一度本気で購入しそうになって後で「ヒヤリ」、ダイヤモンドのカラーは透明こそ一番正直な姿であり妙なマルチカラーは隠すための処理【461】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向レンタルジュエリー」の事業者です。

元は、個人的なジュエリーの収集時代がありまして、一番最初は集めてきたそのままを事業活動へ献上したところから始めています。

収集時代は、カラーストーンを好んでいたので、無色透明なダイヤモンドには大変疎かったという時期がありました。

そのような未熟な時期に、カラーの入った「マルチカラーダイヤモンド」が謳われたジュエリーを見つけたことがありました。

処理による染色のカラフルダイヤモンドは欠点をカラーで隠していることの証明、無色透明こそがダイヤモンドというストーンの価値

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淡いマルチカラーのフローラルなネックレス、非常に美しかったので購入を検討するところまで気持ちが高まっていました。

そのような時に、ふと冷静になって新しい知識を入れるという行動をしたことで、すべてがひも解けていきました。

「基本的にダイヤモンドは無色透明、たまに数粒程度でピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドもあるがそれ以外は処理された染色である」と。。

この情報のおかげで、購入へ進むことはありませんでした。

ジュエリーには隠れたメッセージがあるということです。

無色透明こそ偽りのないダイヤモンドの姿であり、染色しなければいけないほどの欠点がある低レベルのお品だという解釈になるのです。

それをそこそこ高額な金額で購入する気持ちには、結果的にはなりませんでした。

では、ここからは上述のエピソードのようなジュエリーに関するメッセージの読み解き方のようなことを、実体験から3項目挙げてまいりたいと思います。

ジュエリー選びや判断の時の引き出しになれば幸いです。

「ブラックダイヤモンド」や「ブラウンダイヤモンド」も無色透明のレベルとは雲泥の差

ダイヤモンドの「無色透明」の素直さとは対極に、真っ黒にされてしまった「ブラックダイヤモンド」や茶色に均一化された「ブラウンダイヤモンド」は敵わない存在であることが分かります。

少しブラウンがかったベージュ程度のブラウンダイヤモンドなのか、それとも茶色とはっきりと分かるカラーなのかではまだ前者の方が好感。

ブラックダイヤモンドのボタンカット一連ネックレス、かつては随分な賑わいを見せてくれたものでしたが、何十万もかけて入手する価値など本当は無いのかもしれません。

とにかくダイヤモンドにカラーが明らかに施されている姿は、隠したい欠点がどこかにあったからそうせざるをえなかったと解釈します。

コスチュームジュエリー感覚でセンスの良いデザインに落とし込まれたブラックやブラウンダイヤモンドならば、第2・第3の収集としてはあっても良いかと。

しかし、渾身の1点として一番に選ぶということは決してお勧めしません。

スモーキークォーツの本来の天然色は、カーキグリーンがかったドブのような色

巷ではスモーキークォーツはそれほど珍しいストーンではないのですが、量産的な安価なお品は茶色が明るくて綺麗過ぎるのです。

「これが本当のスモーキークォーツの天然の姿です」と入手したペンダントトップは、それはそれはダークなカーキがかった茶色をしていました。

写真に写しても上手く映らないほどのダークカラー、これこそが美しく見せるために明るいカラーへ処理が成された人工的なお品物との違いです。

極端に表現すれば、決して見栄えの良くない姿こそ「本物」とも言えるのです。

リングに乗っているストーンが天然石なのかイミテーションなのかの判断

手間がかかるリングのストーンを止める台作り。。このような作業を丁寧に誠心誠意作られるということに見合うのが、天然の宝石であるという解釈がベース。

例えば、イミテーションストーンが18金やプラチナのリング台に乗ることはどうしても理屈が合わないと言えます。

手間をかけられることこそ高級に紐付き、「本物の宝石+高級地金」というコンビの一方で、「イミテーション石+メッキ」が腑に落ちる組み合わせなのです。

あとがき

以上、実体験や見聞からのダイヤモンドを始めジュエリーに対する読み解き方です。

きっかけはやはり冒頭のマルチカラーのダイヤモンドネックレス。。あれこそ究極の体験でした。

ダイヤモンドの中で、希なる物質の入り混じりや結晶構造の歪みによってカラーが自然に入る「ピンク」「ブルー」「イエロー」はこれも天然色。

しかし、それらはほとんど透明に近いような淡いカラーなので、染色処理とは一線を画します。

ジュエリーに「処理」は付き物、無色透明でもある程度は処理なることはされているのが実状です。

だからこそ複雑なのですが、「宝石」の範囲を超えた程の極端なカラー処理は、胡散臭い方向へ行ってしまう1つの境界線であると捉えてはいかがでしょうか。

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書き手:ピクチャレスク