愛でることはその歩みを知ること。。出会ったジュエリーの地金・宝石共に地球上のどんな物質で出来ているのかが分かる【547】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのネックレス・ペンダント・ブレスレット・バングル・リング。

美しく完成された姿にうっとり。。表面だけを見て元の地球活動の賜物である希少原料と人間の創造力を含む技術のおかげであることを忘れがちです。

このたびは、【546】に引き続き同じ「鉱物の博物学-地球をつくる鉱物たち-:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」からの学びの1つをお伝えします。

【546】では、「モース硬度」という天然石の尺度の1つをご紹介しました。

今回は、世にある数多くの鉱物を分類することで分かり易く整頓されている実態を、「鉱物の分類」という切り口でお伝えしたいと思います。

鉱物は化学組織・結晶構造の違いで10種に分類、出会ったジュエリーの奥深い背景を知ることで高まる動物と鉱物の交わり

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この本からのメモとネット上の情報とを照合し確認しながら、巷ではよく知られる宝石名がどこに属するのかを()内に付記してみました。

ニッチな存在のあまり知られていないようなストーンは、付記した部分以外の番号に当てはまることもあるかと思います。

もし、ご購入のジュエリーのストーンが聞き慣れない珍しいストーンならば、ネット検索で「○○は鉱物の分類のどこに属するのか」などのAI様への質問で教えていただけると思います。

多くの有名ストーンはこの表の⑧に属していることが分かります。

以前の投稿【543】【546】でも注目してまいりました⑧に属する「翡翠」についてひも解いてみます↓。

「翡翠が属する、「珪酸塩鉱物」は、結晶構造の基本的要素として、ケイ素(Si)を中心とした正四面多体の各頂点に酸素(O)を配したSiO4四面体を持つことが特徴。」とありました。

この「SiO4」は重要な結晶構造の1つ、多くの鉱物に基本的に含まれているもの。

クリップの中の付記にある「エメラルド」「翡翠」「アメジスト」「トルマリン」」の他には、「ガーネット」「ソーダライト」がこの「SiO4」を含みます。

「SiO4」を基本的に含んでいても、その他の別の物質の混じりによりそれぞれ固有のストーンになっていく点が複雑。

「輝石:きせき」「角閃石:かくせんせき」「雲母:うんも」「長石:ちょうせき」「石英:せきえい」という分類は、⑧の「珪酸塩鉱物」からの更なる枝分かれした細分類です。

結晶構造の形(デザインのようなもの)が違い、鉱物名が区別される先端へ向かいます。

まずは、この10種が最も原石を分けたものであるというマクロ的な見方がこのたびの学び、その後も複雑だからこそ、この10の分類の意味があると納得しました。

あとがき

以前の投稿の【545】でもお伝えしましたが、「珊瑚:さんご」「真珠:しんじゅ」は海の生物である「動物」であり、鉱物ではありません。

また、「琥珀:こはく」は天然樹脂なので「植物」、「鼈甲:べっこう」は亀の甲羅なので「動物」、2素材共に「鉱物」ではないということです。

つまりこのたびの10の分類は、世の3大生物「動物」「植物」「鉱物」の中の「鉱物」についてのお話であるという最もマクロな見方も忘れてないでくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

堅いことで有名なダイヤモンドは「モース硬度」10段階のトップ、一方強靭さとなれば6-7程度の翡翠に軍配【546】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読。

まさに直面しているジュエリーのストーンについての知識をいただき、大変勉強になっております。

少し前の【543】の投稿では、翡翠の2大別の「ジェダイト:硬玉翡翠」と「ネフライト:軟玉翡翠」の区別の違いに迫ってみました。

ただ、数値としていずれも僅かな違いしかなく、研究レベルの機材を利用した調べによって専門家が読み解かれます。

ジュエリー好きであっても、その見た目の判別は非常に困難、やはり調達元からの確かな「情報」が重要になります。

主にこの2大別は、「産地の違い」「鉱物名の違い」によって大きく区別される以外になかなか理解が困難です。

産地・鉱物名共に確かな情報ありき、ジュエリーの譲渡のシーンでは時間をかけた情報提供は大切です。

さて、このたびはたくさんの天然石の尺度の1つ、「モース硬度」という指標の存在をお伝えします。

全10段階で分類され、繊細なストーンで脆いのか丈夫なのかの判断にもなる「硬さ」のことです。

ただ、「脆い物は美しい」という側面もあり、数値の高さのみに偏る見方も良くない、「本当のことをまずは知っておく」という目的があります。

10段階に分けられる「モース硬度」、最高レベルのダイヤモンドに対して6-7程度の翡翠だがダイヤモンドに勝る「強靭さ」あり

モース硬度(1-10):ほとんど中間を省略致しました。キズの付き具合の事ばかりがずらりと並びます。

「ジェダイト」と「ネフライト」のモース硬度は6-7の間、僅かに「ジェダイト」が大きい値という違いでしかありません。

狭い範囲内でその僅かな差を調べることに対しては、あまり特徴付けられる結果にはならないというのが私の疑いです。

そんな考えから、この表の途中部分を省略することに。。これも1つの分かり易さの表現だと思っていただければと。

前述のように、モース硬度のダントツ1位はダイヤモンド、しかし、「強靭さ」では、ダイヤモンドよりも翡翠が勝るとのこと。

「強さ」というざっくりとした見方であると、「モース硬度」も1つの材料ですが、「強靭さ」も大切です。

数値のみに頼る見方ではない広い捉え方を教えていただいたこと、この本の優れた点だったと思います。

あとがき

特に高級地金の18金やプラチナ台の宝石が載った本格派ジュエリーは、ほぼ永久的な物品です。

長い間一人の人と共に時を経ることも、別の人の手に渡って引き継がれることもその変わらぬ不変的な姿が大きな価値です。

それほど価値ある物の表面以上のことを知ることは、遡った鉱物時代に思いを馳せながら世の三大生物の「動物」である人間と「鉱物」が関わる意味を持つと思うのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

世の3大生物「動物・植物・鉱物」の中間的存在の特殊さが価値、珊瑚ジュエリーに出会う前の珊瑚とは何者なのかの知見【545】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年「珊瑚(さんご)」は希少、今後の優れた「珊瑚ジュエリー」を見つけることが困難というイメージがあります。

そこで、古物ジュエリーの中で時々見つかる大粒の珊瑚リングなどに注目しています。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップの中には、これまで一度も並んだことがありませんが出会いたい願望は大いに持ってまいりました。

あの真っ赤な「血赤珊瑚」などは非常に美しい差し色になり、ジュエリーとしても強いメッセージの表現ができると考えています。

ジュエリーになる「珊瑚」、実は多くのジュエリーがそうである「鉱物」ではないのです。

「真珠」の存在感に似ていますが、ジュエリー分野では鉱物に混じりながら特殊な存在として価値を置かれていると思います。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

実は「動物」に位置付けられている「珊瑚」、「植物」や「鉱物」のような側面も持っている表情豊かな姿の魅力

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「珊瑚」は「刺胞動物(しほうどうぶつ)」の一種、「クラゲ・イソギンチャク」などが同じ部類に属する仲間です。

