まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
市販のキルト生地をよく見ていただきますと、多くが途中で縫い目がUターンして戻ってきている経路なのが分かります。
Uターンする時点が縫い目と同じ位置ではなく少し進まなければいけないために小さなボックス柄を余分に描いてしまう事情があるのです。
一方ハンドメイドキルトなら、まっすぐにストレートで最後まで先へ進んで行きますのでUターンがありません。
よって、柄が素直にそのままのデザインに出来上がってくれるのです。
そのあたりは、自前キルトの良さだと思います。
このたびは、5cmのダイヤキルトですが、綺麗にダイヤ型だけが描かれます。
とても単純な作業です。
ではご紹介してまいりたいと思います。
裏地と中綿を重ねた5cmダイヤキルトのやり方、作図後内部にも待ち針を打つことを忘れないで!!
待ち針は作図後の方が良いと後になって思えてきましたが、この時は、先にある程度待ち針を打ってしまっていました(^_^;)。
そこから、左へ5cmずつ並行にハード薄芯の上に線を引いていきます。
シャープ芯は折れやすく、ボールペンがお勧めです。
別名「正バイアスキルト」とでも呼べそうです。
ここで初めて待ち針を打つのが作図も正確だと後から思いましたので、ごめんなさいね、よろしくお願いします。
そして、大切なのは、内陸部の枠内にもこまめに待ち針を打つこと。
これで、ステッチの時にしわやタックが防止できるからです。
面倒であるからとそのままかけると後でほどいてやり直すことになりってしまいます。
待ち針は縫い終わった後、だんだん外していくイメージです。
中綿が薄めであり、ボコボコになりすぎないひかえめな厚みがこのバランスです。
あとがき
待ち針が不足しがちです。
キルトの際にはたくさん待ち針を使うので普段から予備があると良いです。
パールタイプの100個入を常に70-80本刺した針山と別に常にストックしています。
裏地がカーテン地であることを忘れるほどキルトが素敵に出来上がったことが今後の可能性を感じます。
特に技術が必要ということもないですので、丁寧にこのやり方を地道に進めていくだけですから。。
カーテン地は横幅が140-150cmと広いことで生地の中ではダントツにコスパが良いです。
ただカーテン地の多くがポリエステル/100%を占めますので、綿/100%をを好みの場合は、「インテリアカバー」用のカーテン地のコーナーの近くに幅広の綿/100%のカバー用の生地が見つかることがあります。
キルトの際にしわ防止に待ち針を内陸部にも均等に打つわけですが、素材自体もポリエステル/100%の皺が寄りにくい特性が活かされているような気がしています(^-^)。