まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
コーデにおいて、「うるさい」「喧嘩している」などという表現をすることがあります。
これは、すべて「組み合わせ」の中で生まれる事象であり、例えばお洋服の柄と柄が近づいた配置はまるでノイズのような心地を感じるところからのうるささです。
ハイブランド同士の組み合わせも時々見られ、ブランド服を全身そろえることに重点を置き過ぎて、象徴的なロゴがまるで反発し合うように映る違和感、これが「喧嘩」という1つの表現なのです。
このたびは、ジュエリーの同時付け・重ね付けで気を付けたい、ハイブランドジュエリーのロゴ付きのアイテムについて違和感の無い自然な装い方を探ってまいります。
当「本物志向のレンタルジュエリー」の過去のラインナップ<旧63>の3点セットをご紹介したいと思います。
どんな風にブランド同士の同時付けを解決したのかをポイントにご覧いただければと思います。
ハイブランド同士のジュエリー同時付け、ロゴは1ブランドに絞り互いに馴染み溶け込むような付け方がかっこいい


1990年代後半に流行したハイブランドこぞってのペンダントトップのみの「提案型」形式のようなタイプ。
チェーンはステンレスのあずきチェーンを選択しました。
ここに早くも象徴的なロゴが登場しています。
ロゴの中でも特に「文字」は最も該当ブランドらしさが見る者の観念を支配するのです。

控え目な馬車ロゴx3箇所ですが、十分に「エルメス」様らしさが伝わりますので、こちらも象徴的であると言えます。
ただ、ここまでは同じブランドで集まりましたので、かえって「揃っている」という素敵さが勝ります。

ブランドのその時期ごとのユーザー様の反応も視野に入れました。
「発売年に雑誌で拝見、一目見て素敵だと思いました。
ただ、多くの方には知れ渡らないニッチな存在のモデルだったと考えます。
「サマセット」は、「オープンハート」や「ノーツペンダント」などの浸透に比べるとどちらかと言えば隠れた存在。
「ティファニー」様のものだという観念やイメージが薄く、ペンダントやバングルの「エルメス」様らしさと並ぶにはかえって馴染みやすいと考えました。
こうして、冒頭のような「うるささ」や「反発」が起こらず、馴染み溶け込む姿に映るのではないかとこの3点セットを完成した次第です。

ボタンとペンダントのコインがリンク、ボタンの柄はイカリマークのクラシックなシルバーカラー。
あとがき
もっと言えば、その他の小物の帽子・サングラス・ベルト・バッグ・靴のロゴも同じ考え方です。
ロゴがバッティングしていないか、客観的な目線があると良いです。
すべてがブランド依存のみでは決してかっこよくならない点が、装いの正直な部分です(^-^)。

