低反発クッションの下に敷いたシートカバーの意味、コクヨ製レアカラーのブラウンの座面のオフィスチェアを一生物にしたいからだ!【1352】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

会社勤務の事務仕事の場合一人一台のデスクとチェアをセットで割当てられます。

これまで昭和時代からずっと基本的な事項としてあった総務関係の事項かと思います。

ところが、時代が大きく変化し、大半がまだそのような机や椅子を並べるオフィスの様相だとは思われます。

自身に関して言えば事業主になってデスクとチェアという組み合わせを3年程で終了。

その後は、立ちパソコンをスタートしてここで3年になりますので、ベースが机と椅子というコンビのデスクワークはありません。

それでも「机」という木製の茶色いあのインテリア品が好きで、現在は、1台はミシン専用の机として利用、もう1台はパソコンを置く台として利用しています。

椅子に関しては2脚。

1脚は、高い所に上るための四つ足の座面が木製の椅子。

もう1脚がミシン作業の時の椅子になります。

これが、今回の投稿の内容に関連する椅子になります。

「KOKUYO」社製のオフィス用チェア。ガスで上下に高さ調整ができ、ローラー付きです。座面の茶色がレア。

このタイプ、おそらくクラシックなデザインだと思いますので、KOKUYO製では、多くの人が見たことあったり、類似の椅子を会社で使っているよと思われることもあるかもしれません。

2018年にストレートネックを患い、全体の姿勢を見直すようにと探したのが、KOKUYO社様の椅子でした。

ふんわりとした何とも言えない感触や沈み過ぎない程好いクッション性が抜群。

体をまっすぐにキープしてくれるような作りなのです。

しかし、このモデルももはやヴィンテージもの。

現在は製造されていないかもしれなく、新興のモデルが他社でも続々と出て、オフィス用の椅子自体が事務用品の粋を越えていきました。

椅子を探す時には、家具屋さんやインテリアショップで探す方が多いと思います。

ただ、典型的なオフィス家具としては、このタイプの椅子はおそらく中古市場ではまだまだ見つかると思いますので、新品を探すよりも中古の中から未使用や傷みの少ない物を探すことは十分に可能だと思いました。

実際この茶色カラーの座面の椅子もまっさらに綺麗でしたので実体験で新古品みたいなものをゲットできたわけです。

自身も経理事務のお仕事で同じ会社で14年強勤務させていただいたので、退社時は座面が擦れていました。

軽く自分なりに糸でお直しをして会社を後にしましたが、こういった布張りというのは、そのまま使用すると硬いジーンズなどでは特に擦れが起きていきます。

経年で少しずつなので気づきませんが、長持ちさせていきたい場合、今回のシートカバーの製作をお勧めします。

おそらく、一生行けると思います。

この椅子と共に働き、生活していく人生の一部にもなるわけです。

ただのシートなので簡単、ずれて下に落ちない工夫

低反発クッションカバーと共に完成。ピンクを基調としてコーデしました。
ポイントは、椅子の座面をゆったりと完全に覆うこと。全面も前に突き出すのが擦れ防止になります。
この長い共布リボンが全体を支えます。本当に動かないので下に落ちるストレスが無いです♪。

共布ひもと言っても、クッションカバーの薔薇柄と同じという意味の共布です。

使用生地:<クッションカバー>ジャガード、ポリエステル/100%、日本製。
<シート>カーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

ジャガードの凹凸感、カーテン地の織柄のマス目の美しさなど高級感がある素材の「はぎれ」であることがポイント。

ハギレも小さな面積だけではなく、大きな面積で余っているものもあるのです。

クッションカバーは、40cmのはぎれだったので、クッションとシートの共布リボンを作ってめいっぱい使い切りました。

ピンクのシートの生地は、もとは2.4mものはぎれだったのでお得に仕入れています。

その多いm数の最終が今回で、十分に面積がなかったのをTの字にハギ目を作ってつなぎ合わせたというエピソード付きです。

面積が不足の状態をTの字のハギ目で足していったやり方

座面カバーにはT字にハギ目があります。3枚のパーツを1枚に仕立てました。
Tの字の縦のパーツ2枚に関しては、地縫い後両割りし、縫い代を反対側に隠しステッチで固定。
固定ステッチは4本。縫い代の縫いとじ用両サイドとハギ目の真横両サイドの合計4本。
Tの字の横向きのハギ目は、ちょうど生地の耳にあたっていたので、それを利用。

この場合は、表面からのハギ目の真横の両サイドステッチのみです。

インテリア物は耳があればそれは見えてもほつれないのでその分最低限に生地が有効に使えます。

余った分を長い面積に役立てた方が良いのです。

こうして、レアな茶色の座面を完全に覆うカバーが出来上がりました。

あとがき

おそらく、大切に座面が使われていくので(私が使っていくのですが)、一生物の椅子になると思います。

茶色は薄い色に比べて汚れが目立ちません。

とはいえ、実際には汚れていくものなのが座面に組み込まれた布の運命。

よって、カバーで覆ってあげることは元のデフォルトの状態をキープする上で有効な手段です。

もしかして、「茶色に魅力を感じているのに、茶色を全面的に覆っていまって矛盾しているじゃないか」と思われるかもしれません。

確かに(^_^;)トは思うのですが、長い目でみて、この椅子も使いながらではあるのですが、「コレクション:収集」なのです。

すべての身の回りの使用アイテムが実は、拘りあるコレクションの一部だとしたら。。

大切にしたくなるのは当然ですよね(^-^)。

ヴィンテージ物のチェコ製バーカウンターの椅子をひっくり返して使う芯地や生地などの反物入れの独特な使い方【659】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

個人事業主は会社と違って、自分の使うものが自分の趣味の濃いものにできるというメリットがあると感じています。

インテリアなのか、それとも消耗品なのか。

事業で使うものは当然消耗品ですが、インテリア性のある消耗品にすることができます。

このたびは、ヴィンテージ物のチェコ製のバーカウンターチェアがあまりにも大き過ぎ、椅子として使用することをしないケースをご紹介。

では何に利用するのか。。ひっくり返してその背の高さを利用した「反物入れ」として使う決意と共にスタートしたその設置風景をお届けしたいと思います。

木製のハイチェアーが椅子としては大きすぎたことからの別案、ひっくり返して入れ物として使ってしまう

実はもともと、椅子として使おうとしていたバーカウンターによくある木製のハイチェアーの素敵なのを見つけました。

チェコ製とのことで、異国の地からの贈り物のように夢が膨らみます。

ところが、届いてびっくり。

腰を掛けるというものではなく、よじ登るというような高さだったのです。

チェコ製ということで西洋の方の体型に合わせたものなのでしょうか。

かなり日本人離れした大きなまるで机のような椅子だったのです。

その時、驚いたと同時に、机にも使えるのだと前向きに考え始めました。

ただ、机も今すぐ必要なものではなかったので、結果反対向きにして、反物立てに使用というアイデアが浮かびました。

「大は小を兼ねる」と言われますが、大きいと随分いろんな使い方の可能性が生まれるものです(^-^)。

芯地が複数のハンドメイド製作には有難い反物立てとしての姿

ハンドメイドバッグにおいては、自身の場合芯地を2種-4種使います。

①基本的な接着芯②バッグに必要なハード薄芯③補強のハード厚芯④取っ手に入れるソフト厚芯で、それぞれを反ごとに購入しておりまして、立てると高さが1m前後あるものです。

これらはなかなかまとまりにくいもので、室内の片隅に壁に立てかけたとしてもバランスが必要です。

そのような悩みを抱えていた状況の中でこのたびのハイチェアの逆さ使いにより、見事に入れ物として誕生♪。

もともと同じハイチェアを1点持っていたところへ4ヶ月後くらいでしょうか、使い勝手の良さにもう1点をリピートし購入。

在庫があって本当に良かった(^_^;)、「ヤフオク」様にて購入でした。

ヴィンテージ木製ハイチェア:チェコ製。高さ80cm、直径35cm。価格は¥3,000程度。配送料が¥6,000程度。
反物立てとしての使い方:ひっくり返すと、良質な作りから途中のサークル部分が支えになり、反物立てが実現。
反物立て設置風景:下は絨毯が敷いてあるので特に机面のキズの問題は無し。中敷きとして吸着マットを設置。

あとがき

このたび独自の使い方の発案でしたが、全く同じ状況ではなくても、お品物の形とか作りを見ることで別の使い方をひらめくことがあると思います。

ヴィンンテージ物というのは、お洋服でも家具でも今から好みに作ってもらうオーダーメイドとは違って、そのままの姿をいったん受け入れる必要があります。

よく、ヴィンテージ物での販売で、「現状」と一言書かれていることが多いですが、この短い言葉には「この姿でしかないのだから受け入れてね」というメッセ―ジが込められていると思います。

その後のリスクと責任や品物との向き合い方がすべて購入者に委ねられる場面、自身はこのことをかえって「自由」だと考えています。

いかようにもできる、決められたスタイルが全くないヴィンテージ物は窮屈なようで本当は自由な品物だと言えるのではないかと思えてなりません(^-^)。