すべて10歳前後の時のいただき物、実家で見つかった4つの雑貨古物の新しい行く末・使い方・新しい意味【210】

アイキャッチ画像210

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々実家に帰省する時に、幼少の頃の保管品を見つけることがありました。

その中でいまだに状態も良く使えそうなものを集めいくつかが集まりましたので、見つけた時期は違いますがまとめてこのたびご紹介したいと思います。

ポイントとしましては、そのアイテムの当時の入手経路、そしてその後の行く末です。

当ブログ記事は最初の投稿の2020.09.12からおよそ5年後の2025.07.31に、ブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

見つけた当時はまだその後の行く末が曖昧だったものも、2025年では決まっています。

1つのものが、40年にも渡り持ち続けられていくその意味と価値をこのたび是非お伝えできればと、昭和時代の懐かしいアイテムについて綴らせていただきたいと思います。

何となく保管の40年も前の昭和時代の雑貨類、まずここまで無事に残っている事を重んじ今後の行く末をしっかり決めた

オルゴール:メロディーは「白鳥の湖」。その他いくつかのオルゴールの中で極めて状態が確保されていたもの。

こちらは手土産で誰かが下さったものという親からのエピソードのみ。

1970年代の漫画タッチの絵だと思われますので、10歳以前ではなかったかと。

中のピンクのトレイも非常に綺麗でした。

動画内で写していますが、てっぺんの白の部分の黄ばみや全体の汚れはすべて綺麗にまっさらによみがえったお手入れをこの機会にしています。

こちらのその後の行く末ですが、「メルカリ」で販売し、ありがたくご購入いただきました<m(__)m>。

自分では使わなくても欲しい方がいるという価値観の違いが生むバランスの素晴らしさを感じます。

木製の小物入れ:きちんと「蝶つがい」が付けられた15cm四方のもの。2025年現在は乾電池入れとして使用中。

家に来た誰かが手土産としてくれたものだったというエピソードのみ記憶に残ります。

こちらも比較的綺麗でしたが、クマのお顔のシミは限界がありました。

内部のベルベットの部分は気持ちよく使える十分な綺麗さです。

カモのぬいぐるみ:10歳くらいに叔母と同じ物を買ってもらったエピソード付。クラッシックなおしゃれ感あり。

こちらは、元々大切に袋に入れて汚れないように長年保管してきたものです。

一度2023年頃手放そうとしたのに、どうもその機会を逃し、この先も持ち続けていくようにとの方向を示されたように感じ取りやめに。。

木彫りのペンダント:北海道旅行の12歳の時の自分購入だった記憶。ただ、ファッションとしてはコーデが困難。

こちらは、少しの間出品していましたが、なかなか受け入れられなかったようで、その後処分してしまいました。

裏に、自分の名前がカタカナで彫られていたという点も他の方には難しかったかもしれません。

あとがき

4アイテム中3アイテムは人からもらったもの、1アイテムだけは自分で購入のものでした。

案外人からもらったものというのは手放しにくいものなのかもしれません。

遥か昔の記憶で誰にもらったのかさえも分からないことが非常に悔やまれます。

こうしたことから、人とのコミュニケーションの丁寧さ、しっかりとした記憶や感謝、その一時ずつに対する姿勢は大切であると考えました。

もう過去のことはどうしようもありませんが、この先のことについては、過去の惜しかった点を活かせるチャンスだと考えるようにしたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ハンドメイド製作にも落とし込んだミニマムさには流行は無い、かつてのニッチな存在の古物バッグの現在の斬新さ【157】

アイキャッチ画像157

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ活動は2007年からのスタート。

当然ながら、大のバッグ好きであり、古着好きスタイルらしく古物のブランドバッグをお得に集めてきました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.07.19からおよそ5年後の2025.06.08にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

途中、何度も収集の追加や手放しがあったことで後で貼りますYouTube動画内の物品とは違っていますが、継続して現在まで持ち続けているバッグもあります。

すべての変遷の掲載は複雑だと判断、当ブログ記事内では2025現在の状態のみをお伝えしてまいりたいと思います。

おそらく、ここからの更なる変化は今後はあまりないと思いますので、ほぼ収集を完成した形の現在です。

気持ちの上での「飽き」を解消の「手放し」を失くすブランドバッグの集め方、当時流行からは逸脱していたニッチなモデル

大きく使い道を2つに分けた2分類に渡る集め方です。

1つは「大きめ」のゆったりとした容量のラインナップ、もう1つは「小さめ」のパーティー向けのお出かけバッグです。

とはいえ、パーティーなどとは無縁ですので、比較的容量がゆったりの小さめというサイズ感。

間違ってもドレスに片手で持つようなセレブなクラッチバッグとは無縁です。

そのような視点から、2つのクリップに分けて、それぞれをまとめてご紹介したいと思います。

古物ブランドバッグ収集(大きめ):ブランドを特化。上3点は「GUCCI」、下2点は「ジョルジオアルマーニ」。
古物ブランドバッグ収集(小さめ):上はパッと見てブランドが分かると思います、下は「ハナエモリ」様。

