1つ持つとしたら。。ジュエリーアイテムの抽象的なモチーフは「万能」であり人気が高く好まれる傾向【389】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お洋服の「着回し」があるようにジュエリーも「付け回し」があります。

この言い方がなんとなくジュエリーに対しては抵抗がありますが、要するに「万能である」ということです。

そのジュエリー1点だけを見るのではなくて、他のジュエリーと組み合わせ易かったり、お洋服に合いやすかったりすることが「万能である」と考えて良いかと。

そうすると、決して「ハート」や「星」などのそれ1点が「象徴的で際立つ」モチーフよりもぼんやりとした造形の「抽象的」なモチーフが活躍します。

このたびは、シャープ感ある「抽象的」なモチーフの18金ジュエリーを組み合わせてまいります。

登場するペンダントは注目度の高いモチーフであると「本物志向のレンタルジュエリー」の過去のフィードバックから判断しています。

人気が高かった「抽象」モチーフの効果的な活かし方

〇ペンダント: 長さ5cmの抽象モチーフのK18YG製のトップ。チェーンはK18YG製ベネチアン60cm。
〇ブレスレット:「ルイ・ヴィトン」プラスチックバングル。茶にゴールドのシグナチャー柄。内周20cm。
〇リング:K18YG製のねじりモチーフリングx2個。共に12.5号。同じもの2個重ね付けでボリュームアップ。
セット:どのアイテムもペンダントのモチーフの柄を彷彿とさせる鋭利なもの。

「本物志向のレンタルジュエリー」開始当初は、こうして、ハイブランド様のコスチュームジュエリーと18金やプラチナの地金をミックスして同じレベルで考えた組み合わせをしていました。

一緒に付けるということこそが同じレベルで考えているということになります。

その後の徹底改良の末、本当の心の内を探り出し、「ジュエリー」たるもの、ブランドの入り込む余地無しに天然自然の地金にうっとりするような透明感ある宝石が組み合わされたものであるという考え方に行き着きました。

そして、その後、ハイブランド様のコスチュームジュエリーは完全廃止。

ただ、事業としては廃止ですが、個人的にはハイブランド様のコスチュームジュエリーは作りが良くて楽しくてしょうがないとても好きなジュエリーであるのも事実。

事業のレンタルでは、個人で見つけることができるような量産のコスチュームジュエリーは価値がないと感じたのも事実なのです。

非常に厳しい見方をしたわけですが、「本物志向のレンタルジュエリー」の名にふさわしいジュエリーはどんなものなのかに真剣に向かっていった結果です。

あとがき

ジュエリーは、シーンに応じて使い分けると、廃止したようなコスチュームジュエリーの活躍の場面も出てきます。

例えば、アクティブなシーン、お水で濡れてしまう可能性もあるようなときには、プラスチック製や比較的入手しやすい量産品の出番なのです。

18金やプラチナはお水にも強いのだということもあるのですが、「心持ち」の面を非常に大切にしております。

その気持ちを考えると、お水にさえ濡らしたくない「神聖なるもの」として扱うような高級さがあるジュエリーはしっとりとした場面だけに利用し大切に扱いながら、時々美しさを眺める楽しみも価値に入るのです。

一方、アクティブなシーンにも躊躇なく気軽に付けられる「心持ち」であるシルバー925ジュエリーやコスチュームジュエリー、メッキジュエリーはアクティブな本来の目的に集中できる ことになります。

そうしてある程度ランク付けをしてシーン別に使い分けることが、それぞれのシーンを楽しめるのではないかと思っております。

一番大切にしていますのは、実は「人の心の中」なのでした(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

ネックレス・ブレス・リングが溶け合うような組み合わせ方法の1つ、「ゴールドとイエロー系」のミックスで集める【386】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリー同士の組み合わせを得意とし、「本物志向のレンタルジュエリー」という事業であらかじめセットになった高級ジュエリーをレンタルでご提供しています。

その際に、単品ではなかなか組み合わせに時間がかかってしまうところを、すでに組み合わせてご用意、後はお洋服に合わせるだけの準備完了の状態でセットごとご提供するところが特徴です。

このたび、地金の中では華やかな18金イエローゴールドをベースとしました組み合わせをご紹介します。

時にブランドジュエリーを取り入れ、天然石の美しさも取り入れながら組み合わせました。

18金イエローゴールドとの相性が良い「イエロー・グリーン系」を意識した混ざり合うようなカラーにまとまる組み合わせ

先に組み合わせをご覧いただきましょう↓。

セット:全部で5点。重ね付けも取り入れ立体感を演出。
K18YG製ミックストルマリンのペンダント。44cmとボールチェーン4重ツイストネックレスK18YG製、43cm。
〇ブレスレット:「エルメス」製エマイユ。ベースがゴールドの若草色にチェーン柄のバングル。内周21.5cm。 
〇リング:イエロー瑪瑙(メノウ)/アゲートの2連で濃淡カラー。サイズは、共に14号程度。 

すべてのアイテムに「黄色やゴールド」が必ず入ります。

そして、時々入るグリーンの存在も貴重です。

こうして、余計な色は登場せずイエロー系の方向でまとまったカラーは、すっきりと感じます。

あとがき

ところで、この度の組み合わせは、K18YGの高級地金も入り、七宝焼きのエナメルという比較的工業素材寄りのブランドジュエリーを入れ、パワーストーンと呼ばれるような天然石のリングも入りました。

全体のレベルのアンバランスをその後の見直しで徹底し、その後はK18YG・K18WG・PT850・PT900などの高級地金とハイレベルな「宝石」でできたジュエリーのみにラインナップをそろえ直しましたので、今回ご紹介の組み合わせは過去の記録となります。

とはいえ、ハイブランド様の価値に驚かされ、気が付けば高級地金に並ぶものだととらえていたことがあったのです。

現在では、ブランド関係なく、高級地金と宝石の組み合わせこそが一番という独自の考え方に至っております。

事業としては、「お手伝い」であり「フォロー」であるため、自分で集めやすいアイテムは「レンタル」としての価値が無かったからです。

非常に厳しいこのような結論は現在もゆらいでおりません。

その代わり、ただ手に取って眺めるだけでも価値があるのが高級地金と宝石の「本物ジュエリー」なのです。

付けていない時間帯でも見たり触れたりすることの価値があります(^-^)。

鼈甲でチェーンが作られた技術色の色濃いネックレスをかっこよくコスチュームジュエリーに取り入れる引用方法【379】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昔ながらの味わい深い「鼈甲:べっこう」ジュエリー。

今や「鼈甲」自体が希少です。

その質感が人間の「爪」にそっくりだと思ったことがありましたが、実は「亀の甲羅」だったことにとても驚いたものです。

「鼈甲」が生き生きしている素材感であることの理由が分かってきます。

このたびは、もう今後はあまり豊富には見られないであろう「鼈甲」ジュエリーの1つ、こげ茶色のチェーンネックレスを活かしたジュエリーの組み合わせを考えてまいります。

もともと、留め具がメッキでしたが、非常に高い価値を感じ、18金イエローゴールドに付け直したアレンジもしてあります。

彫りながら輪をつなげるデザインとして形作っていく技術の高さは貴重、スタイリッシュな細口を選択し、古い物の姿を新しく変える

〇ネックレス:鼈甲のダークブラウンカラーのチェーンネックレス。長さは、K18YG製の留め具含む62cm。 

この製作は非常に手間がかかるものであるとのことで、先に繋がった状態から削っていくとか。

ごつめの大ぶりタイプだと着物時代の古い時代のイメージそのままです。

このデザインを選んだことがまず1つのポイントになります。

3点セット:ネックレスはチェーンとして使い、トップを付けてアレンジもできます。
〇ブレスレット:「シャネル」ブランドの本革編み込み金メッキバングル。コインチャーム付き。内周22cm。

ゆったりとしたユニセックスなサイズです。

〇リング:「シャネル」ブランドの、鼈甲風カラーに黒の格子状のペイントのプラスチックリング。13号程度。

鼈甲ネックレスは非常に軽いです。

金属ジュエリーにはないふんわりとした装いの「付け心地」に特徴があります。

類似の和風なジュエリーの「琥珀:こはく」も同じようにとても軽いのが特徴です。

あとがき

3点の組み合わせをこれまでひたすら考えてまいりました。

その3点にはバランスがあり、①メッキやプラスチック素材のような工業的な素材の「コスチュームジュエリー」の3点、②シルバー925やパワーストーンと呼ばれる比較的「量産的な天然素材のジュエリー」、③18金やプラチナの地金に研磨された美しいダイヤモンドなどの宝石が組み合わされた「希少価値の高いジュエリー」とレベルが様々です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、当初レベルが3点の中でミックスされて中和されていたところからスタートしました。

その後の見直しで、レベルを同じにした3点でまとめるということへ変わり、その後更なる見直しで上述の③の高級ラインのみにし、その他の①②のレベルをすべて廃止しました。

事業の中でも変遷があったわけですが、ミックスして付ける時の「気持ち」を重視し、それぞれのレベルがはっきりと決まっていた方が良いという結論に至ったのでした。

このたびの3点セットも一応ミックスであり、コスチュームジュエリーと2番目の中間的な天然素材がミックスしていますが、おおわく平均的なレベルになっています。

たくさんジュエリーを見て、たくさん組み合わせをしてきました中で、18金やプラチナの地金と宝石でできた高級ジュエリーに他のコスチュームジュエリーや中間的な銀とかパワーストーン的天然石をミックスすることの「気持ち」は落ち着かないものだったことが事実。

シーンに応じてそれぞれを使い分けることで「気持ちが安定」します。

一見見かけの素敵さだけを重視されがちですが、実は、「付けた時の心の中」というものを重視しました。

遠出の旅行に高額なダイヤモンドジュエリーを身に付けて本当にその旅が安心して楽しいものになるのか、紛失しはしないかと不安が常に付きまとうジュエリーに時々目を追いやるような心配が尽きない旅になりはしないかと。。

おのずと、遠出や旅のジュエリーがコスチュームジュエリーや中間的レベルのようなジュエリーが相応しいと導けます。

よって、シーン別ではどのレベルも必要なのです。

お力になりたい分野は、しっとりとしたフォーマルや華やかなシーンのジュエリーだと決め、当初から大きく改良してレベルを上げてまいりました。

どうぞ、「本物志向のレンタルジュエリー」よろしくお願いします(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ヘマタイトの本当の価値はこれじゃないのか、プラチナやホワイトゴールドのレベルに並ぶクールな仕立ての結果たどり着いたゴール【374】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ヘマタイト」という天然石をご覧になったことがありますか。

シルバーカラーの天然石で地金にとても馴染みます。

一番最初のヘマタイトとの出会いは贈答品のネックレス。

丸いカットが一部に使われていたのでした。

その時は、贈答品になるほどなのだから「コスチュームジュエリー」のレベルだととらえていたのでした。

その後時はパワーストーンブームへ。。

2010年代の前半にいろんな天然石を知り、その中でヘマタイトも見ることになりました。

その時に、驚いたのです。

美しいカットのヘマタイトに出会ったことで、カットの仕方で随分印象が変わるものだと思ったことです。

よくあるラウンドカットにはなかった魅力が、四角いカットに見ることができたのです。

そうして、一気にヘマタイトやパイライトの「鉄」のようなイメージの天然石に目を向けるように。。

そして、ヘマタイトもパイライトも自作でネックレスを作るに至りました。

このたびは、ヘマタイトで作ったショートネックレスの魅力をお伝えできればと、キューブ型カットが非常に美しい連で自作したネックレスとブランドジュエリーとを組み合わせたセットをご紹介したいと思います。

ヘマタイトの魅力を最大限に、四角フォルムでそろえたクールなセット

〇ネックレス:5mm四方のキューブカットの「ヘマタイト」のショートネックレス。留め具はK18WG。36cm。

「チョーカー」と呼ばれるショート丈が首に沿ってクール。

このキューブ型のきらめきが魅力です。

余計な色を入れないからこそカッコイイのです。

留め具を18金で設置という点に、ヘマタイトへの価値の置き方を見てもらえると思います。

〇ブレスレット:文字盤ががスクエアな形の「グッチ」ブランドの時計。1990年代後半リリースのもの。
〇リング: シグナチャー彫り、2本線はK18WG、黒部分はセラミック製の「グッチ」ブランド。10mm巾。18号。 

