コハクとコパルの違いが正確に分かる人などいるのだろうか、天然樹脂そのものがジュエリーになった特殊な素材に注目【520】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

琥珀(こはく)のコニャックカラーと呼ばれるオレンジが非常に美しいです。

琥珀のネックレス。65cmくらいのミドルレングスです。留め具にも琥珀が使われています。
こちらはブレス。ネックレスにばっちりと合います。とても軽いのが琥珀の特徴です。

このブレスに関しては、購入時にコハクかコパルか不明との情報をいただきました。

カットが多面カットの粗めでいびつなところがとても美しいです。

これらの琥珀に合う、ヴィンテージ感たっぷりの透かし台のK18YGが美しいリングをご紹介したいと思います。

コハクとコパルの違いなど簡単には分からないが、定義がしっかりある

琥珀(こはく)は厳密には、コハクとコパルがあるのです。

コハクの方は「完全に化石化」されたもの。

コパルの方は「半化石化」の状態のもの。

半化石化は化石化が完全なコハクより弱いということなのです。

ただ、コパルにしても、年月は数百年-数千年の天然樹脂というものなので、はるか昔の素材であるわけです(コハクはうんと昔になります)。

そうしますと、コパルでも相当貴重な素材になります。

コハクは、火に燃やすことができてしまうので、当然コパルもですが、火には近づけてはいけません。

鍋料理、焼き肉料理などのお食事に琥珀ジュエリーは控えることをおすすめします。

コハクもコパルも一般的に琥珀(こはく)と呼んでしまっていることが多いようです。

今回のお品も果たしてどちらなのか不明とのことです。

琥珀のリング:K18YG台。飴みたいな立体感ある粒。サイズがビッグなので迫力あり。中身有り。

中に木の葉の軸なのか木の幹のかけらなのか、何かが入っています。

台の透かしも凝ったものです。ヴィンテージ感たっぷり。

琥珀のリングが18金の台に乗ったものがそもそも希少です。

琥珀は削ること自体リスクが大きく割れやすいので、加工が難しいとされている素材です。

だからこそ、それでも作られたこのリングが貴重なのです。

試行錯誤の末行き着いた組み合わせがございます↓。

ベースはイエローゴールド。リングの多角形がペンダントの8角形とリンク。

もうすでにこの時点で、琥珀は樹脂という実態を忘れています。

鉱物であるストーンと同じに考えて宝石のラインナップに当たり前のように並んでいることに改めて驚きます。

鼈甲も同様ですが、やや市井的目線からは、琥珀の方が少し人気が高いように思えます。

あとがき

上述のように、琥珀(こはく)や鼈甲(べっこう)は天然樹脂であり、天然石とは違った分野の素材ということでした。

同様に、海の産物である「シェル」や「珊瑚」や「真珠」も宝石の仲間としてこれまで括られてきました。

海、山、川などの自然の中の産物であるという括りでは一まとめになっているのです。

琥珀や鼈甲も近年はもう素材が見つからないとのことで貴重な存在です。

昔の品物がごろごろと箪笥の中に昭和時代の品物として眠っているかと思います。

「ひいおばあちゃんのネックレス」などとということをテーマにすると、随分実家の箪笥の奥に琥珀が眠っていることでしょう。

うまく活かせると良いですが、ごつ過ぎて装いが難しいのが現実です。

そのごつさを新しい形で装えるお手本があれば嬉しいですね。

1つコツのような考え方として、和風に合わせないことかな。

琥珀や鼈甲を「和」ととらえる固定観念を脱し、「洋」の装いに取り入れると新しい形の装いが生まれやすいと見ています。

あくまで私見ですが(^_^;)。。

ライスパールをあこがれの3連段差ロングへ組み直しの際の判断、「テグス」はたたむとうねりが付いてしまう問題をどう解決するのか【519】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お米のような粒のライスパール。

ヴィンテージネックレスでは同じ長さで多重のショートデザインが多いです。

ライスパールの粒の形状には歴史的な変遷があり、その後の品質改良において、近年形が整っています。

ヴィンテージ物で形が乱れているものこそ古い品物であると判断できる1つの見方です。

比較的近年のライスパールだと思われる粒が整ったものは、素敵に前身をかざってくれるのではないかという甘い夢を抱き始めます。

そして、ライスパールの中古品をいろいろ寄せ集めまして、一度バラバラにし、3連段差ネックレスを作りましたのが2017年くらいの挑戦でした。

ラインがうねってしまう原因は通す糸が「テグス」のせい、「生糸」は細すぎて着れやすいジレンマ

一番長い連で95cm。ここまでロングのライスパール製が珍しいです。自作ならではの実現でした。

その後、腕の未熟さから、組み直しをプロのリフォーム屋さんへお願いしました。

通す糸以外の材料をすべて当方で手配の上でした。

組み直しの目的が、「テグス」を通していたからたたんでうねりが出てしまい消えないことから「糸」で要請。

ところが結果は同じテグスが通されていました。

連絡ミスと確認ミスだったこともありますし、糸でロングの重みを支えきれないから切れやすくなるという現場の作業者様の判断からだと思います。

ということで、自主製作でも分かっていた、テグスを通したライスパールロングネックレスは、たたまないで収納する工夫をしなければいけないという点をお伝えしておこうと思います。

