いろいろハンドメイドで作ってはいるけど、実際にどんな風に収納しているの?その風景は。。。【1029】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、「はぎれ」で製作したペンシルケースとかファンデーションケース、シャドウケースを実際の使用場面でご覧いただこうと思います。

結局は使い勝手ですので、ケースそのもの云々よりも、その後の使用の様子が一番大切になるかと思います。

自分で使わせていただいて、改良とか課題を見つけていくことも必要だと思っていますので、そんな研究を兼ねた収納風景をご覧くださいませ。

実際の収納の風景とそもそものコンセプト-ブランドポーチを持つ人への補助的なお品のお話

ハンドメイドバッグを製作している者ではありながら、実はブランドバッグが好きです。

特にビンテージの流行の無かったデザインをむしろチョイスして、大切に持っていくことに重きを置いています。

そんな趣味嗜好の自分が、コスメポーチ自体にもこういったものを好んでいます↓。

ここ近年、何か白x黒コンビに惹かれる私です。真っ白に黒アクセントのとってもシンプルな巾着袋へ化粧品を詰め込んでいます。
こういったコスメボックスに上の巾着を入れているのです。収納好きなので、入れ物選びには余念がないかも(^_^;)。
巾着の中身は、自作のハンドメイドミニケースが複数。こういた入れ方をしています。なかなかアバウトですが、ミニケースのおかげで安定します。

私の場合、よくある中くらいサイズのポーチは製作品には入れません。

ブランドポーチに入れる時の補助としてミニミニケースを製作しているのです。

それぞれに、細長いのはペンシル類、その下は、以前のデザインですが香水を、そして、上の青色は、ファンデーションケースです。

こうすることで、ブランド袋を汚すことがありません。

必ず補助のミニケースへ入れるのでミニケースだけが汚れるということになります。

よって、ウォッシャブルな素材選びが望ましいわけですが、そうやって、好きなブランド袋を長持ちさせるも自分次第。

こんな趣味嗜好に共感いただける人には納得いただける部分かもしれません。

あとがき

今回の収納の仕方は、私の場合の例ですが、全く同じでない方もいらっしゃるかと思います。ただ、ブランド様のこういったミニミニケースが存在する様子はなかなか見られません。

なので、表にはあまり出ない、内側にあるミニケースの部分を高級はぎれで素敵に作ったらと思うと、ブランド様の入れ物にご一緒させていただいてもよろしいのかなと考えました。

長い目で見て、ブランドの入れ物もコスパが良い物に長持ちできますし、洗いながら使い、ハンドメイドミニケース自体も活躍できると思います。

小さいものでありながら、立派なバッグと同じような作りと、接着芯をちゃんと貼って手を抜かずに作ったものになります(^-^)。

高級生地のはぎれで作った小物、ファンデーションケースx2個裏地違い【968】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近生地のはぎれストックを整理整頓しました。

この整理整頓というのも一部接着芯貼作業と裁断が入りますので、製作の一歩手前までの準備という整理整頓でした。

その整理整頓後のストックの中から、今回2点同時製作でファンデーションケースを作りました。

ほつれやすい生地は保管期間は短い方が良い

今回の表地は、マルチカラーのファンシーツイード。

ファンシーツイードは、いろんな糸が織り込まれ、それほどギューッとなっていないのでほつれやすいです。

置いていて何かに触れるだけで片っ端からほつれていくのです。

よってはぎれも同じことで、素早く作ってしまうことが縫い代が隠れるのでほつれ防止となります。

わずかに余った部分を大切に小物に利用していく。。。

高級生地だからこその価値も出るかと思います。

だいたいサイズは、長い辺でも8cm程度になります。マチは2cm程です。

ファンデ―ションケースx2点・・・<表地>ファンシーツイード、ポリエステル/100%、ドイツ製。
<裏地:左>エステルポプリン(レンガ)、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:右>ラメツインクルサテン(赤)、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

もし、よろしければなのですが、【285】、【287】、【289】、【290】の番号の記事がこのファンシーツイードでケリーバッグを作って行く場面の記事になっています。

<製作>のカテの目次の中にあります。

その余りが今回の製作だと思っていただけると面白い見方ができるかもしれません(^-^)。

ファンデーションケースと入れるものをネーミングに入れているのは訳があります。

過去に、「何を入れるのか分からない」というあるお店のお客様からのご意見を頂戴したからでした。

もともと「入れるものをお客様が決めるポーチ」と謳っていたにもかかわらずそういうお声というのが驚きですね。

もしかして、入れるものが決まっている方が良い場合もあるのかもしれません。

私が自分自身の場合を考えたときに、意外な物を入れていく楽しみなどがあって、自由に入れるものを自分で決められることの喜びなどがポイントなのです。

しかし、それはあくまで自分のことであって、マーケット全体ではそうではない、しっかりと使い道を決められた中で選ぶことが選びやすかったりすることもあるのだと非常に勉強になった過去があります。

なので、一応ファンデケースではあるのですが、人によっては、これに全然違うもの、例えば、カメラのバッテリーを入れるのかもしれません。

あとがき

前にもお話したことがありますが、はぎれは出ない方がエコノミーに生地を使えたということになるかと思います。

今回のようなはぎれは、過去に、型紙のデザインに生地を当てはめた製作の仕方だから、どうしてもはぎれができやすいことの積み重ねで集まったはぎれとなります。

ここ最近製作のインテリア収納袋だと、その逆で、生地のサイズをめいっぱい使うための型紙を作って生地をフルに使うので、はぎれがあまりできないという結果が出ています。

このことは今後の製作の方向を決めるにあたり、とても重要なヒントになります。

当たり前ながら。。。はぎれが多く出る場合とほとんど出ない場合の製作方針の違い【964】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とっても久しぶりになりますが、はぎれの整理整頓をしました。

その際に、どんなデザインで何を作るかも決め、接着芯を貼ってから、型紙に沿って裁断。

細かいパーツは、接着芯は粗裁ちの状態で貼っておいてから、型紙に当てて裁断とういう重んじょが断然がベスト。

この方がカットが正確です。

今回は、主にYOUTUBE動画内でご覧いただこうかと思いますが、夢中で、極力表地と裏地の組み合わせがなくなるまではぎれの整理整頓を行いました。

整理しながら接着芯を貼って、裁断→積んでいくを繰り返しました。

夢中で夜まで突入。

はぎれが多く出る場合とほとんど出ない場合の違い

当然と言えば当然ですが、はぎれが出るということは、生地中心でなくデザイン中心であるということ。

型紙に沿って生地をカットしていくので余るのです。

ここ最近製作しているインテリア収納袋は、それほど決まりきったサイズでなくても良いことから、おおまかに、大きい、中くらい、小さいの3種ほどのラインナップで、生地のストックに合わせて型紙を後から作った製作なのです。

なので、余るとすると、ほんの縁の方とか、マチを削る分の正方形+αで余分に取れた時だけとなります。

もともと同じ分量ずつ生地を集めてきました。

1m購入と半分の0.5m購入とでも結構な違いがあり、コンパクトなバッグだと表地だけで1mは多すぎます。

高級生地の場合は、もっと最低限の0.4mが中心でした。

0.3mだとパーツが全部とれないことがありますので、それは少なすぎ。

生地幅がダブルの140cm以上もあれば、0.4m、シングルであっても0.5mでだいたい面積は同じくらいになる計算でした。

幅が違う生地の時に、面積で考えるのが良いです。

140cm巾で0.55m2(私が作ってきたコンパクトなバッグ)などという面積を基準にして、0.55÷1.4=0.4m(140cm巾の場合の用尺)くらいと導きます。

なので、112cm巾の場合だと、0.55÷1.12=0.5m(112cm巾の場合の用尺)などとざっくり計算して、最低限の用尺分だけを集めてきました。

それでも、こうしてはぎれができるとこは、型に生地を当てはめていくやり方だからということが大きいです。

この裁断したはぎれ布の山の中では、唯一手前の黒い色の表地と裏地のペアが最近のインテリア収納袋用の余りで、ハギ合わせてやっととれたぐらいで、ほとんどはぎれが出来ませんでした。大部分が、過去の型紙に生地を合わせていったものばかりです。このことは、今後の製作に大きなヒントになりました。
いくら小さいアイテムといえども、一度には製作はさすがにできませんので、こうしてストックしていきます。すべて、接着芯を貼っています。はぎれではありますが、何らメイン使いの作りと違うことはありませんので、小物でも作りの良い小物ができます(^o^)丿。

あとがき

肩の力を抜きながらリラックスして作るにははぎれはとても良い機会です。

小さいので短い時間で隙間的に時間が費やせますし、人間、今日思ったことが明日も継続しているとは限らず、リアルタイムで今思うホットな気持ちの内に作ってしまえるといったものです。

何日もかかる製作のものは、途中で包んで保管しっ放しが結構ありまして、いくつかの途中の風呂敷(スカーフを利用)包みが点在しています(^_^;)。

はぎれ製作は、一気にその場で夢中で完成させてしまえることが可能です。

なかなか充実の時間を過ごせると言ったものです。

眼鏡拭きクロス、スマホ拭きクロスなどのロマンあふれる収納方法【897】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、「収納」の中でも特に小さなもの、なんでもないものみたいなアイテムをあえて収納する例をご紹介したいと思います。

スマホ拭きとか眼鏡拭きって一応必要ですね。

けれども本体と分離しているわけで、常にそばに置いているわけではないのでなかなか見つけにくいことも。。。

そんな見つけにくさも解消、そして、とても楽しいロマンあふれる収納例をご紹介したいと思います。

ワイヤー細工が美しいインテリア性のある小物入れ

さっそくながらご紹介しますね。

こんなバッグ型になったワイヤー細工の小物ケースです。Seria様のお品です。最初シルバー色だけ購入でしたが、スマホ拭きと眼鏡拭きと分けて収納したかったこともあり、ゴールドを追加購入。

素材はシンプルなのに、とてもかわいい。

こちらはバッグ型でカチャッと入り口が閉まります。

宙に吊るす場合にも対応のホルダーもありますね。

この状態なら、その辺にこのケースを散らかしておいても、もはやそれはインテリア。

その他のデザインも複数展開されていました。

あとがき

こんな小さな世界もあるのですね。

とてもかわいいインテリアだと思います。

頻繁には使わないからこその収納です。

透かしなのでほこりの問題も注意ですが、とにかく、クロスの使う面を中表にたたんでくださいね(^-^)。

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シャドウケースってもっと大きくなくてよいの?ミニミニコスメケースの試作など【739】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回コスメケースというミニサイズのブランドコスメポーチの中で使う用のアイテムを試作。

以前の改良版です。

そして、同時に、ポータブルなコンパクトサイズの最低限なコスメポーチも試作しました。

2点の違いは、何かの大きなポーチの中で使うものであるということと、それ自体に入れて持ち歩くという違いです。

シャドウケースがもしかしたらもっと大きいのかも説

左-シャドウケース:縦6cmx横8cmxマチ無し 右-ポータブルメイクポーチ:縦1cmx横18cmxマチ無し

まず、自分でレビューしますと、左側は、型紙が一応底の部分がカーブを描いていたのですがうまく出ていません。

ここまで中途半端にカーブが出るならば、いっそ、「わ」にしてストレートの方が綺麗です。

右のような感じになります。

次回はわの型紙へ変えて再びトライしてみたいと思います。

蓋はスクエア調なカーブで綺麗に出ているかと思いますのであれで行きます。

シャドウケースって、ブランド品はもっと大き目の正方形のものがあったりで、この6cmx8cmには到底入りません。

その辺りを今後よく考えて、サイズ違いの類似のデザインを増やすのかなどを検討したいと思います。

ただ、あまりにいろいろというきりがありません。

ということで、ターゲットを絞ることの重要性に改めて気づきます。

私がお作りするコスメケースのターゲットの方とは?

