まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
当ブログ記事は、最初の投稿の2020.05.10からおよそ5年後の2025.06.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。
お洋服の古着ライフもかれこれ20年。
2015年頃からだったと思います、古着ライフ10年越しくらいの頃から、お部屋の家具も木製の中古品を購入するようになりました。
その大きな理由としまして、ネット通販の台頭によってどれもこれも新品の通販家具が一緒くたに味気ないものに見えてきたのでした。
入手しやすいネット通販品の豊富さが、反対に古き良きお品物の良さを教えてくれたかのよう。
実際のところ、昭和時代の今でも残る良質な木製家具に使われる木材は、現在では入手困難なものも多いそう。
ぱっと見の味わいにそのような歴史的背景が垣間見えるのです。
このたびは、棚の段の数の違いで3点を利用させていただいております「Najico:ナジコ」というブランドのコーナー棚をご紹介したいと思います。
コンパクトなフォルムと角を利用した配置が可能の美しい扇形の芸術品、昭和の木製棚「Najico:ナジコ」に魅せられた


昭和56年頃(西暦では1981年頃)の製造企画品だったようです。
このお品物の謎と疑問の解決にネットで何とかたどり着いた「南産業(株)」のホームページ(福島県の会社様です)へのお問合せのご返答で分かりました。
南産業(株)様、本当にありがとうございました、そして(株)ナジコ様にも感謝申し上げます<m(__)m>。

後で貼りますYouTube動画では3段と4段の2点の登場でしたが、その数年後に、3点目の2段も入手、ここまで豊富に揃えられたことが大変嬉しいです。
ここからは、使い方を私の例でご紹介してまいります。


あとがき

実際に利用させていただいて感じることは、都度移動も手軽であることです。
持ち上げやすく、模様替えの際にも煩わしさがない軽さがあり、スタイリッシュなウェーブデザインのポールと扇板の組み合わせのシンプルさにその根源があると思います。
インテリア性と機能の面のバランスも非常に良い、ある意味芸術品のような個性も兼ね備えた逸品、昭和時代の良き産物であったかと思います。
製造背景にも少し迫れたことで、一層この棚に愛着と価値を感じ、この先も共に歩む存在に。
そして、ちっぽけながら同じ「製造」ということをしている事業者として共感したことがあります。
こうしてあの昭和時代から何十年も後の今でも受け入れられるようなお品物、優れた物である証ではないかと。
流行に乗った模倣品ではない、その中に1つ1つの気遣いや意味、そして機能が盛り込まれたものは、哲学入りの芸術品寄りなお品物になるのだということです(^-^)。
