スーツライクなセットアップやボーダーTシャツのエレガントな表現、オールシーズンデニムコーデが教えてくれる様々な表情【1504】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

デニムコーデに関する投稿は過去にもさせていただいておりまして、【799】【828】【1394】【1438】が該当します。

どれもが、上下を渾身の1択にセットし、「着回し」と対極の濃厚な1セットを作るというワードローブの配置をお勧めしたものです。

このたびは、同じコンセプトながらも、やや切り口が変わります。

デニムそのもののメイン素材である「綿」を真冬や真夏などの末端の季節を含めたオールシーズンで1セットずつ微妙な季節に分けた5セットでご紹介します。

そして、季節の日にちごとの僅かな流れや、1日の中の日中と晩の気温の違いにも対応できるような「機能」をコーデの中に盛り込みました。

ベースとしては、すべてが古着のお洋服で組み立てるコーデとなりまして、新品のここ最近の流行のアイテムなどは入りませんことをお伝えしておきたいと思います。

オールシーズン一周デニムコーデ、「真冬」「梅春・晩秋」「陽春・初秋」「初夏」「盛夏」の5つの微妙な季節感の違いで表現

末端の「真冬」から順番に季節別で5セットのデニムコーデをご紹介してまいります↓。

①真冬:「ミカレディ」様のアクリル混セーターと「ラングラー」様のデニムスラックス。

厚みあるデニムスラックスは、冬でも寒さをしのぐ緻密な織があります。

ウールパンツなどとの素材感の違いは、毛/100%のいかにも真冬なセーターを当てなかった点でバランスをとりました。

アウターコートを暖かい毛/100%で着用する体感の調整は可能です。

②梅春・晩秋:オリーブジャケットは「ジョルジオアルマーニ」様、ベージュ透かし編みセーターは「エンポリオアルマーニ」様、ミドルブルーデニムは「フェンディ」様。

ぽかぽかの春になる手前の季節と寒い真冬になる前の秋深まる季節は、離れていますが体感としては似ていますので共通にしています。

上着無しでは厳しい真冬前後の季節用ということです。

ジャケットはシルクが割合の大半を占める素材で、1日の中でも着脱が可能な重ね着コーデです。

また、少しだけ移り変わる次の季節へのシフトの細かな段階としても有効、つまり「機能」を持ったコーデでもあるのです。

③陽春・初秋:モノトーンバイヤス柄のカシュクール風シャツは「オーダーメイド」と予想、ブラックデニム(ダーク)は「バイスラー」様。

②と同様で、春と秋との季節の違いがあっても体感が似ている季節同士を共通にしました。

この季節は、暖かいと呼べる心地良い季節にマッチしたもの、着脱などは無く1日そのまま1枚で過ごせる季節ということです。

④初夏:ブラックデニムジャケットは「マージナルグラマー」様、モカ茶幾何柄ノースリーブシャツは「LOUIS JOONE」様、ブラックデニム(ライト)は「アルマーニコレツィオーニ」様。

別々の場所から一緒になる色落ちデニムのセットアップは、ぴったりに色が合うことが難しいものです。

少し濃淡がありましたが、納得の範囲内ということになりました。

Gジャンをインディゴカラーでまとめられる自主セットアップが多いので、ブラックデニムのジャケットデザインでのセットアップはレアです。

⑤盛夏:グリーン系マルチボーダーTシャツはおそらく手作り品、ミドルデニムパンツは「MCM」様。

カジュアルなイメージのボーダーTシャツでさえエレガントに寄せていきます。

背にファスナーが付いたカットソー的なボーダーTシャツをお作りになった方の解釈が素晴らしいと思いました。

あとがき

以上、このように5つのシーズンが繋がるように、デニムコーデをご提示してみました。

デニムがかつてのカジュアルに寄ったイメージからの広がりの1つとして、エレガントな装いの1つの素材として違った映り方で感じられたのではないでしょうか。

たまたまエレガントにデニムを装ってきた者がこうしてお伝えしているわけで、これもただの1つの考え方に過ぎません。

元はアメリカ生まれの「リーバイス」様が象徴的な作業着からのスタートだったデニムパンツ。

軍服なるものがトレンチコートへと、その名残を各パーツに残しながら変化してきたことに似ていると思いました。

人々の大きな意識的なものが動き、きちんとした場所でさえデニムが着られるという解釈が生まれても何ら自然な事なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」「粋:いき」の3つにある共通点「すっきり」していることこそ、「かっこいい」の要素を作る重要なエキス【1374】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

