まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
1つ前の投稿の【251】では、表地が厚みあるツイード生地、裏地を極薄のジャケットの裏地のような素材のコンビで製作したリュックが失敗。
失敗の理由の1つに、極厚生地と極薄生地との相性の悪さがあり、しわが寄ったり段差が出来て綺麗に縫えなかったということがありました↓。

裏地らしいサテン生地には光沢があり、なかなか素敵な生地であったことでもったいなさからこのたびの製作が生まれました。
ジャガードの両面をパーツごとに使い分け、1種類の生地だけを使う単調さを解消した濃淡の出方、是非製作のノウハウの引き出しにどうぞ。
巾着型バッグの失敗作の裏地をそのまま活かし、更に残布で裏地を補填することで誕生したスリムな着替え入れ

失敗作のリュックでは、右のライトな方を表面に主に使用しましたので、引き続きこちらを裏地パーツとし、表地の方を左側の濃い方で新しく裁断しました。





あとがき

ハンドメイド活動を始めた2007年周辺の頃だったと思います。
現在の定型文が用意された最低限なやり取りではなく、もっと自分の言葉でメッセージをやり取りしていた時代のこと。
「ヤフオク」か「楽オク(現ラクマ)」で、出品物のご購入の際に、「旅行バッグにポーチを縫い付けて自己アレンジしている」と教えていただいた方がいらっしゃいました。
実用的な入れ物は、おそらく遠出や旅行に使えるバッグ内の優れた機能の一部になってくれることでしょう。
このたびのドットジャガードの着替え袋も、ある旅行好きな人の手に渡っていったのでした(^-^)。
