まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
メンズアイテムの中で誰もがイメージしやすい、典型的な「ビジネスバッグ」があります。
こうして、ベルトが左右2列に渡っているタイプ、通勤のビジネスマン様のバッグで見かけたことがあるのでは。。
事業としてハンドメイドバッグ製作に携わり始めた頃の2018年製のバッグ。
柄をたっぷり映し出すことばかりを考えた機能軽視の部分が見られた製作であったと後で振り返りました。
柄を見せるあまり忘れていたこと。。それは「機能」です。
最も最優先にするべきことなのに、長い間柄の美しさだけにとらわれていた不十分さを反省しました。
当ブログ記事は、一番最初の投稿の2020.07.07からおよそ4年半後の2025.01.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしております。
画像で登場する写真は、2018年製のバッグばかり、後で貼りますYouTube動画は当時のまま。
当記事においては、その後の変遷や成長も含めた現在の考え方でお伝えすることができますので、是非記事の方も重視していただければと思います<m(__)m>。
表面だけを見ていた製作者が、その後「機能」に対する考え方を根本から改めることになった重要な記録です。
「柄頼み」の表面的なトートバッグの見直し、持ち上げる時の力のかかり具合を考慮するには取っ手は「支柱」タイプが正解
どれも大きなバッグなのに、取っ手だけを取り付けているところに、機能に対する考えが未熟であったことを反省しております。
レーヨン/ポリエステルの混率の生地で、@¥2,400/mというような価格のなかなかの高級生地です。
目に映る感じが黒ではなくて、ミックスされた糸がぼやけてグレーに映る点がマイルドです。
ゴブラン織りにも似たように見えますが、もっとやわらかで薄手で使いやすい生地です。
ポケットの薔薇の花柄を合わせています。
「1泊旅行に出かけられるたっぷりの容量がある」と謳うならば、物をたくさん入れた時の「丈夫さ」や「安心感」も同時に謳う必要があるのです。
貼り付けポケットの柄を表地の柄と合わせようとした判断は確かに正解であったものの、ポケットはその後正面には滅多に付けることはしなくなりました。
そして、貼り付けポケット自体も廃止、隠しポケットの方が実際には同じ面積でも広く使えるものです。
確かに支柱によって柄は遮ってしまいますが、それよりも重視するべきは「強度」。
「おしゃれ度」と「機能」のバランスを常にジャッジするようになりました。
ヘルメット収納の目的で製作したのがきっかけでありながら、支柱を付けたことの理由は、更なる使い道の広い可能性を考慮したからなのです。
ヘルメットバッグと言っているのはもしかして製作者だけなのかもしれないのです。
ヘルメットを遠方へ持ち運ぶこともあるかもしれないのです。
こう考えたら良いと思います、とにかく大容量のビッグサイズのバッグは、フルに物を入れた時の重さに耐え得るよう、必ず「支柱デザイン」にするべきであると。
あとがき
素材の良さは元の生地屋様のお手柄です。
素敵な柄を引用させてはいただくものの、自分の中から生み出されたアウトプットが大きく欠けていたのが未熟な2018年製であったと振り返ります。
ただ、有難かったのは、当時のつたないバッグも気に入って受け取って下さる方に一部めぐまれました(モノトーン系)。カラーの入った2点は仕立て直しバニティへ変更しておりまして片方はご購入いただきました<m(__)m>。