突起状のパーツが特徴で、人間でいう目や耳や味などの感触を得る大事なパーツなのです。

「炭酸カルシウム」を含む「霰石(あられいし)」というものでできた骨格を形成し、木の枝のようになって珊瑚になっていく成長過程をたどります。

この「霰石(あられいし)」というのは、「アラゴナイト」と呼ばれる「炭酸塩鉱物」というものの一種。

木の幹のように枝を広げた植物のようにも見える生き物は、「真珠」「シェル」と並んで「海の動物」なのです。

以前記事でご紹介したことがあったのですが、地球上には3つの「生物」が存在、「動物」「植物」「鉱物」です。

「珊瑚」は、定義上の括りは「刺胞動物」なので「動物」に分類されていますが、3つのどこにも属しているかのような多様性が感じられます。

宝石になっていくような「珊瑚」というのは、特に別格の深海にある「貴重サンゴ」と呼ばれるタイプ。

どれもがたやすく宝石になるわけではなく、宝石としての存在感は人間との絡みの1つなのでしょう。

あとがき

海に潜るダイバー様達はおそらく海でゆらりとゆれる珊瑚を目にされたことがあるのでしょう。

ここ近年の海の中の変化によって、「珊瑚」の存在もかなり希少になっていくようです。

すでに世に出ている「古物」の珊瑚ジュエリーを失くしてしまわずにこの先も見守ることも重要ではないかと。

工業製品の塗装の赤色とは違い永続的な赤色、同じくいつまでも色褪せない高貴な18金やプラチナと組み合わされた「珊瑚ジュエリー」、非常に価値があると考えます。

今後珊瑚に出会える日を楽しみにしています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<旧47②>淡水真珠編み込みが共通、スクエアペンダント・幅広ブレス・トリプル珠リングが奏でる柔らかな三重奏【583】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.25からおよそ5年後の2026.08.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

元は、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップの商品説明欄であったお部屋です。

内容を見直し、レベルアップをはかり本格派ジュエリーへ歩む途中の変遷の姿がこのたびです。

その後は真珠自体を完全に廃止していったのですが、途中は少しずつ差し替えたりこれまでのままを活かすことを試みた時期もこうしてあったのです。

ご紹介しますのは、真珠ジュエリーではなかなか珍しい、チェーンが真珠でペンダントトップも真珠というタイプのアイテムのセット。

続く幅広編み込みブレスも随分入手困難な現状ですので、なかなか貴重なアイテムが集まっています。

真珠ではレアなペンダント、スクエアの編み込みトップに似合う幅広編み込みブレスやアンティーク風トリプルリング

<旧47②>全3点:<旧47①>からは総入れ替えした淡水真珠のセット。リングのみあこや。
<旧47②>ペンダント:淡水真珠編み込みの20mmx20mm。バチカンはステンレス、シルバークラスプ。淡水真珠のチェーンは長さ50cm。
<旧47②>ブレスレット:淡水真珠6mm程度のラウンド型。巾20mm。デイジーのシルバークラスプ。
<旧47②>リング:925台の4mmあこや真珠がトリプルに深めに埋め込まれたイギリスの老舗メーカ製。16号。

サイズバランスの整いも全体のぱっと見のすっきりさに影響すると考えます。

せっかく真珠オンリーに特化しても整然とした揃いも重要、ペンダントは俵型で小粒気味ですが、チェーンとトップのサイズはよく合っています。

また、ブレスとリングはペンダントに比べて大粒ですが、付け位置が近いこれらは互いに似た珠のサイズなのです。

実は、この調整もその他の複数の真珠のセットの中で今一度見直したポイントになります。

お洋服とのコーデ例:黒白水玉ロングワンピ。水玉と真珠の相性は大変良いので、1つの定番コーデのアイデア。

あとがき

以前は、ペンダントチェーンはステンレスチェーンで通していたこともありましたが、地金を極力減らした白い部分が多いことがふんわりとした雰囲気を作ってくれました。

金属が入るとシャープ感が入り込むことも体感、真珠のようなエレガントなアイテムと金属を組み合わせる場合には、その良い方向への効果を確認すると良いです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<旧34②>ライスパールチェーンはマチネからチョーカーへ変更、ルーズ感の解消と収納後のテグスのたたみ癖の同時解決【567】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古物の多重連ネックレスのイメージもあるライスパール。

イメージはあくまで過去に多く出回ったことでたくさん見かけた記憶によるものに過ぎません。

近年形が整った淡水真珠の劇的改良と共にライスパールも凸凹したカジュアル感を伴ったものから、整然としたエレガントな風合いへと進化。

このたびは、元々粒が整ったベビーライスパールのペンダントの長さをショート丈に調整した<旧34①>からの変更の<旧34②>です。

「マチネ」と呼ばれる範囲の長さ65cmからの変更、「チョーカー」と呼ばれる36cmの首に沿うような長さがもたらす効果を「機能」の面にフォーカスしながらお伝えします。

テグスによる跡付き問題の解決へ。。ライスパール編み込みビッグハートペンダントはチョーカーレングス

<旧34②>全3点:<旧34①>からの変更点は、ペンダントチェーンの長さの調整とリングの差し替え。
<旧34②>ペンダント:バチカン含まず縦25mmx横30mmのハート。長さ36cm。留め具はシルバークラスプ。

留め具は、ブレスレットとお揃いで薔薇デザイン。

パール類は大半がネックレス、このたびのようなペンダントタイプは個性的です。

元はペンダントトップは単独、合うようにチェーンと組み合わせたのです。

このように立体感がある素敵なペンダントトップ、立派に作られた製造者様のセンスには脱帽です。

この素敵なビッグ透かしハートが際立つためには、3連のチェーンがビシッと決まらなければなりません。

ショート丈への変更により、付けた時のシャープなフィット感と共に、収納のたたみじわによるウェーブ状のルーズなテグスの跡の悩みが解決できたのです。

<旧34②>ブレスレット-ベビーライスパール3連のペンダントチェーンとお揃い、薔薇装飾のシルバークラスプが設置
<旧34②>ブレスレット:ペンダントの3連チェーンと同種のベビーライスパール3連。薔薇シルバークラスプ。
<旧34②>リング:K14WG台のベビーあこや真珠4mm珠が5つの一文字デザイン。サイズは13号。

変更前の<旧34①>のリングはあこやの横並び3連で、SV925台の透かし装飾のものでした

レベルは確かなものでしたが、1珠がやや大きめで、ベビーライスパールとの共存はやや違和感がありました。

このたびの変更後の横並び5珠の小粒具合は随分バランスが良くなったと思います。

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お洋服とのコーデ例:ピンク水玉ロングワンピース。ネックラインに沿う形のペンダントが印象的になります。

あとがき

ここ10年くらいの内についに真珠も男性が付けるようになりましたことが劇的です。

2018年に当ブログ投稿をスタートした頃、四角い形の「ビワ真珠」のネックレスを男性も付けられるという内容で綴ったことがありました。

当時ではかなり攻めたアイデア、ネット通販では南洋真珠のダークカラーのブレスレットくらいがメンズ用として拝見したくらいでした。

その後男性も白色のネックレスを付けることが目立ってきたことは、世のファッションのジェンダー垣根越えの一面を見るようです。

<旧27>から<旧36>までの10セットはすべて真珠のセット。

南洋真珠からベビーパールまで真珠のたくさんの表情のセットを網羅しましたので、是非お立ち寄りいただければと思います。

ただ、当「本物志向のレンタルジュエリー」からは、2022年の大改良のタイミングで真珠付きの18金ジュエリーまでもの徹底で真珠関連は全面廃止。

これは事業と個人の違いであり、真珠のレンタルのニーズはあまり手応えを感じなかった当事業ならではの感触があったからです。

それでも個人的にはいつまでもあこや真珠の古物を好んで持っていますので、その点は事業視点ならではの判断です。

こうして過去のラインナップをすべて細かく記録に残しています。

一度出会ったジュエリーに関してはその出会いそのもののご縁を大切に「情報」という形で装いのノウハウをご提案しています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

翡翠の王道イメージのグリーン色は元は無色、どんな物質が入り混じるとあの色になるのかを探る【544】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての幼少期、祖母が指にはめていたグリーンの指輪。。

楕円形のエレガントな形をしていた記憶をたどれば、おそらく「翡翠」であったと思います。

昭和時代には女性はリングなどに、男性はネクタイピンやカフスなどに、翡翠を愛で、装飾品として実際に身に付けていたことがあったのです。

現在翡翠の存在は、どちらかというとお洋服に溶け込むような日常使いではなくなったかもしれません。

年代物として箪笥の奥で先祖の形見や遺留品として眠ったままであることも多いでしょう。

真ん丸の珠をつなげたネックレスや18金の枠に覆われたリングがイメージしやすい王道の翡翠。

このイメージのグリーンの実際のカラーの色の生まれ方について、その他のカラー展開と共にこのたびは探ってみたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.05からおよそ5年後の2026.07.02に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠の色のマルチカラー展開は混じる「成分」の違いにあり、グリーンのみのイメージを広げ物質が入り混じる広い可能性を知る

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近年鉱物の研究が進んでいることも2026年現在では見られ、産地によって環境が違うことで全く同じように当てはまらないケースもあるようです。

ただ、大枠は王道の翡翠グリーンの色は「鉄など」が正体です。

もともと、翡翠は「ヒスイ輝石(きせき)」という鉱物で無色透明。

どのような天然石も生粋のオリジナルというのは無色透明であることが多いです。

そこへ、結晶化していく途中の段階で、「鉄など」が含まれることによるグリーン色に変化するのです。

翡翠のマルチカラーは、自然の中での鉱物と他の物質との出会いによる「偶然と必然の入り混じり」の出来事だというイメージを持ちました。

翡翠の色入り混じる物質の正体
グリーンクロム・鉄
鉄・チタン・石墨(グラファイト)
酸化鉄
酸化鉄
鉄・チタン
マンガン
※着色元素が入らない場合

完全なる一覧表にすることは困難、代表的な物質だけを表記し、特にこの物質の影響でこの色になる決め手を代表で示したもメモのようなものと思っていただければと思います。

「ラベンダー翡翠」が人気であり有名ですが、入り混じる物質の代表が他のカラーとは別であることに注目できます。

こういったことが、特別な存在として鉱物ファンやジュエリーファンがたくさん注目している所以でもあるかと。

あとがき

翡翠がグリーンのイメージがありますのも、「鉄など」がしみこむ機会が多いということでしょう。

このたびのことがどんなことに役立つのかについてですが、まだまだ未熟な私も含めて本物を見抜くための僅かながらのアンテナを育たせるためだと考えます。

例えば、宝飾品になった翡翠であり得るのが「染色」です。

そこまで黄色くないのにあえて発色を良くするための「処理」がされているのではないか。。

この「処理」がダメージなのか価値なのかでは、天然石好きではいとも自然のままの姿を重視することも多いのです。

「無処理」の曖昧なカラーこそ「本物」の証という価値観です。

その場合、あり得ないカラーなどの大袈裟な状態は、「安物」に等しくなることもあります。

よって、基本的なことを理論と共に知っておくことは重要なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

劈開面など奥にある細かな違いはあるがパッと見では分からない、ジェダイトとネフライトとのレベル差を疑う【543】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠は英語で「jade(ジェイド)」、2種の「ジェダイト:硬玉翡翠(こうぎょくひすい)」と「ネフライト:軟玉翡翠(なんぎょくひすい)」に分かれています。

今回は、その違いに迫ってみたいと思います。

先にお伝えしておきますと、素人がパッと見てどちらか見分けられるものではなく、どちらも美しい天然石であることに変わりはありません。

それでも、レベルの差は「ジェダイト」の方に軍配が上がり、高級品として「本翡翠」と呼ばれている方はこちらの方。

成分の違いなどでは区別しかねる「ジェダイト」と「ネフライト」、それならばぱっと見が似る所以を理解することを優先にした

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「ジェダイト」と「ネフライト」の比較:写真左のリングは「ジェダイト」右のペンダントは「ネフライト」。

メモにはとっていませんでしたが、実は産地の区別も重要なのだと思います。

・ジェダイト・・・ミャンマー・日本

・ネフライト・・・中国・新疆ウイグル自治区・ロシア・カナダ

ストーンが属する岩の性質が違うということであり、産地が違うということはかなり重要な違いの1つであったかもしれません。

そもそもこうして比較するから別物であることを忘れがち、場所が違えば別のストーンが出来上がるのも納得の背景です。

クリップのメモの部分は、書物から拾ったものであり、どうもそっくりな性質を持っているような気がします。

わずかな数値の違いがパッと見て分かるはずもありません。

「鉱物名」が違うことも重要な違い、「ヒスイ」という言葉そのものはやはり「ジェダイト」特有の鉱物名称になっているのです。

特に鉱物専門家ではない者、されどジュエリー好きがお伝えできることはたった1つ、両方をそれぞれ目の前にして眺めた感想です。

実際に写真の「ジェダイト」のペンダントと「ネフライト」のリングは同等に美しく映りました。

この美しい映りには、ジュエリーとしての地金を伴った姿であることも大きく、同じサイズの原石を左右に並べているわけではないという見方の環境のせいもあります。

これは1意見に過ぎませんが、「ジェダイト」「ネフライト」関係なく、ジュエリーとして素敵であれば価値を感じます。

希少価値によるステータスのようなものはあまり持っておりませんので、実際に目の前に現れた姿を見たその時の実直な印象は「どちらも同等に美しい」と感じたことは確かです。

あとがき

項目ごとに比較もしてみるものですが、結果はモヤモヤしか残りませんでした。

あまりにも「ジェダイト」の方に高い価値を置いた「ステイタス」のような比較の仕方は、決して賛成できるものではありません。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、益々どのようなストーンもニュートラルに見たいと思っています。

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書き手:ピクチャレスク

K18YG台のマルチストーンフラワーリング、近くに映るブレスレットとの相性の作り方のコツはお花の輪郭との合致【542】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

当店ならではの特徴を自らも見つけながら、レンタルすることの意義をしっかりと感じていただける内容にしようと志している日々です。

更に、レンタルというタスクを越え全体コーデのご提案ができればと、こうしてブログ記事に過去のラインナップにあったアイテムまでも引用しながら「コーデ」を軸にしたご提案をしています。

このたびは、近くに付けるブレスレットとリングの相性をどう探るのかを、理論をもってお伝えする回としたいと思います。

「感覚」「インスピレーション」などは手に取って証明できるような物体ではありません。

ただ、そのようなことは、過去の物理的な体験の成果とも言えるのではないかと考えます。

そうしたアイデアが思い浮かぶのも、一度は理論立てて解釈していくことがその歩みの1つになると思うのです。

ペリドット・トパーズなどのマルチフラワーが盛り上げる楽しさ、18金3つ花リングからのその後のコーデの行く末のイメージ

リング:K18YG台のマルチフラワー。ストーンはペリドット・トパーズ以外詳細が分かっていません。13号。

左右のペリドットとブルートパーズは情報にありました。

それ以外のストーンについてはあくまで想像になりますが、花芯の部分の黄色はトパーズ、ピンクのお花は時々濃いパープル寄りにも映るピンクトパーズではないかと。

カラーのみで予想されるトルマリンやピンクサファイアも可能性は無きにしもあらず、花芯についてもシトリンである可能性もあります。

では、このリングに相性が良いと見立てた3点のブレスレットを誰もが理解できる理論のみでお伝えしたいと思います。

①ダイヤモンドテニスブレスレット:K18YG台に2ctのダイヤモンド。2連構造が豪華。

オーバル型の地金部分と円形枠のダイヤモンドの交互が繰り返されているブレス。

この形は、まさにお花の花びらと花芯の形に合致、同じ輪郭のモチーフが同時に2パーツ共通であることがぴったりを作ります。

ただ、このようなミラクルも簡単には起こらないかもしれません。

次の2例は、花びらのみに合わせた輪郭と花芯のみに合わせた輪郭を捉えた選び方になります↓。

②ボールチェーンブレスレット:ボールチェーンを編み込みしてふんわりとした筒状構造のK18YG。

お花の外枠のふわふわラインは、このブレスレットの外枠のふわふわラインに合致。

これも1つの相性と捉えられるのではないでしょうか。

③サークル透かしブレスレット:K18YGのサークルモチーフの多重。花芯の円形に合致、繰り返しがより相性を高めます。

このように、どこか1部分のみに関連付く枠・造形をとらえることで相性になると思います。

あとがき

こんな風に地金を揃えることのみならず、大枠の形の共通点を見出すということが相性のカギになることがあります。

「何となく」というのも大切ですが、我々事業者は「伝える」というお仕事も重要です。

まずは、こうした言葉表現を伴う理論でベタにはなりますが必ず理解できるようなお伝えの仕方も大切。

本当にユーザー様のためを思うならば、「何となく」こそユーザー様のインスピレーションに委ね、ひたすら理論で解いていくということも忘れないのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

名前の音が被る「ジルコン」と「ジルコニア」は別物、赤茶系の価値ある天然石と模造品という雲泥の差を知っておく【541】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」を拝読。

これまでたくさんの天然石を実際に目の前で見たつもりではありましたが、世の天然石の数からすればほんの僅か。

ジュエリーという括りでは、天然石ではなく模造品も入ってきます。

模造品所謂イミテーションジュエリーは、商業色が強く素敵なネーミング付けられていることが多いです。

このたびは、この本の中にも取り上げられていました、天然石「ジルコン」について綴りたいと思います。

とは言え、一度も手にしたことのないストーン、今後手にすることがある前の心構えのようなつもりで知識をいただき、同時にここでアウトプットしておきたいと思います。

勘違いで優れた宝石との出会いを逃されぬよう。。「ジルコン」は美しい生粋の天然石で名前の似た「ジルコニア」は偽物ダイヤ

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実際のジュエリーショップの中で、「ジルコン」を扱っていることがレア、これまではあまり拝見したことがありませんでした。

よって、かつては「ジルコン」という言葉を見聞きしても、「ジルコニア」にどうしても結びつけてしまい「合成石」を疑わなかったという時期がありました。

しかし、実際のところ「ジルコン」は、赤茶色の非常に神秘的な美しさを放つストーン、温かみがあり茶色の濃淡の展開もあり素敵な本物の天然石なのです。

まだお写真しか拝見したことがないので、いつかジュエリーとして入手したいと思っています。

ジルコンは英語表記では、「Zircon」、本当の天然の状態は「ホワイトジルコン」と呼ばれ無色透明。

そこへ、他の不純物のわずかな混じりにより、褐色・赤・グリーンなどと不純物の種類の違いで色が分かれていくといった経路を辿ります。

「コランダム」が「ルビー」や「サファイア」に枝分かれしていくのと同じです。

「合成サファイア」「合成ルビー」などがあるのと同じで、「合成ジルコン」というのも相当な数存在する実態はあります。

ただ、このことは「ジルコン」がサファイアやルビーに肩を並べる生粋の宝石であるということなのです。

そして、「合成ジルコン」はあくまでも「ジルコン」という天然石の結晶と同じ構造で工業的に作られた模造品であり、「ジルコニア」とはこれまた別物なのです。

ジルコンの成分は、「ケイ酸ジルコニウム」、この難しめな「ケイ酸」というのが、ケイ素・酸素・水素の化合物の総称。

では、「ケイ素(漢字では珪素)」とは何なのかです。

ケイ素は地中に酸素の次に多く存在するもので、別名「シリコン」、元素記号は「Si」。

ケイ素は鉱物には主成分として含まれることが多く、人間に関しても細胞の中のミネラルの中の成分で、骨・血管・皮膚などにも存在する重要な成分。

そんなケイ素が含まれた、酸素・水素との合体の「ケイ酸」でできているということ。

では末尾のジルコニウムとは。。これは、元素記号が「Zr」であらわされる銀白色の金属。

ということで、「ケイ酸」と「ジルコニウム」の合体が「ジルコン」に。

ジルコンの化学式は「SiZrO4」。

末尾のo4のoは酸素の原子記号。(ゼロではなくアルファベットのオー)。

4が付くと、「O4」で「四酸素:しさんそ」と呼び、酸素でも細かく性質の違うものが一緒になっているのです。

では、最後に「キュービックジルコニア」も見てみます。

「キュービックジルコニア」の化学式というのもあり「ZrO2」。

ジルコンと比べると「Si」が入っていない点がポイント、末尾の酸素の部分の数字も違います。

「キュービックジルコニア:Cz」は、ジルコニウムの酸化物である「二酸化ジルコニウム」の事。

酸化物というのは、酸素と他の元素とが合体した化合物。

酸素は他の元素と合体しやすく、ほとんどすべての物質と化合物になり得るもの。

このような合体を、自然現象ではなく工業的に手を加えるという点が「人工物」の製造の本質です。

あとがき

これで、そっくりな紛らわしい呼び名による誤解や間違ったイメージも払拭されてすっきりできます。

「ダイヤモンド」と「Cz」の見分けがなかなか難しい点からも、人工物を作り出す工業技術のレベルの高さ「人間の叡智」も見逃せません。

今後天然ダイヤモンドの採掘が困難になる背景と共に、「そっくりな偽物」も考案されていくと思います。

そういった工業品が増えてくることとは対極に、生粋の天然石を重視されるジュエリーマニア様も多いと思います。

「ジルコン」という言葉の音を聞いて、赤褐色の美しい茶色の展開で今後はイメージしてみてくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

自分目線のジュエリーの良し悪しの判断を持つために。。「宝石の定義」を知ることで始まる自分の解釈【540】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物化学会編集/宝石学会撮影協力」を拝読。

宝石を見極める際に大いに役に立ち、写真も大きく美しいのでより真実味が感じられ実際に人気の本です。

このたびは、大変興味深く有難い「宝石の定義」を知識として受け取り、今度は自らの解釈をもって「美しいジュエリーとは」を考えていく回としたいと思います。

綺麗なだけで良いなどとは一見曖昧に感じるが、「美しさ」が永久・希少と並び優れた宝石である証明にもなる意外

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「宝石」と呼ぶにふさわしい定義は3つ、「①美しさ②永久性③希少性」です。

「永久性」には「丈夫さ」にも関連付きます。

①は少し曖昧で、それぞれ独自の解釈があるものの、どんなものを美しいと言えるのかという点ではこの本のご一読で確かめていただけます。

ダイヤモンドがダントツである理由はそれぞれの項目どれもが突き抜けているからだという見方がまずできます。

本が書かれているのは「宝石」に関してで、「宝石+地金」のコンビ「本格派ジュエリー」について、自らが持った解釈をお伝えしてまいります。

特に③の「希少性」については、特に思うところがあります。

ストーン自体はその採掘データなどからもうすでにレアストーンなのか普遍的なストーンなのかが分かっています。

普遍的なストーンは「半貴石」などと区別されてしまっていますが、普遍さを武器に大粒に加工することができ、「美しいジュエリー」には十分成り得るものなのです。

ストーン自体の希少性もさることながら、カットの美しさ・はっと息をのむほどの大粒にも十分唯一のテイストが入っていると思うのです。

よって、よく知られているようなストーンであってもその中に1つ誇れる部分があれば美しく価値があると考えています。

究極、宝石が登場しない地金だけでできたジュエリーであっても、こちらもまた美しいジュエリーになっていることを目の前で見てまいりました。

あとがき

「ダイヤモンド1ctくらいは持っていなきゃ」など、このようなことも1つの固定観念。

ダイヤモンド1ct未満でも素敵なデザインのダイヤモンドペンダントがあり、こう思う時点でおしゃれ度の高い素敵なジュエリーを逃しているかもしれないのです。

何か大勢の意見のような情報に飲み込まれてしまうのも、結局は知識不足からの不安定な方針や意見によるものではないかと思いました。

自分の選択の仕方やスタイルをはっきりと打ち出し堂々と主張できるためには、元の「定義」を一度は自分の中にインプットする必要があります。

そんな意味でも、この「定義」が書かれた本のご一読の意味が深まります。

宝石に限らず様々なことに言えることではないでしょうか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク