たった1つの取っ手が全体を持ち上げるバニティーバッグ、取っ手の付け根の強化の為の工夫が分かる製作途中段階の裏面の構造【376】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、本格的なゴブラン織の残布がどうしてもバニティーバッグの分量にぴったりで、無茶を承知で重なり部分もあるこのデザインを作ってみました。

当投稿は未完成、完成品は後の投稿番号の【378】でご覧いただけます。

このゴブランバニティーの完成をもって、しばらくゴブラン織とはバッグ作りにおいては距離を置いてしまいました。

そして時はその5年後、このブログ記事の最初の投稿の2021.02.09の「手直し」として、2026.01.15にタイトルから見直し全文を綴り直している最中です。

2026年では、どんな極厚生地でも作れるデザイン「餅巾着」ができたことで、ゴブランも利用可能になりました。

残念なことにバニティーバッグでは厚みに限界があり、材料にも条件が付くということで融通性の無いデザインは廃止したのです。

よって、ここから数点生地を替えて製作のバニティーの投稿は2021年で最後です。

そして、「外表」で組み立てる作りのバッグもバニティーを含め、廃止していく決意がこの2021年頃から生まれ始めます。

元々構造が分かり易いからと一歩を踏み出しやすいことで取り入れた「外表」の手法。

バッグ作りの伝統的な方針として、ひたすら「中表」で完成する奥ゆかしいものだということを引き継ぎたいというその後の心境の変化もあったからです。

では、このたびのバニティーバッグ未完成ならではの見どころとしまして、完成品では決して見ることができない取っ手の裏面の構造をお伝えしたいと思います。

バニティバッグの取っ手を丈夫にしかも美しく取り付けたい、裏面にハード厚芯を部分的に利用した取っ手付け根カバータブの裏面

使用生地:表地(赤系花柄)インテリアジャカード、綿/100%、スペイン製。裏地(紺)バーズアイカラミストレッチ、ポリエステル/70%、綿/30%、日本製。
生地のズーム:表地の花柄はジャガード、裏地の方はぱっと見は無地ライクです。その名の通り鳥の目のような柄。
ハード厚芯の部分貼り:取っ手部分のみならず周辺にかかる圧力に対する全体的なプロテクト。ボンド貼り。
取っ手の付け根カバータブ:変六角形がスタイリッシュ。「外表」のまま折り込んでステッチで押さえる作り。

裏面の真ん中の正方形のステッチの二重は、先に取っ手を縫い付けたもの。

そして、変六角形はその形で分かる通り、表面からの外枠のタブの縫い付けの二重ステッチです。

ハード厚芯は縫い代にごわつく影響を与えないために、外部を除外した小さい楕円の面積で裁断してあります。

取っ手の縫い付けには「当て芯」の役割として、ここにちゃんとかかってほしいという際どい位置なのです。

表地と裏地の縫い合わせ:「中表」でひっくり返した表地と裏地が合体したパーツです。反対面は裏地の紺色。
側面パーツ:側面も同じように表地と裏地の合体です。生地不足で真ん中がハギ目です。

あとがき

YouTubeでは、もう少し先も映っていまして、底面以外は「外表」で組み立てるところまで進みました。

2026年ならこのゴブラン生地をどんなバッグにするのかですが、一重仕立ての支柱型バッグ「切餅」が思い浮かびます。

ゴブランでは滅多に作られることが無いサブバッグ的存在をあえてゴブランで作るギャップの面白さを想像します。

そして、厚みが増す悩みは、一重仕立てのもともとのデザインであることが解決してくれるということになります。

2021年では、お出かけ用のハンドバッグしか見えていない視界の狭さのがあったと思います。

ただ、その後もっと俯瞰して見ることができるのも、実際にこうして作ってみての手応えを感じたからという以外にありません。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

繊維質が複雑に絡み合う生地には向かない「ネジ式」からの離脱、「ツメ式ヒネリ錠」の隙間からのはみ出し問題解決への道筋【373】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしておきいたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2021.02.08からおよそ5年後の2026.01.12にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直していることです。

この期間に、当投稿内容も過去の歩みの1つの懐かしいものに。。

このたび登場の「ヒネリ錠」は、2026年現在ではバッグ作りの「定番品」には使用することは無くなりました。

こうした金属パーツの使用に関しては、ほぼすべての種類に手を付けた実体験から1つ言えることがありました。

それは、どれも強度の無さであり、バッグ自体の傷みより先に損傷や消耗が起こってしまう儚さでした。

そうしたアンバランスなど1点のバッグにあってはならないと、現在ではミシンの縫い留めの丈夫さによって永久的になれるDカン・線コキ・ナスカンなどのショルダー類のパーツのみに絞り込み。

そうは言っても、こうした過去のパーツ使用の経験は今に至る道筋を作ってくれたもの。

このたびのヒネリ錠も、元々長い間憧れてきた台形ハンドバッグモデルに付いていたもの。

自作の技術を高めるハンドメイドバッグ道の中では、一度は手を付けたいと思うのは自然の事です。

そして、このたびの研究からは、綺麗に作ることができるような道筋が少し見えたことで、2026年現在も行う「研究製作品」で一時的に使用することがあるかもしれないのです。

ということで、この記録は自分自身の今後の製作に、そしてハンドバッグをハンドメイド製作したい方々両方に向けて綴り残しておきたいと思います。

生地に対してはネジ式よりツメ式が素敵な生地に対して優しい向き合い方、ヒネリ錠取り付けの裏面も美しく見せるための研究

「ネジ式」と「ツメ式」の比較:生地に対しては「ネジ式」は繊維質に阻まれ難しいと思います。元々レザー向け。

パーツ屋様もおっしゃっていましたが、カシメるタイプも含め金具パーツは元は本革レザーバッグ向けのもの、生地には向いていないとのことでした。

しかし、そんな忠告もどこ吹く風、巷では生地に対してもよく使われています。

ただ、その後の破損・相性の無さ・傷みについては、やはりその場だけのやり過ごし的な姿だと思わざるを得ないのが、実際に作ってきた者から言えることです。

「ツメ式ヒネリ錠」の使用:「ネジ式」よりも布に何とか対応しやすいという選択からです。
「玉縁」を引用した枠の縫い代のカバー(左上から右下へ):ポケットで引用する「玉縁」をここでも引用。
「ツメ式ヒネリ錠」設置後の課題(左上から右下へ):裏面のラッピング布の始末が綺麗に映ることが課題。

右下が完成品では、まだまだ映りが汚いのです。

あとがき

最後に、このたびの研究の成果と課題の解決案をまとめます。

枠をくり抜くヒネリ錠の縫い代始末は細かくて繊細、ここが非常に悩む点です。

「玉縁」を使ってくり抜いた四角枠の四方の縫い代がすべてが覆われたことはほつれやはみ出しの安心を得たという1つの成果です。

「ツメ式ヒネリ錠」は、この枠内の縁にツメ2つが差し込まれ、裏で折られて固定される優しい取り付け、ネジ式よりも無茶が無いのが良い点です。

裏面に関しては、パーツからラッピング布がはみ出したままで終えてしまいました。

ここを綺麗に見せる方法をその後への展望として、アイデアの段階ですがまとめてみました↓。

①ほつれない特殊な生地をラッピング布として選択する。

②ヒネリ錠の楕円の方の外枠にくり抜いたレザーを玉縁をカバーするように当てはめ、固定ステッチをスタイリッシュに表にも出す。

③別の玉縁を作り、裏面には表が来るように設置して汚い内部を内側同士で隠す。

布同士で行えることで手を付けやすい③ですが、やや厚みが増し野暮ったくなることは懸念部分です。

ここまでが、このたびの研究で見えた道筋です。

決して不安が残るようなパーツを設置したくない。。それでも使いたいということは、ハンドバッグのワンポイントにもなる「顔」のような存在だからでしょう(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

カーテン地で試作のヒネリ錠付き台形ハンドバッグ、蓋は3分の1くらい被る方がバランスが良いことを短か過ぎた視覚的記録が物語る【363】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグをこじんまりとした小規模製作をしていることのメリットは、急な変更の融通が利く点です。

このたびは、緊急でこれまでずっとあこがれてきた、巷では「ケリー型」と呼ばれる蓋付きのハンドバッグをまたもや試作。

以前にも試作を兼ねた製作があったのですが、きちんとしたラインの角々しさをこのたび出せたらよいと、少し型紙を変え台形型に折るタイプに。。

もし、同じようにヒネリ錠付きのハンドバッグをお作りになる場合のヒントになればと思います。

当完成では未熟だった点を是非発展させていただき、製作品が成功と呼べるゴールに行き着くことを応援できれば、この記録の意味も生まれます。

ヒネリ錠付きハンドバッグの底の急カーブライン、クリアな美しいカーブは円の一部を利用すると良いことをやり直しで実感

使用生地(グレー):左は完成品、右は途中の失敗のもの。いずれもカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
本体(左上)は早期に取っ手を付け「中表」返し。側面(右下)は「中表」返し後本体と「外表」で組み立て。
この型紙は、肝心なカーブを曖昧にする悪い例、やはり円の一部を利用したものが一番だと変更しました↓。
型紙変更:最初は上段でしたが、コンパスを利用した円の一部を使った下へ変更。本体のフォルムに合うのは下。
本体の「中表」ひっくり返しの真っ最中の場面:こんなところを撮影。裏地は、生地写真の右側の裏面を利用。
側面取り付け:決して綺麗にはできていないです。しかし、こんな作り方もあると受け入れていただければ。。
取っ手の付け方:直接縫い付けても美しくないので、あえて付け根カバータブをスタイリッシュに8角形にて。
「昆布巻き」の試作品(グレーカーテン地):<サイズ>縦18cmx横24/28cmxマチ8cm。

分かっていますとも。。蓋が短いのですよね。。蓋は3分の1は被った方がバランスが良くスタイリッシュなようです(^_^;)。

正面:ヒネリ錠の存在感はやはり重要なのです。
反対側の斜めの角度:側面が短くて上部が空いている点も試作品さながら。。まだまだ課題は残る出来です。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.04からおよそ5年後の2026.01.02にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

このデザインに関しては、なかなか諦めがつかず、生地では無謀だと思いながらも時々挑戦してきたもの。

1990年代の頃から、こういったフラップ仕様のレザーの台形ハンドバッグが好きで、ハイブランド品にもあるモデルです。

この5年間で随分考え方も固まりまして、2025年では難関を伴う製作品は廃止しています。

同時に、ヒネリ錠などの打ち込みやカシメによる取り付けも、「外れる」「損傷」などのこの先に起こり得るカバーしきれない範囲の現象を起こさなくするために極力金属パーツを使っていない現在です。

とは言え、こうしてはっきりとした方向性を理由と共に打ち出せたのも、こんな風に試作で挑戦してきたからであろうと懐かしく思い出しながらこのたび綴らせていただきました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト

図書館で本を複数冊まとめ借りの並行読み、カーテン地に中綿キルトでレンタル品の丁寧な扱いを心がける本専用の四角バッグ【360】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

学生時代に何度も巡り歩きながら楽しんだ古本収集、その後300冊ほどの世界中の文学作品を本専用棚に長い間保管していました。

ライフスタイルの変化と共に、2018年のこと、本を保管しないというスタンスへ。。

そうして、新聞記事やYouTubeで紹介されていた本を図書館で借りるというスタイルに定着。

図書館内でも検索が可能、返却時に次の本をその場の思い付きで探すこともあります。

巷で高まる「所有しない」という文化は、人それぞれの価値観において、何を手元に置き何を手放すのかが判断されます。

私の考え方はこうです↓。

本のような皆に共通の量産品ともとれる物品はレンタルで、またとない1点物的な古着のお洋服などの物品は所有するのです。

ただ、そうは言ってもお洋服すらも最低限、「持ち過ぎない」ということを心掛けるようになった現在です。

このたびは、実体験からのバッグのモデルを考案、図書館に持ち運びする本専用の入れ物なるバッグを製作した記録です。

本専用のバッグは中綿キルト裏地と確実に持ち上げるベルト付きのデザインで。。ピンタック入りの四角フォルムの名前は「田楽」

使用生地:表地(金茶)-ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。裏地(暖色系小花柄)-コーティングプリント目止め加工、ナイロン/100%、日本製。
バイヤスキルトがけ:中綿とハード薄芯を敷き、5cm幅で少し面白くバイヤス向きで。

写真がストライプキルトのように映ってしまいましたが、実際は地の目に対して斜め向きで作図してキルトステッチをかけている場面です。

裏地パーツのバイヤスキルト完成:本専用ケースですのでポケットは付けません。
ベルトの取り付け:強度を高める横に走る底ベルトを縦並びに2本取り付け、真ん中をベルト通し用に空けます。
底ベルトの裏面:一度に見れる写真が無かったのですが、真ん中の様子は上段の「左側」の写真に映っています。
表地と裏地の合体:返し口を作らないやり方。外表の表地の中に中表の裏地を入れ込み口を縫います。
ベルト装着前:底にはベルト通しは設置済みです。
ベルト:やや肉厚ですが、表地の共布で作ったものです。
ベルトを通す場面:予め縫い付けておいたベルト通し2列共に通します。
ベルトの端の仮の始末:結び目で留めていますが、その後Dカンとナスカンコンビで落ち着きました。
「田楽」と言う名の本収納バッグ完成(金茶カーテン地):<サイズ>縦20cmx横28cmxマチ9cm。本6冊分。

留め具はゴールドカラーの金属パーツ(Dカンとナスカン)で、結ぶのみの不安定さから安定感を得ました。

本が溢れ出ないためには、結ぶのみより金属パーツの方が確実です。

あとがき

「専用バッグ」「専用ケース」というのは、製作+販売活動においては、見込み客なる方へ届きやすいという不思議さがあります。

万能な何でも入るという価値よりも、「これが入る」という狭い絞り込みの方が響くというのはマーケティングの不思議さです。

この理由は結構深いと思っています。

特に日本人は、「専用」という形態を好むと思うのです。

蚤の市などで、「これは何を入れるものですか」とよく問い合わせることがあり、予め決められたケースに順ずるような性格を持っているのが日本人。

一方で、自由に自分なりの使い方ができることが非常に嬉しく、たとえ「◯◯専用」と謳われたいたとしても自分なりの個性的な使い方をする人もいます(私がそうです)。

ただ、大きく見ると後者はレア、大半の人々が専用ケースに対して納得するものなのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

完売モデルの黒ナイロン撥水特化のビジネスバッグ「テリーヌ」、A4書類文化の消滅傾向と外回り仕事の消滅傾向を鑑みたラスト【359】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時は2022年、個人事業主にも大きな変革の波が訪れました。

かねてより進められていた「電子帳簿保存法」が正式にスタートしました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.01からおよそ5年後の2025.12.29にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

かつて経理部時代の2003年から2017年の数時間の外回りのお仕事、雨の中も必須の業務である環境から生み出した外回り用のA4横書類バッグを自作したことがありました。

2019年頃から製作をスタートした「テリーヌ」は、この自らの体験を活かしたビジネスバッグでした。

硬苦し過ぎず、真っ黒の撥水ナイロン生地の内部に花柄が美しく広がるコントラスト、お仕事の中に微笑みをもたらすようなそんな願いを込めました。

さすがに実体験を伴った作りは、よく理解されたと思います、製作品すべてが完売したモデルとなります。

そんなA4書類専用のモデルも、急速なデジタル化の急速流れと急速な働き方の変化が起こり、そもそも外へ書類ベースの業務で出向くことは消滅していくのを感じ取りました。

ハンドメイドバッグ発送時の納品書に関しても、2022年4月1日出荷分より納品書発行の廃止が販売サイトの「creema」様より通達。

よって、この投稿の完成品をもって「テリーヌ」を廃番に、このたびをもって製作自体を最終とさせていただきました。

外回り用の黒ナイロンビジネスバッグ、時代の流れと共に最後の製作とした一方別モデルで黒ナイロン撥水生地特化を継承する決意

ファスナーつまみタブ作り:観音開き折りで丁寧にステッチを入れていきます。
「わ」で設置するデザイン:長めに型紙を変更し、当初の一重から「わ」の二重へ。

この写真の中でもツンと玉止めが縁に見えてしまう課題については、2025年ではこう解決しています↓。

結んだ後短く切ってしまってはプッツン切りと変わらない。。長めにカットして内部に隠し込み縫い付けステッチの際に長い糸も縫い込める方向へ。。

ただ、こうも希望通りにいかない場合もあり、完全に隠し込める場合とそうではない場合が現状です。

今後もこの隠しきれない場合については、隠せるような研究を続けてまいりたいと思っております。

マチ布へのタブの縫い付け:返し縫いで二重ステッチで固定。「わ」はファスナー位置に近い向きで配置。
「テリーヌ」完成(黒ナイロンオックスxブルー系小花柄裏地):<サイズ>縦29cmx横36cmxマチ10cm。
やや斜めの角度から:クラシックなデザインはクセがなく、これまで親しまれ受け入れられたのだと思います。
入り口開閉:ファスナーは両開きがグッド。黒に特化しているので表地の材料のカラーに悩むことはありません。
内部のファスナーポケット:こちらは柄物なので、既製品ファスナーのカラーが限られます。
表地(黒):撥水加工ナイロンオックス、ナイロン/100%、日本製。裏地(ブルー):小花撥水、ポリエステル/100%、日本製。
お洋服とのコーデ例:黒の上下でカジュアル過ぎない外回りスタイルを考案してみました。

あとがき

この2021年初頭をもって、完全デジタル化の波を少しだけ早く感知しての廃止でした。

こうした製造においては、作る期間や材料集めを考えると早めに終わりを察知することが大切。

欲を出していつまでも作り続けると今度は材料も製品も両方共在庫となってしまうことに。。

こうした廃止については、前向きに捉えます。

このモデルは作らなくても、別のこの先の未来を見通せるモデルに黒のナイロンオックス撥水加工生地に特化した製作スタイルを落とし込むのです。

そうすれば、廃止しても別のものを引き継ぐことで消滅してしまうこととは全く違い、これまでやってきたことの路線上の事に過ぎないということ、歩んできた道の意味はちゃんとあったということです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

バッグ全面にフル配備の支柱ベルト付けのチャコ印、直接表面に記したドットを際で覆い隠す把握の仕方が作業のし易さ【356】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

外回り用の黒のナイロン撥水生地のビジネスバッグ製作中です。

完成は、後の【359】でご覧いただけます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.31からおよそ5年後の2025.12.26にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

YouTubeに関しては、当時のまま変更不可能ですので、その後見直し変わった点をこの記事のポイントとしてお伝えしたいと思います。

それは、長い支柱ベルトの縫い付け位置の把握の際の印付けの場所です。

2021年当時は、印がしっかり隠れることを気にするあまり支柱ベルトの真ん中にドット状の印を位置させるやりにくさがありました。

その後の見直しでは、支柱ベルトの外端に印を打つ方が、位置が正確に把握できちゃんと隠れてくれるという見方でこちらへ変更しています。

ビジネスバッグの大黒柱なる支柱ベルトを潔くまっすぐに取り付けたい、ドット状のチャコによる印に沿い縫うべき位置をクリアにした

支柱ベルト縫い付け完了の姿:先に出来上がった姿からご覧いただきます。まっすぐに取り付けました。
ドット状のチャコ印の隠し方:新しい方法でも印を覆う意識で内部に印が隠れてくれます。左端と右端です。
印が真ん中では✕な理由:過去の考え方では、長いベルトの途中では真ん中は現実的に把握しにくかったのです。
待ち針打ち:前のやり方は待ち針の打ち方も重要でしたが、新しいやり方は縫い始めのみで十分です。。

妙な苦労や手間がかからない外端への印付けのメソッドは、今後も類似の支柱ベルトバッグ製作に引用することになりました。

そして、作業は裏地のポケット付けにも進みます↓。

ファスナーポケット付け:たまたま既製品のファスナー(「YKK」様)にオレンジがありお花の色と合いました。

右上のように、ファスナーに2列のステッチが乗るということでファスナーがしっかり馴染みます。

ファスナーポケットが完成した状態にフラップを追加しても、更なるセキュリティー性が高まると思いますが、中身取り出しのスムーズさを考慮してファスナーのみです。

あとがき

ナイロンオックス撥水加工生地の材料で注意する点に、ニット芯を使用することが必須ということを1つ前の投稿の【355】でお伝えしました。

もう1つお伝えしたいのは、弾力性があるナイロン生地は、デニムにも似た緻密な織りの性質から、時に糸調子を狂わせることがあります。

過去にこの支柱ステッチの作業中に突然糸(下糸側)がループを作り始めたことがあり驚きました。

その時は、テトロン糸で起こったのですが、糸調子が悪ければ強めに調整されるとよいかと。

巷に溢れ返る黒のナイロン撥水生地のバッグ。。どのように個性を打ち出していくかに対して、覚悟して挑む必要があると思います。

製作品が埋もれたくないならば、この制限された「ナイロン黒無地」という条件でいかに新しいご提案ができるのかはある意味挑戦なのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

バッグの裁断はずっとこのやり方。。大まかに型紙周り2cm程度で粗裁ち後、同じく粗裁ちした接着芯を貼り最後に本裁断【355】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここからは「テリーヌ」と名付けたビジネスの外回り用ナイロンバッグの製作に入っていきます。

黒色のナイロンオックス撥水加工生地を共通に、裏地の花柄を色々変えて何とか1点物を貫いています。

表地が撥水生地なら裏地も撥水生地、求められる心の声を汲み取っています。

ただ、撥水加工生地の柄物がそれほど豊富ではなく、更に花柄に分野が絞られるとなおさら見つけにくいものです。

そんな中、生地屋様の「要藤商店」様にてお世話になった生地に、素敵な撥水加工生地の花柄が見つかりました。

このたびは、ビジネスバッグ製作のほんの入り口シーンですが、特に裁断における「粗裁ち」の風景をお伝えしたいと思います。

黒のナイロンオックス撥水生地とブルー系小花柄の撥水生地のコンビが素敵、接着芯貼りのポイントはニット芯の使用と粗裁ち

表地(黒):撥水加工ナイロンオックス、ナイロン/100%、日本製。裏地(ブルー):小花撥水、ポリエステル/100%、日本製。

一見黒無地が強すぎると感じるかもしれませんが、次のズームを見ると、小花柄が黒線で囲われているので相性はあります↓。

生地のズーム:ナイロンオックスは拡大するとブロック柄のような織り目、柄の方もオックスのように見えます。
接着芯貼りに利用しているクッキングシート:アイロン台がかぶるくらい大きくカットして利用しています。

接着芯の糊のべたつきは、こうした製作では拭いきれない悩みです。

はがす時にアイロン台のカバーに粘着して、せっかくのラインが崩されてしまうことが無いようにはがしやすいクッキングシートの上というのは非常に有効なのです。

ナイロン/100%に貼る接着芯の種類については、織芯は✕(不可)、ニット芯が◯(正解)です。

ナイロンは弾力性に富み、アイロン接着の熱の高まりと降下で伸び縮みにより気泡が出来てしまうのが織芯。

必ずニット芯をお使い下さいませ。

要するにニット芯さえ持っていれば、すべてをカバーできるということになります。

粗裁ちした各パーツ:生地のみで周囲2cm程の余裕で粗裁ち、接着芯もその生地に当てて裁断するので粗裁ち。

粗裁ちのまま接着芯を貼り、その後本裁断という流れです。

裁断後の表地と裏地:ここから次の「縫製」という段階へ進みます。
ソフト厚芯の使い方:支柱ベルトに内蔵していまして、両端は各5mm程ずつカットしておきます。

「ソフト厚芯」単独で観音開き折りにアイロンで折っておく点がポイント、生地の方も単独で観音開き折りにアイロンで折っておきます。

そうして、2点がぴたりと重なり、綺麗に出来上がるのです。

支柱ベルトの完成:「ソフト厚芯」が内蔵されたことで、ステッチ間がぷっくりと膨らみ持ち心地が良いのです。

このたびは、ここまでの進捗度でした。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.30からおよそ5年後の2025.12.25に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

その後このビジネスバッグは、外回り仕事の減少・ペーパーレス化・労働スタイルの変化を強く感じ取ったため廃番と致しました。

ただ、このシリーズのスタンス「黒無地の撥水加工生地を共通に裏地のみ撥水の柄物でバッグを作る」を別のデザインで今後も引き継いでいたいと思っている2025年現在です。

現在考えているのは、黒のナイロンリュックの2部屋構造の「鏡餅」と名付けたリュックです。

先に名前を付ける程の準備の理由は、定番モデルの「切餅」「餅巾着」が定着していて、もう1点揃うとトリオになってリズムが良いからです。

まさにその実現の目前にあるような気がしてワクワクしながら年末を迎えようとしている現在なのです。

このたびの裁断の完成品のビジネスバッグ「テリーヌ」は、後日の投稿の【359】でご覧いただけます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「おにぎり」という親しみある日本食に類似の台形型ミニボストンリュック、同じく愛嬌ある角度違いの「巻き寿司」とデザインを区別した【350】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2017年頃だったかと。。ユニークなバッグを作ってみたいとおにぎりの白生地と海苔の黒生地とで三角型のバッグを作ってみたことがありました。

細かい質感にも拘り、ごはんの白生地はお米みたいな粒々なジャガード生地を選択。

ただ、ここまで実物を模したものは、ファッション性は薄れるのは明らか、子供っぽくおもちゃみたいに映ってしまうものです。

形だけがおにぎりになっていた方がかえってファッション性があることを実感したのでした。。

このたびの紅色の台形型ミニボストンリュックの完成は「おにぎり」と名付けたバッグです。

緩やかカーブの台形型が「おにぎり」で四角型が「巻き寿司」という僅かな違いの2種、共に大きな括りのボストン型の一部という俯瞰

使用生地(全3種):表地(赤)-ドレープカーテン地(シェイプス)、ポリエステル/100%、日本製。裏地(赤系花柄)-キャンバスフラワー、ポリエステル/100%、日本製。別布(ベージュ)-ミラーレースカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
マチ布:ファスナーはボックスに当てはめる取り付け方。ファスナー横の赤レーンに馴染む赤糸ステッチ2列。
てっぺんと底:両開きファスナーが使い易いです。底の重なりはバランスが悪い重なりを両割で解消するべき。
「おにぎり」完成(赤ヘリンボン):<サイズ>縦22cmx横22/32cmxマチ10cm。
背面:取り外し式ショルダー付き。おにぎりフォルムが優し気です。カーブ周辺の皺はもっと見直す必要あり。
お洋服とのコーデ例:紅色のバッグにリンクした赤いビジュー装飾の黒のカットソーとデニム。
わずかな違いで随分違いを感じる2つのデザイン:パーツはほぼ共通です。大きな括りではボストンバッグ構造。

おそらく王道なのは右の「巻き寿司」の方だと思いますが、わずかな違いでここまで別物のように感じる不思議は非常に興味深いものがあります。

別のケースにも現れる現象かもしれません。

少しの違いをどちらかに決めデザインを絞り込むのか、それともあえて両方を活かすのかのご考案のヒントになるかもしれません。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.27からおよそ5年後の2025.12.20にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

実は、ボストン型の「外表」の作りで仕上げたバッグは、この「おにぎり」の誕生をもって廃番にしたのです。

「外表」で組み立てる作り方は生地の厚みの限界を感じやすいという弱点があり、生地に条件を付けるような狭い製作であることが廃番の一番の理由です。

とは言え、こうして「外表」で作ったからこそ多くの立体的なデザインに足を踏み入れることができたのも事実。

2025年であれば、こうしたボストンタイプもすべて「中表」ひっくり返しを最後まで貫く作り方で新しく挑戦しています。

2025年末に迫る今、次の2026年でやっていきたいことの1つに、「中表」で作ったボストンリュックを外ポケット付きで「鏡餅:かがみもち」という名前で作ることです。

デザインは廃番になっても引き継いだもの。。それは、「製作品に名前を付ける」というスタイルを伴った「向き合い」の部分です(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

台形型の角丸ミニボストンリュック製作の初期段階、取っ手を付けポケットを付けた完成を垣間見れる「中表」縫い合わせ前の姿【348】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ活動において、ボストンバッグを「外表」で作り上げることをしてきたこれまで。

底角の急カーブの作りにくさが完成の至らなさになっていることを解決するべく、角丸デザインをもっとたっぷりとした5cmの半径の円の一部を使った型紙へ改良。

2021年からは、作り易くもあり確実にカーブラインを出せる製作へとシフトしたのです。

このたびは、2種の少しのデザイン違いで、「巻き寿司」「おにぎり」の内の「おにぎり」の方を製作する初期段階の様子をお伝えします。

初期段階とはいえ、ポケットや取っ手も付くので、完成品のイメージが浮かび上がっている点が見どころです。

進捗度としては3分の1程度の前半、「中表」でひっくり返す片面の状態の表地・裏地それぞれの部品付けのような場面をお届けしたいと思います。

カーテン地に素敵なジャガードが見つかる、おにぎり型のミニボストンリュックの出来上がりを想像できる片面それぞれの部品付けの姿

使用生地(全3種):表地(赤)-ドレープカーテン地(シェイプス)、ポリエステル/100%、日本製。裏地(赤系花柄)-キャンバスフラワー、ポリエステル/100%、日本製。別布(ベージュ)-ミラーレースカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

ある程度同種の生地を固めて同じ場所に集結させている配し方にもご注目下さればと思います。

取っ手付け根カバータブ:このような呼び名を付けましたが、8角形の取っ手の根元をカバーするパーツ。

取っ手をそのまま縫い付けると、どう頑張っても綺麗に仕上がる限界があることを嘆き、その巻き返しとして生み出したパーツです。

取っ手付け根タブが表情を作る:取っ手の根元を隠す役割と共に、まるでお顔のような表情を生み出しました。

取っ手付きのバッグならば、どんなデザインにも引用できます。

取っ手付け根カバータブの縫い付けの裏面:「ハード厚芯」で当て芯をして強度を高めます。生地の傷み防止にも。
片玉縁風ポケット:内部には2種のポケット付き。片方はこのデザインで、裏面に袋が隠れます。
貼り付けフラップポケット:厚みがあったりほつれやすい生地では、切り込みが入らないこちらは向いています。

あとがき

このバッグの完成は、【350】の投稿でご覧いただけます。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.26からおよそ5年後の2025.12.18にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

せっかくの「おにぎり」という名前も付けたこのバッグですが、実はその後は廃番にしました。

理由は、「外表」構造は生地の厚みの限界がある点・裏地によっては隙間からのはみ出しが不統一でありやや邪道に感じる引っ掛かりが拭い切れなかったからでした。

2025年でもこうして過去の記録を残している理由は、この「外表」構造があってこそ、このようなバッグにもトライできたことの大切な意味を残しておきたいからです。

ただ、廃番であっても部分的な8角形の取っ手付け根カバータブは2025年でも「研究製作」にてそのまま引用しているスタイルなのですパーツ。

通ってきた道にはその後の成果の種が蒔かれていた。。そんな風にどんどん感じている2025年現在です。

1つのハンドメイドバッグ道を歩むにも何年もかかっての途中で、変化や考え直しなどの急な舵切りも伴うものだとこうしてようやく長年やってきて感じているところです。

もし、同じようにバッグを作る活動をされている方、このような気持ちや変遷を是非分かち合いたいと思います。

当製作活動のノウハウすべては、「著作権フリー」、ぱっと見の真似もまるごと真似て製作の商業利用販売も許可無しでOKというあまり巷ではされないスタイルです。

目指すところは、「売れっ子ハンドメイド作家」の地位や名誉ではなく、こうしたハンドメイド文化を広め、世界に誇れる日本人らしさ。。この1点だけなのです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

数ある黒ナイロンバッグの中では特に内側を重視したもの。。商業活動を大いに盛り上げ発展を願うロックテイストの赤タータン【347】

アイキャッチ画像347

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでのハンドメイドバッグ販売の中で、確かな手応えがあった製作分すべて完売のモデルが1点ございます。

それは、ナイロンオックスはっ水加工生地に特化したビジネスバッグの「テリーヌ」という名前のバッグです。

まだ、A4書類文化真っ盛りの時代に、経理部の外回りのお仕事から見出したモデル。

実際に自作しながらお店では決して見つけられなかったクラシックなブリーフケースをナイロン生地に落とし込んだものでした。

そこから年月は経過し、会社員生活を終え個人事業主としてハンドメイドバッグ活動を改めて継続したのが2018年。

そして、かつての外回りの製作品を再現し、改良しながら商業活動として製作+販売をしたという歴史があるのです。

その後、デジタル化が一層進む2020年代、紙ベースがあっという間に削減し、ブリーフケースの存在感が無くなっていったのは2022年に大きく感じました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.25からおよそ5年後の2025.12.17にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

この後口の【359】の製作をもって、このモデルは廃番。

時代の流れを読み、売れ行きの良かったこのモデルの活動を誇りに思いながらの廃止です。

こうした時代の流れに沿った廃番モデルも、「かつての書類入れの機能を持ったバッグ」としては懐かしく思う時が来ると思います。

ビジネスシーンにおけるA4書類文化がこの先消滅したとしても、かつて専用の入れ物として機能するバッグがあったという歴史を刻む

使用生地:表地(黒)-ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。裏地(赤タータンチェック)-ナイロンタフタはっ水加工アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。
作り方:予め「中表」で表地と裏地を縫い合わせ、写真右下の15cm程度のサイドの返し口で「外表」へ。
「外表」パーツの完成:この後は、「外表」のまま組み立てるように縫い合わせ手仕上げます。
本体とマチ布の縫い合わせ:右下は片方の面が取り付けられた状態。

「外表」の良さは複雑さを感じない点、デメリットは角の重なりの難しさです。

リムーバブル底板の設置:ボストン型の構造では底に内蔵できない底板は、共布で覆い最後に設置します。
様々なモデルで引用可能な構造:上は4本ステッチ。強度があり美しいです。下はいずれもシーム型ポケット。

写真の型玉縁風ポケット(左側の黒無地の方)は、お仕事で使いやすいスマホサイズに対応の縦長。

大切な物を奥深く確実にしまい込むファスナーポケット(赤タータンの方)に対して、取り出しやすさのバランスも見込んだ構造というポケット同士の違いがあります。

「テリーヌ」完成(裏地は赤タータン):<サイズ>縦29cmx横36cmxマチ10cm。
2way可能:クラシックなデザインながらも、リュック仕様にできる可能性を付けたDカンは時代が進んでいます。
その他の場所:上から時計回りに底面→正面→てっぺん。
お洋服とのコーデ例:比較的自由なお仕事スタイルの服装に合わせてみました。

あとがき

2020年の「コロナ禍」が、様々な分野で大きな変化をもたらしたことは周知のこと。

このきっかけで、ショルダーバッグも大半がリュック型になった街の風景を感じたものでした。

あまりコンビにはされないブリーフケース型のリュック機能。

新しい時代と伝統的なモデルの狭間の姿が両方ある点も意味深なバッグなのだと思っていただければと思います。

様々なデザインを廃番にしてその後別の方向性を見出すモデルチェンジがありますが、活動の歴史としては残していまして、この「テリーヌ」も世に出した意味はあったと思います。

ここまでデジタルになっていても、相変わらず荷物の多い人も結構多いもの。

その現実的な側面は、むしろバッグの存在意義であり、不思議な点でもあります。

書類が必要無くなっても、別に入れる物が増えたという点は、「日傘」や「マスク」などがその例です。

今後も、この一端の分野である布製のバッグを作る活動を変化しながらアンテナを張り続けてまいりたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク