端が擦り切れた10年来のタオル、ここから更なる10年長持ちさせるための生地カラーに美しく馴染む三つ折りステッチ【257】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「フェイスタオル」というサイズ、これは最も伝統的なタオルの中の定番。

「ウォッシュタオル:コンパクトサイズ」や「ハンドタオル:ハンカチサイズ」は後に出てきたサイズではないでしょうか。

別投稿で、このたびのような縦長長方形の伝統的な方の「フェイスタオル」の紛らわしい呼び名の覚え方をご紹介しています。

「フェイス」という言葉は、お顔のことで、小さい方のサイズがイメージとして付いてしまう紛らわしさの解消方法です。

「顔が広い」という言い回しが日本語にありますが、この言葉から面積が広い方の「フェイスタオル」の「フェイス」に関連付けて覚えました。

「ハンドタオル」「ウォッシュタオル」は区別があいまいで、タオルハンカチのことをどちらも呼ぶことがあります。

しかし、「フェイスタオル」と言うと、必ず広い面積の方の縦長のことを示すという定義が定着しているようですので、いかがでしょうか。

さて、脱線を元に戻しまして、このたび擦り切れたタオルの縁のミシンを使った補修の様子をお伝えしたいと思います。

縁だけのせいで新調するなど「サスティナブル」ではない。。まだこの先も使っていけるものにしたいと思います。

この時点ではまだ終わらない、縁が擦り切れた10年来のフェイスタオルを三つ折りで新しい縁に生まれ変わらせる短時間の補修

非常に短い時間で行えますので、ミシンを1台お手元に持たれることをまずはお勧めしたいと思います。

擦り切れた10年来のフェイスタオル:百貨店のワゴンでの購入。ブランド品のロゴの無いタイプでした。
歪みの整え:まずはアイロンがけのようなことをしながら縦と横の地の目を整えておきます。
三つ折りアイロンと糸選び:1cmずつの三つ折り。60番の糸のパープルカラー、ベストマッチです。
ボビンごと糸立てに設置:邪道ながらこのように下糸用のボビンを上糸に設置して使うことを時々します。

当然下糸も別のボビンに巻いたものを準備、ボビン同士のコンビで縫っていけるのです。

三つ折りステッチ:最初と最後は返し縫い、丁寧に縫っていきます。ミシンは「JUKI:シュプール:TL25」です。
糸の始末:最初と最後をこんな風に折った溝の中に丁寧に隠し、玉結び・玉止め。
完成:ものの1分で完成。表側から見た時に糸カラーが馴染んでしっとりと映ります。見た目が白糸よりも瀟洒。
新品同様の縁:大袈裟ですが、10年来とは思えない縁に蘇りました。ここから更に10年を目指すことになります。

あとがき

厳しい判断をすると、そもそもたやすくこのタオルを購入したことが10年で傷んだ原因です。

ブランドタオルで同じくらいの価格のデッドストック品やUSED品であってももっと良い状態で10年を迎えられています。

日常的な親しみあるタオルだからこそ、コスパ良い購入の慎重さも追求したいところです。

ただ、贈答品として無料でいただいたようなタオルは質がもともと良くないこともあります。

そういったタオルは使い道を「敷くための専用」などと長持ちできるような使い方にしていく使い方の工夫もあると思います。

タオルは決して「拭く」ためだけのものではない、別の可能性もあるということです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

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