まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
7種の生地で順に連続製作をしております「スーツに合うエコバッグ」。
このたびは、1点目である【216】の投稿の時の仕様から部分的に改良した2点目の製作。
改良部分は、①スタイリッシュに支柱の幅を細めたこと②底面に底ベルトを付け加えたことです。
特に②の底ベルトを付けることの深い意味をお伝えできればと思います。
ここまでのことがされているエコバッグは今まで拝見していません、日用品的なバックだからこそ長く持てるための「考え方」の部分も大切にしています。
エコバッグの底ベルトは本体の底板的役割の先付け、本体全体を大きく支える支柱ベルトこそ順番が後という理にかなった配置

このたび、この生地の特徴の表面と裏面の色が違うという点を配色として活かしていきます。
1種の生地のみで配色にも引用できるということは非常に素晴らしいこと、この表面・裏面両方の利用の考え方は様々な製作に引用できそうです。




このたび設置の順番を反省し見直した理由は、底板の役割が底ベルト、底パーツ含む全体を包み込み持ち上げる役割が長い支柱ベルトという意味だからです。
この縫い付け順は、完成した見た目にもその意味が分かり易く理解されるものになるのです。





あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.22からおよそ5年後の2025.08.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
徐々に改良していった作りの細かい部分、当回の底ベルトを支柱ベルトよりも先に縫い付ける順番は非常に大きな意味を持ちました。
また1つ、「なぜ」の部分の説明がしっかりと出来る根拠が確認できたのです。
バッグの本当の機能、「重い中身もしっかりと持ち上げる」ということに繋がる重要なノウハウなのでした。
その後は、目に映る底の部分のベルトが交差する美しさを見込んだ均等配置などを含むちょっとずつの改良をさらにしていくことになります。
2025年ではほとんど完成型になったことがまずは喜ばしいことであり、このバッグのデザインのノウハウ伝達にとどまらず、製作における大切な「考え方」も同時に伝達したいのです(^-^)。
