超高級品である必要はない、キッチン用品を「良いレベル」でそろえる勧め、毎日使う品物を最低限の数持ち備え何十年も使用していくことの素晴らしさ【283】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コスパ」の内容の記事に関しましては、これまでも【185】や【257】でお伝えしてまいりました。

それらの記事に関しましては、分野が「インテリア」における「タオル」を主にピックアップさせていただきました。

このたびの【283】記事の「コスパ」の分野は「キッチン」における例です。

どの世帯にも必ずある、鍋、フライパン、包丁などについて実際の使用例からどのくらいのレベルのものでありどれだけ使ってきたのか、そして現在の状態をお伝えしてまいりたいと思います。

物の購入時の価格と品物のレベルのバランス

どんなお品物に対しても共通に思うことは、ある一定の価格以上のハイクラスのものは、「ブランディング」が付加されて価格がアップされていることが多いということです。

そうはいっても、超一流の製造者による超一流の材料を使い。。と突き詰めた結果「超高級品」が出来上がるわけですのでただ適当なお品物にブランディングが付加されるということは決してありません。

ちゃんとユーザーを納得させ、うならせる商品であることは間違いなさそうなので、一定のファンがいることが予想できます。

ただ、日用品の毎日使いのものは、ある一定のレベルあれば十分事足りると私は考えます。

コスパの面では、どれだけの年数使えるのかを考えた総合で見ると、どれだけのブランド価値があっても同じように消耗していく素材なのだという考え方も持っていたいものです。

今回ご紹介のキッチン用品のそれぞれにつきましても、安物では決してない、皆が認める良質さがちゃんとある品物です。

ちゃんとしたものだと実感でき、何不自由なく毎日使えています。

「RIVER LIGHT(リバーライト)」製のフライパンと「東急ハンズ」様で購入の取っ手付き鍋。

フライパンはいずれも鉄製で¥4,000-¥6,000代の範囲。

取っ手付き鍋は¥3,000代後半の記憶です。

テフロンなどは消耗しやすいので使ったことが無く、鉄製を貫いています。

鍋はステンレス製の程好いサイズのもの。

実はこちらが2代目でありまして、1代目が取っ手のネジ取り付けだったことで使ううちにどんどんネジが緩むストレスがおまけとして附随し、結局取っ手のネジ穴が破損していってしまいました。

ディスカウントショップで適当に選んだものでした。

その教訓から2代目は、取っ手が完全に「溶接」タイプ。

この2代目のお鍋が1代目をはるかに上回る年数持ち続けて今に至るのです。

一番左のフライパンは、平らな部分に経年の使用のふくらみが生じ、リフォームが必要になってきますが、そこで買い替えをせずにリフォームしてもらって、その後もこれを使っていきたいほどの使い勝手の良さがあります。

卵焼きとしてはイメージがあると思うのですが、餃子にも必ず使用しますし、ハンバーグやムニエルにもグッド。

小さめなのに意外と使い道が豊富です。

真ん中の中華鍋も万能、チャーハンや炒め物はもちろんですが、意外にもシチューの具沢山が鍋では小さすぎる場合に利用しています。

そして、お好み焼きもこの中華鍋で上手に焼けるのです。

よって、この3つを最低限持ち、あらゆるメニューが可能なままずっと使い続けてどれも20年以上が経過しています。

同じく20年以上の包丁もご紹介したいと思います↓。

包丁:「JUSCO(ジャスコ)」/「イオン」様の前身」のデパートで購入。¥9500→¥4,500のバーゲン品。

毎週1度ずつ各パーツごとに15回ずつ研ぐというルーティーンをしてお手入れしていますが、果たしてちゃんとした研ぎ方なのかは自信がありません(^_^;)。

ただ、この包丁1本だけで20年以上なのも確かで、デザインとしても、特に持ち手の茶色の木製がお気に入り。

ほとんどが黒の持ち手ですので、茶色がどちらかというと希少で優しい雰囲気です。

一定のレベルさえ満たしていれば20年も持つ事実から言えること

ということで、お値段がすべて¥10,000以下の品物ばかりであったところが特徴です。

それでも決して安物ではないと思います。

こうして日用品としてよく使うものは、ブランド名が有名であるステータスなど意識しないで、長く持ち続けることでコスパを高めています。

コスパは長く持てば持つほど高まるということであり、そもそも最初の選ぶ時点で「飽きの来ない普遍的なもの」や「自分がとても好みであるもの」をこだわって選ぶということが大切だと思います。

選ぶ時点で、「一番だ」と思わなかった妥協の品物は後に早く手放すことになると思います。

これは、この度のキッチン用品にとどまらず、すべての「衣・食・住」の品物に言えることです。

あとがき

これからの時代、持続的に物を使うということの大切さなどは意識するべき大切な事柄となってゆくと思います。

買い替えるから売れ続けるという商業上の事情もあるかと思うのですが、そのような目的で品物を製造しないでほしいとさえ思います。

完全に事業者利益だけを追求したような製造形態だと思います。

そうではなく、いつまでも長く使えるよう真心が込められた品物がどう考えても優れています。

ちょっとした見せかけの装飾や、ごまかしなどは結果として現れるものであり、そこで一気に信用を落とすかと。

それほど「物を作る」ということ自体がたやすいことではない、「人生」をもかけることであり、そこに込められた思いがちゃんと正しく購入者に伝わるような責任ある供給であってほしいと思います。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

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