まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
日帰りのお出かけでは、バッグの中のコスメ関係は、最低限の分量にしたいもの。
お直し程度の必須のアイテムさえ持ち歩けば、軽い荷物になるものです。
さて、今回<はぎれシリーズ>となります3点のミニミニポーチをコスメ分野でご紹介します。
一重仕立てのかさばらないあっさりとした面持ちでありながら、ピンポイントなアイテムのメイク用具の収納ができるケース。
無駄の空間が無い、とても小さなかわいいケースを3点セットでハンドメイド製作しました。
ナイロン撥水コーティング生地のわずかなはぎれを使用
今回の使用生地は、一重仕立てなので表地だけです。
ナイロンオックス撥水加工という名前のナイロン/100%。
撥水加工なのでお水対策もできた生地です。
ごわっとしているので、一重仕立てでいっちゃおうということになりました。
このような焦げ茶は、女性では積極的には小物入れにはに使わないでしょう。
ただ、それもはぎれならではなのです。
余った生地をそのまま受け入れて、仏頂面の地味さを明るくフェミニンにしていく工夫もします。
地味な色でも華やかでかわいらしいテイストを加える方法の1つに「巻き薔薇」を飾るという案がある
私が考えたのが、巻薔薇(まきばら)を装飾すること。
かれこれ10年程も前、ハンドメイド自体をスタートした最初の頃は、トレードマークになるようなワンポイントアイテムがほしくて、この巻薔薇をバッグやポーチの中央にちょんと付けたものでした。
本体が花柄であっても無地であっても付けました。
これ1つで結構かわいいテイストが加わります。
巻薔薇の威力はすごいと思います。
これを1アイテムのケースに2個色違いで並べてミシンで縫い付けます。
私が思うに、ミシンの方が手で取り付けるより頑丈で長持ちです。
巻き薔薇は崩れやすいので、しっかりミシンで乗り上げて縫ってしまった方が良いと考えます。
薔薇は底部分が膨らんでいるので不安定なのでややコツが必要です。
ミシンの押さえを工夫して水平に押さえ付けることができるとうまくいくでしょう。
返し縫いは必須です。
少し薔薇がつぶれますが、つぶれ方も見栄えが良いつぶれ方になるように少し技術を使うということになります。
量産品に勝てるのか、ミニミニ化粧ポーチ3点セットの完成
細長の横向きのペンシルケース、シャドウケース1、シャドウケース2と3点セット。
本当は、ここへシャドウケースを1つにして、ファンデーションケースというマチ付きを入れたかったのですが、今回は生地が不足。
また、ファンデケースは次回のはぎれシリーズでトライしてみたいと思います。
このような小さいサイズは、なかなか見かけません。
過去にも、オーダーメイド的に、一番下の細長ポーチをファスナー仕立てでレオパード柄で製作したことがありました。
このたびは、表地だけで製作なので、作ってみた程度のものになりましたが、やはり作ってみて思うことは、手間をかけてでも裏地も取り付けることです。
小さくて、はぎれだからこそ丁寧に作るという方向へ行く方が良いと心の底から思いました。
あとがき
先程の裏地付きに関連することですが、今回は一重仕立てであり、スリムですっきりと作ることと作りやすさの優先で、縫い代の始末をしてないのです。
入口も1つ折りのみなので、開くと縫い代が見えています。
この生地はほかの生地よりは生地が安定してほどけにくいので、一度やってみまたわけですが、その縫い代が見えた部分を見て心地よくありませんでした。
鏡、ぺたんこのくしなども割れたくない何かケースに入れたいアイテムです。
そして、ファンデーションとかシャドウは粉を固めてあるので、振動や衝撃で割れてしまう心配も常にあります。
よってポーチの中にさらにこういったケースを設けることも安心な楽しいライフスタイルにつながるかと思うのです。
そのためには、小さくとも、お仕立ては、バッグと変わらないきちんとしたものにしていくことをここで決意しました(^-^)。