドでそろえていますので、カラーの部分で共通している点を地金ですでに押さえているという見方もできるからです。
目指すゴールはすっきりまとまって「粋:いき」になることですから。
このたびの工夫をどうぞジュエリーを同時付けする際の引き出しの1つにいかがでしょうか(^-^)。
指のサイド部分にマーキス型の透かしが見える、付けた時のリングの素敵な横顔がイメージできるジュエリー探しのヒントに【516】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
リングを指に付け街を歩く姿。。
世間の人の目に映るのは実は正面だけじゃないのです。
いろんな動きのある人間の動作の中でリングが横から見えることもあるのです。
このたびは、そんなサイド部分に特徴のあるリングをご紹介したいと思います。
結果的には、正面に不足があり、当「本物志向のレンタルジュエリー」からは廃止しておりますが、ジュエリー選びの良きヒントになるのではないかと、横顔の重要さをお伝えするためにピックアップしたいと思います。
地金の有効な使い方が目的と思いきや実際の厚みはちゃんとある、サイドに透かしがスタイリッシュに入ったフラワーリング
正面のフラワーは割と普遍的なこのたびのリングですが、地金部分のサイドに工夫がありました。
むしろ台の方に先に目が行くほどの地金のボリューム感。
くり抜くことで地金を減らして材料をミニマムにしているともとれそうですが、地金部分は結構な厚みなのです。
その昔、友人がこのデザインと同じようなリングを付けていたのを思い出します。
その時、私は友人の横からそのリングを見つめていたと思います。
指のサイド部分は結構視線が集まるところだということをこのリングが教えてくれます。
とはいえ、その後はこのフラワーのボリュームの不足により廃止を決めました。
ただ、せっかくなので一度組み合わせたセットを記録しておきます↓。
リングのサイド部分も重視していく考え方の学びとしては良い機会をいただきました。
フラワーとマーキスという形の組み合わせも、もっと違うフラワー以外の鋭利なモチーフがもう少し分かりやすいリングになるかもしれません。
あとがき
このたびのリングからも感じたこと、ジュエリーは地金の存在も多分にあるということです。
ジュエリーに対してはいろんな価値観があるとは思いますが、やはり分かりやすく、地金が十分で装飾も華やかな物に一定の価値があると映ります。
とてもわがままではありますが、お洋服にもうまくなじみながら、ジュエリー自体も芸術的なうっとり眺める時間があるというところに2倍の価値があるかと。
付けている時間よりも、付けていない時間の方が長いからです。
だからこそ、芸術的な素敵さも存分にあってほしいと思うのです。
そうして、そのジュエリーボックスも素敵なお部屋としてこだわりりたいところです。
ゆったりとジュエリーが羽を休められるような、素敵な大きめの木製ボックスながお勧めです(^-^)。
良い意味のクセと豪華さ、透かしとブーケコンビの色が目立たないリングをどんなペンダントと組み合わせるのかの1つの解答【477】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
フラワーモチーフのジュエリーを多数ラインナップの、「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。
その名の通り、自身が身に付けることはなく、お客様がご利用いただくジュエリーの数々となります。
事業の発展のための追加とお品物の見直しの入れ替えの際には新しくジュエリーを探します。
その時に出会ったジュエリーを1アイテムご紹介するという投稿の1つがこのたびの記事になります。
今回は、18金イエローゴールド台のダイヤモンドフラワーリングになります。
フラワーリングとしては個性的なデザインだと思います。
どこがそんなに個性的なのかは、少々深い部分がありまして、どうぞ興味を持ってご覧くださいませ。
ダイヤモンドが真ん中のフラワーリングのイメージと反転、花びらがダイヤモンドだらけのリング
これまでお花モチーフのリングをいろいろ見て集めてまいりました。
それらは、すべてレンタルジュリー用のアイテムです。
小花モチーフのデザインに多いのは、花びらはカラーストーンで、真ん中がダイヤモンドという作り。
この作りがカラーが引き立ち、強調されます。
今回出会ったのは、その反転みたいな、花びらがダイヤモンドの透明色で、真ん中にちょんとカラフルなサファイアが色とりどりなあっさりとしたブーケリングです。
よくあるタイプのフラワーとは反転であるところが強い個性です。
縦の幅が、2cmほどありますのでブーケが豪華に広がっています。
それでも主張が強くないのは、この反転なカラーストーンの使い方のせい。
ダイヤモンドを花びらにし、真ん中にサファイアのカラーストーンを配置のブーケリングは今まで見てきたフラワーブーケのマルチカラーリングでは珍しいのではないかなと。
リングのブーケフラワーを「和テイスト」で解釈してプラチナも混じった彫りが美しい小判型「超和テイスト」のペンダントと合わせました。
リングのお花の尖り具合、ペンダントのお花の花びらや葉っぱのとがり具合との相性の良い葉っぱみたいなモチーフのブレスが腑に落ちました。
いろんな組み合わせを試行錯誤した結果行き着いた3点の組み合わせでした。
あとがき
組み合わせるペンダントに関しては、別のこんな考え方もあります。
透明部分が多くてぼやけたリングに引き締めのアクセントを入れるための効果があるカラーストーン1粒のペンダントを合わせること。
本来こちらの方がアイデアとしては思いつきやすいのです。
ただ、ジュエリーも全く同じものが複数あることは稀。
たまたま、和彫りの小判型ペンダントとの相性が感じられこのたびの組み合わせこそ、「これだ」と強く思ったものです。
予想外に出来上がった偶然の産物なる組み合わせは、とても有難いと喜んでおります。
さてこの喜びの行き着く先ですが。。同じ感動を共有してもらうお客様以外にございません(^-^)。