まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
毎日活躍の場がある日用品の1つ「バスタオル」。
「良質なものを長く使う」ことをテーマとし、これまで贈答品のリサイクル品のような背景のロゴ入りを使わせていただいてまいりました。
ただ、あまりのロゴ刺繍の頑丈さにはいささか問題があるのではないかと、バスタオルを長年使っていく中で感じることもありました。
このたびは、高級感と引き換えのような刺繍ロゴの極端な硬さが、かえってタオル地を傷め経年の使用やお洗濯の圧力などで、刺繍周りに穴が開くケースに対応しました。
穴を塞ぎ、馴染むように補修するアイデアです。
穴が開いたくらいでは全体の傷みがまだまだ、もったいないと感じる場合に是非このたびの補修のやり方をご引用いただければと思います。
原因は密で硬めの良質なロゴ刺繍、本体のパイル地との相性を把握することから始めたバスタオルロゴ周りの穴塞ぎ
まずは、比較的問題のない、このたびの穴が開いたバスタオルよりももっと以前から長年使用していた経年30年以上の写真をご覧いただきたいと思います↓。

ただ、経年で右下の擦り切れはなかなかのもの。
いったんこのバスタオルの使用をある時期にやめ、その後の新しいバスタオルが同じくらいの傷みになるまでと現在は使わずに保管し経年の調整をしています。
それほどまでに、古いお品物への愛着と価値を持っているのです。
このたびの穴の発生は、ワッペンではないロゴ刺繍に原因があると思うのです↓。


この状態になるまでに10年も経過していないところが非常にもどかしいのです。
だって、先ほどの30年の経年のものよりも擦り切れなど起きていないまだまだの状態である大半部分なのですから。
とりあえず、このたびは、現在目に見えて「穴あき」とみなした、左右の穴を補修してまいります。

重ねたら、アイロン接着をします。



ステッチの糸はうまく見つけられずに少し茶色寄りになってしまいましたが、後からもっとオレンジ寄りな馴染む糸が手持ちの引き出しのなから見つかりました(^_^;)。
あとがき

そもそも購入時にこうしたロゴ刺繍が硬いものは選択しないということも大切な学びでした。
キッチン・インテリア用品の数々は、10年以上使用は当たり前だと考えております。
ただ、家電はどうしても壊れてしまったらそこでストップなのが何とももどかしいですが、普段の使い方をできるだけ丁寧に優しく扱います。
得意・不得意分野があるため、もしかして家電製品を補修して直してしまうノウハウをお持ちの方もいらっしゃるのかもしれません。
一方で、こうした繊維品の補修には多少ノウハウがある私がお伝えできることはこのたびのようなことでした。
バスタオルを補修したその跡が残る姿が不格好なのか、それとも味わい深く今後も愛着を持って使い続けたいのかの価値観は分かれるかもしれません。
