強すぎる黒から1トーン落ちたシルバーグレーのサテンラメ生地の背景への変更、ジュエリーが優しく手招きしているかのように映る不思議【1014】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」の2022年のリニューアルと共に見直したのが、撮影方法です。

もともと撮影はとても苦手。

今までのジュエリートルソーは、ジュエリー撮影では基本であると取り入れたのですが、ベルベット素材にこだわってしまい余計に光って上手に写真が撮影できず、ただでさえ技術のない者が到底うまく撮ることが不可能でした。

そこで、トルソーを思い切って廃止。

布を上から撮影する形でクリアに見せることに注視したのでした。

ジュエリーの背景、黒なのかシルバーグレーなのかを同じ生地の色違いで細かくジャッジした結果は、シルバーグレーに軍配

撮影は、背景色が黒っぽいと確かにミステリアス。

宝石撮影はよく黒っぽく写されることも多いです。

もともと黒コーデのお洋服が好みであり、最もベーシックだと思いながら、当初黒を背景に取り入れていたのでした。

しかし、実際に黒が本当に一番ベストなのかということを考え始めたのでした。

黒の布の方:ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

ラメが入っていてジュエリーと相性が良いです。

ただ、この黒だけを見ている分には良いとも思えるのですが、シルバーグレーの方がもっとマイルドに優しくジュエリーが映るのではないかと、同じ生地の色違いを比較することで気付きます↓。

シルバーグレーの布の方:明らかにこちらがピンと来ました。地の目の向きからは生地を横向きに置いています。

黒よりずっとマイルドでして、シルバー寄りだったことも良かったです。

こうしてこの記事のシルバーグレーの方を2枚仕立てに厚みを出した布の始末のアレンジで撮影用の背景が新しく決まったのでした。

あとがき

撮影技術に関しましては、もうあきらめています。

今まで何枚写真を撮影してきても一向に技術が上がりませんでしたので、いつものルーティーンとして必要な部分だけを覚えて淡々とこなしています。

全く写す時のポイントなどがも分からず、好きではありませんのでただのタスク。

しかし、苦手なものでも、とりあえず精いっぱいの事はしていきたいので、得意分野の「コーデ」などの持ち味をこうしてアイデアや映りの研究として活かしました。

今後もこのシルバーグレーの背景でボリューム感あるジュエリーの素敵さを最大限にお伝えしてまいりたいと思います(^-^)。

<経理>棚卸資産表に入力する金額は帳簿の「仕入」科目の金額にぴたり一致、「振込料」は仕入時に2段に並ぶが「除外」が正しい【1013】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびはタイトルにすでに答えを記載しました。

ブログの中身の奥の方にそれを貯蔵するのではなく、先に結論を述べることが増えました。

このたびは、「おっとと。。」とうっかり間違いしそうだなと思った「棚卸資産表」に入力する在庫の「金額」の正しい引っ張り方をお伝えします。

「棚卸資産表」は在庫の金額の集まりですが、その1つ1つの金額というのは、帳簿でいうどこの金額から引っ張ってきたものなのか、何に一致するのかというのが、答えは「仕入」金額なのです。

この「仕入」金額にそもそも含んでよいもの、含めることが不可なものがありますので、それが正確にできていれば随分単純なことをしているに過ぎないと分かります。

仕入金額の中にはすでに「附随費用」は当初の仕訳で入っているのが前提、「支払手数料:振込料」は除外の注意

よく、ネット情報で、「附随費用」は仕入金額に入れても良い/入れるべきだという文言がありますがその通り。

実際に仕分け時には到着までの宅急便の運賃が入った合計で「仕入」の金額に含めた1本計上をしています。

仕入先からの納品書に「送料」が含まれて合計金額になっていますので、その納品書や請求書の合計金額をそのまま拾って仕入計上するのが常だと思います。

この「送料」は会計上のルールである「附随費用」に入るのです。

では、次に「附随費用」には入らない項目2例をご紹介したいと思います。

実際に経験した項目になります↓。

購入時に「振込手数料」が発生していた場合と「ポイント値引き」が発生していた場合の2例の在庫金額はどれになるのか

①支払手数料は除外:支払手数料はこの時点で経費。在庫金額は「商品仕入」の¥10,000を引っ張ってきます。
②ポイント値引きは除外:全体の金額が小さくなるポイント値引が¥50。ポイントは事業主借を使いました。

仕訳を見ると視覚的に納得できると思います。

とにかく、黄色マーカーの「仕入」に含まれていない金額はすべて除外なのです。

安易に「支払ったすべての金額」をエビデンスなどだけを見てそのままの合計を拾ってしまうと、余計な除外するべき金額も含まれて「過大評価」であり不正確な間違った金額になってしまいます。

実際の「計上」の方の「仕入」の金額ぴったりなのかをくれぐれもご注意いただきますよう。

あとがき

棚卸資産の仕訳は、多くの項目が密集した細かな表の合計の値1つだけをピックアップするので、その仕訳だけでは深く分かることはありませんが、蓋を開けた時の正確さというのは必ず追求するべきです。

もしかして他のケースにも引用できる考え方なのかもしれませんが、勘定科目にある金額そのものを引っ張ってくるだけという単純さなので、非常に機械的な事をやっているだけです。

根拠のない突然現れる数字というものはあり得ないということです。

すべてが理屈であり、単純な当たり前の組み合わせで成り立っていると考えれば、「棚卸資産表」がそれほど複雑な表でもないと思えてくるものです(^-^)。

<経理>レンタルジュエリー業の「棚卸資産表」のリアルタイムな使い方、「今期内処理」という覧に都度記入していくことの多忙な決算への一助【1012】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という名のレンタル事業をさせていただいております。

ジュエリーの中には、まっさらに綺麗でも「古物」も紛れ込むことがあり、「古物商」の免許と共に「古物台帳」を作成しています。

そして、経理部門の「棚卸資産表」についても「古物台帳」と並行した動きをします。

決算時に一気にまとめて振り返って入力するなどという古風なことは行わず、動きがあったそのリアルタイムの期中に「棚卸資産表」にダイレクトに入力。

決算時には、12/31時点の状態を確認チェックするのみで良いということ、つまり都度入力した表の「今期末在庫」の欄の合否をチェックしながら完成させるのみ。

このやり方に行き着いたことが、効率的であるというお話を以前のブログ記事の【901】でお伝えしました。

このたびは、実際に「棚卸資産表」の中のリアルタイム入力ではカギとなる、「今期内処理」にどのような事柄を入力しているのかということを中心に、実際の表をご紹介したいと思います。

数字は入らないのであしからず<m(__)m>。

期末・翌年頭に使う多忙な決算時の労力を極力減らした「棚卸資産表」へのリアルタイム入力、「今期内処理」に入力する事柄は何か

「棚卸資産表」が1つのソフトになっている場合は、おのずとその作りがリアルタイムになります。

エクセルで「棚卸資産表」を作り続けているのですが、都度入力をすれば結局これも同じことではあるのです。

「棚卸資産表」の種類を分かりやすいように事業活動別に分けています。

1)ハンドメイドバッグの製品・2)ハンドメイドバッグの材料・3)レンタルジュエリーの商品。

この中で、このたびは、3)レンタルジュエリーの商品の「棚卸資産表」を例としましてピックアップします。

「棚卸資産表:レンタルジュエリーの商品」:写真を呼び込みながらイメージしやすく自作しています。

この中で、「今期内処理」という覧がありますが、「商品」に対して何らかの事象があった時にこれを呼び出し、日付の記録と共に入力しています。

例えば、「8/28仕入:¥10,000」などと金額も掲載。

金額は「商品代+送料」で¥10,000ですので「仕入」科目に入力の金額に一致の金額。振込料は含むと違反です。

その他を含め、今期内処理に入力するものとしましては、

①「売却のみ」:前期に在庫だったが今期内に売却をして、今期末には在庫ではなくなるもの。

②「仕入と売却両方」「前期に在庫ではなかったものを今期内に新たな仕入をしたのだが、早くも今期内で売却してしまい、今期末に在庫ではないもの。

③「仕入のみ」:前期に在庫ではなかったものを新たな仕入をして、今期末に在庫になるもの。

④「在庫継続」前期に在庫だったものを今期内処理は特になく、今期末にも引き続き在庫のもの

この①-④の4種が主な状態であり、どれかに必ず該当します。

実際の活動の中では、実は②が過去にありまして、仕入と売却の2つの記録をここに並べて記載。

「何をやってるの!?」と自問自答しておりますから(^_^;)。

その後手にした後の判断でどうしてもボツになったケースだったからで、腑に落ちない品物はこうして早々と売却してしまうケースも過去にはありました。

とはいえ、「売却」など完全に「目減り」そのものですので、そういったことは極力しないよう、かなりその後はうまくいくようになってきました。

1点だけではなく3点のセットにうまくまとまらなければいけませんので、そこが頑張る部分でもあります。

そして、「棚卸資産表」では「レンタルご利用による売上」は、お客様にレンタル中で移動していようが、当方に保管していようが「今期末在庫」であることは変わりないのです。

このレンタルの履歴を「今期内処理」の欄に記録するのかどうかは、今後検討したいと思います。

確かに、掲載すれば12/31時点だけの表に兼ねて、この1年の大枠の動きが分かるような表になるかもしれません。

その場合は、この小さい枠ではどうしようもありませんので、表の形が変わりそうですが。。

エクセルで「棚卸資産表」を作成する場合の注意点、手動ミスで起こる合計金額の計算の狂いにどう気付くか

とにかく、決算仕訳で関連する前期も左側に設置した棚卸仕訳がしやすい表ということになります。

1つ、実体験からの「小ワザ」のようなものをお伝えしたいと思います。

ソフト化した確たるものではないエクセルは、ミスもあるのです。

最初は合計金額を正確な計算式で入れたのに、あちこち移動したりしているうちに計算式が狂うことは多くの方が会社の事務仕事などで経験されているのではないでしょうか。

その場合気付かねばその表を信用して大変なことになてしまいますので、最初から不一致に視覚的に気づく対策をしておくのです。

下の赤いマーカー部分を別で設け、手動で、前期の合計金額を入力しておきます。

この赤い欄は、計算式ではありませんので、どのように移動しようが固定で変わらない確かな数字なのです。

常に計算式の結果と、手動の赤マーカー内の数字が一致していれば計算式は狂っていないと判断。

「確かめ」というワードで前期に申告に一致の棚卸資産額を表現しています。

とにかく在庫だけを拾い上げる表に比べてどうしても縦長になる「棚卸資産表」はかえってストーリー性をおびた分かりやすい表だという解釈

先ほどのお話のように、ストーリーをおびた表にして、前期からのつながりで作って行きますので、期末に在庫だけを拾い上げて単純な1ページほどの表になるものと比べると野暮ったい表になることは否めません。

しかし、これがかえって分かり易さではないかという考えの元このやり方にしたのでした。

拾い上げるだけでは、前期からの流れや、関連付きが分かりにくくなり、突然現れたような数字の羅列に過ぎず意味のない表になってしまうと考えます。

今期末が在庫ではない場合、「売却」の動きが複数あった時に、「***」という「無し」の印が並びます。

たまたまこの部分が集まると「無し」なのに表になっているという矛盾が起きます。

ただ、これも、ストーリーの1つの姿であると考えると、「具体的で分かりやすい」方を選択した結果なのです。

あとがき

ソフトであるとお部屋が1つ1つ扉が閉められているので、全体を見渡す時には閲覧だけが基本的な構造です。

エクセルは全体を見ながら並べ替えができ、すぐに修正ができるるところが、かえって融通が利く使い勝手の良さもあります。

渾身のこれぞというジュエリーの組み合わせをじっくりしますと、あまり「売却」は起こらなくなるようでした。

増やしていって新しいセットができることの方が多くなると、また今後新しい考え方も生まれるかもしれません。

とりあえずは小規模な範囲内なら、とても身近な「エクセル」というツールで「棚卸資産表」をストレスなく完成できる方法の1つとして、「リアルタイムな入力で使う方法」をこのたびご紹介致しました。

もしも参考になるようなことがあれば。。と思います(^-^)。

「本物志向のレンタルジュエリー」リニューアル、持ち前のコレクションからのスタートからどんどん内容が充実した変遷【1010】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は、これまでのジュエリー集めの活かし方として、2020年に事業として開始致しました事業活動です。

とにかく第一歩をと、そのままのコレクションの姿でスタートしたものですから、後にどんどん中身を改良していくことになりました。

改良しました点は、①シルバー925②ブランドコスチュームジュエリー③真珠や天然石の連物④ボリュームが普遍的なタイプという①-④をすべて「廃止」したことです。

「廃止」というのは一見良くない言葉ですが、非常に前向きで攻めた意味合いがありました。

そして、どう生まれ変わったのかというのが、すべて「高級地金+宝石」に特化した1つの姿であること。

当ブログ記事は、2022.06.08に最初の投稿をしておりまして、そのおよそ2年後の2024.08.27にブログの「手直し」の順番でまさにこの部分を今綴っております。

最初の投稿の2022年で一度大きく改良したのですが、その2年後の2024年にも更に改良しています。

現在の2024年2024.08.27は改良直後であり、2022年の改良ともまた違った、「とことん追求した姿」がご覧いただけます。

もうこの時点では、過去の「収集」の面影はほとんどありません。

いかに自分だけで集めることと、事業で集めることの違いがあったのかを実感しています。

レンタルしていただけるユーザー様の身になったいろんな研究や考案の成果です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、あらかじめ3点が1セットにすでに組み合わせ。単品もあります。

では、2022年に改良した時のポイントと、2024年の改良との興味深い違いなどを感じていただきながらお話してまいります↓。

2022年のリニューアル時のラインナップ:「高級地金+宝石」に特化したが、普遍さがまだ残る互いに「差」のあるラインナップ

2022年版:この時に「高級地金+宝石」の特化がほぼ完成。後で貼りますYouTube動画はこの改良の時のみのもの。

そこそこのセットの数が実現できました。

2022年でほぼ「高級地金+宝石」に特化したのですが、今2024年から思えばユーザー様のフィードバックからははじかれるセットもありました。

ここに収集時代とのギャップと厳しさがありまして、選ばれないアイテムというのをちゃんと感じ取り廃止することも「発展」への重要な指標なのです。

事業活動の中で、その厳しさを知れたことが大変貴重でして、更なる2024年での改良の時に大いに役立ちました。

まだこの時は、真珠もかろうじて「南洋真珠」を残していましたし、1セットずつがそれぞれ同等かというとやや偏りがあったと2024年から振り返ればそのように思います。

2024年のリニューアル時のラインナップ:「高級地金+宝石」の特化の続行に加え1セットずつの存在感をとことんまでに追求した

2024年版:「高級地金+宝石」の特化の徹底。1セットずつのボリュームアップ。どれも均等にそれぞれの存在感。

まだラインナップの数は少ない2024年ですが、基盤としましては、2022年と雲泥の差のレベル。

地金価格が大幅に高騰のかつてないような状況の2024年現在でありながら、あえて地金たっぷりの大ぶりの勢ぞろいというギャップが特徴です。

とはいえ、カラットや地金の重さなどを大々的に謳う方針はございませんでして(一応記載はあります)、一番に重点を置くところが、「おしゃれ度」なのです。

ここにご理解をいただけると非常に光栄でございます。

思い描く1つのレンタルジュエリーの形が、その名にふさわしい「本物志向のレンタルジュエリー」に向かったとこの頑張りをこの2024年の完成でもって自分を労ったのでした。

あとがき

お客様が存分に楽しんでいただくためにご用意しましたこれらのジュエリー。

是非ご検討いただければと思います。

普遍的な付け回しのジュエリーは、個人で考案する際にはよく考えられるものであり、そんなところにお邪魔できるような重ね付けにと対極のテイストのものばかり。

ここにレンタルの役割・意味を見つけたのです。

是非おしゃれな装いの日々をお楽しみいただけますよう、ご協力し応援したいと思います(^-^)。

唯一の事業名を考えると良い、同業者様と末尾が同じでも頭の表現が独自の「らしさ」が入ったネーミングはキャッチフレーズでもある【1007】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ6月に入りました。

6月を非常に大切な月だと感じています。

上半期と呼ばれる前半が終わろうとしていて、後半への準備だと感じるからでしょうか。

今この時点でやったことの1つとしまして、事業名の明確化があります。

どんなにプチ規模の小さな事業でも事業には変わりがないことはすべての事業者に平等なのです。

そこは自信を持って、これまでの活動・今後の活動に誇りを持ちたいと思います。

小規模だからこそ大規模事業者様にはないものをひらめいたら、「今すぐ」にでも始められることが強味、このたびは、事業名のネーミングを徹底しました。

どんなハンドメイドバッグなのか、どんなレンタルジュエリーなのかを「〇〇の」で分かりやすく事業名にの頭に加える表現の大切さ

通常、「ハンドメイドバッグ」と「レンタルジュエリー」という呼び名の事業なのですが、前者のハンドメイドバッグは今までは特に何か特徴をタイトルに入れていませんでした。

技術や考え方がしっかりとしたものに確立していく中で自然に、このようなネーミングのアイデアも生まれてきました。

どんなハンドメイドバッグをお客様にご提供していくのか。。ということを徹底的に言葉で表してみるということで、「共有型のハンドメイドバッグ」ということに決めたのです。

ハンドメイドバッグに「共有」という言葉がセットになっていることが新しく、他の事業者様にはない独自の部分です。

そもそも「共有型」という言葉は辞書には無い作った言葉(一部「造語のように時々はネットで拝見します)です。

この「共有」という言葉の意味は、今後活動していくコンテンツ制作の事を示していたり、皆にデザインを提供、より作り易くノウハウが分かる目的の「著作権フリー」の意味もあります。

単独で販売しようとしても小規模過ぎ、その苦戦から生まれた考え方が、「所有のデザインや手法を秘蔵することをやめる」という「手放し」の決断なのです。

技術やノウハウはこれまで「秘蔵」されることが多く、今後も秘蔵したい方もいらっしゃるかもしれないので、価値観の違いが大きく分かれます。

世の中著作権の行使であふれていますから、非常に勇気が要ることでしたが。。

これまで培ってきた地道な努力を自ら捨てるとも考えられるから、普通はなかなか出来る気持ちにすらならないものなのです。

しかし、捨てると言っても何も残らないのではなく、「何かの可能性を残した捨て方というものがあるのだろう」そう考えた結論です。

そえは、「ハンドメイド文化」が自国特有のものになればという可能性です。

考えてみれば、レンタルジュエリーの方も、自分で宝石を楽しんでおでかけに着けていくことをせずに、お客様が楽しむためのコーデをほどこしたジュエリーのセットにして、惜しみなく事業へささげたという点も同じでした。

宝石を美しく纏った「楽しみ」を事業者本人が得ることを喜んで捨てたのです。

こういったことから1つ言えるとすれば、「自分から手放していく」ことからがその後の本当の始まりなのかもしれません。

「事業とは、本来人を喜ばせ、人に利益を与える活動」であるべきなのではと思います。

そうして、ハンドメイドバッグ→「共有型のハンドメイドバッグ」、レンタルジュエリー→「本物志向のレンタルジュエリー」と「〇〇の」を付けることで、そのタイトルを見ただけで、事業活動のイメージだけではなく「スタンス」や「意志表示」にもなったのです。

あとがき

ハンドメイドバッグ製作の1つ1つの作業においては、「作りやすさ」も非常に大切。

「難しさ=技術」ということでは決してないのだということも、よくある勘違いや誤解を解きたい点です。

細かい1つ1つの単純作業を丁寧にしていったことの集まりで出来上がっていくだけであるとも言えますので、敷居は決して高くはありません。

レンタルジュエリーは、最初から「〇〇の」を入れていたことで、お客様にもこれまでめぐり会えて来たかと思います。

同じ内容の事業と言えども、少しずつそれぞれの特徴とか売りの部分に必ず違いがあると思いますので、それを発見することがまず大切です。

他社様の真似事ばかりを寄せ集めた事業だと、少なくとも2番手にしかなれないかと。

Q:「2番じゃだめなのですか?」。A:「はい、1番でなければだめなのです」ということです。

いつしか、このような会話が実際にあった時に、堂々とこのことをお伝えしたら呆れられたことがあります。

自らをもって1番を諦めた考え方だからこそ呆れるのだと。

1,000投稿を通過した今振り返るブログのカテゴリーを10種設置は、1つの分野だけに特化し過ぎることが長続きを妨げる「縛り」からの解放だった【1003】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、当ブログの採番が1,000アップを通過致しました。

YouTubeとの並行投稿ですので、同じくYouTubeも通過したことになります。

思えば長い道のりではありましたが、2018年3月末からの当ブログ投稿スタートで考えると、毎日投稿で1,500行っていてもよいと思いますので、ペースは決して凄まじいというほどのものではありません。

最初の頃、なかなかペースを作ることができませんでしたところを、きちんと自らのスタンスを作って「こう進んでいく」という形を決めたのが200投稿くらいのこと。

そして、事業主の包み隠さない実態として、事業分野以外の生活の分野なども取り込んだ、10のカテゴリーをきちんと設置しました。

もうそこからは前進するのみで、ルーティーン化していき、「投稿しやすさ」が生まれ、当初の苦しさは全く感じなくなりましたことが大変有難いことです。

常に今この瞬間1つ1つが、この10のカテゴリーのどれかを今やっているということです。

「表の顔」と「裏の顔」などをあえて作らないようにしているのです。

毎日の日々の事業活動、それ以外のちょっとした娯楽部分や、ルーティーン作業なども含めます。

とにかく眠って意識がなくなっている以外(目を閉じるだけの瞑想的なことは起きている時の活動に当たりますので<食・健康>のカテゴリーなのです)のことをすべてがブログ記事に、YouTube動画に投稿されるのです。

事業活動はファッション系ですが、その事業活動が日常のルーティーンと無関係なのかというと、むしろすべてがつながっているのだと実感しています。

会社に勤めていた時は、「勤務」という体制ですので、「on/off」などと言った言葉もあり、別世界を行ったり来たりしているかのようでした。

「個人事業主」はその点では、生活と密着していて自分の裁量ですべてが動いていきます。

これが得手不得手は分かれるところであるかと思いますが、とてもこのスタイルが合っていることが分かっています。

ベテラン「Youtuber」様から見れば、10ものカテゴリーを設けて、随分的外れな投稿の仕方をしていると映るのかもしれません。

しかし、そこは、ちゃんと考えて「永久的に続けられるやり方」と「自分が一番幸せなやり方」を一番に考えた選択の結果なのです。

もし、「ハンドメイドバッグ」の分野だけをひたすら投稿し続けていたら、おそらくここまで続けてくることはできなかったかと思います。

人間の体が、内部のいろいろな臓器などの機能で最善の状態であるおかげで健康でいられることを考えれば、脳1つだけがずば抜けていても成り立たない、他の部分(血・肉・骨・臓器)のバランスがあるおかげで良きアイデアが浮かんだり、一歩飛躍出来たりするという考え方からです。

「YouTube」「ブログ」で連動する10個のカテゴリーのご紹介

先に、10のカテゴリーをお伝えします。

1/10:材料・・・ハンドメイドバッグの生地や糸などの附属品の働き。

2/10:製作・・・完成したバッグの姿や途中のその時しか見れない内側。

3/10:はぎれ・・・余った生地を使った小さいアイテムの製作アイデア。

4/10:HMB教室・・・確立したノウハウを「この道」を歩む方に共有・伝達。

5/10:事業・・・事業におけるあらゆる「集客」「経理」すべてのアイデア。

6/10:読書・・・分野を問わない「本」「映画」の感想や読み解き。

7/10:食・健康・・・日々のすべてのエクササイズやタスクのルーティーン内容。

8/10:リフォーム・・・古着好きならではの傷みやサイズ調整の作業のノウハウ。

9/10:コーデ・・・一番の得意分野、ファッションから整理整頓のワザ。

10/10:ジュエリー・・・「本物」を扱う業者のジュエリーへのフラットな目線。

以上の10項目に分類しながら、すべてのYouTube動画とブログ記事を1つずつの細かい記事単位で互いにリンクしながら導線をお作りしています。

あとがき

「ブログもネット検索内で目立つものにしたい、YouTube動画も再生回数やチェンネル登録者数を伸ばしたい」という気持ちはもちろん持ってはいます。

しかし、それを一番に考えてしまうと、投稿内容が非常に縛られた環境の中で苦しみながら作るものになってしまうのです。

バズるための動画のタイトル、大袈裟過ぎるサムネイルだったり、タイトルにとがったような言い回しをあえてすることは、その時々だけの瞬間のものではないかと。

そこに一生懸命になり過ぎると最終的には、本当の気持ちとあまりにも乖離した行動をしなければいけないことに対して失望し疲れ果ててしまうと思っています。

そうして、ある時から目標をわずかな2つの事に絞りました。

1つは、「末永く続けられるような投稿」、もう1つは「ルーティーン化した日々のただの記録」という意識です。

こうの2つだけを意識した投稿をし始めてからというもの、投稿自体がうんと軽くて楽な気持ちでできるようになりました。

そうして、投稿したいアイデアが沸々と湧いてくるかのように感じるという変化がありました。

そして更には、「1日1投稿するべきだ」とか、「1日1投稿では登録者数が増えにくい、数日間空けての投稿の方が良い」などということが、いかにYouTubeに対する固定観念であることかと思えて来ます。

そういったしがらみがない環境こそが、ここまで来れた理由の1つだと思っています。

このたびご紹介しましたカテゴリー10種は、結局は日々の単なる活動記録であり、10の内のどれかの1つをその時々でやっているに過ぎないということです。

とても単純でシンプルなライフスタイルなのかもしれません。

特別ではないように感じるかもしれませんが、長く続けていくということにこそ、とにかく一番に価値があると思っています。

長く1つの物を大切に使ってきたこと、1点の洋服を末永く着ていくこと、こういった何でもない日常の積み重ねが、他の事にも影響して「末永い」というキーワードを常に考えるようになっていったのです(^-^)。

<経理>「デッドストック」はおしゃれアイテムみたいな言葉、しかし、経理目線で見ると日の目を見なかった「長期保管在庫」なのだ【1002】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフもここへ来て15年程、お洋服のすべてが古着です。

様々な様相の古着を見ながら、時々ラッキーなことがあります。

それは、元の値札が付いたまま購入した古着がなかなかのレベル。。まさに「デッドストック」ではないでしょうか。

この言葉で販売される場合と、ただの古着として、「結果値札付いてた。。」というあっさりとした販売の仕方もあり、このたびは後者でした。

見てきた限りでは、この「デッドストック」という言葉を大々的に謳っていないお品の方が本当の意味での掘り出し物があるような気がしてなりません。

素敵な物は最後まで埋もれて隠れているのではないだろうかと、そんなストーリーが思い浮かぶのです。

「デッドストック」という言葉の「解釈」の勘違い、もう生きていない在庫だから無価値=¥0というのは間違い

ストックは「在庫」のこと。

デッドはその言葉通り、「死んだ」ということで「死に在庫」です。

かつては、「デッドストック」というのは商品価値が¥0になったものだと思い込んでいたことがあります。

しかし、業者様は、実際デッドストックとして販売しているお品は、棚卸をし価格をアップする事実があり、商品の価値が生きているものだということを後から知ったのです。

「デッド」という言葉は、長年売れていない不良在庫ということで使われた言葉で、「死んだかのような。。」くらいの解釈が正解であり、実際は、¥0で存在する在庫では決してないのです。

よく考えればそうでした(^_^;)。

¥0で廃棄処分を帳簿上でしておきながら、また継続して販売するなど矛盾、販売している以上帳簿には価値が残っていると考えます。

「デッドストック」と大々的に謳われた品物の実際の質はどうだったのか

古着好きの方にとってみれば、「デッドストック」というタイトルは魅力的で、むしろ、価値が高い物としてとらえる方も多いと思います。

しかし、これは、販売側にとっては、とんでもなく古い過去の売れ残りをうまく売り切るテクニックなのかもしれません。

実際に「デッドストック」と謳われていて購入した過去のものを2つ回想してみます。

1つは、スポーツ用品のロゴ入りの1970-1980年代のもの。

その頃というのは、スポーツ用品のポロシャツ、ジャージなども日本製が多かったのです。

その後、1990年前後から製造がほとんど海外へシフトしていったわけで、その前のものというのが良質な良い作りのお品が見つかるようです。

このスポーツ用品のデッドストックは納得のお品物でした。

もう1つ、バイクに乗っていた時代に前に使用していたグローブの本革のものを片方落としてしまい、探したものが、「デッドストック」と一応謳われていたブランドのグローブ。

しかし、かっこよさはあるものの、合皮であることと、同じ物が量産されている様子もありありと見て取れ、良質なお品物と呼ぶにはいささか疑問でした。

こうしたエピソードから思うのは、やはり謳い文句などは当てにならない、自分の目で見た判断こそが頼りになるということになります。

実際の会社の中で経理部に所属していた過去でしたが、「デッドストック」という言葉は会社内では使わなかったです。

どのくらいの期間の売れ残りなのかが分かりにくいファッション的な言い回しとは反対の堅い言葉があります。

それを会社内では「長期保管在庫」と呼んでいました。

その長期というのがどのくらいの年数からカウントなのかのルールがそれぞれあるわけですが、この「長期保管在庫」という言葉で、堂々と胸を張るような事態ではないことをイメージさせるのです。

ということで、「デッドストック」という言葉は、売り手側の都合の良い「販売テクニック」の1つという見方も持っていた方が、本当に良いお品を目視によって自分の最終的なジャッジで手にするためには良いのではないでしょうか。

あとがき

ネットの写真であっても、自分の目で見たすぐの印象や直観などは非常に大切。

言葉に翻弄されてイメージだけで信じてしまうのではなくて、自分なりの着眼点を持った購入の仕方があると良いです。

「デッドストック」などという言葉がわざわざ使われていなくても、値札がそのまま付いていて、綺麗でたたみじわさえ残っていて、そのお値段も高価であるということで、初めて購入側が、「デッドストックのようなものだ」と思えば良いのですから。

本当に素敵な物というのは目立たずに、ひっそりと隠れている、随分と奥ゆかしき物なのかもしれません(^-^)。

その場のお値引実行が嬉しい「気持ち」を重要視、同時・連続ではなくても、3点目が決まった時点で即お値引実行のスピード感【991】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

事業の中には「サービス精神」を盛り込みたいものです。

しかし、あくまでそれはベースとなる「GIVE & TAKE」の関係がしっかりしたものでありたい、長い目で見たより良いフェアな関係に繋がることも忘れないでいたいのです。

このたびは、当「本物志向のレンタルジュエリー」のルール内の、「ポイント」と「お値引き」の関係をしっかりとお伝えしたいと思います。

「次回ではなく今回でお値引」という点が一歩早いサービスの実現、リズムと気持ちの良さを生む

「ポイント」というのはショップにおいて、地道にためていってたまった時に、「次回のご利用時」にお値引きが実行されることが大半。

ゴールまでの道のりとしては結構月日を費やしますし、「次回実行」の1ステップが一瞬遠いと感じます。

当レンタルジュエリーで採用のポイントというのは、「その場の実行」という点がとてもリアルタイムです。

過去の履歴も含めて3セットのジュエリーをレンタルいただけると、その3セット目をレンタルする時のお値段にお値引きをすぐに反映させます。

間がどれだけ空いても期限はありません。

このことは、意外と採用されないことかもしれませんが、類似のことがいつしかの催事場で行われていました。

店主のおやじ様が、その日限りの食べ物を催事場で売っていて、閉店間際の夕方に2個で〇〇円というものでした。

全く同じではありませんが、ヒントはそこから。

とにかくスピーディーなその場のサービスが得られることが世の中のニーズの1つ。

スピーディーと聞くと、いかにもお品物の発送の時期やタイミング、到着までの速さなどを考えがちですが、こうして、ポイントを早く使えるというスピーディーさもあると思いました。

この「3」という数字もポイントかも。

ビジネスの中にある3という数字自体がキーとなるようです。

このポイントを設けることによって、3セット目へのご検討にコマを進めていただけるということもあります。

何もサービスを受けないよりも、受けた「気持ちの良さ」も幾分かは入ります。

人間の気持ちというのは分からないものです。

次に。。と言っていては、次はないかもしれないと逆に思うわけです。

その場でサービスをしていなければ、そもそも次ってあるの?ここなのです。

先にサービスをしたことで、次にまた利用したいと思ってもらえる気持ちが芽生える「GIVE」を店主が先にご提供する順番こそ本来の事業活動のあるべき姿ではないかと思うからです(^-^)。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿が2022.05.22でしたが、そのおよそ2年後の2024.08.21にブログ記事の「手直し」の順番で、今まさにこの部分を追記しています。

この2年の間に、ルールの中の事項の「3セットまで同時レンタル可能」が「1セットのみレンタル可能」へ変更になりました。

品物の大幅なレベルアップに伴うことや総入れ替えが2024年にあり(以前から継続のアイテムも一部あります)、新ルールの元、リニューアルを致しました。

それでも、この3セット値引きは変わらず、長いスパンにはなるのですが、3セット目をご利用いただいく契約が決まった時点で実行ですのでスタンスは変わりません。

以前よりも「あっ」と驚くようなジュエリーに生まれ変わったラインナップになりましたので、是非♪。

そして、ユーザー様に気持ちの良いご利用をしていただけるよう願いながら当活動を続けていきたいと思っております(^-^)。

<経理>個人事業主がお財布を1つにまとめた時のデメリット、経費ではない購入ものでも事業の現金を使ったということになるため「計上する」必要性【966】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、「個人事業主」をスタートしてからというもの、毎月クレジットの引落日・末日とその他時々コンスタントに現金の残高を帳簿と合わせて確認の作業をしています。

特にあれこれ外出して現金を使用した時が現金の現物が帳簿と不一致が起こりやすいです。

それだけ、あの細かい現金と名の付く物体が紛らわしく、管理が大変な「アイテム」であることを痛感してきました。

できるだけ現金を使わないようにするキャッシュレス化はそういった意味でも余計な調べ作業が少なくなる点では日々の活動に貢献できることだと思います。

「必要な物以外はできるだけ購入しない」という心がけは一理ありまして、未だに現金オンリーのパン屋さん・ドーナツ屋さん・喫茶店では毎回「うーん」と思うことがあります。

パン屋さん他いずれも行かなければ良いのだと思い直す部分もあり、逆の事業者様の立場になってみますと、クレジットを導入していない単価の¥1,000以下の事業の厳しさを垣間見ます。

どのお店も質の良い内容であり気に入っているのですが、いつか、そういった質の良い商品があるということをを越えて便利さが勝り、お客様が遠のく悪循環になってしまう可能性があるのです。

当事業もクレジットカードを導入していないので、同じです(^_^;)。

現金残高の帳簿との不一致が起こる原因がお釣にあった点からの決断

今まで、過去の記事でもご紹介したことがありましたが、現金の帳簿との不一致の原因は、「お釣」にあることが多かったです。

記憶をたどると、「お釣」を「コンビニ」様が間違えたという件も1度だけありましたが、あれも、今後人間が数えるのではなく、機械になり始めてきました。

人間がやることというのは完璧ではないのです。

そして、よくやっていた圧倒的に多かったケースが、事業用の財布からの支払いの「お釣」を個人の方の財布へうっかりと入れてしまったということ。

財布は事業用の物を出しているにもかかわらずお釣を個人用の財布へ入れるなどということを無意識にやってしまうものなのです。

この頻度の多さから、いよいよ、財布を事業用のみに1本化するということを決断。

今まで、事業用の財布と個人用の財布と2個持っていたのを、事業用だけにしたのです。

会社員時代から使ってきた5年間くらい使用の個人用の財布が角が傷んできたことも後押し、この際事業用だけにしました。

そもそも財布が2つあることが間違いの原因を作っているわけで、その解消になると思ったからです。

とはいえ、その分1つ注意するべきことが出てきます。

それは、個人用に現金で購入のものも事業用の現金を使ったに等しくなりますので、会計ソフトに計上をすることになります。

すでにクレジットカード支払いをしたものは、個人用の購入の分をクレジット引落日に、集計した合計金額1本で、

50,000事業主貸-普通預金50,000                               ※〇月分事業外費用(総合計)支払 〇〇カード:〇〇銀行

と仕訳計上をしてきました。

現金の場合反対に、その都度でなければ大幅に狂う可能性が出てきますので、都度計上です。

では、現金支出のその根拠(エビデンス=証憑)は。。となった時に、たとえ、おにぎり1個でもレシートが必要になると思います。

そんな時、仕訳は、

100 事業主貸 - 現金 100

※おにぎり1個 〇〇屋 

という計上です。

この計上をするにあたって、レシートはやはり必要、クレジットの1個ずつの明細と同じことです。

同じような金額で比較してみると、蛍光ペンを購入した時は、事業用の意向で購入しますので、

100 消耗品費 - 現金 100

※蛍光ペンx1本 コンビニ〇〇店

と借方の科目が事業用の経費に該当する科目になりますが、おにぎりの場合は、全く経費には認められない個人の費用なので、

100 事業主貸 - 現金 100

 ※おにぎり1個 〇〇屋 

と「事業主貸」科目を使用して、経費ではないことを表示します。

会社や事業をしていれば、「ほとんどすべてを経費にできる」というような考え方というのは、実は「間違い」です。

個人事業主が購入する¥100周辺のもの:上は事業用の経費で「消耗品費」、下は、個人用なので、「事業主貸」。

同じ事業用の財布からの支出でも、上下で大きな違いがあるという点が、事業用、事業外の違いです。

ただ、現金の出どころは事業用の現金でまかなったので、おにぎりも、計上には登場してくるわけです。

この辺りが、「計上をする」ということと「経費にする」ということを混同してはいけない重要なポイントになります。

あとがき

こうして、事業用のお財布1本でやっていくということは、今までよくあったお釣を入れ間違えて差異が出ていることに少しの間気づかないといったことは回避できますが、その反面、ちょっとしたお菓子でも計上することになるのです。

その辺りは前向きにとらえています。

余計な衝動買いをしなくなるのではないか。。

そんなことを期待しています。

どのみち、事業に専念していくと決断した上での「個人事業主ライフ」ですので、できるだけ現金も事業に投資していく方向であるということの裏返しなのかもしれません。

「古物台帳」はエクセルに展開、迅速に調べることができる工夫と、必ず入れるべきワード「受入:うけいれ」と「払出:はらいだし」の文言【959】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「台帳」と聞くとかつてアパレル業の会社に勤務時代のことを思い出します。

スタイル画を貼り、色の展開が分かるように展開生地が貼られ、それ自体が在庫管理表にもなる冊子作りを経験したことを思い出します。

もう30年も前のことになりますが、思えばすべては紙ベースの時代でした。

2022年現在では、同じ「台帳」と呼ぶものを当事業で取り扱っている現実があります。

それは「古物台帳」と呼ばれるもの。

「レンタルジュエリー」の事業をさせていただいておりますが、その仕入品のジュエリーが中古品のことも多く、古物商の免許が必要であるということからの、免許取得のスタートからまず始めました。

遡ること2020年7月のことです。

古物商の免許は「警察様」の管轄です。

よってホームーページ画面の端っこに店舗地域の「警察」様の記載と共に「古物商番号」が義務付けられているのです。

免許は、個人申請でも可能だったのですが、勘違いによるとんでもないミスの心配があり、「行政書士」様にお願いしました。

結果、ホームページ(ネット)でお取引するには「URLの届け出」が必要で、それが「変更届」にイコールであるということになるということは、「行政書士」様にお世話にならなければ分からなかった知識でした。

最初からネットで行う設定の免許ではないところが勘違いしがちな部分です。

「行政書士」様の探し方は、WEB検索で見つけ、比較的最寄りで、ホームページの内容の良さで決定。

実際に事務所にお越しいただいて委任状等の書類を提出、本書類への記載は「行政書士」様に委託ということです。

思えばコロナ禍真っ只中だったと思います。

こうして、無知の分野は専門性の高い「外注」にお願いする大切さがあると思います。

「変更届」からはもう自分でやっていくことですので、「行政書士」様の助言通りに進めていきまして、「ホームページURL」が「警察」様のホームページの古物商にその後掲載されました。

このたびのお話の古物台帳というのは、その仕入時の詳細とか販売時の詳細をきちんと記入することで、盗難品が出た事件の時に該当のお品であるか否かやその行方の協力のためのものです。

同時に、その入手経路として、どのお店/人物からの入手であったかなどは記録としてはマスト。

ネットで日付を元によく表にしてある例がありますが、古物台帳の書き方は特に形式は決まっていないので、ある程度裁量で好きな形式で記載できる点があります。

とにかく仕入れた事業のジュエリーに関しては、現物写真や正確な価格と共にすべてを古物台帳に記載をしています。

形式が無いとはいえ盛り込むワードは決まっている、「受入:うけいれ」と「払出:はらいだし」を含めた商品のラインナップを軸としたの記帳方法

古物台帳なので表のようなものであると想像しがちですが、そこは、特に決められた形式はないわけで、現在の商品ごとにお部屋を設けたメモやノートのようなものがかえって分かりやすいとそのスタイルを決めました。

ただ、仕入れたときのワードである、「受入:うけいれ」と、売却したりなどの場合のワードである、「払出:はらいだし」という2つはその台帳には登場している必要があり掲載しています。

これが無いと、それに該当する内容が記載してあっても見つけにくいものであり、あえて、この言葉を使うのが必須です。

最初に思い浮かぶ台帳の作り方として、年月日を軸に作るものですが、ここには少し疑問がありました。

保管している期間が長く続くので、商品のラインナップを軸とした形態にまとめています。

エクセルシート1つで商品の番号1つ、下の図では<1>-<4>です。

まずトップに写真を読み込み、セット写真と、ネックレス・ブレス・リングの写真を並べます。

そして、その下からは、【受入】についての詳細を記載します。

古物台帳のイメージ:エクセルの1シートに3アイテム分の【受入】記録が綴られるということになります。

新たに商品のラインナップが完成した場合はここまでですが、その後の動きはこうなります↓。

レンタルをご利用いただいたした時の移動は、会計ソフトの帳簿で把握、2週間で戻りますので、ここには記録は無しです。

ただ、レンタルご利用のお客様の詳細は別のフォルダーで履歴として保管します。

今度は、<1>の商品を見直しにより改良し、廃止した際には、「売却」しますので、その時に【払出】になります。

例えば、<1>のリングを売却の場合、ここから【受入】の詳細をまるごと切り取り、「廃止」のフォルダーへ移動して貼り付け。

この「廃止」のフォルダーの中の年度別の該当の年度の中に1つのバラバラのアイテムに関して、【受入】と【払出】両方が記載されてその該当リングの記録として残るということです。

確かにこれを後から追跡するには、写真はもちろん残しますが、日付や品物のキーワードが重要になります。

過去には、たくさんの商品の改良や見直しがありましたが、ある程度品物のレベルが整ってきますと、【売却】が滅多に起こらなくなりり、当店に所有しているという状態が圧倒的多数です。

ある一定の時期に一気に「仕入」が起こる際には、この作業も忙しくなります。

ほとんどすべてが、【受入】を記載していくことであり、イコール商品のラインナップの詳細をノートに展開するということになります。

この作業を兼ねて、ホームページへの追加入力もここからコピペして行えますので、「ダイヤモンドのカラット数・幅やリングのサイズ・ストーンの名前・地金の種類・重さ」などが古物台帳にも盛り込まれるということになります。

あとがき

事業形態に見合った分かりやすさを工夫すると良いです。

「3年保管の義務」があるのですが、廃止してもう手元にないものは、【売却】後3年経過するとあまり気にすることはなくなるかもしれませんが、スタート後の3年以上でも得に削除はしていないです。

経理の計上とも大いに重複する資料がありますので、10年くらいはゆうに持っていても何ら負担もないのではないかと。

とにかく目指すべきところは、「ピンポイントで迅速に見つけやすい」という台帳であることではないかと。