セラミックの流行の2010年代の品物です。

時計の黒の文字盤にリンクしたセラミックの黒カラー。

細かい地金部分にK18WGを使われたところに、「グッチ」様の地金への真摯な向き合い方を感じます。

そして、すべてを同時付けすると、このように↓。。

3点セット:「スクエア」が整然と目に飛び込みます。「粋:いき」ということの表現の1つです。

あとがき

10万以内の定価でも十分に魅力的で価値が感じられるハイブランドの時計。

時計のお値段はどこまでも無限で、お屋敷1つ分までにも及ぶ範囲があります。

素敵な価値ある範囲内のこのレベルで十分高級だと思います。

もっと重要なことは、時計を含むその他のジュエリーとの組み合わせで、お洋服とのコラボだと思っております。

それ1点だけの価値は、もうすでに製造者であるハイブランド様が追求済みです。

有難く取り入れさせていただいた組み合わせの工夫は装う者に委ねられます。

元ある品物の価値が活きるのもその後の組み合わせと装い次第なのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

1本では平凡なスネークネックレスを段差の2連でボリューム感を出した、様々なネックレスの重ね付けに引用できる同じチェーンの段差【372】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これは1つの考え方として受け止めていただきたいのですが、ジュエリーはブランディングが入りこむ余地が無いほどの価値があると思っております。

その価値自体がジュエリーとしての価値ということなのかもしれません。

ブランディングがもはや関係のないほどの美しさながあるからです。

このたびは、特に高価でもないステンレス製のネックレスのアレンジ方法として、「段差重ね付け」というご紹介を致します。

エキゾチックな雰囲気が出来上がるのはすべて天然素材のおかげです。

高価過ぎないところが遠方へのお出かけなどに装うには是非お勧めしたいレベルとなります。

スネークチェーンの全く同じものを留め具の一部を省略したアレンジで段差を付けた

〇ネックレス:段差違いの2点。共にステンレス製(無刻印)。長い方は44cm、短い方は43cmとわずかな段差。

この差を作ったのは実は私です。

写真には写っていませんが、もともと調整の為なのか余分なリングが留め具の横に左右1つずつついていまして、それを両方外したのが短い方です。

〇ブレスレット:「梅花玉」という名前の天然石くり抜きバングル。火山岩のオブシディアンや黒曜石の仲間。

グリーンと紅色のコントラストが非常に美しいです。

自然の風景がそのままバングルに溶け込んでいるかのような作り。

実際は大きな鉱物をくり抜いてこれが出来上がったということになります。

こうした様々なくり抜きバングルを集めたのが2010年代のこと。

特にその中でもこちらは個性的でした。

翡翠の仲間みたいに見えますが、柄が入ることがいかにも自然で、意図的に描いたものではない不統一さと複雑さがかえって「天然の証」のようなものになっているのです。

〇リング:シルバー925製のマーカサイトリング。柄はスネーク風な抽象柄。サイズは13号程度。

マーカサイトは925との相性がとても良いです。

ネックレスのスネークを意識した編み込み柄が相性を感じ選択。

4点セット:エキゾチックな雰囲気でまとまりました。わずかな段差の2連の隙間が美しいです。

あとがき

このたびの、「段差」表現は、長さを替えていろいろ展開が見込めます。

とにかく立体感が演出できるのでより「おしゃれ」に映ります。

そして、さらにもう1本追加の3連も大変美しく、バランスを正面全体にとったロングチェーン。

間が5cm(チェーンとしては10cmの差)の3連などが特に立体感が増します。

こうして、ただ1つのアイテムだけで考えるのではなく、複数の組み合わせや、その「空間」が形作る隙間の美しさも工夫の1つになるのです。

ある一定のレベルがあれば、特に効果ではなくても十分におしゃれにジュエリーが付けられることの例として日常使いに是非この段差の考え方を取り入れてみて下さいませ(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

ここまでやることが「とことんこだわる」ということである、「四角で透かし」を全く同じブランドだけで組み合わせたシルバージュエリー【371】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハイブランドジュエリーの中では、地金を本物でこだわっているようにお見受けします「グッチ」様のジュエリーが素敵だなと思っています。

このたびは、この「グッチ」ブランドのアイテムだけを集めた組み合わせで作っていく、装いのこだわり方の一例をご紹介したいと思います。

「四角」と「透かし」の2つがキーワード、良い意味で縛られた中で集めていったハイブランド1社のみで作るジュエリーコーデのその先

〇ペンダント:角々しいステンレス製のボックスチェーン70cm。トップは、23mmのシルバー925製。

1990年代後半のトップだけの商品でした。

当時多く見られた類似品の中ではこれがダントツにおしゃれだと太鼓判(勝手に)のモデルです。

〇ブレスレット:スクエアの透かしブレス、925製。長さは、留め具含む20cm。1マスが縦18mm程度。

1パーツが存在感あるサイズとなります。

おおよそ1.5cm以上は大ぶりの領域と言えるのではないでしょうか。

もう今はなかなか見つけられないレアアイテム。

もともと数が少ないのだと思います。

〇リング:窓のようなイメージのグッチのスクエア透かしリング、シルバー925製。サイズは14号程度。

同時期に類似品(模倣品)を格安でネットで見つけたことがありましたが、実はそちらが先に購入で、本家を後から知ったのでした(^_^;)。

比べ物にならない作りです。

窓のくり抜きの真っすぐさは、本家に及ぶものがありません。

3点セット:すべて「グッチ」ブランド。ペンダントチェーンのステンレス以外はすべて925製。

遠目で見た時の圧倒的なすっきり感、同じ四角の透かしがすべての違うアイテムに引用された組み合わせ。

この整然とした感じを「垢が抜けてすっきりしたさま」いわゆる「粋:いき」を作ります。

あとは、「観念」というものがありますが、1つに「固定観念」があります。

「グッチ」ブランドのロゴのイメージはどちらかというと四角い形です。

この四角の勢ぞろいを見て、精通した方は、「グッチかな」と思ってくれます。

その予想を裏切らない、その通り「グッチ」ロゴが刻印に実際にあるということがそのシーンを盛り上げます。

決して一人で楽しむ範囲にとどまらず、外に身に付けていけば誰かと「共有」することになるのです。

この素晴らしさはまだまだなかなか語られないことではありますが、1つの「コミュニケーション」と言えはしないでしょうか。

おしゃれは人間関係におけるコミュニケーションを作るほどの重要な「観念」なのだとお伝えしたいと思います。

あとがき

ハイブランド様のジュエリーは数が豊富であるということは決してないと思います。

量産品のようで量産品とまではいかない生産数といいますか。。

素敵なアイテムを見つけた時には、それ1点だけではなくて、全体のお洋服も含めたコーデのイメージで選んだり判断したりしてみてくださいませ。

たとえ同じものを誰かが持っていたとしても、組み合わせまでが全く同じという確率はほぼゼロでしょう。

またとない1アイテムの活かし方は工夫とセンスにあるのです。

センスと言っても決して難しいものではなく、どうしてそれらを組み合わせる決断をしたのかの理由が明確であればベースの部分はすでに出来ています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

まるで大地のように包み込むような優しさのブラウンカラー、「サンストーン」を取り入れたマルチストーンジュエリーの装い方【370】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代に「パワーストーンブーム」なるものが到来。

もとは石ころだったかのような扱いの鉱物に付加価値を付け、ジュエリーとして装う文化が生まれました。

この波にはぷかぷかと浮くほどの乗りようでして、随分天然石にはまりました。

この世で5,000以上もの種類の鉱物があるという書誌からの情報があります。

そうしますと、よく宝石に登場する有名な誰もが知るストーンは超有名どころであり、まだまだ隠れたニッチな存在の素敵な天然石があるということになります。

ここ近年は比較的知られてきたストーンだと思うのが、「サンストーン」。

「サンストーン」との初めての出会いは、茶色の天然石を探していたところからの発見でした。

このたびは、優しい大地のようなカラーのサンストーンを中心にして、シルバー925やステンレスと共にエキゾチックな世界観あふれるジュエリーの組み合わせを作っていきました。

サンストーンのペンダントトップとその他の茶系マルチカラーの配置で作った丸みのある組み合わせの完成

5点セット:ペンダントは楕円の重ね付け、ところどころに茶色が登場しています。
〇ペンダント:長い方はトップがマーカサイトの幾何柄の楕円の925製。90cm。短い方はトップがシルバー925台の楕円形のサンストーン68cm。いずれもチェーンはステンレスのフィガロ。
〇ブレスレット:サファイア中心のALL天然石マルチカラーブレス。タンブルカットと呼ばれる俵形のサファイアのマルチカラーの間にステーション的にサンストーンの真ん丸が入る配置。シルバー925の留め具含む20cm。 
〇リング:2点。共に茶色瑪瑙(メノウ)で、サイズは共に15号程度。

ブレスレットの中にもサンストーンが入り込んでいます。

サンストーンは横に細かい線が時々入りますので、類似のカラーからの見分けはこの細かい横線が目印です。

茶色中心のカラーは、お洋服でもそうなのですが田舎っぽくなりがちです。

これをいかにお出かけ用に装えるかはお任せくださればと思います。

お洋服では茶系は柔らかくなり過ぎるのですが、色をしぼり、このたびの茶系マルチカラーのジュエリーの配置で「クール」に寄せる工夫をします。

あとがき

このたびのセットの中でブレスレットが自作品です。

石屋様で多くの連の中から探し出し、つなげて作り上げるのですが、選ぶ時がやはり大きな1つのポイントです。

例えば、冒頭で綴らせていただきましたように茶色のストーンを探すということであれば、カラーを主体にして茶色のストーンが集まった中から選ぶと比較的見つかりやすいです。

その他、丸だけでなく、キューブ型やタンブルカット(楕円みたいな形)やタンブルカットの多面カットなどの発展バージョンの美しいカットもあります。

そういった検索が可能な「ケンケンジェムズ」様はご紹介するに相応しいネットの石屋様です。

留め具をつなげることさえ習得すれば(友人からの教授とYouTubeからの教授)、思うようなストーンをアレンジすることができます。

組み合わせは無限だと思います。

同じストーンでもそれぞれ人間一人一人の解釈の仕方も違うので、その点が面白い所だと思うのです(^-^)。

ブランドロゴのジュエリー同士の複数の組み合わせにおいては、1ブランドに絞るのがかっこいいことの証明【369】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「メンズライク」という言葉が好きです。

あえて、スラックスに目を向けたり、20代の頃デニムが流行した時代には、メンズのネクタイ(ピンクの水玉柄)も購入してみたりしたことがあります。

このたびは、「牙型」といういかにもカッコイイデザインのツインのペンダントを「エンポリオアルマーニ」製でご紹介し、3点セットに組み合わせた装いをご提案したいと思います。

作りの良いコスチュームジュエリーの域を超えたクールなデザインは「エンポリオアルマーニ」ならでは

古着ライフの中で、お洋服のほとんどが「アルマーニ」でワードローブをまとめています。

すべて古着なのですが、「ジョルジオアルマーニ」「エンポリオアルマーニ」「アルマーニコレツィオーニ」のいずれかを選んで上下を組み合わせ。

これは私の感想ですが、古着の中でもバッグやベルトやジュエリーの小物類も大変充実していまして作りが良いと思います。

〇ペンダント:「エンポリオアルマーニ」のロゴ入り牙型ペンダント。4cm程2つ共ステンレス製。80cm。

躍動感を十分に出すために元は、60cmくらいのチェーンを80cmの別物に替えました<m(__)m>。

丸紐部分も本革レザーという作りの良さ。

2種のツイン型というのが他にはなかなか無い素敵なデザインで、このモデルを選ぶ理由でした。

〇ブレスレット: ステンレス製の喜平デザインのチェーン。長さは留め具含む20cm。

まずは、ペンダントチェーンと同じ喜平デザインのブレスレットを選択。

〇リング: シルバー925製の巾1cm程の平打ちリング。ロゴマークが点在。サイズは15号程度。

いろいろなロゴの配置の仕方があるこの手のタイプの中ではダントツに素敵だと判断したリングです。

3点セット:そのまま「アルマーニ」様のお洋服にはめ込むように付けるだけです。

あらゆるアイテムに合ってくるジュエリーだと思います。

夢が広がりますね。

あとがき

牙のモチーフ1つにしてもとても上品です。

それほど数が多いわけではない「アルマーニ」ジュエリー。

それでもお洋服中心のブランドとは信じられないくらいの作りの良さとセンスです。

バッグも現在3点ほど使わせていただいておりまして、「流行」というものを感じさせない永久的な使い勝手の良さがあります。

流行が気になってしまうと、限られた年数しか持てなくなるものでありますが、そんなことすら考えなくても良いところが「アルマーニ」様の小物の優れたところかと。

このたびのまとめとしましては、同じブランドだけでジュエリーの組み合わせをまとめることの素敵さです。

別のハイブランド様でも同じことが言えると思いますので、よろしければこの考え方を引用してみて下さいませ(^-^)。

「テレビショッピング」のペンダントトップがかなりハイレベルだと感動、有難く拝受し、その後の続きを担当させていただきました【364】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

開始当初の2020年からは何度も改良を重ね、現在は、18金やプラチナの高級地金と質の高い宝石のコンビの本格派ジュエリーのみが勢揃いのラインナップに変わりました。

ただ、開始当初に並べていましたシルバー925のジュエリーもとても素敵で、こうして記録には残してありました。

今後はラインナップには並びませんが、日常の装いをいかに素敵にしていくかのヒントになればとお伝えしたい気持ちがどうしても止みませんでした。

この度は、かつて大盛況の「テレビショッピング」の「ジュエリー」の分野にあった素敵なペンダントトップから始まり、3点セットを組み合わせた様子をお届け。

実際にテレビを見てではないのですが、ネット通販で見つけたものです。

「ショップチャンネル」様でした。

その洗練されたエレガントさは大きくうなづけるものであり、長年の人気の底力のようなものを感じました。

七宝繋ぎの透かし柄を引用のオリエンタルな雰囲気のペンダントトップは、まるで物語を織りなす「導入と締めくくり」のようなもの

〇ペンダント:スクエアがバイヤス向きの透かしの幾何柄デザイン、925製。サイズは20mm四方。80cm。 

裏面は空洞。

特にビッグなわけではないですが、程好い存在感で、非常に美しいです。

「ショップチャンネル」様のセンスの良さを感じます。

先にも後にもここまでのお品物に出会っていません。

〇ブレスレット:ベリー色は天然石「モスコバイト」の7mm四方のキューブ型。925製の留め具。18cm。
〇リング:925台のマーカサイトリング。リボンは1cm四方程度。
3点セット:この時にリボンがスクエアと相性が良いようだと気づいたきっかけがありました。

よく、記事にも書いていますが、これぐらいのレベルだと地金が金の60分の1程度の銀であっても高級感あるジュエリーに見せてくれます。

旅行とか遠出の際には、高級過ぎると不安が伴い存分にその瞬間を楽しめなくなってしまうかもしれません。

安心なレベルのこうしたジュエリーの出番は、意識がジュエリーだけには向けられないようなアクティブな場面にはもってこい。

高級地金のものは宝石と組み合わせてうんと高級ラインに、シルバー925のような親しみやすい地金は組み合わせも同じレベルで均一にした方が気持ちよく身に付けられると思います。

「抜け感」コーデにもこのラインが一番合わせやすいと思います。

あとがき

このたびブレスレットに登場の「モスコバイト」という天然石はまだあまり知られていないニッチなストーンだと思います。

このように、有名なストーンではない中間色の素敵なストーンが存在しているのに知られていないことが多いのです。

究極、合わせたいお洋服に相応しいストーンを探すことも可能な程の多種ぶりなのです。

お世話になった石屋様は、ネット通販の「ケンケンジェムズ」様です。

ありがとうございます。

2010年代前半に数々の天然石でネックレスやブレスを製作する中でよくお世話になった石屋様です。

今後も素敵なストーンをご提案下さいますよう。

この記事をご覧の方で自作をしたいということであれば、特に種類が豊富なのがご紹介の「ケンケンジェムズ」様です。

店舗では「genuine」様が質が良いです。

整ったビワ真珠(スクエアのぺたんこフォルム)やシルバークラスプ(フラワーの透かし)では「genuine」様に随分お世話になりました。

連物のネックレスやブレスは、YouTubeで作り方を丁寧に解説してくださっているアップ主様がいらっしゃいます。

何も技術がない状態から、友人から始まってYouTubeで随分学ばせてもらいました。

出来上がり品は希望と必ずしもマッチするものではないかもしれません。

納得いくものが見つからなければ、「自作」はその可能性が大きく広がりますので、是非(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

似て非なる2個の美しいオニキスペンダントの透かしコーデに登場するフィガロチェーンの役割【351】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

シルバージュエリーのお値段は、地金の18金やプラチナの60分の1ほどであると、ある時期の同時買取で分かったことがありました。

同じ装いのジュエリーなのに地金の価値がこうも違うのです。

とはいえ、シルバー925である「銀」が質が悪いのかというと大変美しい天然素材であることは間違いなく、オニキスとの相性も抜群。

むしろオニキスなら、18金やプラチナよりもシルバー925の方がバランスが良いですし、「ふさわしい」といった表現が良いでしょう。

このたびは、2点の類似のオニキスペンダントを重ね付けしながら他のジュエリーも寄せ集めてジュエリーだけの組み合わせを考えました。

特徴とするポイントは「透かし」です。

透かしの素敵さでもって、オニキスジュエリーの美しさがより高まるゴールを目指し懸命に考えました組み合わせを、是非ご覧くださいませ。

フィガロチェーンは透かしと相性が良い、重くなりがちなシルバージュエリーを軽やかに装う工夫

早速ですが、6点セットです↓。

6点セット:オニキスの黒と925とステンレスの銀色以外の登場がないシンプルさ。「透かし」が際立ちます。
〇ネックレス:長い方はトップが925とオニキスコンビの95cm。短い方は925製にオニキスの85cm。

2つのペンダントは非常に似ています。

百合の紋章の方の長い方は2015年当時¥600程。

マーカサイトの短い方は、個人の方からの¥2,500程。

いずれも決して高価ではありませんが、こうして重ねることで非常に価値が高まります。

フィガロチェーンはいずれもステンレス製。

フィガロは人気のデザインですが、ロングがレアなのです。

躍動感あふれて活動的に揺れるロングチェーンを身に付けた時の素敵な様子に思いをはせました。

〇ブレスレット:天然石オニキスの多面カットバングル。内周は18cm。

オニキス自体のくり抜きバングルがレアです。

写真にはっきりと写りませんでしたが、多面カットなのです。

〇リング:幅が6mmほどの多面カットステンレス製(無刻印)リング。サイズは13号程度。

バングルの多面カットと同じ柄のダイヤ柄がリンク。

よくきらめいて美しいこちらはステンレス製。

〇リング:細身の多角形のステンレス製(無刻印)リングの同じもの2個。サイズは共に15号。

同じものを2連で付けるというボリュームの出し方があります。

こうして、透かしのペンダントのひし形フォルムに多面カットのひし形が関連付いて全体のアイテムが粋に集結する意味が生まれます。

あとがき

こうして見てみると、何ら高額なアイテムは1つもありません。

それでも寄せ集まることで価値が高まるのも、その集まりの共通点が生まれてより「粋」になるからです。

どうにでもなるその方向を決めるのは、組み合わせを考える私であります。

どうぞ、ジュエリーの組み合わせ自体にもご注目下さればと思います。

その1つのアイテムの素敵さを何倍にも高められるのも、ジュエリー同士の組み合わせがカギを握っているに違いありません(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク