【739】の続きとして。。。ファスナー始末を重視したことでのポーチ製作の行き詰まり【740】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

デザイン+製造は失敗の連続。。。

とは聞きますが、成功例だけをアップしたいもの。

けれどもその途中の苦労も惜しみなくお伝えしてしまおうかという記事になります。

結果上手くいかなかったさんざんな結果ではありましたが、次への道筋をある程度は付けてみました。

今回は、二重仕立てで作ろうとしたシンプルで無駄のないポーチになるはずのデザインの失敗体験の様子です。

非常にお恥ずかしながら、これが、リアルな記録なのです。

格好などつけるつもりはありません。

普通はあまり見せたがらないハンドメイド製作をご紹介する一人として、普通は隠してしまうような見苦しい失敗の体験を実直にご紹介させていただいてしまおうかと思います。

シンプルなのだけれどどうしても付けたかったファスナーカバーが原因

二重仕立てに縫い合わせた生地にファスナーを取り付けます。縁は折りたたんで内側へ折り込む形で収納。もしかしてこのまま縁を縫い閉じて仕上げればそれなりに良い見栄えだったかもしれません(^_^;)。

こういう形でいったんファスナーの縁を切りっぱなしになることを防ぐ対策をしてみました。

そのまま縫い付けずに、さらにファスナーカバーのタブを付けてしまいました。

このファスナーを覆うカバーが余分だとも言えます。

これ無しだともう少しスマートに出来上がったかもしれません。

それでも、どこか納得いくものではありませんでした。

あとがき

いずれ良きゴールがあればと思います。

次にやってみることは、一度一重仕立てで作ってみるという手です。

本来一重仕立てはあまり積極的には行いません。

素材を分厚い芯地を必要としなくても大丈夫な生地を使用という条件付きですが、一重仕立てだと実現できることもあるかもしれません。

早速次にそれを試みてみます。

次回をお楽しみにどうぞ(^-^)。

裏地も時には主役級の存在に、隠れた部分のその役割と機能について【657】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私は、今までの過去、お仕事というのは9割型アパレル、ファッション関係の業種で来ました。

勤務時も部署は事務系ですが、業種がファッション関係。

そして、現在の個人事業主も分野としてはファッション関係になります。

不思議なもので、分野が違うと何をやっているのか、てんで分からなくなってしまうのです。

今回は、ファッション関係全般に関係してくる材料の1つ、「裏地」についてのお話になります。

裏という言葉通り、影の存在のようなイメージですし、主役というよりはサブ的な材料のようなイメージがしますね。

けれども実は裏地って結構な活躍をしているということが分かりました。

今回、【651】のベルトの起源の内容の記事と同じく学ばせていただいた本が、

「裏地と芯地:関西衣生活研究会 発行」

の、とても古い、1983年製の教科書のような本です。

専門学校とか大学などの服飾関係の科で使うような本ですが、昔の本でも裏地や芯地は姿や形が変わることが無く、とても典型的で本来の仕立てとかそんなところが学べる昔の本の良さというものを感じます。

裏地の役割とか機能の意外

今回、いつもより長くYOUTUBE内でお話させていただきましたので、YOUTUBE動画を貼らせていただこうかと思います。

あとがき

裏地があるおかげで、一重仕立てでは難しいバッグのデザインんなどが上手く出来上がっていくことがよくあります。

裏地は結構大切なアイテムなんだとハンドメイドバッグの製作でも実感します。

この2021年度の製作では、表地を黒にして裏地に柄を入れていくというバッグを作っていこうとしております。

ややずれて、2021年の半ばにすでになってしまいましたが、後半では、黒バッグを多く作ってお客様に新しいテイストのハンドメイドバッグをお届けしたいと思っております。