まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
着回しコーデとはよく言われるものの、実際は、上級のテクニックなのではないかと思います。
着回しコーデは、便利なように思われますが、実際のところ被るそのアイテムがそれぞれの完成されたコーデの優劣を作ってしまいう点が悩ましいところ。
そこで、「着回しコーデ」合計9通りともう1つ「特化コーデ」というもの合計9通りの比較をして、ゴールとなるおしゃれ度の実現がどちらに軍配が挙がるのかを考えてみたいと思います。
雑誌の中でもよく紹介されるような「着回しコーデ」上下3セット合計9通りのコレクション
です。ちなみに、リーバイス501のハーフパンツの裾は、3つ折りして、ミシンで固定したカスタムをしてあります。
裾切りっぱなしはよくありますが、この表側への三つ折りカスタムは、あまり見かけないと思います。
結構すっきりとして、いいものです。
自宅のミシンで行う時は、白の糸が仕上がり、綺麗に見えます。
MNGとリーバイスは同じデニムのハーフで似ていますが、はいた時の雰囲気はかなり違うものになるかと思います。
あとは、ブルーのトーンが濃い、薄いで違うことが結構な違いになります。
あとは、ジュエリーやベルトで少し手を加えていくといいです。
真ん中のTIMBERLANDの麻のシャツは、特に良質です。
この袖の先端を曲げて、フレンチ風にして着てもいいですね。
やはり、シンプルなので、もう1テク上の小物を追加、袖を曲げたりしての更なるテクニックが欲しいです。
粋なコーデを作るには、シンプルだけでは不足。
そこへかっこよさが加わらないといけないと私は思っております。
「粋=シンプル+かっこよさ」が方程式といったところ。
独自の好みをとことん表現した「特化コーデ」上下3セット合計9通りのコレクション
ボーダーは、特徴あるボーダー柄で、どれもマルチカラーであるということを共通にそれぞれ特化しています。
1色だけのボーダーよりも、より個性的で良い意味で「クセを出す」ということを意識してチョイスした柄の面々です。
また、同じマルチボーダーであっても、3枚とも、それぞれが別々の雰囲気を持っていると感じます。
似ているようで非なるもの。
同じマルチボーダーだからといっても飽きることはありません。
ここで、あえて、「着回しコーデ」の時と同じボトムを合わせていきます。
こちらも9通りの着こなしが可能です。
前者の9通りとは違って何か「強さ」みたいなものを感じます。
カラーが入る強さ、それに加えて、「主張」という強さではないでしょうか。
「特化コーデ」はより自分らしい装いが実現しやすい
やはり、ボーダーがマルチカラーであることで、トップスにインパクトができて、着回しコーデよりももっとこだわりのある雰囲気が出たのではないかと思います。
要するに、自分らしい要素を含んだ独自のコーデが実現しやすいのが「特化コーデ」の良さ。
似たり寄ったりで変わり映えがしないというイメージを見事に打ち破り、むしろ面白く、こだわりも入り込んだお洒落なコーデになります。
3点だけなのにえらく豊富に感じるのも、共通である「ボーダー」、「マルチカラー」のキーワードでそろえているからこそなのです。
そして、もう1つメリットが。。
その他の小物が少しの分量でも共通に当てはまりやすいという点です。
ここへ、靴を何か1つだけ持ってくるとしたら、紺あたりのデッキシューズ、モカシンあたりがどうでしょう。
コンバースなどの軽い感じのスニーカーもよいかもしれません。
とにかく、靴が1足だけをまず簡単に決められます。
前者の「着回しコーデ」だと、靴が1足というと、色が黒と紺がトップスにあるし、迷ってしまいますね。
白かなあとか、黒かなあとか、差し色を入れるという意味で赤かなあと1つには決められなくなるところが、難しい。
特化コーデの方は、あれだけ、柄があるにもかかわらず、簡単なのです。
本当に意外です。
あとがき
コーデは悩むのも楽しいのですが、悩むのが苦痛な人もいます。
ぱっと浮かんできて、短い時間でコーデできる、後者の「特化コーデ」、いかがでしょうか。
私は、自分の好みも、後者です。
やはり、ファッションは、見られることの意識という点からも考えていくと素敵な装いになるかと思います。
そうすると、コーデを決める自分も、見る人にもこだわりをより強くアピールすることができるのは、「特化コーデ」方であると思います。
今回は、マルチボーダーという柄に特化しましたが、これが、
・ドット柄に特化
・ある1つの素材に特化
・ロゴ入りのポロシャツに特化
など、特化する分野を変えるとさまざまなテイストの一連が出来上がり、この考え方が引用できます(^-^)。