まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび、<パッチワーク企画>の最後の4点目の製作が終わりました。
<はぎれ>という分野としては、ここまでの道のりは随分長いものでした。
パッチワークシートを作ると言っても、1点のバッグなので4シートを作るところからのスタートだったから無理もありません。
1枚のシートは縦4列横4列で16パーツで成り立ち、4面必要ですので、全64面のパッチワークで1点のナップサックができているのです。
この次の記事番号【1209】では、4点が勢揃いしそれぞれの違いを見比べながらのの総まとめをアップ致します。
このたびは、最後の4点目の仕上がりをその特徴と共にご覧いただければと思います。
黒が入らない中間色の集まり、パッチワーク64面で出来上がったまるでレンガのおうちのようなベージュ系ナップサック
最初の方の1-2点目で黒ベースを多く使い、残りの3-4点目ではカラーが際立つ出来上がりになりました。
このたびのラストを締めくくりますのは、全体から感じるカラーが「ベージュ系」。
外面はベージュ系で、内側はオレンジやブロンズベース、マルチフラワーも柄がかわいく賑やかです。
ナップサックは両面自由に背負えますのでこうした整った面も入れていくと、かえってバラエティーに富む使い方ができるのではないかという解釈です。
4点目は製作者も慣れまして、スムーズに進んでいきました。
シートにステッチをするところからのスタートで3日間の完成、1日の作業時間は、だいたい平均3-4時間ずつでした。
とにかく、パッチワークシートを作る前の段階の方が日数を要します。
考えてみれば、あのはぎれの山がこのように、4点目の最後の終了をもってすっきりしたことが感無量なのでした。
あとがき
生地の厚手、薄手が混在するパッチワークの寄せ集めの場合に、注意したいこと、あまりにも薄手の生地には、もう1枚接着芯を余分に貼り他のパーツと厚みを調整することです。
そのタイミングは、シートになって、表側からステッチで固定していく際に行うのが望ましいと思います。
そうすることで、ハギ目の両割れが綺麗に寝ますのでステッチ自体も綺麗に乗るのだと実感しています。
そういった対策をしないと、皺が薄手の生地に寄り集まり、ラインがゆがむことがあり綺麗ではありませんでした。
パッチワークにありがちな厚みの差はこうして埋めていくと良いのではないかという1つのメソッドです。
では、次回【1209】が<パッチワークシリーズ⑪:最終>で、4点同時に登場し見比べますので、是非ご訪問下されば光栄でございます(^-^)。