適度な華やかさを持ちながらも全体のラインのすっきり感を感じていただけたのではないでしょうか。

そして、取っ手のくり抜きタイプが非常にスタイリッシュであると好んでいることでその割合が高いことも特徴です。

かつての1990年代後半-2000年辺りではおそらく流行モデルの陰に隠れたニッチな存在であったかと。

そういった中古品の醍醐味は、いつの時代でも違和感なく持てるという点です。

「ハナエモリ」様のビーズバッグ4点は、ここまでの色違いがあったことを集めて初めて知ってゆきました。

そのような製造背景までに少し迫れたことも非常に興味深い体験でした。

あとがき

最後に非常にユニークな内容をお伝えしておきたいのですが、これらの収集のバッグは収集物に特化した品々であり、使用しないということです。

「え?」と思われるかもしれませんね、使用するバッグは別にあるのです↓(^_^;)。

使用するバッグx5点:すべて古物。上2点は「GUCCI」、下は左から「Yoshinoya」「Prada」「Fendi」。

こうした自分が思う優れたバッグの渾身の選択、自らが作るバッグのデザインやスタイルに大きな意味で「瀟洒とはどんな姿なのか」のヒントをいただいたものになります。

「ブランドバッグ」の中でも一世を風靡したような流行色の色濃いタイプは敬遠。

さりげなくて、時の経過を感じさせない普遍さ・不変さを重んじています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

月曜日から金曜日までの連日をたった1項目ずつに割り振った分散スタイル、掃除の時間と気持ち両方の負担の軽減【156】

アイキャッチ画像156

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ホコリ」というものは、今この時の経過の最中にも降りてくるもの。

1日ずつのマメなお掃除ルーティーンというものは大いに効果ある作業なのだと考えます。

このたびは、以前にはなかなか時間が取れず、1週間の1日のある時間帯を使ってまとめて行っていたお掃除スタイルの「心地悪さやストレス」を見直した新しい掃除のスタイルの記録です。

下に貼りますYouTube動画は2020年の投稿のものであり、あれから5年後の2025.06.07にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

途中2022年に引っ越しがありましたので、掲載写真が旧居と新居で交じりますが、このお掃除スタイルは変わらず2025年現在も続行していることです。

是非この新しいスタイル「曜日別割り振り式」をご紹介させていただきたいと思います。

さぼったり用事による中止がない掃除スタイル、曜日ごとに少しずつを項目を割り振った毎日の確実なルーティーン化

毎日共通の作業:最初にお伝えしたいのは、項目に共通に入る毎日の掃除機がけ。これこそが見えない埃対策。

掃除機がけは、朝食後・出かける前など次の作業への大きな移り変わりの間に入れ込みます。

月曜日:週末の気圧の変化が多い雨上がりのタイミングなどを見込み、外と接する窓やサンなどが中心。
火曜日:キッチン全般。レンジ内や食器干しトレイ、換気扇、冷蔵庫などひと通り。パソコン周辺もこの時に。
包丁研ぎ:週一のペースということになります。火曜日のタスクの最終にこの作業を行っています。
水曜日:トイレ掃除の日です。場所移動が少ないこのタスクが比較的曜日の中でも最も楽です。
木曜日:少し分かりにくいかもしれませんが、すべての「壁」を拭くことが中心。鏡拭きもこのタスクに入ります。
金曜日:お風呂掃除。お風呂の壁は木曜日にやっていますので、浴槽とシンクを中心にスポンジとブラシ両方で。
使用するミニバケツ:今や100均で簡単に入手できるバケツ。色によって場所の区別をしています↓。
掃除道具収納:突っ張り棒は洗濯機の上に。左のシューズはお風呂場用です。左右のバケツの色を区別。

あとがき

こうした掃除の配分の整いさえ、人生の整いを作るという気がしてなりません。

信じられないかもしれませんが、このタスクをスタートしてからは、本当に様々なことが変わっていきました。

変わった現在から見ると、その変化のきっかけがこういった決意にあったと思えてならないのです。

目の前のゴールだけにとらわれる見方は本当の成果は上げられない、遠く未来を見据えて、目の前のタスクを淡々と呼吸するようにこなしていく。。

これが本当の効果を生む姿勢なのではないでしょうか(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

「チェックばかりの3点」「モノトーンばかりの3点」とある1共通点に特化したお洋服の集め方こそがワードローブがおしゃれ宝庫となる秘訣【396】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々ネットでクローゼットがご紹介されているのを拝見します。

お洋服がクローゼットにたくさんあり、専用の靴棚をオーダーメイドし、100足相当もの靴やバッグがディスプレイのように並べてあります。

これらは、「セレブ」様のワードローブによく見る風景です。

「見せる」という意味では効果のある風景なのですが、時々疑問もあります。

「その隣同士の靴、どこに違いがあるの?」など。

このたびは、それぞれのファッションアイテムがコスパ良くちゃんと均等に出番があり、それでいて豊富なワードローブのようなリッチさが感じられるお洋服の集め方をたった3着のみのシャツを例に図解説させていただきたいと思います。

一見少なそうな3着のみでも決して「乏しい雰囲気」にはならない秘訣があるのです。

是非引き続き読み進めていただければ光栄でございます。

豊富な組み合わせのイメージは、てんでバラバラなテイスト3点ではなく、特化した共通点が3点すべてに含まれることから作られる

では、シャツを例にミニマムなたった3着をどんな色でどんな柄なのかというポイントを交えながらお話してまいります。

クセのない定番デザインをまずは選択。このような「シャツ」アイテムを3点展開していきます。

まずは、「柄の統一:すべてチェックである」というコンセプトで集めてみます。

キーワードは「チェック」です。

チェックといっても、ギンガムチェック、タータンチェック、グレンチェックと種類が分かれますので、この3つをそれぞれポイントにして色はどんな色でも自由に選びます。

チェック柄が共通の3点のラインナップ。チェックの色や種類はバラバラ。

どれも同じチェックの仲間なのに、違いが感じられる選択です。

色はてんでバラバラでも、ベースに「チェック」が据え置かれていますので、チェックにこだわったラインナップなのです。

チェックだらけで同じように見えてしまうことを、そのチェックの種類の違いで解消しているのです。

もう1つ違うラインナップを考えてみます。

今度は、先ほどこだわったチェックの柄というポイントを外し、「モノトーン」を基盤に据え置くことにします。

そうすると、こだわりのある無彩色コーデになります。

それでも柄がそれぞれ全く違うので、たった3点でも面白く新鮮にラインナップが展開されるのです。

「モノトーン柄」柄をべースにした拘りの3点。今度は色を統一しているので、柄はてんでばらばら。

1つ基準が設定してあるのでこれで良いのです。

前者と後者では随分展開の仕方が違います。

ここにラインナップすることの面白さが生まれています。

この他のベースは「素材」を共通にそろえる案もよろしいかと。

例えば、デニムばかりを違うトーンの色で展開したりなどです。

また、色を3点共黒にして、シャツそのもののデザインに変化を付け、それぞれが違うシャツであることで、全く色が同じということがかえって「攻めた」集め方になっていきます。

とにかく、各々の好みに応じて「色・柄・素材」を統一したシャツに決めるとその後のボトム選びがしやすくなることに気づきます。

ボトム選びへの効果:シャツのラインナップを見ながらなので決めやすくなります。

一気に3点集めることをせずとも、途中の差し替えながらの改良した集め方でも良きゴールにたどり着けばOKです。

あとがき

お洋服をたくさん持つという「量」ではなく、素敵な装いがたくさんできるところがゴールだと思うのです。

あえてミニマムな3点でこのたびご紹介しましたが、3点でも十分に現実的だと思います。

ここへボトムを配置すれば、幾通りかの装いの種類になり、それぞれが統一感ありながらこだわりもある豊富な装いが完成するのです。

トップスx3着とボトムx3着で、最大9通りのコーデが出来上がるのですから、3着というのはミニマムに見えても非常にポテンシャルを秘めた数字なのです。

統一感あることをポイントに置くことで、それぞれの組み合わせの優劣が少なくなり、「どれもこれもおしゃれだ」と見る人を魅了する可能性があります。

まずは、この度ご紹介の「柄・色・素材」をのどれかを共通に3点集めるところから始めてみて下さいませ。

見方を横に見ていただき、同じアイテムを3点というそろえ方の方がかえってうまくいくと思います。

パンツx3点とかセーターx3点というように。。

書き手:ピクチャレスク

最も動きやすく最も余計な気を使わない究極の作業着、夏のジャージスタイルの中に盛り込む永続的な要素【154】

アイキャッチ画像154

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年、「夏」と感じるのが何月から何月までくらいかの調査で「最長:5月-10月」との答えが出ているそう。

人によって体感温度の差や季節別観念の差はあれど、5月-10月には大いに同感。

このたびは、個人事業主の作業着スタイルとしまして、ジャージの夏コーデをご紹介してまいりたいと思います。

実は、当ブログ記事は最初の投稿の2020.05.20からおよそ5年後の2025.06.05にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

この機会に、2025年現在でも変わらぬ作業着スタイルを2025年バージョンとして同時にご紹介したいと思います。

2020年から5年後では、考え方にももちろん変化があり、2025年の姿に大いにその証を見つけていただけるのではないかと思います。

どうぞ楽しんでいって下さいませ。

着回しよりもセットアップ的な着方の醍醐味、渾身の1セットずつに極めた夏の仕事着日替わりジャージコーデx5選

事前解説:夏用なのでトップスはすべて半袖です。2020年ではジャージ素材の他にスウェット素材も混じります。
2020年VER①:上はグレーの綿素材の「トレフォイル」マークが象徴的。上下が「アディダス」。下はレギンス風。
2020年VER②:上は黒の綿素材の「パフォーマンス」マークが象徴的。下は日本製で1980年代のモデルと予想。
2020年VER③:ブランドが「プーマ」に移ります。上は黒xグレーバイカラーの幾何学模様。下はカーブステッチ。
2020年VER④:引き続き「プーマ」の上下。上はチャコール。下は薄グレーで、厚みある良質さの日本製。
2020年VER⑤:「コンバース:ALL STAR」へブランドが移ります。上下ともスウェット素材。上の白地が爽やか。
2020年VERの5選すべて:上下のブランドをしっかりと共通にそろえ、モノトーンに特化した5選でした。

ただ、気になっていたのが、ジャージ素材よりもスウェット素材の方が経年の傷みが早いことです。

色褪せ・型崩れなどいずれにしても永続性を重視した場合にスウェットは後の2025年の選択肢からは外れていきました。

2020年はなかなかジャージの範囲では見つからずにスウェットに手を出した経緯もありました。

しかし、2025年ではネット背景が大きく変化し(AIの力が大きいと思います)、探しているものをよりピンポイントで見つけやすく、すべてをジャージ素材で見つけることができました↓。

2025年VAER①:初のフローラルパターンとの出会い、左胸に「アディダス」のロゴ刺繍。下は黒の新モデル。
2025年VER②:上下黒の「アディダス」でまとめます。下はサイドの3本ラインが同色の黒。
2025年VER③:王道のような上下ですがいずれも「アディダス」。柔らかくてはき心地の良いパンツです。
2025年VER④:③に類似ですが少しどこかが違う同じ黒色。実はこの下は2020年の時の②を継続着用。良質です。
2025年VERの4選すべて:2020年との比較では、2025年は数が1セット減り、よりミニマムな4セットに着地。

素材はジャージオンリーで見つけやすくなった背景と共に、どれも傷みにくくできるだけ均等に着用していける整頓ができたと思います。

3セットだと、毎日お洗濯するにしても1日の中で何かしらの着替えがある場合には足りません。

4セットという分量こそ最も安定したミニマムさだと考えます。

あとがき

ジャージ素材の良さは、何といっても傷みが目立たないことです。

2020年VERの5選も、2025年VERの4選もすべてが古着で購入したものでした。

労働着でもこうして自分なりの拘りを入れ込めるという視点をお伝えできればと思います。

お仕事に対する熱意を服装が盛り立てるような存在になればとご提案した次第です(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

古き良き昭和の中古家具のお気に入りモデル、美しくコンパクトな扇形木製コーナー棚、「Najico:ナジコ」との出会い【159】

アイキャッチ画像159

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.05.10からおよそ5年後の2025.06.10にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

お洋服の古着ライフもかれこれ20年。

2015年頃からだったと思います、古着ライフ10年越しくらいの頃から、お部屋の家具も木製の中古品を購入するようになりました。

その大きな理由としまして、ネット通販の台頭によってどれもこれも新品の通販家具が一緒くたに味気ないものに見えてきたのでした。

入手しやすいネット通販品の豊富さが、反対に古き良きお品物の良さを教えてくれたかのよう。

実際のところ、昭和時代の今でも残る良質な木製家具に使われる木材は、現在では入手困難なものも多いそう。

ぱっと見の味わいにそのような歴史的背景が垣間見えるのです。

このたびは、棚の段の数の違いで3点を利用させていただいております「Najico:ナジコ」というブランドのコーナー棚をご紹介したいと思います。

コンパクトなフォルムと角を利用した配置が可能の美しい扇形の芸術品、昭和の木製棚「Najico:ナジコ」に魅せられた

「Najico:ナジコ」というブランドの木製コーナー棚:どれも扇形の棚がコーナー専用に特化したデザインです。
「Najico:ナジコ」製品:「南産業(株)」様製造の「(株)中村自工→後に(株)ナジコへ社名変更」様との共同企画品。

昭和56年頃(西暦では1981年頃)の製造企画品だったようです。

このお品物の謎と疑問の解決にネットで何とかたどり着いた「南産業(株)」のホームページ(福島県の会社様です)へのお問合せのご返答で分かりました。

南産業(株)様、本当にありがとうございました、そして(株)ナジコ様にも感謝申し上げます<m(__)m>。

丁寧な使い方の工夫:木製の面のキズ防止に100均の日本製カーペットを敷いて使わせていただいております。

後で貼りますYouTube動画では3段と4段の2点の登場でしたが、その数年後に、3点目の2段も入手、ここまで豊富に揃えられたことが大変嬉しいです。

ここからは、使い方を私の例でご紹介してまいります。

木製のミニチェスト専用として利用の配置:見せるための棚のような気がして、棚の並べ方をエモく右のように。
2段の「Najico:ナジコ」棚の使い方:たった2段でも隙間が自由であることで飛び出しながら豊富に重ね置き。

あとがき

実際に利用させていただいて感じることは、都度移動も手軽であることです。

持ち上げやすく、模様替えの際にも煩わしさがない軽さがあり、スタイリッシュなウェーブデザインのポールと扇板の組み合わせのシンプルさにその根源があると思います。

インテリア性と機能の面のバランスも非常に良い、ある意味芸術品のような個性も兼ね備えた逸品、昭和時代の良き産物であったかと思います。

製造背景にも少し迫れたことで、一層この棚に愛着と価値を感じ、この先も共に歩む存在に。

そして、ちっぽけながら同じ「製造」ということをしている事業者として共感したことがあります。

こうしてあの昭和時代から何十年も後の今でも受け入れられるようなお品物、優れた物である証ではないかと。

流行に乗った模倣品ではない、その中に1つ1つの気遣いや意味、そして機能が盛り込まれたものは、哲学入りの芸術品寄りなお品物になるのだということです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

先の永遠を疑わない華やかな週末が続いたバブル時代、今でも残るゴールドベースの古物からエネルギーをもらいたい【186】

アイキャッチ画像186

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バブル期の話は今になっても伝説の時代、およそ1986年-1991年くらいの5年間辺りを指すと言われています。

当時の社会人の方達は、通勤の色彩豊かなスーツ姿の延長で金曜日のディスコへ出向くことも。。

当時は高校1年生で1988年くらい、記憶に残るのは黒ベースの柄物のタイトスカートに初挑戦、上を白のブラウス(シェイプされウエストリボンを後ろで結ぶタイプ)と組み合わせ、これまでの服装からの飛躍がありました。

そんな頃、友達と一緒にいる時に初のお声掛けをいただきました(笑)。

地味街道まっしぐらな者でも、バブルらしい装いに影響を受けていたのだと振り返ります。

現在は古着一辺倒のワードローブスタイルであり、時々バブル時代を象徴するような素敵なアイテムに出会うことがあります。

とにかく贅沢な時代だったと思います、1点ずつのアイテムが使い古されていない綺麗なままを見つけることもあります。

装いは時代をも映し出す鏡、華やかなバブル時代のゴールドベースの素敵な「古物」を対照的な現在には部分的に取り入れる

もう少しだけ、「バブル時代」というものを深堀りしたいと思います。

自分の言葉で分かり易く表せば、「見込みによる矢継ぎ早な投資の最中」の状態だったのではないかと。。

その後、政府が金利の引き締め政策をして解決しようとした結果の崩壊という結末に。。

儲かっている実態など本当はなかったのでは。。この先が永遠にうまくいくことをベースに土地や株を購入し続けたということでしょう。

真っ只中というのは、上手くいっている右肩上がりの状態のことですので、そのような最中(さなか)が装いに影響、ゴールドベースの流行は分かり易い象徴であったと言えるのでは。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.05.07からおよそ5年後の2025.07.07にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

対照的な2025年現在では、あまりにも華やか過ぎるバブル時代の古着そのままを装うと浮いてしまいます。

この「浮き」は着る者自身の心理もそうですが、見る人もやや違和感を感じ、現在の世界情勢にとても合わないのです。

流行というものが、それくらい多くの人の集合的な心の内の表れであり、バブル時代の古着を時代が変わった今取り入れるにあたっては「部分的な引用」を1つのご提案としています。

例えば金ボタンの古着ジャケットは、思い切ってボタンをベースの色に馴染む黒などに付け替え落ち着かせることだけでも「今」という時代に馴染むのです。

その他、ゴールドベースのスカーフ、ゴールドメッキジュエリー(当時はちゃんと金貼りと言ってK18YGが塗ってあるものもありました)を1点だけ全体コーデに取り入れるというアイデア。

「バブル時代」に比べて慎ましやかな「今」には、そうしたほんの一部分のみの取り入れ方が着る方も見る方も自然に感じるのではないかと読んだのです。

あとがき

「バブル時代」というような大勢が同じ方向に向かった時代は今後の多様な考え方を自分で判断して持つような時代には起こりにくいと考えます(あくまで私の意見)。

とはいえ、元々バブル時代を起こしたのも、終焉もきっかけは政府による金利政策なのです。

実際に、1990年代初頭と思われるゴールドネックレスは質が良く、非常に元気をもらえるのも事実。

毎日が事件だらけの世知辛い現在には、何とも陽気で快活なバブル時代のゴールドアイテムの古物は元気付けのようなものです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

苦手カラー除外の神経すら使いたくない古着ライフ、1点物古着市場で受け入れた苦手な紺の助っ人はマルチカラー【237】

アイキャッチ画像237

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服コーデにおいては、古着ライフを続けることおよそ20年、その中でも黒に特化してお洋服を集めワードローブを作りました。

黒は売れ筋NO.1の色、古着市場の中では良い状態の黒を探すことが難しく、残り物カラーにブラウンやカーキグリーン多いという印象です。

ピンクやブルーは長期保管の汚れや色褪せもあり、濃い色の中間色が良い状態で見つかることが多いという印象。

そんな古着ライフの中では1点物だからこその悩みもあり、カラーを妥協することがあるのです。

しかし、慎重に検討しなければせっかくの購入後も妥協したことで出番がないということになってしまいます。

このたびは、入手のきっかけはカラーの妥協もあった苦手カラーの紺を入手したエピソードから、そんな苦手カラーさえも受け入れていく柔軟さをお伝えしたいと思います。

しかし、ただ妥協するだけでは、元は苦手な色なのですから、受け入れやすくなるメソッドが欲しいものです。

お伝えしましょう、そのメソッド。

「私はこうして苦手な紺色を克服」というエピソードです。

苦手な色は大好きなブランドでカバー、更に単色がもたらすクセが緩和されるマルチカラーを取り入れ受け入れる1点物古着ライフ

古着市場での残り物カラーは、ブラウン・カーキグリーンの他に紺もあるみたい。

黒と紺は近いカラーなのに不思議なものですが、それだけ黒という色が近い紺さえ凌ぐ程の特別な色と解釈されているということなのでしょう。

ここからは、実際にあった2度の紺入手のエピソードをお伝えしたいと思います。

マルチカラーブルゾン:「WESC:ウィーエスシー」様のもの。このマルチカラーの素敵さに魅せられました。

もとは、最初に入手のカットソーが紺だったことから、別の色も混じるマルチカラーに紺特有のクセを緩和してもらったといった感じです。

紺が混じるマルチカラーを取り入れたコーデ:元の紺のカットソーは「アルマーニ」様。

そもそも、紺であっても受け入れることができたカットソー自体にも受け入れ易さがありました。

好きな「アルマーニ」様のものだからということが1つ大きな理由です。

そして、凹凸感あるボーダー状のうねりのある加工がこちらもまた好みなのです。

「アルマーニ」様には、好むフクレジャガードのカットソーが豊富。

もし、このカットソーがTシャツのようなプレーンな素材だったらおそらく入手していなかっと思います。

紺以外に好みの部分が大きく存在していたことこそが、苦手な「カラー」に勝ったのだという重要なエピソードです。

実際の着用:フード付きマルチカラーブルゾンをエレガントに寄せるためのローファーの靴の紺の存在も重要。

ローファーの靴は本革レザーの「クリスチャンディオール」様のもの(ライセンス物だと思います)。

意外なのですが、マルチカラーは混沌として賑やかなイメージである一方、ある1色の色を中和してならしてくれる役割があると見ています。

もう1件、紺のアイテム入手の例をご紹介↓。

手編みの紺のロングワンピース:「手編み」は先程の「アルマーニ」様に該当する部分だと考えます。

古着市場において、「手編み」「オーダーメイド」は良きブランディングのようなもの。

この中のベルトやジュエリーもマルチカラーで溢れ、方々にマルチカラーがスパイスのように散らばり、紺色を中和。

先程のカットソーの凹凸感と同じで、つるりとした素材ではなく透かし編みと1本の糸に白が混じるミックスカラーが紺特有のイメージを優しくぼかしてくれるのでした。

のっぺりとした単色からの逸脱:生粋の紺ではないミックスの編み糸。白が混ざり紺の緊張感を軽減。

「アルマーニ」様に特化する中で、見つからない場合は丁寧に作られたお品を「手編み」「オーダーメイド」「手作り」「ハンドメイド」などのキーワードから選び抜いているのです。

あとがき

こうして、①元の苦手色を好きなブランドでカバー②マルチカラーの引用という2つのメソッドをお伝えしました。

どんな形であれ苦手な紺色を受け入れたということは、本当は苦手なんかじゃないのかもしれないのです。

特に黒コーデ好きは、紺が黒よりもパンチが無いと考え敬遠することも多いかもしれません。

しかし、いつもの黒と違った表情という演出ができることも確か、最強カラーの黒好きがほんの一瞬見せる「スキ」のようなものになるのかもしれません(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

古着501デニム黒紺両方で比較、切替パンプスも相まって黒デニムにネイビートップスが合うほどのコーデの充実【149】

アイキャッチ画像149

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、1つ前の記事【148】の続編のような内容となります。

最大限60点程収集していた「リーバイス501」の古着は、W28とUSA製に特化したスタイルでした。

そんな極みから収集者自らがこれらの501デニムの古着に教えていただいたことも多く、ライトブルージーンズのイメージが際立つ古着ジーンズのコーデの更なるポテンシャルをお伝えできればと思います。

リーバイス501の古着ジーンズ:左はミドル落ちのインディゴブルーカラー、右は初期ウォッシュ程度のブラック。

【148】でも、とにかく可能な限り上下のコーデや小物使いを交えていくつかのセットをご紹介しました。

引き続き当【149】では、コーデを更に深堀り、インディゴブルーとブラックのカラーの違いで全体コーデの雰囲気の違いを見ます。

インディゴブルーとブラックのどちらを購入するかの迷いの際の判断に。。もしくはいずれのカラーにもそれぞれの魅力があり2色同時持ちへのきっかけにもなるようなそんな影響力ある内容になればと綴らせていただきました。

最も素敵な渾身のコーデが何かを探るための興味深き検証、古着501のインディゴブルーとブラックを同じトップスと小物で比較

この2カラーを共通のトップスとパンプスを含めた全体コーデでお洋服との組み合わせに焦点を当てて比較します。
王道の黒Tシャツ:どちらも同じくらい違和感なく合わせられますので王道スタイル。瀟洒なのは断然ブラック。
黒白柄との組み合わせ:パンプスもいずれも黒無地。この場合は間違いなくブラックデニム。第3のカラーを排除。
黒よりマイルドなグレー系との組み合わせ:こちらも黒からの流れと見てモノトーンでまとめる方に軍配。
有色カラーとの組み合わせ:原色・中間色共に、インディゴブルーの方が断然相性が良いと考えられます。
ネイビーカラーとのコーデ:これは私も新しい発見でしたが、時々タブー視される黒と紺が見事に融合できます。

甲乙付け難く、このネイビーのカットソーやネイビー地のバイカラーパンプスパンプスの中に黒が入り混じるたまたまの偶然がミラクルを起こしました。

インディゴデニムにもブラックデニムにもそれぞれのコーデの良さが感じられるという同等の判定です。

このミラクルはこれまでの固定観念を揺さぶるほどのもの、黒と紺を合わせることにタブーなどなかったのでした。

あとがき

おそらく、「リーバイス501」というアイテムは、ファッション史上語り継がれるアイテムだと思います。

いつまでも末永く着用できる「デニム」という緻密な織りの存在も非常に優れたものであることを、501古着が証明してくれています。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.02.02からおよそ5年後の2025.05.31にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2025年においては、長い間「アメカジ」の象徴的存在だったリーバイス501の古着の着用も、デニムの装い方の変遷とともに、ニッチな存在へと。。

元々、チェックシャツなどに合わせてこなかったパンプススタイルは、このままこの内容をアウトプットしていることが流行とは無縁です。

ただ、2025年ではメーカーがハイブランドの古着のデニムにピクチャレスク本人のワードローブも変化。

ハイブランド古着のデニムパンツと比較して思うことは、「リーバイス501」の筒形のような履き心地の特徴です。

後ろ姿が肉感的でかっこいいリーバイス501は、人間らしい健康的な丈夫な体型に一番合うということをたくさんの501を見てはいてきた者がお伝えできる感覚です。

もし、古着市場で501を見つけた際には、このようなはき心地感覚をイメージして手に取ってみてくださいませ。

そして、おそらく当記事をお読みくださった方は、デニムにご注目をされている方、【148】でもご紹介しました素晴らしい本を最後にご紹介したいと思います↓。

「完本ブルージーンズ:出石尚三 著」です。

厚みある本なのに、夢中で読んでしまう魅力的な内容です(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

イタリア製ブランド古着の美しきジャガードカットソー、エレガントな風合いを作り上げる品質表示の中の混率の読み解き【278】

アイキャッチ画像278

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを続けて、いよいよ20年に及びます。

新品よりもコスパが良い質の良いお洋服、お買い得な購入と共にお気に入りのハイブランドに特化したものに我が古着ライフが発展しています。

一番のお気に入りは、「アルマーニ」様、2010年代後半から注目し始めました。

「フェンディ」様も並行して集めていた時期がありましたが、元は毛皮屋様スタート。

「アルマーニ」様は、アパレルブランドに特化したスタート、お洋服アイテム自体が豊富で集めやすかったのです。

ただ、この2ブランドは同じイタリア生まれであり、共通するテイストを感じることが多々ありました。

このたびは、美しいカットソーを手にして実際に感じた「テイスト」を作る要素が何なのかを、お洋服の内側に隠れた品質表示を見ながら探ってまいります。

下に貼りますYoutubeは2020年当時の投稿のまま。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.01.06からおよそ5年半後の2025.10.08にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしています。

ブログ記事「手直し」後は、ご紹介する例を5点に増やし、「アルマーニ」様のカットソーに特化しました。

イタリア製ブランド古着の美しきジャガードカットソー、ツヤある素材が醸し出す風合いの源を品質表示の混率から読み解いた

では、ここ10年来のファンである「アルマーニ」様の古着カットソーに特化し、5例の素材の見た目と品質表示の混率を同時に眺めながらそのエレガントな風合いの源を探ってまいりたいと思います。

①ビスコース/97%、ポリウレタン/3%

①シルバーグレーの長袖カットソー、「アルマーニコレツィオーニ」製。

巷に多いポリエステル/97%、ポリウレタン/3%に似た配分。

わずか3%程のゴムのようなポリウレタン(表示はエラスタン)の伸びが動きの融通性を作る実用着であると解釈。

メインがビスコースという点は、日本人としては馴染みがないかもしれません。

ポリエステルよりもとろみが多いことで、ドレープ感がたっぷり。

②ビスコース/72%、ポリエステル/28%

②黒の長袖カットソー:「ジョルジオアルマーニ」製。

黒に木のような色の茶色のボタンはヘンリーネックに伴いカジュアルなデザインながら、それでも瀟洒に映る不思議。

まさにツヤを伴うビスコースとポリエステルのミックスの賜物。

③ビスコース/48%、ナイロン/44%、ポリウレタン/8%

③紺の七分袖花柄ジャガードカットソー:「アルマーニコレツィオーニ」製。

イタリア製の素材では、これぐらいの複雑な混率はよくあること。

およそ半分ずつのビスコースとナイロンの表現と予想しながら、この表現の意味を読み解きます。

品質表示の表示方法として、元の素材のミックスの糸の状態で示す場合と、柄が載ったような構造の場合によくある占有率を示す場合があります。

こちらはおそらく後者の表現。

多くの当ブランド様のお品を手にしてきた者としては、基布の無地部分がナイロン/100%、柄のベルベット風な部分はレーヨン/100%。

その各々の占有率がおよそ半分くらいずつとして、48%と44%で示したものと判断。

④ビスコース/100%

④黒のハイゲージニットセーター:「ジョルジオアルマーニ」製。

ビスコースのみのクラシックなタイプは、2000年以前のものだと予想。

ずっしりと重いハイゲージニットの重厚感は、ビスコースのツヤと共にお出かけ用の風合いを醸し出します。

田舎っぽくなりがちな毛/100%や綿/100%の天然素材に対して、ビスコースは都会的なイメージを作ります。

⑤ナイロン/95%、ポリウレタン/5%

⑤黒の長袖花柄ジャガードカットソー:「アルマーニコレツィオーニ」製。

ナイロンが大半のお洋服は良い意味でごわつきがあり、ナイロン特有の弾力性が畳んだ時のふんわり感に。

これまで手にした「アルマーニ」様の古着の中ではナイロン製も王道。

冒頭のブランド「フェンディ」様にもこのような混率のカットソーが多くありました。

ナイロンは傷みにくく、長持ちのお洋服で、カットソーには向きだと思います。

透けた感じとも相性が良く、ポリエステルと並んで「乾いた感じ」があると思います。

あとがき

「ビスコース」は日本では、「レーヨン」と呼ばれますが、厳密には「ビスコースはレーヨンの1種である」という定義。

ただ、実際は同じ意味で呼び名だけの違いとざっくりと認識されることの方が多いです。

こうして、エレガントな雰囲気を作る素材の源は、このたびの品質表示の中に登場した、「ビスコース」「ポリエステル」「ナイロン」であったと言えます。

「レーヨン」が「シルク」の代替品のような存在と言われるのも頷けます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク