まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2020年7月から本格導入の「レジ袋有料化」。
それに伴い、ハンドメイドバッグ活動においてもエコバッグを検討するようになりました。
ただ、一斉に同じ動きがあることも当然予測するところ、ラットレースに参加するにあたっては「差別化」を意識することになりました。
当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.18からおよそ5年後の2025.08.06にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
2025年ではピクチャレスクが企画したエコバッグは、コンテンツにまとめてそのノウハウを多くの方に広める方向も進めております。
ノウハウにまとめるほどですので、その後様々な改良を重ね完成型に行き着いたからです。
そんな2025年現在から見ると随分「初期型」と言えるこのたびの回ですが、「初期型」ならではの課題を見つけ現在では改良されている点も同時にお伝えできればと思います。
こうして過去のブログ記事の「手直し」が、過去の投稿の内容の不足を補填し、新しい考え方やアイデアも盛り込めることを非常に有難く思っております。
投稿内容の部分的変更が難しいYouTube動画は、良いも悪いも当時のありのままの姿としてはむしろ貴重だと受け止め、現在の改良後の比較対象として見ていただこうと考えました。
会社帰りのお買い物シーンの想定、黒のシックなストライプ柄をシャープな角のあるスタイリッシュなエコバッグに利用した




このたびは、ざっくりと1ショットずつの場面を写しましたので、細かい寸法はお示ししていませんがすみません<m(__)m>。

後の投稿【1215】で、この渦巻のステッチが途切れずに一気にできることを解説しています。

「初期型」では、先に1.5cmを地縫いして、次の段階として三つ折りステッチをしていました。
しかし、最初の地縫いのステッチが丸見えで、これを2024年に改良。
地縫いは省略せずに行うものの5mm程度の場所、そして、次の三つ折りステッチの時に、最初のステッチがくるみ込まれて隠れるといったすっきりとした出来上りへ。




そもそも、この長い支柱パーツは横向き裁断がコスパが良く、長い「支柱」の為には広幅生地に限定されるものでした。
その制限からの解放として、2023年初期辺りにハギ目を2箇所作った3パーツから成り立つ構造へ改良、生地幅が110cmなどのシングルにも十分対応できるようになりました。
その代わり、2か所の左右のハギ目がこの赤丸の位置に出るので、そのハギ目カバーと固定の役割りとして「ハギ目カバータブ」が誕生したということになります。



あとがき

一重仕立ての何でもないエコバッグこそたくさんの追求がありました。
これは、シンプルなものほど奥が深いということに繋がるものです。
お洋服にもあることで、たくさん装飾されたものが必ずしもじっくりと考案されたかどうかは分からないということ。
余分が削ぎ落され、本当に必要なパーツだけで成り立ったシンプルさは、実はよく考えられた深みある製品だと見ることもできるのです(^-^)。