イメージは単純ですが、私と同じような趣味嗜好の方です。

ブランド品がやはり好き。

現在私もビンテージのバレンチノのスエードポーチをメイクポーチのメインとしています。

スエードなんて、簡単に洗うものではありません。

そうすると、内側の美しいロゴ入り裏地が、メイクのシャドウやファンデーションの粉で汚れてきてしまいます。

そういうシーンの体験と想定から、ブランド品の内側を綺麗に保ちつつ使い勝手のよい取り出しやすいメイクアイテムにご協力できるというのが、こういう企画であるミニミニケースを布で作るというものです。

確かに、ブランドさんもファンデケースのようなものなどはご用意されているようですが、上が口が開いたままだったりでちゃんとしたものではないかと思います。

こういったものを、いずれハンドメイドバッグで今後増やしていく黒色の高級感あるジャカードなどのはぎれでお洒落に高級に作っていくのです。

その試作は、こういったカラフルなかわいいカラーのもので練習です。

もう1つのポータブルポーチのレビュー

再びこの写真へ戻ります。

自分でとても突っ込みたいのが、なんだか不自然に飛び出したファスナーがとても気になります(^_^;)。

せっかくコンパクトなサイズ感で考えたのにファスナーが場所をとってしまったではありませんか。

というこんな結果ではありますが、中身も見やすくて、ファスナーの構想自体は悪くないと思いました。

あとはファスナーの付け方ですね。

長年いろいろ作ってみて、ファスナーの縁を綺麗に隠すことがいかに難しいかを実感しております。

その経験から、縁を綺麗にということに意識してこういったタブを付けたのですが、何か目立ってしまいました。

よって次回はファスナーは飛び出さずにカットして自然になじむような存在にすることが目標です。

実は以前もこのファスナーの始末が完全にできなかったことでポーチはメインにやっていくことに限界を感じて現在もお作りしていません。

そこを時が経過した今、その後の技術とか考え方の変化でどこまで過去と違ったものを作っていけるかです。

自前の、某ブランドのバッグに附随するインナーポーチを見てみました。

ファスナーが一見同じ黒色でなじんでいるようでいたが、端の始末がしてありませんでした。

見栄えは一瞬良いです。

見栄えが違和感なければそれでよいのですかねー?

やはり、ハイブランドでさえも、試行錯誤の末、かっこよく、シンプルに作り上げるには省略した部分だったのかもしれません。

私としましては、やはり縁の切りっぱなしの部分はタブなどで何とか隠したいんです(^_^;)。縁が切りっぱなしなんて不安で仕方がありません。

あとがき

1つ簡単なポーチを作るにしてもこうしていろいろ奥が深いものです。

結局のところ、シンプルで無駄のない作りが一番粋(いき)でカッコイイのだと考えています。

そして、同時に、複雑な感じよりもむしろ、シンプルに作る方が難易度が高いようです。

今回使わせていただきました、白地にリボン柄の可愛い生地は、日暮里の生地屋さんです。

メルマガをいただいておりますが、コンスタントに生地が入荷されて面白いです。

ミニインテリアのようなコスメボックスの中身に更なるケースをハンドメイド品で収納するアイデア【658】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お部屋の模様替えとかインテリアがとても好きです。

そのインテリア好きから、コスメボックスの中もミニインテリアのような世界観で、自分ならではの配置と整頓にしていくところへ、ハンドメイド製作のミニコスメケースを入れていく環境のご紹介です。

ただただコスメケースだけをお作りしてご紹介してまいりましたが、その配置とか、どんな場所へ入れるのかというのが、ブランドのコスメポーチ、そして、コスメボックスへと段階をおって入れ物の中の入れ物といったような構造であることをご紹介したいと思います。

インテリアも、お部屋という箱の中に、たんすとか、棚を置いて、さらにそこにボックスなどを設置していますよね。

あれのミニチュア版みたいな考え方で、お作りしていますハンドメイドのミニケースを俯瞰してご覧いただければと思います。

私の例ですが。。。大き目コスメポーチがブランド品で持ちたい方へのご提案

ブランド品が好きです。

やはり作りが良いですし、お仕立ても特徴があったりします。そんな点に着目するのも面白いものです。

私のように、メインコスメポーチはブランド品が良いという方は多いかと思います。

コスメポーチはバッグの中では結構な存在感であることと、毎日使うものということでバッグのような感覚も一部あります。

ブランド品というのは、お品のご提案がほぼ一方通行だと私は思います。

一流ブランド品がお客様の声を聞いてそれをいち早くフィードバッグした製造をしているかというとそもそもそういったものではないと思っています。

自社のデザインをコレクションとして提案していってお客様に受け入れたもらうというスタンスで今まで来たと思います。

今後も有名なブランドというのはそのようなブランディングの力の効力で購入側も受け入れていくという形は残っていくと思っています。

ブランド力というのはそこまですごいものなんだと思います。

ビンテージ物であっても中古品であっても何ら同じことです。

よって、ここが今一つ、、、と思う点も受け入れていくしかない部分もあります。

そうするとそこに、不足部分とか、機能の拡張をした部分を補うということが出来そうな空間を見つけます。

ということで、私のコンセプトとして、ブランドポーチの補助的な役割ができるにふさわしい良質なお仕立てのミニミニケースといったお品を作っていくことになります。

こんな感じでほとんどすべてのコスメグッズが収納できるコスメボックスを持っています。好きなバラ柄。そして、縦長タイプの背の高いサイズのものです。いろいろこういったコスメボックスがある中では、この縦長タイプが私としては一番使い勝手が良いと思っております。取っ手が付いていることで、場所を移動して持ち運びができます。まるでメイクさんみたい♪。
最近見つけたビンテージのバレンチノのスエードの小花柄ポーチ。スエードがとても好きです。本革に花柄プリントは結構レアです。大き目サイズのポーチでこれごとコスメボックスの一番上にどーんと収納です。
さて、いったん小花柄のコスメポーチはよけて、それ以外の収納を見てみます。これは、コスメボックスの中の様子。仕切りをパンダンの入れ物で更にお部屋を作り、同じ種類のアイテムごとに収納。例えば、右上はヘア関係のクリームとミスト。右下はコンタクトの液と保存ケース。保存ケースが小さいので、自作のハンドメイドポーチに入れています。左下はエンリッチというような保湿クリーム。左上はお部屋のにおい用のセージの香りの芳香剤と、消毒用ジェル、そして眼鏡クリーナー。一番左のシャネルケースは、爪切り、ビューラー、眉毛をカットする小ばさみです。一番上はファンデーションの予備で(間違えて2個買ってしまったので)、自作のファンデーションケースへ入れて割れないよう保管します。
まだ右の空間が空きです。ここへ、こちらも自作のポーチで中身が予備用のペンシル類が入ったものを設置。空間がフルに埋まりました。
さて、最初によけておいたメインポーチ。これは、携帯してバッグの中に入れて使えます。正面のポケットにはぺたんこのクシと鏡。フェンディの物を入れています。
クシがなぜか2個になっていますが、ポーチと一緒に付いてきたものだったから増えたのだと記憶しています。鏡もコンパクトで可愛い丸型のペタンコのゴールド。左の方に少し写っています。
中身ですが、肝心な物がぼけてしまいました(^_^;)。ペンシル類が現在そのままinしていますね。これが今後は自作のハンドメイドケースのペンシル用のものによって、収納的なお部屋ができることになります。ここにたどりつく背景とか環境が今回お伝えしたかった内容となるわけでした。

随分といろんな入れ物があるものですね。

入れ物はそれだけで魅力的なものであり、私はずっと注目してきましたし、素敵な物が多いです。

そういった入れ物の仲間入りとして、小さい容積のこのようなコスメポーチの中で活躍してもらえるものを目指します。

あとがき

こうして見てみると小さな入れ物だってインテリアなのだという考え方をしてきました。

サイズが小さくなっただけで何ら大きなお部屋と同じことをしていたのです。

インテリアは世界観が生まれます。

化粧ポーチはそれに比べたら小さな空間ですが、開けた時に広がる、個人個人の特徴がとても楽しいものになりますね(^-^)。

そこへ私はハンドメイドで使い勝手の良い機能の小さなケースをお手伝いしたいわけです。

ハンドメイドで作るポケットやポーチの「わ」のアイロン二つ折りがずれないよう固定する「待ち針」は杭(くい)の役割【277】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、ピンクのサテンの水玉柄でコスメケース3点セットを作りました。

今回の生地は少し扱いにくい生地。

分類では衣装の生地のまとまりの中からのチョイスです。

つるりとしたよく滑る生地で、こういったものが時に扱いにくい場合があり、今回はまさにそれに当たりました。

アイロンで折り目を付ける作業において、変な方向へずれないよう工夫した点をご紹介したいと思います。

「わ」の2つ折りを正確にアイロンがけするコツの「待ち針」の役割

使用生地:ドットプリント、ポリエステル/100%、日本製。Lの字になっている残布で表地も裏地も使用。

表地裏地ともに同じ生地で3点のミニポーチ作りでは、これだけ使い切るぐらいの分量生地が必要です。

とはいえ、はぎれであることは間違いがないので、多めに余ったケースの1種の生地使いというバージョンです。

ちなみに縦横の向きは、写真で見る横線の一番上が生地の耳に当たるような横向きで撮影しております。

つるりとしてピンク色がとてもかわいい生地なのですが、何しろとても扱いにくかったです。

アイロンをかける時もまともにはかけられません。

アイロンの先の方で少しずつというかけ方でなければクシャッとなってしまうのです。

そういう生地も中にはあるということですし、衣装用のコーナーの生地ですので、「ツヤ」にポイントをおかれ、手縫いが実際多いかもしれません。

しかし、これを選んだことでかえってレアな使い方ということになるのです。

扱いにくい生地も多少苦労しながら、それと引き換えに分かる生地の性質なども大変良き学びです。

今回、こうした扱いにくい生地で「わ」を二つ折りする時に、いかに正確に折ることができるかということのコツになる点を見つけました。

やりがちなのは、そのままアイロンをそそくさとかけてしまおうとすること。

ちょっと待った!、ここで、ポイントがあります↓。

実際の場面がしっかり撮影できなかったので、紙でシュミレーションしました<m(__)m>。

このように、二つ折りを「わ」のところにアイロンをかける前に、まずは待ち針を確実に留めます。

ここでやっと「わ」の中心の位置が決定されるという考え方です。

待ち針無しだと、必ずずれが起きてアイロンを結局かけ直したり、「わ」の中心線が曖昧になってしまいます。

この、待ち針で留めた後に、アイロンをかけるという待ち針留めの存在があるということがポイントでした。

そのまま目で見てアイロンしてしまいがちですよね。

けれどもこのぴたっと正確に合わせるための待ち針の存在が結構なものなのです。

形が綺麗に出来上がる秘訣の1つとして綴らせていただきました。

完成:一番上から時計回りに、ファンデーションケース(サイズ:縦6cmx横8cmxマチ2cm)、ペンシルケース(サイズ:縦3.5cmx横15cmxマチ無し)、シャドウケース(サイズ:縦5cmx横7.5cmxマチ無し)。
内側もしっかり裏地が貼られています。
後ろ姿はこんな感じです。

縫いにくいといっても出来上がりは他の素材の時と同じように出来上がらねばなりません。

せっかくのかわいいピンク色の水玉ですので、「かわいさ」と並行して「良質さ」があることがとても大切になります。

あとがき

今回の最初の残布の状態の写真が分かりやすかったかと思いますが、処分するにはもったいないなと思うような分量の生地で製作するアイテムの3点セットです。

大きなバッグ製作だけではきっちり使い切るということが難しい部分もあります。

そうすると少しゆとりを持って生地を調達するので当然残布が最後に発生します。

メインバッグの失敗のフォローとして予備の生地として控えながら、その後に残った残布となってこういった小さいものが出来上がる順番がとても自然であり、望ましい使い方だと思います(^-^)。

量産縫製で卸されるお店では実現できない個人事業主が作るミニミニサイズで作ったポーチの価値【88】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日帰りのお出かけでは、バッグの中のコスメ関係は、最低限の分量にしたいもの。

お直し程度の必須のアイテムさえ持ち歩けば、軽い荷物になるものです。

さて、今回<はぎれシリーズ>となります3点のミニミニポーチをコスメ分野でご紹介します。

一重仕立てのかさばらないあっさりとした面持ちでありながら、ピンポイントなアイテムのメイク用具の収納ができるケース。

無駄の空間が無い、とても小さなかわいいケースを3点セットでハンドメイド製作しました。

ナイロン撥水コーティング生地のわずかなはぎれを使用

今回の使用生地は、一重仕立てなので表地だけです。

ナイロンオックス撥水加工という名前のナイロン/100%。

撥水加工なのでお水対策もできた生地です。

ごわっとしているので、一重仕立てでいっちゃおうということになりました。

表地:ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。
・・・色は焦げ茶で、チョコ茶とだいぶかけ離れたカーキ色寄りなダークさとなります。

このような焦げ茶は、女性では積極的には小物入れにはに使わないでしょう。

ただ、それもはぎれならではなのです。

余った生地をそのまま受け入れて、仏頂面の地味さを明るくフェミニンにしていく工夫もします。

地味な色でも華やかでかわいらしいテイストを加える方法の1つに「巻き薔薇」を飾るという案がある

私が考えたのが、巻薔薇(まきばら)を装飾すること。

かれこれ10年程も前、ハンドメイド自体をスタートした最初の頃は、トレードマークになるようなワンポイントアイテムがほしくて、この巻薔薇をバッグやポーチの中央にちょんと付けたものでした。

本体が花柄であっても無地であっても付けました。

これ1つで結構かわいいテイストが加わります。

巻薔薇の威力はすごいと思います。

巻き薔薇:サテンのリボンで作られた焦げ茶とベージュの2種。

これを1アイテムのケースに2個色違いで並べてミシンで縫い付けます。

私が思うに、ミシンの方が手で取り付けるより頑丈で長持ちです。

巻き薔薇は崩れやすいので、しっかりミシンで乗り上げて縫ってしまった方が良いと考えます。

薔薇は底部分が膨らんでいるので不安定なのでややコツが必要です。

ミシンの押さえを工夫して水平に押さえ付けることができるとうまくいくでしょう。

返し縫いは必須です。

少し薔薇がつぶれますが、つぶれ方も見栄えが良いつぶれ方になるように少し技術を使うということになります。

量産品に勝てるのか、ミニミニ化粧ポーチ3点セットの完成

細長の横向きのペンシルケース、シャドウケース1、シャドウケース2と3点セット。

本当は、ここへシャドウケースを1つにして、ファンデーションケースというマチ付きを入れたかったのですが、今回は生地が不足。

また、ファンデケースは次回のはぎれシリーズでトライしてみたいと思います。

コスメケース3点セット:すべてマジックテープのタブ開閉。
巻き薔薇コンビがいろいろな配置で設置して、1点物テイストへ。
<サイズ>左上:縦6cmx横7.5cm、右上:5cmx7.5cm、下:5cmx17cm。

このような小さいサイズは、なかなか見かけません。

過去にも、オーダーメイド的に、一番下の細長ポーチをファスナー仕立てでレオパード柄で製作したことがありました。

このたびは、表地だけで製作なので、作ってみた程度のものになりましたが、やはり作ってみて思うことは、手間をかけてでも裏地も取り付けることです。

小さくて、はぎれだからこそ丁寧に作るという方向へ行く方が良いと心の底から思いました。

あとがき

先程の裏地付きに関連することですが、今回は一重仕立てであり、スリムですっきりと作ることと作りやすさの優先で、縫い代の始末をしてないのです。

入口も1つ折りのみなので、開くと縫い代が見えています。

この生地はほかの生地よりは生地が安定してほどけにくいので、一度やってみまたわけですが、やはり私自身がその縫い代が見えた部分を見て心地よくありませんでした。

鏡、ぺたんこのくしなども割れたくない何かケースに入れたいアイテムです。

そして、ファンデーションとかシャドウは粉を固めてあるので、振動や衝撃で割れてしまう心配も常にあります。

よってポーチの中にさらにこういったケースを設けることも安心な楽しいライフスタイルにつながるかと思うのです。

そのためには、小さくとも、お仕立ては、バッグと変わらないきちんとしたものにしていくことをここで決意しました(^-^)。