まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2010年代にたくさん集めてきた「パンダンボックス」。
「パンダン」の正式名称は「パンダンリーフ」、熱帯地域に生息の水草の分類の植物です。
インドネシア含む東南アジアに育つパンダンの葉っぱを編み込んでインテリア品の入れ物が作られます。
葉っぱがインテリアになるなんて、何て味わい深いことなのでしょう。
編み込みの「イントレチャート」のような様相は大変高級感があります。
また、四角いのに決して鋭利なガサ付いた感触を感じない手触りからも安心感が感じられます。
1990年代の終わりごろに手芸ショップにたった1点置いてあったハート形の無染色(ベージュ色)を初めて目にした衝撃的な出会いが一番最初。
おそらくその頃がネット通販の本格化の時期に重なると思うのです。
2000年-2015年の間には、本当にたくさんのパンダンボックスを収集。
収集がいったん落ち着いた今後は、自らのアウトプットとして、インテリア配置の素敵さなどを収集家としてのアイデアをもってお伝えできればと思います。
角ばった箱なのに優しく柔らかい質感のギャップが魅力、パンダンボックスがインテリアに溶け込み心地を和らげる時
パンダンボックスが広がる初期の頃の構造と、その後のコスパや効率性が考えられた構造のシフトチェンジにも気付きました↓。

実際の使い心地としましては、左上の初期モデルの方が丈夫さを感じます。
少し頑丈さの劣った後のモデルは、輸入の輸送事情が大きいと見ています。
船の輸送では体積も影響しますので、箱そのままの空洞では無駄が多く、「マトリョーシカ」式に箱を重ねたとしてもサイズの融通がありません。
折りたたみ式になったことでハギ目も真ん中にできてしまったことは、苦肉の策だったのではないかと考察。
そう考えますと、おそらくパンダンボックスでは一番ビッグな左上(早くも廃版になっていったサイズでした)は貴重、今後も大切に使っていきたいと誓ったものです。



蓋は元々付いていましたので、ゴミ箱としての利用の場合にも適しているかもしれません。


色落ちも、気にするものではありません。
イントレチャートの良き味わいとして、そういった色むらが起こるデメリットは受け入れています。
あとがき

これまでのインテリアでは、「木製」「布製」「紙製」など、いかにも天然の味わいがある素材がありました。
「パンダン」は決して身近だった素材ではありませんでしたが、インドネシアからの素敵な贈り物として、従来の天然素材に加わる癒しの素材の1つに加えることができるのではないでしょうか(^-^)。
