まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
「日本経済新聞:夕刊」のカルチャーの面の、「シネマ万華鏡」というコーナーに毎回目を通しています。
1週間に一度です、話題の映画や記者様が実際に観賞された映画が紹介されています。
私の映画情報のアンテナはこんなところです。
ファッション系の映画に関しては、どことなく情報をいただき知ることになりますが、分野が違うこの映画、「トップガン マーヴェリック」が「シネマ万華鏡」で紹介されていたことがきっかけです。
「あの有名な1980年代の映画が続編になったんだ」と思いましたが、前編は観ていなかったのでした。
当時は中学生でしたが、前編を観ずして突然続編を観るということに対しても、特に支障はなく、その想定をしながら制作されていたと思います。
「トム・クルーズ」様の映画作りに対する情熱は多くの方が知るところ、ここ数年では、「ミッション・インポッシブル」を観たりしていましたし、本物のアクションを自ら行う拘りからも、映画史上に残る俳優様であると思います。
初作の「トップガン」は1986年の作品、今、36年の長い時を経ての続編。
映画を観てすぐ後は、キャストが気になるもので、その後数時間はその映画に酔いしれてしまうものです。
映画館で観る映像は、その後脳がどうにかなっている程不思議な感覚で、あれが大きなスクリーンで観ることの良さだと。
YouTubeでは、早速その映画の構造などに解説がなされていたのでしたが、ネタバレ禁止のもと、映画の構造を中心に解説されていることが多いです。
当記事では、悩んで答えが出ないような数々の局面で1つの選択をしていく主人公に感動した点をポイントにしたいと思います。
2度同じ言葉が繰り返されていた、「難しい選択」という局面が一番気になった
主人公の「マーヴェリック」は、確かな腕前の一流空軍パイロット。
そのような技術を持ち合わせた人でも、時に、「難しい選択」があり、これまでも幾度かその局面に対応。
この続編(2作目)の中では、「難しい選択」という言葉が、「ペニー」から二度語られました。
彼らは、命がかかわる究極な状況の中での判断であるからなおさらではありますが、これは多くの人が同じ局面になる時に共有できる部分としてとてもとても響きます。
飛行の場面などは全く無知で申し訳ないくらい分かりませんが、あの飛行の撮影もキャスト全員が実際に操縦しているリアルさがポイント。
正面だけのカメラアングルがひたすら続くことでかえって緊迫感から感じられ、この事実を、後日拝聴したインタビューで知ったのです。
制作に対する情熱がすべてのキャスト様からも感じられ、映画内の主人公の「マーヴェリック」の教官的立場のキャリアと「トム・クルーズ」様の監督的な現在のキャリアが1作目からの36年後の「今」として重なるところだと思います。
あとがき
この映画の場合、やはり映画館の巨大スクリーンで見ることの価値があるようです。
現在テレビも持たず、サブスクのコンテンツプラットフォームなど(「ネットフリックス」など)も全く利用していませんので、映画は貴重です(^_^;)。