もし、糸でロングの3段ものライスパールネックレスを通していたら、糸を通す穴が限界があり、どうしても細い糸でやらざるを得ないということ。

糸を通す最中に切れてしまうリスク、出来上がってもロングのため糸が切れるリスクが大きいことがあります。

そうであるならば、とりあえずテグスで通し、保管に工夫をユーザーに委ねるということになるのです。

テグスでということならどこかへ吊り下げてウエーブの跡が付かない収納の工夫を覚悟の上ということになりますね。

クラスプの2種の価値比べ、「メッキでデザイン性あり」か「SV925のシンプルデザイン」か

取り換える前のメッキのクラスプ:これはこれで大変お洒落ですが、残念なことに、メッキです。
バラの彫りのシルバークラスプ:925製。前のクラスプと比べると素朴ですが、シルバークラスプと呼べる品物。
シルバークラスプの刻印:「SILVER」と刻印があるシルバークラスプは、シルバー925のことです。

クラスプにも、シングル、ダブル、トリプルとあって、今回は3連なのでトリプルを必要としていました。

お店は、「genuine」様という天然石の連売りのお店でお世話になりました。

あまりない中、薔薇の彫りが素敵なトリプルが見つかって満足しています。

メッキよりもやはり、SV925の方に価値の軍配が上りそうです。

あとがき

最後に、シルバークラスプについての更なるお話を少し。。

真珠には決まってシルバークラスプが使われる理由があります。

なぜ、K18YGやK18WG、PT900が使われないのかの疑問の答えになります。

カチャッと柔軟に閉まる、はめ込むなどの対応ができる地金素材がシルバー925がダントツなのです。

これを、K18WGなどのクラスプで取り付けると、シルバー925程の機能が働かず、曖昧な留め方になって落としてしまったりなど、シルバーにかなう他の地金がないとのこと。

もちろん、メッキクラスプも、ものの見事に、使っているうちにだんだんカチャッという音がしなくなり、いずれ機能が薄れ、留めにくくなったりした経験があります。

よって、どんな高級な真珠にもシルバークラスプしかあてがわれない理由はずばりそこなのです。

高級感を出すためとか、真珠のレベルに合わせて、K18YGなども付けられているお品もありますが、実際の着用を考えると、真珠にはやはりシルバー925のクラスプであるべきなのです。

マルチフラワージュエリーの美しい組み合わせの考案、際立つペンダント意外はひかえめな形でペンダントになじませた【535】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーのお花のモチーフはとても素敵です。

エレガントであり可愛く、親しみやすいジュエリーモチーフの1つなのですが、クセのあるモチーフだということもこれまでのいくつかの記事でお話してまいりました。

このたびは、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにたくさんのフラワージュエリーを取り入れてまいりましたその中から、難しかったセットをご紹介。

ペンダントの多重フラワーに合うブレスやリングがなかなか決められなかった苦労がありました。

ぴったりを見つける難しい作業よりも「マッチする」という考え方で探した組み合わせ

ペンダントは、花びら1つ1つにガーネットがあしらわれた多重花のペンダント。

そこそこ大きめの直径があるのでその存在感は間違いありません。

これを中心に他のアイテムを考えていきました。

多重フラワーの迫力に合うようにどう組み合わせればいいのか随分悩みました。

最初の案:ブレスは1休止してフラワーに関係ない2個付で。リングは寒色系マルチカラーのお花。
〇ネックレス:長さ60cmの段K18WGの木目調チェーンにトップがガーネットの大花。
直径2cm強。ミステリアスな暗めの赤紫色。
真ん中部分は一部地金がK18PG使い、それ以外はK18WG台。
〇ブレスレット
:K18WGの木目調チェーンブレスと18cmのダイヤモンド1ctの台がK18WGのテニスブレスの2本。
〇リング: 左-お花3色マルチカラーリング。
一番上から時計回りに、ブルートパーズ、アイオライト、ロードライトが―ネット。
寒色系のカラーが集合し、パヴェリングやペンダントにマッチ。サイズ13号。
右-ピンクxブルーxパープルの寒色系のマルチカラーパヴェリング。サイズ16号程度。

その後、リングの2個付をやめていき、1個へ絞る際に右のパヴェを配し、左のブーケタイプはもっとカラーがマッチする青味の方へ移動。

そして、新しい組み合わせが生まれました↓。

後の案:全体にピンクに色を寄せました。すごく難しかったですがこれで腑に落ちました。

頑張った点は、モチーフにあまりに特徴のあるペンダントトップ以外はあえて特徴をひかえめにすること。

そうしてなじむ3点として出来上がりました。

あとがき

こうして、時々見直しながら、腑に落ちない組み合わせを改良して常に渾身の選択の組み合わせを作ることを心がけております。

人によって感じ方は様々ですが、何度も、日にちを変えて改めて見直しながら考えていく組み合わせの場面はお仕事の一番の「力仕事」のようなものです(^-^)。

美しさは暗さにも宿る、ダークな生粋のスモーキークォーツの大粒ジュエリーセットを18金イエローゴールドベースでまとめる【550】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

インテリアは茶色ベースでまとめています。

お洋服だと茶色は難しい、されどとても落ち着く暖か味のある茶色をインテリアに取り入れ、そこへ薔薇柄のクロスを設置したスタイルです。

そんな茶色好きが転じ、いつからからジュエリーのストーンの色にも茶色を探し求めるように。。

そして、「スモーキークォーツ」という茶色の水晶を知ります。。2010年代前半のことでした。

そんな中、ビッグな四角いフォルムのヴィンテージ風スモーキークォーツのリングに出会います。

〇リング:K18YG台のサイドの透かしが特徴のスクエア型スモーキークォーツの大粒。サイズは17号程度。

↑こちらが、元々持っていたスモーキークォーツの大粒リング。

とても迫力があり、これ以上の大粒リングをスモーキークォーツで見たことがありません。

好きなストーンをとことん味わえる、自作のロングネックレスとの組み合わせからのスタート

そして、その後2015年辺りのこと、天然石の問屋さんで連を購入して自作のネックレス作りの趣味をスタート。

そんな中で、元々持っていたスモーキークォーツリングにぴったりの四角い珠のスモーキークォーツの多面カットの連に出会います。

そして、K18YGの留め具を設置してレベルを上げた自作品を作り上げることをしていきます。

スモーキークォーツロングネックレス(自作):留め具はダルマ板と引き輪とつぶし玉のすべてがK18YG製。

自作ロングネックレスを廃止、18金との組み合わせの本格的ジュエリーセットへの変遷x3案

私は、「コーデ」を得意としておりまして、当「本物志向のレンタルジュエリー」でも組み合わせのセット組をあらかじめ決めておくというそのお仕事を自分で決めました。

「渾身の組み合わせ」というのは「付け回し」が複数あったとしも1つだと思います。

その「一番」を決めるというもの。

ただ未熟な部分もあり、いろんな案の変遷で組み合わせをレベルアップしていくよう見直しを何度もしています。

この度のスモーキークォーツの1-3までの3つの案の中で一番最初のイエロゴールド台の大粒リングが最後まで残ります。

その様子を写真で是非ご覧いただこうと思います。

それぞれがその時の「渾身のセット」であったことは紛れもなく事実でした。

それでも気持ちとお客様のフィードバックの解釈と考え方のその後の変化で変わっていったのです。

その様子をどうぞ興味深く追っていただきたいと思います。

1案:元々収集のスモーキークォーツのリングに自作のネックレスと木製の「ヴィトン」製のバングルを配置。

その後、ジュエリーのセットで見た時の全体のレベルアップで地金の存在の重要性を重視。

天然石の「連」タイプをこの時同時に全面廃止。

個人的に好みの「珠」をつなげたネックレスだったのですが、現実的にはあまり価値がない、受け入れられないということを初めて知ったのです。

そして、18金の割合をどんどん増やしていき、本格的な「ジュエリー」にしていきました。

2案:ゴールドが目立ってきました。ペンダントはリング以上に大粒、そして生粋の天然カラーです。
〇ペンダント:K18YG台。無処置のビッグスモーキークォーツ。縦25mmほどの大粒。無処理。長さは71cm。
〇ブレスレット :デザインの違う2連。無地ライクなボックス調K18YGと柄入りのボックス調K18YG。

その後、ブレスレットの普遍性が気になり、同時にこうしたあいまいなチェーンの2連付けなどを廃止。

もっと特徴ある1点だけのブレスへ変えていく見直しをしまして、引き続く3案へ落ち着きました、2022年のことです↓。

3案:残念ながら、スモーキークォーツのビッグペンダントは割れました。リングだけが最後に残りました。

天然石は、割れてしまう儚さがあります。

むき出しの大粒の注意点は表面に欠けやキズが入りやすいこと。

この最終的な3案に対しては、とても和風な雰囲気が作れたと感じ腑に落ちています。

スモーキークォーツはリングだけしか残りませんでしたが、四角いモチーフの意識でどのアイテムにもそんな四角い概念が入ったまとまった組み合わせが和風に出来上がった結果に至りました。

あとがき

スモーキークォーツの世界観十分に味わっていただけましたでしょうか。

茶色という非常に地味で渋い色なのにこんなに美しく主役になることができるのも、結局は、地金の18金の支えがあってのこと。

ジュエリーというものが「ストーン+地金のコンビネーション」であることを改めて実感しています。

綺麗な赤いルビーやピンク色のサファイアなどもエレガントですが、スモーキークォーツの暗いカーキ系の茶色こそが「茶水晶」の本来の鉱物の時の姿なのです。

ジュエリーになってしまうと見方がどうしても表面に行きがちですが、ストーンのその姿はベースに地球から飛び出した偶然と必然が入り混じった過程があったということ。

ダークな美しさにはそんなところが詰まっているのではないでしょうか(^-^)。

1点ずつのジュエリーアイテムを活かして3点組み合わせで作り上げる小宇宙はセットを組み合わせる本人の裁量が物を言う【534】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、セットになった1セットごとというラインと「単品」というラインがあります。

全てを単品にしてしまいますと、picturesqueの運営らしさに欠けます。

やはり、セットにすることの意味が多数あります。

多忙さゆえの急ぎ過ぎた判断による失敗、長い時間をかけ過ぎるストレスの解消、迷いを失くしてくれるセットになったことのまとまり、そして「世界観」をあらかじめ演出できることに対しては大いに実感しているところです。

単品ではイメージが乏しく、よほどジュエリーに対して興味が傾いていないと組み合わせには非常に労力が伴います。

そうした大変なことを私が請け負い、元々セットされた3点をそのままお洋服に合わせるだけで良いというのがセット組の特徴です。

このたびは、すべてのセットに名前が付くような、「〇〇テイスト」「〇〇風」というような「ミクロコスモス」を作る3点がそろった価値をお伝えしていきたいと思います。

単品よりもより分かりやすくテイストを感じていただけたら、セット組の効果が一定あったと言えます。

そんなところが実は私が陰でやっていることでございます。

和風テイストの世界観を作っているものは何なのか

1つのセットをこの度ご紹介したいと思います。

3点セット:ペンダントが比較的大ぶりな木の実の透かし。天然石も原色カラーが際立ちます。
〇ネックレス:K18YG台に木の実や葉を天然石で設置したデザインペンダント。石の天然石の種類は詳細不明。K18YGの喜平デザイン、長さは、チェーンのみで80cm。
〇ブレスレット:K18YG製の透かし。ペンダントの木の葉にモチーフがマッチ。幅広ブレス。

このブレスレットは地金のイエローゴールドで合わせるとともに、もっと共通の部分を「形」で示すべく、透かしの葉っぱとリンクした幅広ブレスを採用致しました。

〇リング:K18YG台の厚みも幅(13mm)もある極太リング。和風な彫り。

リングがとても難しいのですが、最終決断は、地金だけのものにして、その彫の柄で相性を見つけました。

ブレスの透かしの形、ペンダントの葉っぱモチーフに合う彫柄が全面に有りました。

ずっしりと重みのある地金たっぷりのヴィンテージ感ある幅広リング。

イエローゴールドはよりヴィンテージ感にあふれます。

あとがき

多少、動画内とリングが入れ替わっていますが、動画内の方が初期の頃のものです。

最終的にはボリューム感の不足から2個付けだったところをもっとまとめてすっきりとさせるべくボリュームのあるアイテム1つへ改良し、上の方の写真の極太リングに行き着いています。

そんな風にレンタルジュエリーのラインナップも変遷がございます。

動画との違いもご了承いただくと同時に、この際2倍楽しんでみて下さいませ。

とにかく変更後の組み合わせが常に今の時点の見方の最高だという気持ちで挑んでおります。

素敵なジュエリーの装いにお役に立ちたいとお客様のための組み合わせを陰ながら楽しみながら考えております(^-^)。

最もかっこよくカットされたキューブ型の「ヘマタイト」のロングネックレスがホワイトゴールドチェーンに肩を並べた瞬間【533】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ヘマタイト」というシルバー色のストーンをご存知でしょうか。

特にレアな天然石ではないのですが、丸い珠のヘマタイトからその他のカットのヘマタイトまでいろいろ見てきて最終的に一番だと思ったのが、比較的小粒のキューブカットです。

これはなかなかお店には売っていない粒の形をしたヘマタイトネックレスで、問屋さんでストーンの連を購入して自分で繋げて仕立てたロングネックレス意外見たことがありません。

その銀色が、とても美しい輝きを放ち、時にチェーンネックレスに良い勝負を挑むことがあります。

ヘマタイトの色はステンレスや18金ホワイトゴールドに近い色をしています。

もしかして代用のような考え方でその利用価値も高まるかもしれないのです。

キューブ型の小粒が活きる銀色はヘマタイトならではの強味である

こちらが、4mm程度の粒をつなげたロングネックレス。

ヘマタイトのキューブネックレスです↓。

〇ネックレス:長さ106cm。ヘマタイト4mmのキューブカット。留め具はK18WG。 

せっかくのかっこいいネックレスになったことで、留め具も立派なK18WGの引き輪とダルマ板、ぶし玉でびしっとそろえ、高級感を出していきました。

〇ブレスレット:留め具含む長さ22cm。天然石ヘマタイト4mmのキューブカット。留め具はすべてK18WG。

ネックレスと全くのお揃いです。

〇リング:K18WG台のヘマタイトとガーネットがブロック状に設置された個性的な厚みあるリング。13号。

間にダイヤモンドがストライプ状に入ります。

ヘマタイトがこんな風にジュエリーに本格的に使われることが珍しく、シルバー925台との組み合わせのイメージからするととても希少なリングです。

3点セット:どれも四角いモチーフだけでできていて、スッキリとスタイリッシュにまとまります。

ちなみになのですが、このヘマタイトのキューブ型は、もう少し大粒もございまして、そちらはショートで作ってみました↓。

こちらは粒が大きい方のキューブ型。バランスを取りショートネックレスです。6mm程度だと思います。

あとがき

かつて、移動型の宝石屋様が各地のホテルや催事場にに来られてクレカと提携の催しでもらったのがヘマタイトの丸い連を使ったペンダントでした。

あのように無料で配布のプレゼントになるのだから普遍的なストーンである印象だったのですが、固定観念を覆したのがこのキューブ型でした。

キューブ型の存在を知っている人はまだそれほどいないと思います。

パワーストーン流行時代の2010年代でも丸珠とゴムの組み合わせのブレスレットばかりが注目されて、キューブ型やスクエア型の多面カットはニッチな存在でした。

もっと深堀りしていくと、実に美しいストーンのカットがまだまだあります。

ストーンの種類がよくあるものならは、カットの仕方が個性的で素敵なものを選ぶという手があります。

そうしてよくあるストーンでもレベルアップがはかれるのです。

どうぞ、このたびの意外なカットのデザインをきっかけにいろんな天然石を多角的に眺めてみてくださいませ(^-^)。

種類がわずかな「セリエペンダント」と種類が豊富な「エマイユ」との日替わり着せ替えコーデの楽しみ方【532】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「集める:収集」ということがとても好きで、いろんなアイテムをある分類で「括る:くくる」ということも同時に並行しています。

このたびは、アクセサリーコレクションとして今まで集めてきた「エルメス」社様の「エマイユ」というバングルをもっと身に付けやすくしていこうという目的を持っています。

「エマイユ=七宝焼き」のことです。

ここにブランディングが大きく付加され、エマイユバングルは高級品のコスチュームジュエリーとなっている存在です。

さて、上述の身に付けやすく出番が多くなるエマイユにしたいという目的を叶えるためにある1つのアイデアが浮かびます。

同じ「エルメス」ブランドのペンダントトップ「セリエペンダント」と組み合わせるというアイデアです。

ワードローブが潤い、出番が多いエマイユになれば良いです。

多くの方が着回しと同様、付け回しでコスパを考える複数ブランドの同時付けをされている中、少数派の同じブランドだけの同時付けは、かえってバラエティー豊かに感じるその不思議を篤とご覧くださいませ(^-^)。

セリエペンダントの種類の違いとカラーの違いで3点、エマイユバングル8点のローテンションコーデ案

3点のセリエペンダントと8点の「エマイユ」バングル:どれとどれを組み合わせるかが楽しいです。

難易度はほとんどありません。

どれもペンダントトップはコイン型なので、目をつぶって選んだとしても合わない組み合わせは無いです。

どれとも合うようなオールマイティーなグループなのですから。。

ただ、細かいところが、地金の色がゴールドかシルバーなのかでも分かれますが、それでも、ゴールドとシルバーが決してタブーということもございません。

一番左のシルクチェーン付きは、デフォルトの状態でこれです。

右の2つのコインよりひとまわりビッグなコインでツヤ有り。

右2点は提案型のようなトップだけの商品で、ツヤ無し。

この素材感の違いも同じようなモデルでも実は違うんだという細かな差別化になっています。

隣に置いた袋入りチェーンは、金アレ対策とオシャレ度高めを意識して選んだロングチェーンのステンレス製で、同社様のお品ではないものでございます。

〇ネックレス:<モデル:不明>:通称セリエペンダント。ゴールドの透かし仕様の大き目サイズの直径28mmコイン型。チェーンは、カニカン式の留め具に、シルク製ひものオレンジ茶。ペンダントトップのコインと留め具パーツのカニカンの素材はメッキ。チェーンの長さは53cm程。
【コメント】 発売年:1998年辺り。
〇ネックレス:<モデル:不明>:通称セリエペンダント。コイン型、透かしがないタイプ。直径は20mm。素材はゴールドカラーのメッキ。提案型の商品で、デフォルトでペンダントトップのみ。写真撮影に関しましては、ブランド様の著作権の兼ね合いでデフォルトのお品が単独で映るように撮影。実際の着用は、右のステンレス製(刻印無し)のゴールドメッキチェーン(あずきチェーン:70cm)をご利用のこと。
【コメント】 発売年 は、1998年辺り。
〇ネックレス:<モデル:不明>:通称セリエペンダント。コイン型、透かしがないタイプ。直径は20mm。素材はメッキのシルバーカラー。提案型の商品で、デフォルトでペンダントトップのみ。写真撮影に関しましては、ブランド様の著作権の兼ね合いでデフォルトのお品が単独で映るように撮影。実際の着用は、右のステンレス製(刻印無し)チェーン(あずきチェーン:80cm)をご利用のこと。
【コメント】 発売年 :1998年辺り。
〇ブレスレット: <モデル:不明> :通称エマイユ。 七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。 七宝焼きは素材としては、エナメル。 シルバーカラーベースx赤にホース柄デザイン。 素材はメッキ。 内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。 このお品のみ、他のバングルと比べてやや擦れが多く見られます<m(__)m>。
〇ブレスレット:<モデル:不明>:ベルトモチーフのバングル。ゴールドカラーベースにエンジのレザー風デザイン。 素材はメッキ。 正面のベルトバックル付近のゴールドの部分の底にHERMES の刻印あり。
【コメント】 発売年 :2006年辺りと予想。
〇ブレスレット: <モデル:不明> : 七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。 七宝焼きは素材としては、エナメル。 ゴールドカラーベースxエンジ、黄土色、ブルーなどのマルチカラーのストライプデザイン。 素材はメッキ。 内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇ブレスレット: <モデル:不明> :通称エマイユ。 七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。 七宝焼きは素材としては、エナメル。 ゴールドカラーベースx黒地に宮殿のバルコニー/楽器デザイン。 素材はメッキ。 内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】発売時期:不明<m(__)m>。
〇ブレスレット:<モデル:不明>:通称エマイユ。七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。七宝焼きは素材としては、エナメル。ゴールドカラーベースx紺地にマルチカラーの香水ボトルデザイン。素材はメッキ。内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】 発売年:不明<m(__)m>。
〇ブレスレット: <モデル:不明> :通称エマイユ。七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。 七宝焼きは素材としては、エナメル。 ゴールドカラーベースxブルー地にゴールドのチェーン柄デザイン。 素材はメッキ。 内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】 発売年:不明<m(__)m>。
〇ブレスレット: <モデル:不明> :通称エマイユ。 七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。 七宝焼きは素材としては、エナメル。 ゴールドカラーベースxグリーン地にマルチカラーのチェーン柄デザイン。 素材はメッキ。 内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇ブレスレット: <モデル:不明> : 通称エマイユ。七宝焼き(フランス語では、エマイユ)のバングル。 七宝焼きは素材としては、エナメル。 ゴールドカラーベースx若草地にゴールドのチェーン柄デザイン。 素材はメッキ。 内側にHERMES PARISの刻印あり。
【コメント】 発売年:は不明<m(__)m>。

「エマイユ」バングルの中でも評価が高いものは無地ライク、柄は普遍的とみなされているのは数量から見た評価なのか!?

不思議ではあるのですが、数の少なさから見る希少価値でしょうか、バングルの無地は評価が高いようです。

ただ、柄こそ、「エルメス」社らしくてとても素敵、まるでスカーフの柄みたいです。

ベースの色がお洋服にどんなふうに溶け込むのか、また時には差し色になるかもしれない、いろんなことをイメージしながらカラーコーデのアイデアを鍛えるような場にもなるかもしれません。

あとがき

比較的難易度は高くない組み合わせなのは、リングが入っていないからだということもありす。

「エルメス」社製のリングはあまりに数が少ないと感じ一度も入手したことがありませんが、ここからの発展としてリングまで集めてみても良いですね。

数が少ないのなら、ペンダントのように少数にしぼったら良いと思います。

付け回しのようで渾身の1点ずつのような組み合わせを自分で考えていく楽しみがあるラインナップです。

これが不思議なのですが、バラエティーに富み、ワードローブがリッチに映るのです。

あまり完璧を求めずに、1点ずつをこれぞ渾身の1点だというものを選びながら、気が付いたら集まっていたという結果で良いのではないでしょうか。

ゆったりと時間をかけながら、ある時期に「今だ」と思ったら集中して集めたり、とにかく満足度の赴くままを自分で感じ取りながらが楽しい過程も楽しみます。

無理をするような集め方は非常に重くハード。

ゴールを目指しながらその過程をも同時に楽しむ方が、コスパもよく、後からストーリーとして振り返る楽しみもありますよ(^-^)。

ペンダント、ブレス、リングをALLシャネルで着せ替え1週間を過ごせるシャネル三昧のコスチュームジュエリーの活躍ぶり【531】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2015年くらいから、心境の変化があり、これまでもゆっくり集めてきたジュエリーの収集のスピードアップがありました。

その中で、「シャネル」ブランドのプラスチックやメッキのコスチュームジュエリーの魅力にはまっていました。

プラスチックの良さとして、どんな色も実現できることは、元のカラーが主体となる限られたカラーの天然石にはない魅力。

まるで「おもちゃ」のようだと貴金属マニアの方からは思われるかもしれません。

ところが、18金やプラチナの貴金属の方も好んでおりまして、不思議なことにこのシャネルのプラスチックが貴金属に同等のレベルであると感じていたのです。

これは、いわゆる「ブランディング」の力だと言えます。

元々、創業者の「ガブリエル・シャネル(通称ココ・シャネル)」様がもくろんだことであり、プラスチックが本物の宝石に勝つ戦略の結果なのです。

このたびは、「シャネル」様のプラスチックやメッキである工業製品のずば抜けた作りのレベルと突出したオシャレ度をとことん集めた複数のアイテムで感じていただければと思います。

すべてどれも「シャネル」製でございます。

集める時にも着せ替えを意識した「数」と「カラー」と「形」

シャネルのコスチュームジュエリー:上段-ペンダントx5点、中段-ブレス/バングルx5点、下段-リングx8点。

一番上のペンダントに対して最低でも1点ずつはピッタリなアイテムを、ブレス/バングル、リングそれぞれで置いています。

更に、もっと違うアイテムも合うものがローテーションしていく日替わりで可能。

ただ、ペンダントチェーンのゴールド色やシルバー色もきちんと揃えるとそれほどすべてに合うとは限らず、その着せ替えを選ぶ面白さがあります。

〇ネックレス :<モデル:03C>:ボールチャームが2個くっついたペンダント。黒玉と白珠のフェイクパール。チェーンは改造できないように固定されたもの。アジャスターも含めて48cm。チェーンはメッキ、トップもプラスチックなどの素材。玉の大きさは、黒が直径15mm、白が10mm程。チェーンのジャスターにシャネルの刻印の楕円パーツあり。
【コメント】発売年:不明<m(__)m>。
〇ネックレス :<モデル:不明> : ココマークのペンダント。黒のラインストーン配置。トップのサイズは、11mmx15mm程度。長さは、チェーンのみで42cm。留め具にシャネルの楕円型の刻印付きパーツあり。ゴールド部分はすべてメッキ。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇ネックレス : <モデル:08A>:ココマークの透かしデザインペンダント。トップがビッグサイズで、縦25mmx横32mm程度。チェーンのみで長さ90cm程。とてもカジュアルレングス。全体的にメタリックがかっていて、チェーンも黒っぽくトップもシルバー色ではなくグレー系。トップのココマークは厚みが4mm程度。留め具にシャネルの楕円の刻印パーツあり。素材はすべてメッキ。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇ネックレス : <モデル:03P>:パンチングペンダント。シンプルなシルバーカラーにパンチ穴が開いたデザイン。チェーンが穴に通してあり、この傾いた向きがデフォルトのデザイン。チェーンの取り外し不可。長さは、チェーンのみで42cm。トップのサイズは縦20mmx横30mm。素材は、チェーンもトップもメッキ。 【コメント】 発売年 は不明<m(__)m>。
〇ネックレス : <モデル:05P>:マトラッセプレートペンダント。パステルカラーが心地良い雰囲気。トップのサイズは、縦6cmx横3cmとビッグ。チェーンの長さは60cm。チェーンの太さは、巾5mm。素材はALLシルバーカラーのメッキ。ココマークはパステルイエロー。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇ブレスレット:<モデル:00A>:プラスチックバングルの黒色。正面上部分にシャネルのゴールドカラーの文字。そこそこ大粒のラインストーンが埋め込まれ全周に配置。 正面のCHANEL文字の反対側の内側にシャネルの楕円の刻印パーツあり。
【コメント】 発売年 は不明<m(__)m>。
〇ブレスレット : <モデル:95C>:ゴールドと黒の本革レザーとのコンビバングル。手前にコインチャーム付き。ゴールド部分はすべてメッキ。黒の本革レザーはその名の通り天然皮革。コインの表にココマーク、裏に創始者のココ・シャネルと思われる女性の横顔。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇ブレスレット :<モデル:不明> :サーモンピンク色のスクエア調の凝ったデザインのプラスチックバングル。ココマークが四方の真ん中に4個。内1つの反対側の内側にシャネルの楕円の刻印パーツあり。ココマークはシルバーカラー。
【コメント】 発売年:は不明<m(__)m>。
〇ブレスレット :<モデル:不明>: パステルイエローカラーのバングル。ココマークが3箇所に埋め込み。内1つの反対側の内側のシャネルの楕円の刻印パーツ設置。ココマークのカラーが何度見てもゴールドなのかシルバーなのか不明。逆にどちらにもマッチ。
【コメント】 発売年:は不明<m(__)m>。
〇ブレスレット:<モデル:不明>:分離した5点で1セットの商品のマルチカラーバングル。すべての正面にシルバーカラーのCHANELロゴ入り。オフ白が主体で、オフ白のみロゴの反対側の内側に楕円のシャネル刻印入りパーツ設置(このメインのオフ白が割れた修正跡あり、問題なしでご着用可能)。
【コメント】 発売年:は不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。ベージュ地に黒の水玉。正面のココマークはゴールドカラー。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは14号程度。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。オレンジがかった飴色に黒のダイヤ柄。正面のココマークはゴールドカラー。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは13号程度。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。黄色の飴色のスクエア調。右上のココマークはゴールドカラー。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは14号程度。
【コメント】 発売年:は不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。パープル色のオーロラ調。正面のココマークはシルバーカラー。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは15号程度。
【コメント】 発売年:は不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。エメグリーン色のオーロラ調。正面のココマークはシルバーカラー。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは15号程度。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。透明色のオーロラ調。正面のココマークはシルバーカラー。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは14号程度。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。オフホワイトカラー。正面のブランドロゴはシルバーカラー。このタイプのリングは、コシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは13号弱程度。 【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。
〇リング :<モデル:不明>:プラスチックリング。チョコ茶と銀色コンビ。このタイプのリングは、ココマーク以外にシャネルの刻印の楕円パーツなどは設置されておらず。サイズは14号程度。
【コメント】 発売年 :不明<m(__)m>。

リングに関してはほとんど詳しいことが分からずごめんなさい。

それでも「シャネル」様のお品物です。

もう一度上の方で登場したお写真を見ながら1セットコーデを解説致します↓。

1つ、組み合わせをご紹介しますと、一番右上のペンダントトップの四角いフォルム、パステルカラーは、2段目のピンクのスクエアなバングルとベストマッチです。

形が合うということが遠目で見てかっこよく映ります。

また、そこへ合わせるリングは一番左下のリングです。

オーロラが混じるシルバーカラーはペンダントの金属部分とリンク。

そして、平打ちリング型というのは正面から見て四角く映るのです。

こうして、着せ替えを独自の解釈で楽しめる点がメリットです。

あとがき

実は、この収集は、リングとブレスの一部は過去に少しだけ自分で集めていた時代に付けたことがありました。

しかし、2020年7月以降、「本物志向のレンタルジュエリー」の事業開始以降は事業の商品として献上し私は付けることをやめさせていただきました。

素敵なジュエリーはすべてレンタルへ寄贈ということで、お客様の為のジュエリーのラインナップ作りという立場に私の役割は変わったのです。

しかし、その後なのですが、2022年の後半からは、こうしたコスチュームジュエリーも当ジュエリーレンタルの中ではすべて廃止。

理由は貴金属類に特化したレベルアップの為です。

確かに、上述のようにかつてはブランディングの力が地金に匹敵すると思っていました。

しかし、プラスチックは消耗します。

丁寧にお客様が使ってくれたうちに幕を閉じることにしたのです。

今後は本格的に「宝石」と「地金」コンビの「ジュエリー」に特化し、「本物志向のレンタルジュエリー」を継続してまいります。

ますます私の出番は、うっとりするような美しく高級な貴金属のコーデをセット組することへまっすぐに向かいます。

ただ、創始者の「ガブリエル・シャネル」様がもくろんだ「ブランディング」の力はものすごいと思いましたし、大変良き学びになりました。

その通り、18金とシャネルプラリングを組み合わせて同等のレベルに考えて違和感がない時代がありましたので、シャネル様の魔法にうまくかかっていたのです。

その後、事業活動を続けていく中で、自分のフィルターに通した「本物」とは何かを考えたときに、プラスチックは除外となりました。

それは私が生み出したブランドではないからだということです。

シャネル様にはかないません、ものすごい方だと思っています。

現在毎日事業活動をコツコツとする住まい兼事務所は、数年前に何度も前を通りながらその外観や作りを見物し、シャネル様が帽子屋さんを営んだかつてのメゾン開設前の時代、あのイメージで「メゾン」という名前の建物でお仕事させていただいております。

ここで努力できることすらありがたいことだとそう思いながら。。

ct:カラット(キャラット)は宝石の質量、kt:カラットは金の純度、同じ「音」が全く別の意味であるジュエリー用語を2つ同時に覚えたい【518】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドがよくカラット「carat:ct」で測られます。

時々、プロの方は、「キャラット」と発音されることも多いです。

この「ct」が大きいと輝きが大きいというイメージですが、正確には重さなのです。

当然重さがあるものは、ボリュームがありよく輝きますので、連動してはいるものの重さなのだということがなかなかピンときません。

カラットが、もう1つ同じジュエリー用語で存在しまして、18金などの金に関して使われる「karat:k」です。

「kt」の方は金の純度を表す単位なのです。

kだけで刻印されることがほとんどなので、実はkaratの略であったことも初耳かもしれません。

この同じカラットというカタカナは、音(おと)が同じではありますが、英語の綴りが違うということからも別物です。

重さの事は質量と呼ぶのが正確な言い方

1ct=0.2gです。

こうして、ある単位を1の場合という条件を整えた表示が質量となるわけです。

10ctのダイヤモンドネックレス:この場合1粒ではなく、使われているダイヤモンドの総計で表示されます。

1粒がいかにカラット数が小さいかが分かってきます。

1ctを満たすには、相当な輝きがないといけないということです。

カラットの「音」を混合しないために、質量のctをキャラットと発音する

ということで、1ct(カラット)の方は質量、1k(カラット)の方は18金の純度を表すという全く別の内容であるということです。

それが、縁あってか同じ音(おと)なので、よく、ctの方は、「キャラット」とあえて違いを強調されて呼ばれることが多いようです。

こんなややこしいミラクルがあったのです、間違えやすいですね(^_^;)。

だからこそ、初見の内にこの2つを同時に覚えるということをお勧めしたいです。

あとがき

K18の刻印のブレス。分かりやすい刻印です。この表示が最も日本製では多いとされています。

「18カラット:18karat」とと読めるのですね。

あくまで私見にはなりますが、ct(キャラット)が大きいと素敵なお品なのかという点に対して思うことがあります。

もともと希少価値の高いダイヤモンドなどは、当然数字が高ければ、優れた立派なお品だということにされてはいます。

しかし、デザインの素敵さを一番に重視しますと、必ずしもct数が大きいものが一番かというと、そうでもございません。

1ctにも満たないダイヤモンドであっても、華やかさがあり素敵なデザインであるものは豊富です。

このような考え方を持っているのも、ベースに「カラット:ct」についての知識なしでは生まれないことでした。

とりあえず、ジュエリーを集めていく方はこうしたことを知ることは、後に本当に良いジュエリーを見極めるための「引き出し」になると思います。

まるで動物の進化のようだ、ルビーとサファイアが元は同じ鉱物「コランダム」であったことのロマン【517】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在読ませていただいています、「金属のふしぎ:斎藤勝裕著」。

貴金属に関する疑問が解決できたり、新しい学びもあり大変有難い本でした。

世界四大宝石と括られる4ストーンのダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア。

その後他の成分と交じり合いながら、カラーが付いたり、元は同じ鉱物であったのに混じる物質の違いで枝分かれするように別の天然石になってゆくのです。

ルビーとサファイアはもともと鉱物名が同じ「コランダム」で、そこから他の成分によって赤と青に分かれて違う宝石になっていきます。

このたびは、赤と青という遠い色同士と感じる色なのに元が同じ鉱物であったという驚くべきこの事実をお伝えしながら、宝石を見る時に「地球の不思議」をイメージするような見方をご提案したいと思います。

無色の「コランダム」という鉱物にどんな物質がそれぞれ混じり、赤い「ルビー」や青い「サファイア」に分かれていくのか

ルビーとサファイアはもとは同じコランダム。そこからこのように全く違う色になっていくその謎にせまります。

コランダムというのは、そもそもアルミニウムというなじみのある言葉でぴんとくるかもしれませんが、あのシルバーのような白のような色の物質の「アルミナ」と呼ばれる成分とのこと。

純粋なアルミナの結晶というのは、無色透明でありその状態がコランダムです。

ここへ不純物が混じっていくのです。

ルビーの場合混じった不純物というのが「酸化クロム」。1%程度のわずかな分量であの赤色になるみたい。

サファイアの場合混じった不純物というのが「酸化チタン」。

サファイアの多色展開の他の色は、また違う不純物が混じるということになると思うのですが、しっかりと書かれたデータを見つけることができませんでしたので、青のサファイアのみ今回はご紹介とさせていただきました。

ところで、ホワイトサファイアというのがありますが、あれは無色透明。

つまり、不純物が混じらなかったコランダムの姿を継承したということで良いようです。

そうするとホワイトサファイアはある意味「鉱物のままの姿に近い」という価値があると言えます。

そして、ルビーにかろうじて近いであろう同じような赤みをおびた「ピンクサファイア」は、ルビーに混じる不純物の更に10分の1程度の0.1%程だけだったために赤になり切れずピンクの色に落ち着いたということです。

ピンクサファイアは豊富ですので、そう考えるとルビーのようには簡単に真っ赤にはなりにくいものなのです。

あそこまで赤くなったルビーの価値というものとか希少さをさらにそこに感じます。

エメラルドとダイヤモンドの鉱物名は?

この際なので、四大宝石すべてに関して同じ見方をしてみます。

元はどのストーンも「鉱物」という状態でその姿を現し始めます。

よって、エメラルドやダイヤモンドも同じように元は鉱物なのです。

エメラルドは「ベリル」が元の鉱物名

同じベリルからの枝分かれは、「アクアマリン」と「モルガナイト」です。

アクアマリンはブルー、モルガナイトはピンクです。

そんな鉱物時代を寄せ集めたことが素敵なストーリーとして感じられる、ミックスベリルというネックレスがこちらです↓。

ミックスベリルのネックレス:エメラルドはグリーン、アクアマリンはブルー、モルガナイトはピンクです。

エメラルドだけ格上げされている宝石界隈ですが、アクアマリンやモルガナイトと元は同じ仲間だったということが意外過ぎますね(^_^;)。

最後に、ダイヤモンドに関してです。

ダイヤモンドは特殊で、鉱物名も「ダイヤモンド」です。

ダイヤモンドは「炭素のみから成る」鉱物。

特別視されるところにこんなところもあるのかもしれません。

あとがき

元は無色のところへ不純物が混じって色ができていく様子というのにロマンがありますね。

自然の力、地球の不思議を同時に感じられるのが宝石です。

元の鉱物時代の側面を知ることでジュエリーの見方が多角的になると思います。

宝石がお好きな方は、なぜこんなに好きなのかを紐解いてみると、実は地球で起こった奇跡にロマンを感じ惹かれていたというような潜在意識がじんわりと分かってくるかもしれません(^-^)。