高校生の頃、ファッション雑誌を見てお洋服のランナップをそろえていく夢を描いていました。

1980年代後半に読んだ「nonno」は、夢がいっぱい詰まっていたワクワクの読み物だったのです。

目を凝らしむさぼるように写真を見ていく中で、時々街角の一般の人のコーデも紹介されているコーナーがありました。

もしかして現在の読者モデル様に近いかもしれませんし、たまたまその時に通りかかった「おしゃれさん」であったかもしれません。

当時の私は、写真も見ていたのですが、細かい解説の文字も拝読していました。

その写真に対する「雑誌編集者」様のコメントだと思われます。

その中で印象的でありたくさん登場していたキーワードに、「すっきりとまとめられている」という言い回しがあったことを記憶しています。

この言葉こそが、「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」「粋:いき」にイコールのフレーズであったと懐かしく思い出します。

余計な飾りは付いていない、その代わり、ところどころの小物使いが差し色になっていて、互いに小物同士のカラーもリンクしていたようなコーデでした。

このたびは、ファッション史や新聞や雑誌の書物によく登場の「洒脱:しゃだつ」と、同じ「洒」という字が入る「瀟洒:しょうしゃ」、そして江戸時代に生まれたと言われる言葉「粋:いき」を勢揃いさせ、どんなテイストをそう呼ぶのかというところまで迫ってまいります。

ファッションを含む「文化」の分野の読み物で多く使われる「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」「粋:いき」の3つの違いは曖昧だが共通点は「垢抜け」

「洒脱自在:遠山周平 著」を一読。

メンズ分野にはよく見られるテイスト「洒脱」がキーワード。

目次が、アイテム1つずつで配置された本の構造、この中でスラックスのタックについて書かれている部分がありました。

前タックの意味は「デザイン」ではなく「機能」なのだということです。

タックのみの美しさだけでも多くのスラックス好きが認めるところであり、機能を越えた「デザイン」とも解釈されているのが現実ではないかと思います。

こうした人を魅了するような優れたパーツは、「機能美」と呼ばれていくのでしょう。

必要な最低限の機能そのままを表したデザインのミニマムさがかえって素敵なのであり、その素敵さは「かっこよさ」を作る要素の1つではないかと思うのです。

この記事を書くにあたって、ネットでそれぞれの意味を調べるも、3つの言葉共通するのは、「垢抜けてすっきりとしたさま」という点。

ピクチャレスクとしては、「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」「粋:いき」の細かい部分の「ここだ」という「違い」の部分は曖昧で全く分かっておりません。

過去に拝読の本では、「瀟洒=elegant」であると綴られていたことがありました。

ただ、それもその本の著者様の解釈です。

一方で、「共通」の部分はあると思いました、「すっきりとまとまった姿」だと思います。

しかも、その共通の部分が大半を占めるテイストであるとの解釈から、下のような図解が思い浮かびました↓。

ピクチャレスクによる図解:ほとんど同じような意味ながら言葉が分かれていることも重要。共通部分は赤色。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2023.12.15からおよそ1年後の2024.12.26にタイトルから見直し、ブログ記事の「手直し」の順番でここまで綴り直しをしてまいりました。

後で貼ります、YouTube動画は当時のままであり、「洒脱」と「瀟洒」だけを比べましたが、いやはや、「粋」も登場させねばならないであろうとブログでは3つを並べたのでした。

言葉が分かれていることも日本語の大切さ、いずれ違いが見つかればお伝えしたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

最低限や普遍性こそが意外にも「かっこよさ」の根源なのではないか、着飾るコーデを見直したすっきりとまとめるコーデ【1372】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「江戸な日用品:森有貴子 著/喜多剛士 写真」を読ませていただきました。

このタイトルの「な」が「の」ではないところに著者様の思いが入った深みを感じます。

江戸後期に大衆に広がった文化、これを継承した当時開業の老舗が現在でも江戸の中心の町東京の「日本橋」で営業中。

ただ、この本も2013年に発行の本なので、そこから約10年、やはりその中で「2011震災」や「2020コロナ」を無事乗り越えることができたのかどうかというところが気にかかります。

大小規模かかわらず、2020年以降はかなりの老舗も苦戦。

そこで今、ネットで拝見しますと、この本の中の老舗の1つが元気に継続中であることを拝見。

ネットでググるとすぐに登場し発見できるということ自体、現在のネット販売の流れの波に乗っているということがまずうかがえます。

このように時代の流れにもちゃんと乗っていくということこそ、江戸の日用品文化発祥からは150年以上経過した今もなお継承できるその理由の1つ。

もう1つには、そのお店でしか買えないお品物という完全特化型になっていること。

見込み客としてはネットと何ら変わらぬ全国展開、ネットと反対のような部分を持つ実店舗ならではの存在感もよく考えた形態が非常に上手いと言えます。

ただ、その貴重な存在になったことには、品物がどんなものであったのかということこそ最も大きなこと。

このたびは、長年受け入れられるお品物の理由を考えながら「機能美」の圧倒的な価値について綴りたいと思います。

装飾はどこまでも無限、むしろその逆を行くミニマムに装飾を落とした最低限の「機能美」の魅力、これがむしろ「粋」を作っている

この「機能美」というのは重要なキーワード。

この本の中で箒(ほうき)を販売しているお店が紹介されています。

例えば、なぜ箒(ほうき)はあのような形なのか、ということは、そうなるべくしてあのフォルムになった素直な姿だからです。

もっと違う形になってしまっていたらどうだったのであろうかということを考えると、その姿は「極限」のフォルムなのです。

もうそれ以上は表現しようがない必要最低限の姿、そして、掃除をする時の「掃く:はく」という機能を十分に果たしてくれる価値があるのです。

「モノ」である以上、ファッション分野のお洋服も同じこと。

最低限の最もミニマムな姿である「貫頭衣:かんとうい」という原始的な作りのワンピースは、「粋」だと感じるのも頷けるのです。

あとがき

こうして無駄な装飾や機能をそぎ落とした最低限なシンプルさこそがかっこよく素敵であると考えられます。

現在も何百年前と変わらないその姿で存在する伝統的な日用品が、完全にそれ以上変わりようがない行き着いた極地の姿であり、同時にそのことを理解されたお品物であるということになります。

当たり前に使っているもの1つ1つを改めてよく眺めてみることも「百聞は一見にしかず」。

そして、これまで飾り過ぎて結局は混沌としてしまっていたファッション・インテリアを見直すきっかけになればと。

お洋服のコーデに悩む方は、「かっこよさ」ということがどんなことなのかを深みをもって考えてみることです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

師に習い弟子に伝授、決めた1つの道をじっくりと歩んだその画業への「一意専心」のライフスタイルが整っていて清々しい【1228】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「木島櫻谷(このしまおうこく) 画三昧への道:実方葉子 著」を拝読。

本も、特に分野をしぼらずに、ピンと来た「読みたい」という直感で図書館で借りています。

この本は、今から1年前の出版の本であり比較的最近の新書になります。

こうして、目まぐるしい変化の現在は、新書が空いていればまずはそこから探していきます。

図書館の本も人気ですので、新書はほぼレンタル中ですが、時々タイミングよくこうして出会えることもありますし、1年後であると比較的借りやすくなります。

非常に整然とした画風の中の動物の目が「優し気」という特徴を感じました。

このたびは、一人の画家の「お仕事スタイルの人生」という見方でその感動を綴りたいと思います。

お手本にしたいような整然とした画家の一生、1つ決めたことを人生をかけて達成に向かうひたむきな姿の美しさはその画風に表れている

子供のころから、親の知り合いの師なる方の元で修行をしたところからのスタートです。

そして、その後先生の元を卒業して、今度はご本人が画家のコミュニティーの中では牽引役、みんなに教えていく立場に立たれました。

そんな中でもいろんな賞を受賞していき実力が評価されていきます。

そして、その名実と共に、財閥様からお屋敷の一角の美術品として屏風を描く専属の職業としての人生を送られていきます。

いわゆる御用達(ごようたし)なるお仕事です。

ヨーロッパの老舗のハイブランド様の創業当初からの変遷に似ています。

そこには、決して華やかではない、ひっそりとした日課がありました。

昼間はスケッチへ出向き、夜は執筆(漢文や詩のようなこと)もされており、淡々としているように見えて、実はひたすら画業への没頭をしたライフスタイルであったと言えます。

学業に関しては、商業科の学生時代にその内容に興味を持てず退学されていたようです。

広い分野の一般的な学業ではなく、1つのことに時間をかけていくことを選択されたのだと思います。

楽しくないことは決してやらない。。

これは、非常に強い意志であり、人生として一番無駄がないスタンスであると言えます。

私のような「団塊ジュニアの世代」の者くらいまでは、まだまだ昔の、「こうするべき」「こうしておくべき」ということで、学業はなんとなくそれなりに毎日学校へ通っていくのが当たり前だという感覚でした。

しかし、本当にその学びは自分の将来にとって必要な事なのかどうか。。そこまで突き詰めて考え納得した人生をどれだけの人が歩んでいるのでしょうか。

ところで、比較的若いころの作品に動物が多く登場しています。

これらの動物は、和風なタッチの絵の写実的で硬い印象のイメージとは裏腹に、ひときわ特徴が際立ちます。

どの動物も目が優しくかわいいのです。

実物以上にそのまなざしは表情があり、非常に豊かでまるで人間と何も変わらないくらいに思えました。

ひょっとしてその目に「人間味を注入したのではなかろうか」とそんな印象を持ったものです。

確かに実際の絵は壮大ですので、美術館へ出向くことの価値は大きいです。

しかし、こうした画集に加わるもう1つの楽しみは、美しい文章の解説、ここに画家以外の第3者である著者様の活躍が見られます。

文章が非常に美しく洗練され、1つキーワードなる言葉を見つけました。

この「木島櫻谷」様の絵のテイストを一言で表したような言葉、「瀟洒:しょうしゃ」です。

意味は「あかぬけしていて、すっきりしている」というもの、類似の言葉に「粋:いき」があります。

意味としては同じ「あかぬけしていて、すっきりしている」ということなのですが、少し違うのだと表現されています。

「粋:いき」「瀟洒:しょうしゃ」「洒脱:しゃだつ」という類似の表現が具体的にどの点でどう違うのかの証明などというものは、ファッションにも通じるところがあり、非常に興味深く注目した部分です。

あとがき

現在させていただいている事業は、ファッション分野のほんの一端です。

「これしか分からないから」「これしかできないんだ」ということでも、そのたった1つをとことん追求、ひたすら没頭していけば良いのだということを教えてくれるこのたびのある画家様のライフスタイルを見せていただきました。

その代わり、やるからには中途半端にはやらないのだということも忘れないことです。

他の人の為にも、自分の為にも人生を無駄なく過ごしていかれたところも素晴らしい、自暴自棄のハチャメチャ人生などというものは対極のしっとりと静謐な印象なのです。

その人生を作っていものの1つが、毎日の淡々としたルーティーンを続けてこられたことに垣間見えます。

画家様の本も、絵そのものだけではなくて、なぜその絵を描いたのかなどというところまで分かると「ある一人の人生の歩み方」という深みある発見できます。

そこには優れた解説が伴うものであり、著者様の功労であり本の価値です(^-^)。

黒コーデ道の先にまだ続く奥深さ、黒のトーン違いによる立体感の表現や白を混ぜ込む配分などの研究【589】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「KATE MOSS STYLE:ANGELA BUTTOLPH 著・天野智美 訳」を拝読。

長い間ずっと好んで実践してきている黒コーデに関連して、ネットのスナップ写真をよく見ることがあります。

その中でまとめ方が一際輝いていたのが「ケイト・モス」様、イギリス人の世界的なファッションモデルです。

キャリアも長く、私からの見方は「おしゃれプロデューサー」的な方。

ただ、こんなことも思います↓。

ブランドとのタイアップなどは「自由」が奪われることもあり、こうしたファッション業界のデザイナー様や先導的に引っ張るタイプの方が感じる窮屈さだと考えます。

本当はいつでも「個」の状態でいらっしゃる方がお仕事をのびのびと出来るのではないか。。などと見ています。

このたびは、「ケイト・モス」様に影響を受けたモノトーンコーデがもたらす「成果」のような結果の部分にフォーカスしたいと思います。

人のコーデなど気にもしなかった者が釘付けになった人物、おそらく伝説の「おしゃれアイコン」として語り継がれるだろう

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本の中に登場している写真は、多くはネットの写真で拝見したものと同じでした。

ただ、本にもまとめられている著者様の視点は第3者としての評価の1つですので、興味深いものです。

おそらく「ケイト・モス」様の「おしゃれ度」は、ファッション史に残る程の事態にこの先ますますなっていくのではないかと思っています。

おしゃれに興味が無い人が無難な黒でまとめる。。などという昭和時代の記憶がありますが、実は黒こそ高度であるとも言えるのです。

無彩色でどう華やかになれるのかが追求の部分、お洋服同士を重ね小物の力も相まってのまとまりなのです。

よって、全身鏡でトップからつま先までを俯瞰した見方をされていると思います。

「お葬式」などと揶揄するライター様もいらっしゃるようですが、そのような見方こそセンスの無さだと思いました。

モノトーンコーデとは全く別の道を歩かれているから、色だけで判断されているのでしょう。

のっぺりとした黒を活かすも沈ませるのもコーデ力1つにかかっていて、コーデ力としては「ケイト・モス」様は抜群だと思います。

では、これまで影響を受けた「ケイト・モス」様の工夫やアイデアが垣間見られる良き成果を書き出してみます↓。

<「ケイト・モス」様のコーデの成果>

・黒のみで立体感が出ている。

・硬いイメージのメンズアイテム「ベスト」を見事にデニムパンツやワンピと合わせるところにまで落とし込んでいる。

・ヴィンテージワンピースやドレスに抜け感を加えている。

・数多く持つよりも着回しの素敵さを伝えている。

・カラーのお洋服も黒ベースを崩さないことで「粋」になっている。

・髪・素肌もコーデの1つと捉え、全体をより瀟洒にまとめている。

***

以上、このような点を1読者として考えてみたのでした。

あとがき

せっかくお洋服の質が良くても、カラーを使い過ぎたりすっきりとまとまっていないとその良さが活かされないものです。

反対に、特別質が高いということではなくてもまとめ方で素敵にもなり得ます。

とは言っても、やはり元の素材の高級さはダントツのポイントなのです。

そうした考えの元、現在まで20年くらいにもなる全古着スタイルに納得しています。

古着の中の素材の良いブランドやオーダーメイド古着を選択しています。

古い洋服の良さは貴重な宝、本格派の「ヴィンテージ好き」である「ケイト・モス」様には到底及びませんが、「古着好き」である1読者は僅かながらも共感できることがあったのです。

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書き手:ピクチャレスク

黒白水玉ロングワンピースの古着の正面装飾ボタンはかつての流行の残り香、ボタン撤去による劇的変化は未来型の装い【552】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

特に専門的なお洋服作りのノウハウを持ち合わせていない者ではありますが、ハンドメイドバッグのノウハウを時々お洋服のリフォームに落とし込んでいます。

「お出かけ着すべて古着スタイル」を続けてここ15年程、自主リフォームも多々あります。

その中で、ミシンすら使わない「ボタン交換」や「肩パット外し」はこれまで幾度か投稿しています。

「肩パット」は、外すことがベストなのかというと、付けたままの方がエレガントであることもあり、しっかり判断する必要があります。

元の「アームホール」「袖山」など固定寸法や形変えないミニマムな作業、肩パットを取り外したのみでは効果はそれほど見込めない場合もありました。

一方で、「ボタン交換」に関しては、むしろ肩パットよりも劇的効果、ボタンの存在感のすごさを知りました。

さて、このたびはこの「ボタン交換」よりももっとシンプルな作業、「ボタン外し」のリフォームです。

ちょっとしたことなのに、ここまでお洋服の雰囲気が変わるものなのかと驚かれることでしょう。

かつての流行部分は現在では「アク」や「一癖」、モノトーン水玉ワンピのダブルボタン装飾10個を根こそぎ取り外した劇的変化

ボタンが付いた状態の古着ワンピース:黒白水玉ロング。「軍服」の名残を残すようなダブル配置のボタン装飾。

この白ボタンの存在感はかなりのもの、おそらく1980-1990年代辺りかと予想、当時の流行を含んだテイストです。

肩パットを外す判断をしましたので、先に肩パット外し、続いてボタン外しをしていきます。

リッパーの使用:肩パットもボタンもリッパーを利用して、最初のきっかけの糸を削ぐように解いていきます。
肩パット外しの次は、ボタン外しに移ります。
ボタン10個すべて取り外し終わりました。
ボタンを取り外したワンピースの姿:袖のボタンは残しました。劇的変化だと思います。
リフォーム前後の比較:確かに左側の方が印象的ではありますが、右の方が今後の可能性に溢れます。

あこや真珠のネックレスを付けたり、ウエストにベルトを加えたり。。

リフォーム前の「流行の残り香」はまっさらに消え、未来の新しい可能性を生み出しています。

あとがき

「素朴」と「瀟洒」は別の概念、「シンプルですね」は「素朴」に近いと思います。

一方「すっきりとまとまっていますね」「粋(いき)ですね」は完全に感嘆表現です。

「アレンジ」ということに関しては、「追加」「変更」の他にこのたびのような「削除」もあるということ、リフォーム後に良い方向にコマを進める可能性に溢れます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク