YouTubeとブログの採番を同時進行、見ていただく経路が全く違うことで交わる場所をホームページとする構造【711】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログとYouTubeは2018年から本格的にスタートしています。

正確には、YouTubeは2016年1月に初登録しまして、登録直後から約1年間「アクセサリーの部屋」というチャンネル名を設置し、ジュエリーを紹介していく動画をアップしていました。

今思うと不思議なのですが、2020年7月にスタートした「本物志向のレンタルジュエリー」よりもっと前の4年も前から、手持ちコレクションのジュエリーに関しての発信をしていたのでした。

音声のあまりの小ささと申し分程度に付いていただけの動画機能のデジタルカメラの画素が非常に悪く、現在は動画を消してしまいましたが100投稿くらいコンスタントに1年間アップしました。

まさかその「アクセサリーの部屋」が現在のYouTubeのカテゴリーの<ジュエリー>になるとは。。といった不思議さです。

その他現在の<コーデ>のカテゴリーなどは、「アクセサリーの部屋」の投稿時代に、「番外編」として他分野の事も時々投稿してみたことがきっかけです。

「リーバイス501」のジーンズコレクションとコーデの仕方の例をご紹介した動画がたくさんご視聴いただけたこと、どなたかの「再生リスト」である「アメカジ」という分類にその動画を入れていただいたことで広まったかと。

そういったことから、とにかく分野にこだわらずに、ありのままの日常のやっていることの記録のようなスタンスで投稿することに決めました。

YouTuberの「しきたり」のようなものもあるようで、「同じ内容が数字がアップ」などと言われています。

しかし、どうしても長い目でみて、「自分の為」を一番に優先したいのです。

それは「身勝手」とか「視聴者様の事を考えていない」ということは少し誤解があります。

むしろYouTubeに縛られ過ぎて何年後かに「リタイア」してしまう危険性をとても感じるからです。

2023年頃に長年一生懸命やってきたYoutuber様達の多くがリタイアされたことの原因の1つに同じことがあったのではないかと見ています。

YouTube1本に依存するスタイルは合わないと独自の路線で行くことを決めた現在の活動です。

その独自路線を決めたのも、2019年の伸びた時期がきっかけであったことが皮肉です。

伸びているのだからチャンスだとそのまま突っ走ることをなぜかしなかったのでした。

伸びたきっかけは間違いなく、「リメイク動画」だったと思います。

その時、誰かにご指摘などされたわけでは決してなかったのですが、「ちょっと待て、立ち止まれ」という声が聞こえたような気がしてしょうがなかったのでした。

そして、「著作権侵害」について深堀りし始め、2019年6月に複数の機関・機構・著作者様に実際にコミュニケーションをとることで、どんどん「リメイク」について知識と心構えを考えるようになりました。

その結果、「著作権侵害」に該当すると判断した動画とブログとSNSを削除。

その時の正直な気持ちは、「これで良い、ここからが本当のスタートだ」と思ったのです。

得にアパレル分野では「緩い」とされているルーズな「著作権侵害」に対する姿勢はよくありません。

実際の著作者のジーンズメーカー様のお電話では、「ジーンズを解体したリメイク品の販売が横行していて非常に困っている」とのことでした。

結局は、他人様の「著作権侵害をしない」ことが、自社製造物に置き換えれば理解しやすいかもしれません。

このエピソードにつきましては、詳しく【240】の記事にその記録を綴っておりますので、よろしければ後ほどお立ち寄りくださいませ。

ある時期「Yahoo知恵袋」でも引用していただいた記事になります(その後ブログの手直しの際にタイトルを変えてしまったのでリンク切れになったかもしれません)。

とはいえ、自ら考案したアイデアや著作物に対しては、また別の考え方をしておりまして、「著作権フリー」の活動によりそのデザインなどを引用していただくということもしてまいりますので、またそのお話は別の機会に。。

さて、話を元に戻します。

ブログは2018年3月頭に初導入して記事をアップしたのですが、「幼稚な内容」と判断した初期の頃のどうしようもない記事は削除。

現在の一番古いブログは、2018年7月のものになります。

採番し始めたきっかけは、「著作権侵害」について投稿内容をしっかり見直したあの時からだった

上述の通り、2019年の6月、YouTubeのアップの内容を見直しその際に採番もし始めたわけです。

その当時で100投稿を越し、200投稿へ向かっていた時でしたので、採番には随分労力を要しました。

ただ番号を振るだけではなく、動画と記事を並行する作業があったからです。

元々別々で投稿したものを同じ内容をペアにするという作業が時間がかかったのでした。

その作業がおおわく完了した次にやったことは、YouTube動画新規投稿を先に、翌日にブログを同じ番号で投稿、その記事内にYouTube動画を必ず貼るということをルーティーン化していきました。

ルーティーン化するとかなり気持ち的に楽にこなしていくことができる不思議があります。

もし、多くのタスクが重なる場合に、毎日のルーティーンとして目の前のことを早めに片を付けていくというような見方をしてみてくださいませ。

気が付いたら様々なことを1日の中で濃密にこなしている自分に後で気づくことができます。

動画とブログどちらもフラットに偏りなく続行していくというスタンスに向かうことで腑に落ちます。

とはいえ、ブログは「手直し」が可能なので、ブログの方がYouTubeよりも内容に厚みが増し、切り口も少し変えることも可能ですので、両方並行の意味は「更なる深堀り」のような意味があります。

そして、そのタイトルも重要であり、エクセル表でタイトルと採番を常に記録しています。

YouTubeのタイトルとブログ記事のタイトルは違うのが良き実験にもなり良きフィードバックを得られます。

生意気な柄、「A/Bテスト」のようなつもりでやっていますが、そもそも媒体が違うので比べても仕方がないかもしれません。

手ごたえとしては、同じ番号でもYouTubeの方が検索結果に表れやすく、現時点での「YouTubeのサイトパワー」のおかげではないかと。

随分当ホームぺ―ジのサイトパワーがまだまだ弱いとも見ることができるのです。

同時に、記事よりも動画の方への近年の関心の高まりもあるかもしれません。

実は、当ブログ記事を投稿しました2021.08.31からおよそ3年後の2024.05.23現在「手直し」をしておりまして、当記事の順番になっています。

かなり大がかりな作業であり、2024.05.23現在では、1,400動画・1,400記事の投稿の中、最初からこれまでの投稿をすべて「手直し」してきています。

これは数日などと言う簡単なことではないので、1日3投稿ずつを2024年の1年間じっくり年月をかけて毎日毎日やっていくという目標を立てました。

この2024年末をもって「手直し」が終了する予定です。

おかげ様で強い強い決意のもと、2024.01.01-2024.05.23現在までカレンダーに書いた番号の3つを毎日塗りつぶし、パーフェクトに達成しております。

ここでお伝えしておきたいのが、2019年6月の時点で行ったのは、「ブログ記事の1つ1つのすべてにYouTube動画を貼る」ということでした。

しかし、その反対の、「YouTube動画の1つ1つすべてにブログ記事の1つ1つのURLを貼る」というのは完成出来ていないのです。

これは簡単な事ではありません。。ただやるべきだと、それこそが効果的で見やすいサイクル型になるのだと信じました。

それを「手直し」「画像の追加や修正」時には、YouTubeの「サムネイル」変更などと共に、毎日時間をかけながらやっているのが2024年の1年間の大切な活動の1つなのです。

採番したことで得られたもの、どこかの傘下に入っている活動ではなく自分軸の活動であることの実感

採番すると、過去に類似内容や関連付き内容を番号でご紹介することができます。

URLを貼るのは、後で何かの変更の際に有効切れになることが見にくい投稿となるので、【】の番号を記すことに現在はとどめております。

具体的には、タイトルを控えているメモをエクセル検索の機能「Ctrl+Fキー」で検索したりして、過去の動画の番号を呼び起こします。

そうして、スムーズにそういった作業が行えます。

もしかして将来、YouTubeにそのような採番機能が付くのかもしれませんが、現在はないようですので自分でやるのです。

ブログの方も番号を採番するような視点では新しいアップデートは起こっていないです。

そこまでは運営側もやって下さるわけではないし、ニーズがバラバラなのでしょう。

そして、ここからがとても大切なのこと↓。

YouTubeに対して、登録者数や再生回数を追うような「数値」に依存し過ぎると、いつしかYouTubeに評価されるための投稿になってしまいます。

ブログに対しても、ホームページの実りを目指すよりも、むしろGoogole様に対して評価を得たいという「傘下」に入ってしまうような姿勢になることがあります。

おそらく多くの「アフィリエイター」様や「Youtuber」様はそれこそがスタンスだと思いますので、だからこそ数字が伸びているのだと思っています。

このようなスタイルの自由な独自のやり方は数字の成果は見込めないような現実は確かにありまして、特化型が受け入れられるとのこと。

しかし、この「自由」を重んじたスタイルこそが一番に大切にしたいものであり、数字は二の次。

先に数字を目標にすることは今後も別の大切ではないことに縛られるようで、できないと思うのです。

YouTubeに依存し過ぎると自分の方針とずれることを一番大切にすることで決断した「事業のためのツール」的な使い方

発信の方法の1つとして、「自らの言葉で話す」「動きのある分かりやすさで伝える」というコミュニケーションの手段として「動画」はとても適しています。

動画媒体の中では断然「YouTube」が一番馴染みやすかったので選択しているといった見方です。

よって、いつまでたってもYoutuberにはなれない道を選択してしまったとも言えます。

が、これで良いのです。

もしもYoutuberとして本気でやっていきたいなら「視聴してもらうため」の活動ということになりまして、それが本来発信したいこととの「ずれ」が起きてきます。

実際に拝聴したビッグYoutuber様がその「ずれ」については悩むところだとおっしゃっていましたので、数字を追っている方は重々分かっていること、やはりここを悩まれるのだと。

それこそ、アップの頻度なども必ずしも「毎日投稿」が多く視聴される結果になるとは限らないようで、「少し間を空けた方が良い」などとも言われています。

ところが、毎日アップしていた時期もありますし、反対に今年の2024年などは、この「手直し」を重視しているため、投稿頻度はすごく少ないのです。

この「自由」が本当に大切で、決して身勝手なものではなく「事情」があることの結果としての「融通」のようなものが「自由」でもあるのです。

何かに縛られない、YouTubeにさえ縛られないスタイルを貫き通すことこそが1番大切にしていることなのです。

本来の動画アップの目的が何なのか、Youtuberになることであれば、上述の傾向もあり得ますが、そうではないのだとと立ち止まって考え直すことを途中でしたのが、まさに伸びている真っ只中の2019年6月のことだったのです。

2019年5月くらいに、1,000人登録に急速に近づくことが出来まして、短い1か月程の期間で1,000人達成。

その後も、この調子で行けば、もしかしたら、年内に1万人いける見込みだと錯覚したヤバヤバな心理の期間がありました。

この急上昇の理由は「まえがき」の通り「リメイク」。

この面白さが他にもそれをやっている人と関連付いたのかぐんぐん盛り上がっていきました。

盛り上がったといっても自分の今までと比べるとという程度のことですが。。

その頃、ふと冷静になり、「著作権の侵害」ということにも目を向けまして、YouTubeアップのリメイク内容はすべてアウトだと自分で判断したのでした。

人から何か言われたわけでもないのに、自分でふとそう思ったというところがとても大きなターニングポイント。

これをきっかけにリメイクの動画を40アップほど削除したことで、YouTubeの実りへの道を自分で閉ざしたとも言えます。

それ以降2020年、2021年と年月が経過しても一向に数字は上がりませんでしたが、それも結果的なものに過ぎないと思っております。

それでも、立ち止まって考え直した「削除」の結果を選択した2019年6月の「あの時の自分」を今でも誇りに思っております。

そして、また新たなスタートをしたわけです。

この時に「著作権侵害」について知ることができたことの方が、むしろ良き「宝」となりました。

立ち止まらずに、そのままリメイク動画をアップしていったその結果何が生まれていたのかを考えると非常に恐ろしいです。

。。おそらく、もっと動画が伸びるように、もしかしたら広告収入のことも計算しながらのバズる動画をアップしようとしたりなど、方向が別のところへ向かっていたかもしれません。

確かに、その2019年以来ほぼ現在も不思議なくらいそのままの登録者数で横ばい。

これは、何かを物語っていまして、この人数も当時のリメイクの時から見てくださった方が大勢ということであれば、それはそれで大変感謝致します<m(__)m>。

Youtuberなのか事業なのかの道の選択、「事業者の活動の中の1つ」として利用させていただく

先ほども少し書きましたが、もともとYoutuberになりたいと思ったことが一切ありません。

やはり、事業が実りを上げるげることが一番の目標です。

そうすると、YouTubeの利用の仕方として、1)Youtuberを生業とする、2)事業利用するという2つに分かれているとすると、2)の道を選んだことになります。

あの2019年の5月の1万人を目指すのかという時に前に道が分かれている岐路に一度立ったのだと思います。

そして、Youtuberとは別の道を歩いて現在まで来ていると思いました。

動画でも記事でも、発信したいと思う素直な内容をそのままアップしたいというのがどうしてもぬぐえません。

たくさん見られる動画、たくさん読まれる記事というのを狙い過ぎてしまうと、本来発信したい内容とずれが起こることこそ、「不幸」な状態ではないかと思うからです。

自然な気持ちのおもむくままに発信内容を決めてきた結果今に至っておりまして、この「自由スタイル」こそが最も望む形なのだと腑に落ちています。

あとがき

YouTubeも「AI」がたくさん機能していると思います。

一度購入したものと類似品をお勧めしてくるショッピングのように、「同じ」「似ている」という情報を言葉から拾って、関連付けるというもの。

しかし、実際一度購入したのに、そのすぐ後に同じようなものをお勧めされてもうこないだ購入したばかりなので必要ないことが多いのが現実です。

人間のもっと奥深い心理がAIにはまだ導入しきれていない様子が見て取れます。

YouTubeも、真似をしながら関連付いて一緒に盛り上がるというのが一応ベースにあるのだと思います。

けれども、実際はむしろ逆に重きを置きたいことでもあります。

「人と違う個性」「ごくまれなことの価値」、このようなことがAIでは判断が難しいのでしょう。

たまにあるアンケートでは、このことをYouTube様へ何度かお伝えしています。

YouTubeで独自のスタイルで発信することは、実際は実りがある結果にはつながっていない実状なのです。

相変わらず、「みんなと同じような内容」というのが評価されているようにうかがえるのです。

「同じを評価」という文化に対してはあまり賛同が出来ないです。

「本当にみんなと同じ内容が優れているのか」「みんなと同じ内容が独自のものと言えるのか」ということには懐疑的です。

だからこそ、「ほとんど視聴していただいていない数値的には劣っている動画も実は重要なのではないか」、と思えてくるのです。

実際に、YouTubeではほとんどご視聴いただいていない動画ながら、ブログ記事の中ではダントツ1位のネット検索でもトップに表れてくるような内容もあるからです。

そう考えると数字だけで安易に判断することは、後の結末や将来の実りを自分でつぶしていることになりかねません。

珍しく長い記事を書いてしまいました。今見たところ、これでおよそ7,000文字。

この2024年のブログ手直しの1年間は非常に大切で、本当に価値の無い動画や記事なのか、と言うところまでを見直し、ブログと上手く交わる成果が出るようにじっくり行っています(^-^)。

レンタルジュエリー業者本人の自前のジュエリーはレベルは高くありません、なぜって良い物はすべてお客様の事業用の物へ献上しているから【710】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルジュエリー事業をさせていただいています。

以前【416】でも一度ご紹介させていただきましたが、その後にまた変化しまして、個人のジュエリーボックスの中身がどうなっているかを写しました。

意外だと思われるかもしれませんが、これが方針でございまして、自分の手元にはお客様が楽しめるような良質なジュエリーは置いておかない、すべて事業へご提供するというものです。

日々、ジュエリー探しなどに余念がない状況の結果というのがこのような形であるということも興味深く見ていただけるかもしれません。

これが本当に宝石を扱う者のジュエリーなのかというほどのレベル、5セットだけのmyジュエリーのご紹介

手持ちのジュエリーは、5セットのみ。

このセットというのも、レンタルジュエリーと同様で、ネックレス、ブレス、リングの3アイテムを1セットで組み合わせているところは同じ考え方。

元は自分の持ち物からのアイデアだったことを事業へも反映させてきました。

その3点1セットの組み合わせが5つということです。

コンパクトなジュエリーボックスに漫画に出てくる宝石箱のようなイメージでざっくりとランダムに入れ込んでいます。

木製の収納ボックス:<サイズ>縦9cmx横23cmx高さ6cm。開閉のつまみに「KOSE」の刻印。

実は、この木製ジュエリーボックス、ある特徴があります。

曲げわっぱのように、底が曲げられているのです。

これ、実は当たり前ではなくて、ある種の技術だと思います。

通常ボックスは、途切れ目があって合体しますが、1枚の板がつながっている状態を曲げてこのように丸みのある底のフォルムを作った作品だということで、ジュエリーボックス自体もユニーク。

では、OPEN♪。早速ジュエリーポーチが見えました。

ブランドコスチュームジュエリーを改造していますので、著作権考慮の為写せないブランドものは控えさせていただきました<m(__)m>。

では、5セットを順にご紹介いしてまいります。

<1/5>:ペンダントチェーンだけは見えるようにポーチからのぞかせました。時計は「マーガレットハウエル」。

ペンダントトップが「ハイブランド」品でございまして、チェーンが別物とのコラボを写して投稿ということが「著作権の侵害」に該当と判断し、トップを写すことをどうしても控えさせていただきました<m(__)m>。

ペンダントが模造品のパールモチーフなので、白い部分があります。

すべての3点に白い部分でリンクさせた組み合わせです。

<2/5>:ポーチからはあずきチェーンが見えます。こちらも同じくロング。トップはコイン型。

バングルとリングはステンレスです。

決して効果なものではなく、「aliexpress」様からの輸入品です。

「アリババ」様というサイトの姉妹サイトの「アリエクスプレス」様なのですが、こうした品物は大変優れています。

<3/5>:チェーンがボックス調。トップはスクエア型のブランドロゴの透かし。ブレスは「MONET」。
<4/5>:チェーンはラウンドチェーンのロング。トップはコイン型。バングルはメッキ、リングはステンレス製。
<5/5>:すべて古物で、あこや真珠6-7mm。リングの普遍さを3連付けでボリュームを出しています。
1つの個性的な品物に対しては、普遍的なアイテムの重ね付けが良い勝負になるのではないかというアイデア。

。。とこのような感じでレンタルジュエリー事業者本人のジュエリーボックスの中身を可能な限りの範囲でご紹介しました。

高級品など1つとして入っていないのです。

ただ、ジュエリー好きならではの工夫で、個性ある内容にはなっているのかもしれません。

もし、引用できるような工夫が見つかれば是非やってみてくださいませ。

あとがき

このたびのような、安価ではあるけれど決して安物でもない質がなかなか良いお品は、いかにコーデを楽しく素敵にしていくかの研究に充てています。

そして、今回ポーチにinのまま撮影のペンダントトップが誰もが知る有名ブランド品のアレンジ(改造に当たる)物でした。

上述のように、個人使いの範囲内に収め、個人使いであってもその写真や映像の投稿自体が「著作権侵害」に当たるとの考慮で、ポーチで隠す対策で映しましたことご了解いただきたいと思います。

宝石を取り扱っているから、自分が華やかに着飾るのではない、すべてをお客様のためのお品にご提供するという方針をこのたびお伝えできたかと思います。

手持ちのこうしたそれほどレベルが高くないジュエリーも、装い方や工夫の面では「発信」という形で今後もアイデアを綴ってまいりたいと思います。

結局は、すべてやっていることが事業に繋がることしかやっていないのです。

そういった「ライフスタイル」なるものも見ていただければと思いました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

まるでジャガード生地のようだ、オレンジサファイアの花柄パヴェリングには実は相方がいた【709】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「無難である」ということと「個性的である」というのはどんな点がそう感じさせているのでしょうか。

当店picturesqueの「本物志向のレンタルジュエリー」においては、特に後者に拘りが強いです。

それは、事業者本人が自然な形で意識してきたことなので、しっくりくるのが後者の方だからです。

前者だと腑に落ちない感じが残ってしまってなかなか前向きに考えられなかったのです。

前者テイストも、もちろんありだと思いますし、万人受けというものがあるので、もしかしたら対極にある良きライバルのようなテイストなのかもしれません。

ということで、この両極を、このように解決しています↓。

「お手持ちの付け回し可能な機能的な優れた万人受けアイテムに、個性的なアイテムを重ね付けでご一緒させていただく」ということ。

これをコンセプトのような、当レンタルジュエリーの意義として、宝石のレンタルの存在価値として考えるようになりました。

そんな存在には最もらしいのがこの度ご紹介の花柄の入ったジュエリーです。

是非お楽しみくださいませ。

そもそも地金部分が超レアな「青金」であることから個性が始まっているジュエリー

「青金:あおきん」という地金があることを知ったのは、微妙な台の色のペンダントトップを数か月前に入手したのがきっかけです。

最初はK18WGのロジウムが無いものなのだろうなどとよく分からずに想像するにとどまっていましたが、複数のプロの方(宝石商様とリフォーム屋様)からの聞き取りにより、これが実は奥が深かった。。

K18YGにもいろいろ色の展開があったのです。

私達が慣れ親しんだ昔から世代を渡りながら、祖母のネックレス、母のブレスなどと見てきた地金の18金というのはおそらく圧倒的にイエローゴールドが多かったかと思います。

あのオレンジと黄色の間のトーンの地金をイメージされることと思うのです。

その他だとプラチナのPT850という刻印のものがチェーン類では見たことがあったかもしれません。

しかし、それだけではなかったということです。

1つはやや身近な例として、ピンクゴールドがあります。

あのピンクという呼び名も分かりやすくて、分類しやすいネーミングですが、元は「品物全体の75%が24金、残りの割金25%の多くを銅が占める」ということで赤い地金色になっていることであの色になります。

よく、古いビンテージ物のイエローゴールドが、オレンジ寄りな色になってくる経年の例は、割金の中の銅の存在にあります。

リフォーム屋様にお願いするお手入れでイエローゴールドらしく戻るようになるようですが、意外に「25%の割金の中の銅」が全体の色に影響するものなのです。

そこで、今回の「青金」というのは、「割金に銀をチョイス」したものということのようです。

銀がほとんどなのか銀のみなのかは、製作者様の知るところですが、「青金」は「グリーンゴールド」とも呼ばれる色で、ホワイトゴールドとイエローゴールドの中間のような感じがします。

プラチナやホワイトゴールドと一緒に並べるとやはり「青金」もイエロー色をしているというのが実際の姿になります。

まず、それが台に使われていることで、非常にあっさりとしたクールさがあります。

花柄のパヴェリング:K18YG台。ブラウンダイヤモンドとオレンジサファイア。「青金:あおきん」が希少。
もう少し地金の色がはっきりと分かるショットで撮影したもの。金色とはかなりかけ離れたカラーです。

そして、このリングをいよいよ元あるペンダントにブレスと共に合わせていきます↓。

3点セット:せっかくの出会いを大切に丁寧にセットを考案しました。もうこれ以外にはありえないとまでに。。

ペンダントトップとリングは明らかに同じ仲間だと思います。

こうして、もとは同じ製造元だったと思われる(あくまで想像です)2つが再び時を経て出会ったと考えると大変ロマンチックな気分になりました。

「青金」の良いチェーンやブレスはほとんど皆無。

ジュエリーには「青金」はあまり作られていないようなのです。

チェーンもブレスも同じツイストで、K18YG/PT850コンビが半分ずつの割合のツイストの目に映るその映り方がぼやけてK18YGとPT850の中間的にミックスして見えるという効果を考えた策です。

どうしても同じ地金そのものが無い場合の考えに考えた工夫。

もし、今後「青金」に出会うことがありましたら、このことを思い出してみてくださいませ。

あとがき

簡単な一声ではありますが、とてもかわいいです。

地金のボリュームも十分で、個性的になっているのは、この花柄が無いタイプが非常に多く、そこが無難であることと個性的であることの大きな分かれ道になったようです。

ところで、レアな入手しにくい数の少ない「青金」という地金のアイテムというのは、1アイテムを手にした瞬間、そこからがある険しい山道を登ることになります。

他の一緒に付けるアイテムも青金でそろえなければ色が合わないのです。

その難しさから本来敬遠されている部分もあるし、そもそもあまり生産されないと思われますが、リングのメーカー様/デザイナー様のこの挑戦のような部分に脱帽です(^-^)。

「わ」の裁断は長方形や円形だけではない、くびれた裁断の結果出来上がるミニケースの底のラインの真っすぐな姿【708】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ラインが綺麗に出る」という言葉はアパレル業界でよくある言い回し。

本当に、この言葉通りに実際にラインの綺麗な出来上がりになっているのかというところが大切。

このたびは、そういった謳い文句と実際の姿が見事合致の証明をミニケース作りの例でお伝えしたいと思います。

見る者を納得させる表現に見合った製作という実直さを説くものになります。

「わ」の部分の利用は、まっすぐラインの長方形や円形のみならず、シェイプされたパターンも可能である

ポケットにも「わ」を使っていまして、それがポケットの入り口のラインになったり、底の部分になったりします。

その時に、「わ」で作った部分というのはもともとつながっている部分なのでなめらかで自然な綺麗なラインが出ます。

このことを活かして、裁断を「わ」で裁つようなタイプの蓋と底のシャドウケースを作ってみました。

裁断場面:底の部分が「わ」になる仕様のシャドウケースです。右2枚が表地と裏地、左1枚がフラップ。

その結果を見てみましょう。

多角形のシャドウケース:フラップ先端と底の直線が「わ」で裁断した部分です。

フラップの先端は、「わ」の裁断であったにもかかわらずとんがってしまいました(^_^;)。

可愛さ、エレガントさが足りない結果でしたが、お好みもありますので、1つの例としては記録に残しました。

そもそもフラップにあのようなとがりを入れた覚えがないのに、なぜとがってしまったのか。。

そこに、「わ」の幅の限界を見た気がします。

フォルムはっきりと出すには、このたびの「わ」の幅の型紙では足りなかったのだと言えます。

好みとしましては、以前のカーブを描いたデザインが懐かしくなりました↓。

以前のデザイン:この方がかわいらしさがありました。しかし、底のラインはどうしてもあいまい。

作りに関しては、つながった、「わ」でできた底の部分を中心としたこのたびの方法の方がはるかにラインが綺麗に出ています。

2枚仕立てで重ねるよりも、最初から「わ」を利用することができるのが「水平」の底のバージョン。

以前のデザインのカーブの底ではどうしても2枚仕立てをしなくては作ることができないのです。

あとがき

このようなほんの小さなケースでも、随分奥が深いものでしょう。

何か物を作るということに関しては、こうしてどんどん機能や質を高めることが製作の意義だと思います。

新しいアイデアで実際に製作にしてみることで新しい学びが得られます。

コストがかさんでしまうこのを対策した製作に制限付きの量産品に比べると自由に作れる1点物の無限の可能性をここに見ることができます(^-^)。

本当に必要な時だけの利用がミニマムで哲学的、一重仕立てでどうしても縫い代が隠しきれなかった時こそロックミシンの出番【707】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この1つ前の記事【706】では、ロックミシンの針の交換の時のポイントをご紹介しました。

何しろ針の交換だけに時間をかけてしまい、スムーズに行えるコツをお伝えしたかったからです。

苦い経験こそ、こうしてブログ記事に綴ることで、ご参考になる方がスムーズに行えることに役立てばそれでよいのです。

このたびは、ロックミシンの用途にスポットを当てたいと思います。

むやみにロックミシンをかけるのも糸をたくさん使ってしまいます。

無駄な使い方はせず、本当に必要な時だけの最低限の利用をお勧めしたいと思っています。

ロックミシンを使って最も効果と意味があるのは、どうしても使う必要があった究極の事態に助けてもらった時である

ロックミシンはできるだけ使わない方がミシンをいちいち交換する必要が無くて時間がかからないのですが、それでも必要な時というのがあります。

大きくまとめるとそれは、「一重仕立ての時」ということになります。

裏地付きのハンドメイドバッグでは、ロックミシンは全く必要としません。

一重仕立てですが、ロックミシンは一切使わず縫い代を完全に隠す方法でここまで出来上がるエコバッグ。

ロックミシンに頼らなくても、これくらい↑のバッグは一重仕立てで製作が可能です。

著作権フリーと謳うハンドメイドバッグデザインの中に、一重仕立てのエコバッグ「切餅:きりもち」というのがあります。

こデザインでさえも、ロックを一切せずに、三つ折りと縁のパイピングで仕上げる工夫をして現在に至ります。

では、どのような時に実際にロック始末を利用したのかをお伝えしてまいります↓。

セルヴィッチデニム生地のポケット:貼り付けポケットなどの一重仕立ての時にロックが必要でした。
1折りだけしてこのまま縫い付け、更に内側にもう1本縫い線を入れることでロック始末さえも隠れます。

上の写真は生地がカーテン地でしたので、なんとか三つ折りや共布パイピングが可能な範囲でした。

セルヴィッチデニムともなると三つ折りや共布パイピングが困難、もしくは不可能なのです。

このポケットもロック始末無しでも一応可能。

古着のジーンズのポケット内に手を入れるとゲジゲジしている様子が感じられます。

あれポケットパーツにはロックミシンが欠けられていない証拠です。

、補強という点も考えると、見えなくなる部分ではありますが、ロック始末をした方が断然良いと判断。

当然上品で丁寧なお仕立てになっていくことができます。

パンツのサイドのラインをテーパード風に削った時のリフォームのケースにももちろんロックミシンを利用。

このような感じで、一重仕立て、主にお洋服に関してはロックミシンがけは、必須作業になってきます。

さらに発展バージョンの使い方がこちら、ロック始末自体を隠して、擦れによるほつれ防止やスタイリッシュな見栄えを実現できます↓。

後の【716】の記事で詳しく解説しますが、両割れの縁にあらかじめロックを。そして、半分の位置にステッチ。
内部の様子:完全に裏側にロックが隠されました。擦れの傷み防止とエレガントな内部の2つの効果。

この半分の位置にステッチの意味は、ロック部分を裏側へ隠すための固定です。

本体には縫い付けてしまわないのですが裏側へ隠れるだけで随分整然とした印象になるのです。

よろしければ、【716】にもお立ち寄りどうぞ(^-^)。

あとがき

むやみやたらにロックミシンを使うのも手間をかけすぎて作業がはかどりません。

必要最低限で良いかと思います。

その必要最低限が、どうしても必要な時ということになります。

その「どうしてもロックミシンが必要だった」という紛れもない事実が大切。

そうしてかけられたロックミシンはむやみに書けられたロックミシンとは全くの別物となるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

最も単純だと言われているロックミシンでも注意しなければならない「針交換」の際に気を付けたいことのまとめ【706】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ロックミシンを時々使うことがありまして、このたび、その途中で針が折れました。

ロックミシンにはそれほど慣れていなく、入手も2020年が初でした。

中古品を「メルカリ」様で大特価でお譲りいただきまして、それ以来お世話になっているのは、「JUKI社」製の「MO522」という機種です。

針の交換に結構時間がかかってしまい、そのことからの針交換がスムーズにできるポイントを早速アウトプットします。

困ったケースのヒントや、どんぴしゃ同じケースにお役に立てれば幸いでございます。

何分不慣れでして、戸惑いながらの作業でした。

ポイント3点は①緩めるネジ②針の向き③試し縫いのチェック

今回針交換をしたロックミシン:「JUKI」社製「MO522」機種。2020年に中古品で購入致しました。

複雑なロックミシンの中では、極めて単純で分かりやすいとされているモデルのようです。

メカにはとても弱いので有難いのですが、ロックミシンは基本的には複雑なものなのです。

では、針交換の部分にスポットライトを当てた写真に移りますね。

この指の位置に針が設置。針を外す時に、指のすぐ上のマイナスネジと、左サイドのプラスネジを緩めます。

折れても、残りの部分が本体にまだ設置した状態なので、それを外します。

針を外すのは、手前のマイナスドライバーのネジ、同じ場所に設置されている糸通し(指で触っているパーツ)を外すのは左サイドのプラスドライバーのネジです。

これらは完全に外さずとも、緩めるだけで交換できます。

手前のマイナスネジは緩め足りないと針が奥まで行かないのでそこは注意です。

次に針の向きです。

専用の針を必ず選ばないと故障の原因。この場合は「HAx1」という針(家庭用)の14番針です。

間違えて、工業用の「DBx1」をはめようとされないようご注意を。

針の裏側はペタンコ。このペタンコが設置する時に奥向き(前後の後ろ側の方)が正しい位置です。

針を見ると裏側がペタンコなので、比較的分かりやすいです。

このペタンコを奥側へ向けて設置するのです。

ストレート縫い専用の職業用ミシン「シュプール:TL25」モデルなどは、溝が右側という向きだったりするので、その違いはご承知いただかねばなりません。

針を設置する前にプラスネジをゆるめた糸通しが少し邪魔なので、ぶらぶらしているのを奥の方へ移動して追いやることができます。

そして、針を先ほどの向きで設置して、マイナスネジを絞めます。

きちんと針を奥まで埋め込みます。

。。とここが取説にも書かれているポイント。

そして、マイナスネジを絞め、プラスネジを絞めます。

ここで手こずったのが、針が折れた時などに、はずみで糸が本来の穴に正しく通っていなかったりしていたのに気づかず、試し縫いをしてみたらループがちっとも出来上がりませんでした。

具体的には、機種が書いてあるカバーの中の糸通しが変な位置に通っていたということでした。

糸がループを作らなければロックになっていきません。

些細なことですが、多大な影響を及ぼしてしまいますので、ロックミシンは繊細なのです。

そして、直して再び試し縫い。綺麗な糸ループができましたので正常です。

こんな感じで、ロックミシンは少しのはずみで糸が外れやすかったり変なところに引っかかったりするもののようです。

ロックミシンはストレートミシンと違って、布を当てずとも空縫いで試し縫いができます。

よって、こんな感じで「試し縫いの前に糸の通りを目で確認」の必要性という学びが得られました。

ぱっと見だけで進めてしまうと、意外にも糸が変な通り方に物理的に変わってしまっているなどということもあるものなのです。

あとがき

以前に「家庭用ミシン」に付いている拡充機能の中のバラエティー豊かなステッチの中にロック始末が含まれていました。

それに比べると、ロック始末専用のミシンはとても縫い目が整って美しいものです。

布をフルに糸が覆う感じになります。

続きます次回の記事【707】では、ロックミシンを実際に使ったハンドメイド製作の記録のご紹介をした記事を投稿致します。

「セルヴィッチデニム」という厚みのあるデニムを使用していますので、一重仕立てで風合い重視で製作するようなケースにロックミシンが有効なのです。

合わせてそちらの記事もよろしければどうぞ。

ロックミシンの役割を感じ取り、効果的な使い方ができるようアウトプットしてまいります(^-^)。

化粧ポーチにコンパクトに納まるハーフロール仕立ての差し込み収納ペンシルケース【705】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前【689】では、チェック柄の化粧用ペンシルケースの改良途中の場面のご紹介を致しました。

何事も一歩進めておくという意味で製作したものの、未完成品ながら変な箇所にステッチが見えた不十分なもの。

このたびは、その不十分な点を改良していきたいと思います。

【689】のチェックとの比較で、この度の白のレースカーテン地のジャガードの味わいをお楽しみくださいませ。

ポケットの深さの増大とポケットを片側のみにした改良部分の比較

【689】の記事内での試作品:試作ということもあって変な縫い目が表に出ています(^_^;)。
当【705】の記事内の完成品:かなりすっきりとなってきました。実際にペンシルを7本入れています。

見かけはそれほど変わっていません。

ただ、このたびはカーテン地のごわつきの原因もあり、両縁をラッピング始末に致しました。

内側に折り込むと膨らんでしまい、綺麗な線にならないからです。

では次に、中の様子を未完成品のチェック柄との比較で見てみます↓。

試作品のチェック柄:両サイドの案が思わしくなかったです。そしてポケットの高さが足りません。

そんなところが改善できたのが今回の製作です↓。

このたびの製作品:ポケットが深くなりかなり安定しました。そして片側だけなのですっきりとしています。

ただ、これでもまだまだ不満が。。

1部屋に2本入れることの取り出しにくさです。

やはり1本ずつ1部屋でなければこのように仕切った意味がないのではないかと。

次に改善となりますと、もう横幅がこれでは足りませんので、1.5倍ほどに追加することになります。

そうすると、メインポーチ内を邪魔し過ぎてしまうのかどうか。。これを検討する製作を次回にやってみたいと思っております。

あとがき

「技術と機能」これを高めていく追求が今後も必要です。

パッと見に表れるほどの作りの良さや迫力が板に付くと良いと思っております。

サイズが小さいものほど商業的に行き届かない分野だと見ています。

それは「儲け」が入れられないからです。

こういったものは、製造して販売という構造が成り立たないということが見えてきました。

だからこそ希少なので、そこに目を付けています。

目指すところは各々が好みに応じて製作できる技術力のアップだと思っております。

とても難しいようなゴールだとは思うのですが、他社製造のものを購入して使うのか、自作製造のものを購入して使うのかの違いの、「自作」の方にも目を向け始めました。

こうしたもののコンテンツを増やしていきたいと思っております。

YouTubeで分かれば一番良いですが、じっくりともアップできない現状もあり疾走感あふれる1動画で1つの解決型がやはり見やすいのです。

そうしますと、有料にはなるのですが、じっくりとそのノウハウを知ることができるコンテンツもどうでしょうか(^-^)。

「うちのオリジナルです」は本当にそうなのか、「オリジナル」の商品と「模倣」の商品の決定的な違いを考えてみました【704】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

どのような事業者様もほとんどが「商品」があると思います。

ダウンロード型のコンテンツパッケージであっても、あのソフト自体が「商品」なのです。

ほんのたまに、間に入る仲介的な役割が「手数料」だけで成り立っている事業もあるかもしれませんが。。

特に、自社で製造して1点作り上げていくような事業では、その「オリジナリティ」という言葉が浮かびます。

ファッションの分野では、大半が一流ブランド様の模倣をして作られてきた「トリクルダウン型の商品」が数が一番多く、トリクルダウン構造のトップのハイブランド様がいわゆる「完全オリジナル」というイメージです。

このたびは、「オリジナル商品」とはどんな定義なのだろうということを考えてみたいと思います。

真似されることこそが広く知れ渡ったという余裕ある考え方ができるハイブランド様の例

特にこういった模倣のお話では「シャネル」様が際立つ存在です。

たくさんの模倣をされてきたブランドだと言えます。

創業者である、「ガブリエル・シャネル(通称ココ・シャネル)」の考え方として、「模倣されればそれだけ認知されて広く知れ渡った証である」と語られていたそうです。

創業者様は、著作権などの縛りでブランドを守ることをせず、むしろその点は放っておく考え方であったと聞きます。

ただ、周りの製造側の仲間がそれを許さなかったかもしれませんが。。

その真似されても強気でいられる根底には、模倣されても必ず首位の座を譲らない確固たるものがあると分かっているからだと考えます。

模倣した側は、同じレベルに並ぶことは難しく、ほとんどがそれ以下でしかないので、ほとんどが大きくかけ離れた本物未満のお品になるかということを考えますと、真似された側の第一人者みたいな存在は強いです。

ぱっと見だけでの模倣は限界がありますので、どう頑張っても2番手ということに。。

ネットで流行っていそうな素敵な商品を見て真似していく「市場調査から生まれる商品」について思うこと

ネットを見て真似して製作していくことが特に悪いということではないのかもしれません。

しかし、オリジナリティをとことん追求した一流ブランド様の例を見れば、その路線が明らかに違うものになっていくのです。

そもそも違う道を歩いているということは少し恐ろしいことです。

ここで、オリジナルと模倣との定義のようなものを言葉にしてみました。

「オリジナル」:哲学や技術が多く盛り込まれた商品・・・長い期間の資産となり得る。

「模倣商品」:デザインを真似た奥の浅い商品・・・どうしても流行に乗ることになり、短期間の資産。

こんな風にまとめてみました。

哲学と聞くと難しそうな話だと思ってしまいますが、そんなことはありません。

分かりやすくは、「なぜ」に答えられるかとどうかという「理由」が明確な「考え方」を投影されたものであるかどうかということ。

ハンドメイドバッグの場合だと、なぜ、その形なのか、なぜ、そこにポケットをそのサイズで取り付けたのか。。などです。

そこを説明するその内容が「哲学」という難しめの言葉で表されるだけであって、身近で日常的なものに過ぎないものなのです。

にもかかわらず、自分で考えず他からの引用だらけの傾向は結構見た目に表れているものです。

あとがき

音楽を例にしてみると、その楽曲が商品であるということから、そこに「哲学」なるものを入れ込むという点では、ハンドメイドバッグ作りにも共通するものがあります。

少し古風な楽曲であっても、超個性的過ぎて難しそうな楽曲であっても少々ごつくてもオリジナルの曲なのか模倣なのかで大問題にもなることがあります。

特に著作権に敏感だと思われる音楽の分野も、ハンドメイドの分野も同じことがベースにあるような気がしてなりません。

同じ「つくる」ということだからでしょう。

そのメロディーを少し聴いただけで、このミュージシャン様の歌だと予想出来たりすることは、ハンドメイドバッグで、この部分の作りがこの作り手っぽいなあと思ってもらえることが「印」のような部分になり、オリジナルである証になろうかと思います。

今回、「模倣・真似」の商品に対する1意見としての考え方をお話しました。

とはいえ、芸術作品ではない以上、「商品」なのですから、「完全オリジナル」などと謳うことが的外れであり、究極でも「オリジナリティあふれるもの」という表現が「オリジナル商品」に対しての最高の評価なのかもしれません。

<経理>いざとなったら検索で活用できる、経理ソフトの「摘要欄」が便利になるための計上時の文言の工夫【703】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の記事の【430】で、会計ソフトの「摘要欄」の検索機能を使って、ピンポイントで過去の購入のハサミのショップ名が短い時間で判明出来た例を挙げまして、「摘要欄」を有効に使う勧めのお話をさせていただきました。

どちらかというと、その時は、既に入力してある状態で、後に検索をする場面にスポットを当てましたが、今回は、スポットを当てる場面が、遡る最初の入力時の場面となります。

摘要欄は、意外と記憶の代わりのような働きをしてくれますし、結構頼りにしている存在なのです。

このたびは、具体的に、どんなワードを摘要欄に入力しておくことで実際に役立ったのかをレポートしたいと思います。

摘要欄に実際常に入力していて役に立ったワード2点のご紹介

黄色い部分が摘要欄です。そこそこ文字数が多く入力できますので使い方の幅が広がります。

摘要欄の使い方はそれぞれのユーザー様の自由の部分です。

ここが各々の個性が出る部分なのかもしれません。

実際に摘要欄に盛り込んだことで後になって検索して役に立ったという文言を2点ご紹介したいと思います。

まず1つ目です。

とても意外かもしれませんが、「①摘要欄にあえて手入力で日付を入力すること」です。

「日付」は、ソフトへの入力の時に、あらかじめ設置されているカレンダーから選ぶなどして日付を指定したり、当日の日付のままOKボタンを押すなど、日付用の項目がちゃんとあるのです。

にもかかわらず、あえて適用欄に日付を「2021.08.21」などという共通の形式でわざわざ入力していくのです。

これが意外なことに役に立つことがありました。

なぜ、日付を2つも表示する必要があるのか。

それは、前者のソフトにあらかじめ設置の方は、「ある日付だけの計上をすべて集めるという」時に、総勘定元帳のお部屋へわざわざ移動せねばなりません。

このインプットの良さは、仕訳のお部屋だけで事が済ませられるというもの。

しかも、ある1日のあらゆる科目の計上を括ることができるのです。

これは元帳検索ではできないことです。

「補助元帳」というのも設置できますので、細かいことはその方が良いというご意見もありましょうが、意外と入力間違いもあるもので、科目を間違えていたらもう補助元帳には載ってこないのです。

そういったミスの編み目をカバーするような摘要欄の検索というのは使えるものです。

大きな会社では、やはり総勘定元帳、補助元帳を作らないと件数が多すぎてどうにもならないかもしれませんが、プチ個人事業では逆に、単純明快こそスムーだったりします。

当社picturesque(ピクチャレスク)では補助元帳は作っていないのです。

2つ目は、特に私と同じように補助科目を設けていない方向けですが、「②お取引先の名前を摘要欄に入れること」です。

補助元帳だと便利なように感じますが、いったんお部屋を出てからの検索が幾度もボタンを押して時間がかかるという経験から、少し煩わしいです。

そして、先ほどもお伝えしましたように、完璧な入力をしてあってのものになるので、補助科目を設けること自体が、そこから正しく選ぶという別の使命も生まれますので、少し複雑になっていくのです。

以上のような、元帳のみですべてをやっているようなユーザーには摘要欄の入力が機能的です。

あとがき

こんな感じで、個人事業主ならではの小規模らしいメリットを活かした使い方というのもあるという例をご紹介しました。

以前には、件数の莫大な会社で経理事務を担当させていただいていたので、今回ご紹介のようなやり方とは正反対の経験をすでにさせていただいてきました。

だからこそなのか、その違いをよく感じています。

摘要欄の枠にいつも決まったパターン(順序や形式)で文言を入れ込んでいくなどの工夫は検索する事前の準備のようなものだと考えます。

「分かりにくい」「分かりやすい」においては、分かりやすい方が良いに決まっています。

長い目で見て、その分かりやすい工夫が事務作業をスムーズに短い時間で終えて、事業の発展に力と時間を注ぐことに集中できるという目的があるのでした(^-^)。。

<経理>同日内の計上の入力順も時系列に徹底、元帳の残高に変なマイナスなどが現れたりしない残高の増減の並びの意識【702】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

会計ソフトへの入力というのは、ひたすら何も考えずに、たとえ日付がバラバラでも、後から日付順に並べ替える機能が付いている便利な点もあります。

現在利用させていただきお世話になっています会計ソフトも、最初採番が入力順にされますが、その後、日付を基準にした採番のふり直し機能があります。

しかし、もっと細かく見ますと、同じ日付の中でも時間の順番があり、同日だからと時系列を無視して入力してしまいますと、時に元帳の列ごとの残高にマイナスが起こる矛盾が起こってしまうことがあります。

それは、「入力の順が望ましくない順番だ」と言えます。

このことを防ぎ、事業活動の活動の1つ1つがまるで物語を綴るように流れていくような残高の姿をしていることが美しい帳簿と言えると思います。

このたびは、せっかくの日々の活動がそのまま帳簿に素直に反映されているような「入力順の重視」について綴りたいと思います。

同日内で、「前受金」の発生と取消が行われるケースにおける入力順の重要性

レンタル事業の例としては、まず、先にご入金いただいてからの発送となりまして、会計上のルールにより、発送した後に必ず「売上」が立てられるべきであるという決まりにもとづき、下のような仕訳をしています。

1,000 普通預金-前受金 1,000

1,000 前受金-売上 1,000

実際この2つの入力の間には、商品を発送した時の宅急便の費用の計上を入れています。

そうしますと、3つの仕訳は3件とも同日なのです。

とにかく行動と一致したストーリーを描くような帳簿にすることで、見てその流れを分かりやすく表現せねばなりません。

ところで、この上の2つというのは、 同じ前受金を発生させて取り消すという作業が同日内で起こることがほとんどです。

最速なるスピーディーでの作業の結果は同日内でこのような仕訳になるのです。

その場合、何も考えず、2つのエビデンスを実際の行動と逆に入力してしまうと、ストーリーがてんで狂います。

ご入金いただいた時は、まだ売り上げができないから、仮の科目であるいずれ取り消される、「前受金」という科目を設置しておく。

そして、発送した後に、いよいよ売上を立てることができるので、仮であった前受金の役目が終わり、取消の作業として、「借方」へ移動して、そこへ置き換わる売上の発生を「貸方」へ置くという仕訳が事象の順番通りとなります。

これは、この順番でないとさすがにストーリーになりませんので、ソフトへ入力するときは必ず上のような順にせねばなりません。

逆にしてしまうと、帳簿の残高がマイナスになったり、そもそも発生もしていない前受金を突然取り消すような計上があったり、理解不能な帳簿になってしまうのです。

よって、こういった「〇〇金」という科目が同日内で取り消されることが起こる場合は、入力順が物を言うということになります。

一方で、購入時の「仕入-買掛金」、「消耗品費-未払金」などは、〇〇金という科目は両方入ってはいますが、同日内でいずれも取り消されることが滅多にありません。

おそらく数か月以内のお取引先への支払日や1ヶ月後のクレジット引落日に買掛金、未払金の取消が行われますので、そこまでの時間差があれば、発生時の仕訳に関しては、たとえ実際の購入順序が数時間違っても、それはほぼ影響がありません。

あとがき

このたび登場した「前受金」は、時々計上が間違っていないか、もれていないかを確かめるために、「前受金」が主役である「総勘定元帳」で残高が常に¥0であるかをコンスタントにチェックしています。

その時に、綺麗に、発生と減少(取消)が左右に交互に来ている状態が、1つの柄かデザインのように、「前受金の元帳」に綺麗に並んでいる様子こそが今回の「前受金」の計上が正しい順番で入力できているという「証」です(^-^)。