まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2025年の上半期すべてを使ったと言っても良いでしょう、夢中で集めたナップサック製作用の表地と裏地のコンビ。
完全に納得いくまで生地を探し、実際に感激するような美しい多数の生地に出会えたこのありがたい運にまずは感謝申し上げたいと思います。
そして、この後はどこかの誰かに心から喜んでいただくための熱を込めた製作を私がしていきます。
では、このたび完成のライトパープルのナップサックを、その製作過程からお伝えしてまいりたいと思います。
4種の生地を使ったストライプ柄とストライプキルトがリンクした1点物、パープルのリボンがコントラストのナップサック
通常2-3種程度の生地の種類なのですが、調達の際に生地の不足があり補填をしたことで4種になりました。


この製作では、すべての生地をフラットに見ながら選択、原産国が不明であっても手に取ったその質の良さを自らの目で判断しています。


このタイミングで、表面に「ラッピング布」を「中表」で配分良い位置に設置し、待ち針で固定。


草木が根っこでバランスを保ちこの先の生命力となることと同じように考え、ポケットの見えない部分の支えの作業です。

合体の縫いは縫い代1.5cm内の5mm程度を3cmくらいに渡りステッチ2往復(実質4度縫い)でくっつきます。
このくっつきでその後の作業がスムーズです。

↑写真の右はポケットの内部だと思って下さいませ。




この装飾リボンが表地のライトパープルの延長上の濃さであるコントラスト効果による立体感の演出と共に、お洋服により合わせやすくなりました。
バッグというのは、濃い方がアクセントになるのでコーデしやすいものですが、ライトな生地の良さをまずは活かすことで工夫した策なのでした。



ショルダーは、絞った時の出口からDカン手前までで85cm。
調節機能がないので、「やや長めの中間的サイズ感」に設置、折り曲げ部分8cmがあるのでもっと長く/短くの調整は不可能ではありません。



あとがき

YouTube動画でもお伝えしたのですが、楕円底の設置縫い代の1cmが失敗、ほどいて7mmでやり直したことで跡が残ってしまいました。
今後は7mmでやっていくことに決めたのです。
こうしてお伝えしながらも、今後もどんどん訓練を重ねていく所存です。
