まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ネックレスの長さがどうであれ、装う者の自由。
しかし、フォーマルなシーンではある程度決め事があり、長さが違うと「場違い」などと思われかねないので、基本的な知識としては「長さとシーンの関係」を学んでおいた方が良いと思います。
このたびは、あこや真珠の「マチネ:中間的な50-60cm丈のこと」の3点セットをご覧いただきながら、相応しいシーンと長さの関係をお伝えしたいと思います。
54cm丈のあこや真珠のネックレスは、セレモニーには不可か!?
もう最初に答えを綴ってしまいます。
お葬式、結婚式の慶弔関わらず、フォーマルシーンでは、決まって「プリンセスレングス:40-45cm」が「マナー」であるとのこと。
やはり、形式的な硬い場面では、慶弔問わずすっきりとした短めレングスが望ましいということです。
とはいえ、チョーカーのような短さも極端であり、ゆとりのある「プリンセス」ということになるのです。
このたびご紹介しますのは、そんな常識やしきたりを逸脱した長さの54cmという「マチネ:50-60cm」のあこや真珠ネックレスを中心としたセットの活用できそうなシーンを考えた「抜け感」の入った組み合わせです。
しかも粒が珠の違いで交互に大小差のあるカジュアルな雰囲気も入っているネックレスです。
慶弔以外に使えるシーンが本当にあるのでしょうか。
そのポテンシャルを考えていきます。
このセットは、形式ばったフォーマルさからの逸脱であり、本来整った真珠に「抜け感」を程よく入れ込んだものになります。
ホームパーティー、行事、催し物への参加などのシーンに気軽に装える有難いテイストとして仕上げました。
ある程度エレガントには装って参加したいものの、硬いイメージは窮屈でかえって引け目を感じることになるのも残念です。
そうしたシーンを細かく区別した本来の常識的な付け方を打ち破ったものになります。
あとがき
子供様の学校の催しなら、むしろこのたびくらいのものが良いでしょう。
現在では、Tシャツに真珠ネックレスを付けるというほどの真珠の活用シーンが広がっています。
そして、女性特有のジュエリーであった過去をうっかり忘れそうなほど、男性もこぞって真珠を手にするようになったのです。
今後、特に形の整った高級ラインの「あこや真珠」は新しいものだと高嶺の花的存在になってしまう製造の事情があるようです。
それならば、新品ではなくても、過去の比較的状態の良い中古品も良し、淡水真珠の技術改良後の真ん丸にとてつもなく近い整った粒のものなどをうまく選りすぐるも良し、素敵にコスパ良く真珠を付けて下さいませ。
あまりに高価過ぎるジュエリーではその心配に気を取られて本来の目的に集中できないです。
大切な本来の行事優先の、それでいてレベルの良い真珠ジュエリーを見極める1つのヒントになれば光栄でございます(^-^)。