一重仕立てのバッグで補強サポート役の底ベルトのより良き取り付け位置【814】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の【810】の記事で、一重仕立てのバッグに補強するパーツの「底ベルト」の位置を変更する内容をお伝えしました。

その後の結果どんな効果や見映えになったのかということが今回の記事なので、当記事【814】は、【810】の続編となります。

底ベルトの位置を出来上がりで等間隔にした結果。。。

以前の底ベルトの位置:縫い合わせをしていない状態で縫い代を含めたど真ん中に縫い付けていたので、出来上がりだと縫い代分内側に寄ってこう言った見映えでした。これも対称にはなっているので、おかしいということはなかったのですが、確かに隙間は等間隔ではなかったのです。

さらに、これは物理的な現象なのですが、こういった縫い付けた部分は硬めなので、このせいで、マチにクセが自然と現れます。

底ベルト同士の間隔が広がることで、マチが大きくなればなあと期待しました。

マチのサイズは決まってはいますが、その箇所でない縫っていない部分がいかようにも大小膨らんだり縮んだりするのです。

よって、この底ベルトの位置変更がマチがそのままのサイズで膨らむことができるカギになるかも。。。と思っていたのです。

出来上がりでど真ん中に底ベルトを縫い付けた底部分の見栄え:大変すっきりしたという印象です。等間隔が美しく、もう今後はこれで行こうとの太鼓判を自分で押してしまいました(^-^)。

私が期待した縫っていない部分のマチの広がりは何となくあったような、なかったような。。。

はっきりとは分かりませんでした。

しかし、1つ、スッキリと美しくなったということだけは、検証で間違いなく思えたことですので、収穫がありました(^o^)丿。

全体の出来上がりはこのような感じです。あくまで、「袋」といった感じですね。一重仕立てというのはこういったものです。けれど、たためますし、コンパクトになるので、必要な時だけ取り出して使うという目的のお品になりますね。<使用生地>先染ストライプ(黒x白)、綿/100%、日本製。

私の場合は、これを日常にバッグとして持ち歩いて使わせていただいておりますので、何ら、メインバッグにもなるんです。

使い方は自由ですので、特に留め具の無い袋ですが、少し近くへ出かける程度のお買い物であればメインバッグでもよろしいかと思います。

そのためにも、きちんとしたお仕立てで丈夫で長持ちするようなコスパの良いお品であると思ってもらえるようにあれこれ工夫を凝らすのです。

あとがき

今回のお品は、柄物です。チェックとかストライプは柄合わせがあります。

通常、エコバッグ的なお品というのは、コスト的な面では柄合わせは無視されていることが多いです。

生地が柄を合わせるために余分に必要だからですね。

そんな中で今回のストライプはピッチが約3cm程のもの。

チェックよりストライプの方が片方の線だけなので易しめです。

ということで合わせています。気持ちが良いですね。

あと、取っ手も、生地幅は112cm程しかないものなので、横に裁断したところで長い取っ手は作れないです。

継ぎ接ぎは2流品の証なのかも。。。ということが頭にありますので、一続きで長ーい取っ手を裁断するとなると縦に150cm程必要なので、この取っ手の向きが縦ストライプになっているのです。

いろいろ舞台裏というものはあるものです(^_^;)。

エコバッグの支柱のステッチ1本増やしました【688】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、黒生地2種を同時進行で作る、「切餅:きりもち」デザインのエコバッグの製作をお送りします。

今回は完成には至りませんでしたが、1か所、改良点を決めました。

その改良点を中心に進捗度をご紹介する記事になります。

3本ステッチから4本ステッチへ-支柱の太さとのバランス

以前の「切餅」は、3本ステッチでした。

以前の製作品「切餅:きりもち」:3本ステッチでも3本共本体に縫い付けるので十分丈夫な対策ではありましたが、支柱の幅とステッチの綺麗さとのバランスを今回もっと入念に検討しました。
以前のステッチ:技術の点においても、ステッチの幅間に多少ばらつきがあり、この点もここ最近力を入れて均等にする技術を習得中です。

では、変更後の4本ステッチバージョンが今回の製作です。

もとの支柱の幅は全く変えていません。

4本ステッチの支柱:どうでしょう、かなり綺麗になりました。ある程度幅のあるものは、4本ステッチの方が美しいんです♪
2種の生地で同時進行に2点なので、2つありますが、3本ステッチより4本ステッチにしたことで、見た目の美しさと、硬さが出ました。この硬さの方も重要で、エコバッグには接着芯を貼りませんので、生地の重なりとステッチの固定で丈夫くしていくのです。

ということで、美しさと硬さを高める改良が今回の改良の内容となりました。

現在ここまでです。この後、前後パーツを縫い合わせるなどして、組み立てて完成に近づいていきます。

あとがき

おそらく、次回の<製作>ブログでは、完成をご披露できそうです。2点出来上がります。

黒テイストのシックな雰囲気のバッグを今後年末に向けてこんな感じで製作してまいります。

その中のスタートとして割と短い期間で出来上がる今回のデザインを2点同時進行で進めております。

私が腑に落ちたデザインだけに絞り切った5デザインの内の1つの「切餅:きりもち」。

いろんな使い方が実はできるのだということもフィードバッグいただけたら嬉しいです。

ちなみに、私は、以前にボツにしたこのデザインを、メインバッグにさっくり持ち歩くのに使用したり、買い物がたくさんある時に使ったりと、思った以上に活躍の場が多いことを自分で実感。

この、当たり前な平凡さがかえって使いやすいこともあるようですね。

そんなことももっとお伝えできたらと思っております(^-^)。